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Matel Blood World〜every one's holiday〜第2話 2人の会話
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ある日の休日 炎天下の猛暑のオリオンの街
ヴァルキル「暑いな......よし一度休憩を取ろう」
ウィルター「はい!分かりました!団長、今日はお誘いありがとうございます!」
ウィルター LV13
ソード オブ ベルサイユ所属
ヴァルキル「いや、こっちこそ日課のランニングに付き合ってくれてありがとう。あと5キロだ、頑張ろう!」
ウィルター(あと5キロって...........団長はこれを毎日やっているのか。しかもかの鎧を毎日身につけて........。)
ヴァルキル(本当はあと10キロだが今日は早めに終わって剣の鍛錬に入ろう)
ウィルター「そうだ!団長、喉渇いてますよね!そこにスーパーがあるので何か買ってきます!」
そういうと彼は走って近くのスーパー(ファンタジーモールの)に向かってしまった。
ヴァルキル(別に喉は乾いていないのだが........。まぁいいか)
すると誰かに声をかけられた。
テン「おや?そこにいるのはソード オブ ベルサイユの.......」
ヴァルキル「うん?君は..........思い出した、ハンドさんの秘書の.......。」
テン「テンです、ヴァルキルさんは何をしているのですか?」
ヴァルキル「スーパーに飲み物を買いに行った団員を待っているんだ。まさかこの世界に来てスーパーを再び見ることができるだなんて思わなかった。」
テン「まぁ、うちの店ですからね.......それにしてもこの猛暑の中、大きくて暑そうな鎧を着ている変な人がいるなーって思って見てたらヴァルキルさんだったとは驚きです。」
ヴァルキル「悪かったな、変な人で........そういう君だってずいぶん楽しそうな格好をしているじゃないか。」
テン「そうですか?」
ヴァルキル「いつもはスーツみたいな服を着ている君が可愛い服を着ているんだ、楽しそうに見えるだろ。」
テン「この服は友達?に選んでもらったんです、今待ち合わせ中です。」
ヴァルキル「じーーーーーーっ。」
テン「どうされましたか?」
ヴァルキル「いや、なにか変だなーと思ったら......なんで元々ネコの耳が頭に生えている君がネコ耳をかけているのだろうと思ってな。」
テン「あ、」
そういうと彼女は頭につけているネコ耳を外しカバンにしまうと何事もなかったかのように会話を続けた。
テン「ごほん、ヴァルキルさんは鎧を脱がないのですか?」
ヴァルキル「もちろんだ、寝る時や風呂に入る時以外は絶対に脱がない。いつ敵に襲われるか分からないからな。そういえば君は誰を待っているんだ?」
テン「詳しくは言えませんが「ふわふわした人」と「おしゃべりが好きな人」です。」
ヴァルキル「あーー「おしゃべりが好きな人」の方はなんとなく思い当たる節があるぞ、その3人でどこへ行くんだ?」
テン「ジェネシスのギルドです。」
ヴァルキル「ジェネシスのギルド?何しに行くんだ?」
テン「あそこにいるスライムのスララという子を永遠にぷにぷにするんです。」
ヴァルキル「スライム?おかしいな......この街にはモンスターが入らないようちょっとした対モンスター用バリアが張られているはずだが........。」
テン「その子、普通のスライムと違って宝石のようなツノが生えているんです。可愛いですよね?」
ヴァルキル「ツノ?そんなスライム見たことないぞ?」
???「おーーい!テンちゃーん!」
テン「たまたま見たことないだけですよ、そうだヴァルキルさんも来ますか?ちょうど2人が来たみたいです。」
ヴァルキル「そうだな........何か忘れている気がするが面白そうだ。行ってみよう。」
そういうと2人はジェネシスのギルドに向かってしまった。
ウィルター「団長すみません!スーパーがものすごく混んでいてレジの列が奥まで続いていたんですよー...........ってあれ?」
しーーーーーーーーーん
ウィルター「団長?団長!一体どこへ行ったんですかぁあぁぁぁああ!!」
ヴァルキル「暑いな......よし一度休憩を取ろう」
ウィルター「はい!分かりました!団長、今日はお誘いありがとうございます!」
ウィルター LV13
ソード オブ ベルサイユ所属
ヴァルキル「いや、こっちこそ日課のランニングに付き合ってくれてありがとう。あと5キロだ、頑張ろう!」
ウィルター(あと5キロって...........団長はこれを毎日やっているのか。しかもかの鎧を毎日身につけて........。)
ヴァルキル(本当はあと10キロだが今日は早めに終わって剣の鍛錬に入ろう)
ウィルター「そうだ!団長、喉渇いてますよね!そこにスーパーがあるので何か買ってきます!」
そういうと彼は走って近くのスーパー(ファンタジーモールの)に向かってしまった。
ヴァルキル(別に喉は乾いていないのだが........。まぁいいか)
すると誰かに声をかけられた。
テン「おや?そこにいるのはソード オブ ベルサイユの.......」
ヴァルキル「うん?君は..........思い出した、ハンドさんの秘書の.......。」
テン「テンです、ヴァルキルさんは何をしているのですか?」
ヴァルキル「スーパーに飲み物を買いに行った団員を待っているんだ。まさかこの世界に来てスーパーを再び見ることができるだなんて思わなかった。」
テン「まぁ、うちの店ですからね.......それにしてもこの猛暑の中、大きくて暑そうな鎧を着ている変な人がいるなーって思って見てたらヴァルキルさんだったとは驚きです。」
ヴァルキル「悪かったな、変な人で........そういう君だってずいぶん楽しそうな格好をしているじゃないか。」
テン「そうですか?」
ヴァルキル「いつもはスーツみたいな服を着ている君が可愛い服を着ているんだ、楽しそうに見えるだろ。」
テン「この服は友達?に選んでもらったんです、今待ち合わせ中です。」
ヴァルキル「じーーーーーーっ。」
テン「どうされましたか?」
ヴァルキル「いや、なにか変だなーと思ったら......なんで元々ネコの耳が頭に生えている君がネコ耳をかけているのだろうと思ってな。」
テン「あ、」
そういうと彼女は頭につけているネコ耳を外しカバンにしまうと何事もなかったかのように会話を続けた。
テン「ごほん、ヴァルキルさんは鎧を脱がないのですか?」
ヴァルキル「もちろんだ、寝る時や風呂に入る時以外は絶対に脱がない。いつ敵に襲われるか分からないからな。そういえば君は誰を待っているんだ?」
テン「詳しくは言えませんが「ふわふわした人」と「おしゃべりが好きな人」です。」
ヴァルキル「あーー「おしゃべりが好きな人」の方はなんとなく思い当たる節があるぞ、その3人でどこへ行くんだ?」
テン「ジェネシスのギルドです。」
ヴァルキル「ジェネシスのギルド?何しに行くんだ?」
テン「あそこにいるスライムのスララという子を永遠にぷにぷにするんです。」
ヴァルキル「スライム?おかしいな......この街にはモンスターが入らないようちょっとした対モンスター用バリアが張られているはずだが........。」
テン「その子、普通のスライムと違って宝石のようなツノが生えているんです。可愛いですよね?」
ヴァルキル「ツノ?そんなスライム見たことないぞ?」
???「おーーい!テンちゃーん!」
テン「たまたま見たことないだけですよ、そうだヴァルキルさんも来ますか?ちょうど2人が来たみたいです。」
ヴァルキル「そうだな........何か忘れている気がするが面白そうだ。行ってみよう。」
そういうと2人はジェネシスのギルドに向かってしまった。
ウィルター「団長すみません!スーパーがものすごく混んでいてレジの列が奥まで続いていたんですよー...........ってあれ?」
しーーーーーーーーーん
ウィルター「団長?団長!一体どこへ行ったんですかぁあぁぁぁああ!!」
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