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おまけ編

if もしマジカルチンポで女の子を魅了できるようになったら④

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 屋上という開放感のある場所で、俺はクラスメイトの女子にフェラされていた。

「んじゅっ……ちゅぷっ……んじゅっ……」

 学園のアイドル、藤咲彩音が俺の股間にその美貌を埋めている。
 普通なら親しくもない男子のチンポをしゃぶる女子はいないだろう。それも進んで自らとなれば、どんなご都合主義だよって話。

「んむ~~♡」

 だが、藤咲は嬉しそうに俺のチンポを咥えていた。信じがたい事態だが、これが現実なのである。
 すべては俺のムスコがマジカルチンポになってしまったからであった。これが現実だという事実に感謝せずにはいられない。

「ねえねえ藤咲さん。夢中でしゃぶってるけど、そんなにも俺のチンポが美味しいの?」
「ええ、とても美味しいわ。こんなにも素敵なオチンチンを知ってしまったら二度と忘れられないほどよ」

 彼女はそう言って、その綺麗なお口で躊躇いもなくチンポをパクリと咥えてしまう。味わうように舌で舐められたおかげで、肉棒は元気にそそり立っていた。
 下半身から伝わる快感。さらに学園のアイドルの奏でるフェラ音が俺の興奮を高めてくれる。
 もちろんこの場面はスマホで録画させてもらっている。素面なら絶対に嫌がるだろうに、マジカルチンポをしゃぶれるとなればなんでもオーケーしてくれる学園のアイドルだった。
 風が吹いて、藤咲の長い黒髪がなびく。サラサラと揺れるのが美しく感じてしまい、思わず彼女の頭を触っていた。

「ちょっと、触らないでもらえる?」

 非難めいた声で注意される。
 髪は女の命。無遠慮に男が触っていいものではないのだろう。
 だがしかし、今の俺は遠慮をしなくてもいい立場だ。

「髪を触るくらいいいじゃないか。そんなことを言うならもうチンポをしゃぶらせてあげないぞ」
「む……。わかったわよ、好きにすればいいじゃない」

 だが、すぐに許可が下りた。マジカルチンポの前では藤咲彩音もただのチョロインだ。
 頭を撫でれば、彼女の小さな頭とサラサラの黒髪の感触が伝わってくる。美しい存在に触れている緊張からか、じっとりと手汗をかいてしまう。
 やべえな、手汗が滲んだ手なんかで触るとか気持ち悪いと思われないかな? そんな不安を感じながら、チンポをしゃぶられていた。

「ちゅっ、ちゅぶっ、れろ……。はぁ……美味しい♡」

 藤咲はうっとりと頬を染めながら息をつく。全然気にしてなさそうね。
 ていうか、最高級の料理を食べたって、こんな風にとろけた表情にはならないだろう。俺のチンポは今どんな味してんだよ……。いや、別に興味があるとかじゃなくてね。
 しかし、普段では見せないであろう学園のアイドルの顔に欲望が刺激されるのは当然の流れ。つまり、さらなる要求を口にしても問題はないはずだ。しょうがないよ、男の子だもん。

「なな、なあ藤咲さん。お、おっぱいを見せてくれないか?」

 多少どもるのは目をつぶってもらいたい。
 だって憧れの女子のおっぱいを目にできるチャンスなのだ。ここで興奮しなきゃ男じゃない。
 さあ、藤咲の答えはいかに……?

「……どうせ見せないとオチンチンを舐めさせてはくれないのでしょう?」
「そ、そうだな」

 藤咲は大きくため息を吐いた。
 軽蔑した目を向けながらも、自ら制服をたくし上げてブラジャーに包まれたおっぱいを露わにする。そして、何の躊躇いもなくブラのホックを外してしまった。
 ぷるるんと震えながら現れたのは形の良いおっぱいだった。乳房は白く、乳首は可愛らしいピンク色。写真や映像ではない、リアルおっぱいの迫力に俺は息を呑まずにはいられなかった。

「これで満足? 満足したならオチンチンを舐めてもいいかしら?」

 藤咲にとってはおっぱいを見せることと俺のチンポを舐めることが等価交換になると思っているのだろう。何その俺にしか得のない不等価交換はっ。
 憧れの女子の生おっぱいを前にして、あまりの感動で喉が硬直してしまったようだ。言葉の代わりに何度も頷く。

「あむ……んちゅっ、ちゅばっ、はむ……」

 藤咲は俺のチンポに視線を戻すと、軽蔑していたとは思えないほどに目を輝かせた。おっぱいを丸出しにしたままの熱烈なフェラが再開されて快感を与えてくれる。
 顔を動かしてフェラチオをする度に、おっぱいがゆっさゆっさと揺れる。ボリュームを感じさせる揺れに、視覚情報だけでどこまでも勃起できた。

「う、うああ……」

 裏筋に舌が這い回る。黒髪ロングの美少女が俺のモノを咥えながらおっぱいを露わにしている光景に、思わず呻いてしまう。
 人とは強欲な生き物だ。望みが一つ満たされれば、また次の欲望が顔を出す。

「あのー、藤咲さん?」
「んじゅ……。んっ、今度は何?」

 冷たい上目遣いが向けられる。彼女の態度は「邪魔しないで」と言っているようだった。
 俺だってせっかく憧れの女子にフェラしてもらっているのに止めたくはない。
 それでも、芽生えた欲望を無視して悶々とすることもできなかったのだ。

「おっぱいを触らせてくれないか?」

 俺は意を決してきっぱりと言い放った。自分でも良い顔をしているのがわかる。

「……」

 男らしく願いを口にした俺を、藤咲は大きな目を細めながら見下す。見上げられているのに見下されている感じがするのはなんでなんだろうね?

「会田くん」
「……はい」
「調子に乗らないでもらえる?」

 ダメでした。
 いや、チンポを舐めて胸まで出して、それで何でおっぱいを触るのはダメなんだよ! 髪は触らせてくれたのに……納得いかねえ!
 俺は怒った。なんという理不尽な女なんだ。学園のアイドルだからって調子に乗るなよ!

「ちゅ……んあっ!? ちょ、ちょっと!」

 思いっきり腰を引いて、藤咲の温かい口の中から脱出する。
 美味そうに頬張っていたチンポに逃げられた彼女は、逃がすまいとしたのか舌で追いかけてきやがった。どんだけ好きなんだよ。

「おっぱいを触らせてくれよ」

 俺はもう一度要求を口にした。
 いや、要求ではない。これは命令だ。なぜならこの時ばかりは俺の方が上の立場なんだから。

「くっ……」

 藤咲は悔しそうに唇を噛む。おっぱいを触らせなければ俺のチンポを舐められない。そのことを思い知らされて葛藤しているのだろう。
 いや、こんなの葛藤するに値しないんだけどな。だけどマジカルチンポに魅了された藤咲にとっては究極の選択になっているらしい。
 男どもを魅了する学園のアイドル。女子を魅了するマジカルチンポ。この共通点を思えば、少しは藤咲の気持ちがわかるのかもしれない。……わかるわけないか。最高としか思えねえんだもん。

「……い、いいわ。でもそれ以上は本当にダメなんだからね」

 葛藤した結果、藤咲は俺におっぱいを差し出すことに決めたようだ。
 ちょっとツンデレみたいな発言だったな。これをフリだと思っておっぱいを触る以上のことをすれば、マジカルチンポの力があっても本気で嫌がられてしまう。藤咲の雰囲気からそう確信めいたものを感じ取った。

「わかった。おっぱいを触る以上のことは絶対にしないよ。その代わりに、俺のチンポを好きなだけ舐めていいよ」

 藤咲は嬉しさを隠し切れないといったように、控えめにはにかんだ。それほど俺のチンポが大好きなんだね。ここが異世界かと疑いたくなるくらいの変わりっぷりである。
 藤咲のおっぱいを凝視する。やはりどこからどう見ても最高のおっぱいだ。大きさはもちろんのこと、色や形、そのすべてのバランスが芸術的だと感じさせてくれる。

「さ、触るぞ」
「う、うん」

 緊張しながらもおっぱいに手を伸ばした。俺の心の機微でも伝わったのか、藤咲の表情も固い。
 おっぱいに近づくにつれて指先が震えてきた。初めてのおっぱいに期待と不安が入り混じる。

「んっ……」

 ふにょんっ、と。俺の手が藤咲のおっぱいに沈み込んだ。
 や、柔らけえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!! 柔らかくてふわふわしていて……形容しがたい感触に幸せホルモンが大暴走した。

「ん、んあ……。手つきがいやらしいわ」

 指を動かして感触をじっくりと確かめる。
 今まで経験したことのない感触だ。たとえようがなくて言葉を失う。全神経を手に集中させて、学園のアイドルのおっぱいを堪能した。
 惜しむらくは、体勢のせいで上から触ることしかできない。おっぱいの重量を感じられないのは、ちょっと勿体ないと思えた。

「はむっ、むちゅっ、ちゅるっ、んぶっ」

 それでも、口で気持ち良くしてもらいながら胸を揉んでいるシチュエーションは最高だ。
 藤咲はといえば俺のチンポを堪能していた。これぞWIN-WINの関係ってやつだ。

「んぐぅっ!?」

 中指で綺麗な乳首を押した。すると咥えたまま喘いでくれたおかげで、チンポが締めつけられたような感触を味わえた。
 そのままちょんちょんと何度も押しては離してを繰り返した。そうしているうちに乳首が硬くなってくる。

「藤咲さんの乳首、勃ってきたよ?」
「ぷはっ。そ、そんなこと……ないわ」
「嘘じゃないなら俺の目を見て言ってくれよ」

 指で円を描くように乳首をこねくり回した。さっきよりも硬く大きくなっている。これで勃ってないってのは無理があるだろうよ。

「う、嘘じゃ……はぅんっ! ……な、ないわ」

 藤咲はじっと俺の目を見つめてきた。喘ぎ声が漏れたはずなのに、意地でも感じてなんかないと、その強い意志を持った瞳が語っていた。

「……わかったよ。俺が嘘ついた。これでいいだろ?」

 俺は屈した。前言を撤回し、藤咲は俺の愛撫なんかに感じてなんかいないのだと認めた。

「んっ、ふっ……わ、わかれば……ひうっ! い、いいのよ……」

 藤咲は上目遣いをしながら瞳を潤ませて、色っぽく頬を紅潮させている。艶めかしいため息をついて、再び俺のチンポに熱心な口奉仕を始めてくれた。
 そんな学園のアイドルを見られるのなら、いくらでも前言撤回してやる。藤咲彩音が俺の愛撫を感じていないと認めるだけで、フェラしてくれるだけじゃなくおっぱいまで触らせてくれるのだ。俺に優しい嘘ならいくらでもつこうじゃないか。

「ふ、藤咲さん……。そろそろ俺……」

 こんな興奮が続いていて、いつまでも持つはずがない。喘ぎ交じりのフェラで、俺の一物はビクンビクンと限界の中で抗っていた。

「んっ……」

 切羽詰まった俺の発言に、藤咲は慌てることなく上目遣いしたまま頷く。
 チンポを吐き出すことなく咥えたままだ。これって……このまま口の中に出していいってこと?

「ああ……。良いよ藤咲さん。すげえ気持ち良い……」

 おっぱいを揉みながら腰を揺する。藤咲の口から淫らな水音が響いて、俺の射精感を高めてくれた。
 屋上という青空の下。学園のアイドルにエッチなおしゃぶりをしてもらっている。
 これ以上の青春があるか? いや、ないね。今までの灰色だった学園での生活を全部チャラにしてくれるほどの快感が全身に走った。

 ビュビュルルルルルルーーッ! ドピュッ! ドピュッ! ドピュピュッ!

 本日二度目の射精。それでも一度目と同じかそれ以上の精液が出たと確信できる。
 だってチンポが何度もビクついて射精が止まんないんだもん。今も射精が続いていて、藤咲の口の中に俺の白濁したものが溜まっていくのがわかる。

「ん~……」
「悪い悪い。口の中いっぱいになっちゃったな」

 藤咲は頬をリスのように膨らませていた。彼女の中に俺の精液が満たされていると思うと……こう、心がぐっとくるな!
 精液を零させないように、ゆっくりとチンポを引き抜いていく。精液が漏れないように口をすぼめているのか、唇の締めつけにやられてビュッ! と、もう一つ発射してしまった。

「まだ飲んじゃダメだ。上を向いて口を開けて俺に見せてくれ」

 藤咲は俺の言う通りにする。精液を飲んでくれるのが当然という流れが嬉しい。
 整いすぎた美貌が天を仰ぎ、俺と目を合わせる。俺が見ていることを確認したのだろう。彼女は白い糸を引きながら口を開けた。

「うわぁ。いっぱい出たなぁ」

 我ながら感心するほどに、藤咲の口内を白濁色で染めていた。歯並びの良さも、綺麗な舌も、俺の精液で全部染めてしまった。

「……の、飲んでいいぞっ」
「ん……んくっ」

 喉が引き攣る。変な声になってしまった命令でも、藤咲は従順に聞いてくれた。
 粘着性のある白濁液を飲み込むのは苦労するようだ。藤咲は眉をひそめながらも何度も喉を動かした。そんな顔でさえエロく思えてしまう。

「あー……」

 何も言っていないのに、彼女は全部飲んだことを口を開けて教えてくれる。

「全部飲んだな。偉いぞ藤咲さん」
「うん……♡」

 学園のアイドルの頭を撫でて褒めてあげる。藤咲も満更でもないのか、静かにされるがままでちょっと嬉しそうだ。

「そろそろ昼休みも終わりだね。じゃあ俺は先に教室に戻ってるから。藤咲さんも歯を磨いてから戻るんだよ」
「わかったわ。……ね、ねえ会田くん」
「どうしたんだ?」

 呼び止められるとは思っていなかったので驚いた。
 藤咲は恥ずかしそうにもじもじしていて、まるでこれから告白をする女子みたいな雰囲気に緊張させられた。

「その……また、オチンチン舐めさせてくれるわよね?」
「……」

 ですよねー。うん、知ってた。
 マジカルチンポがあるからこその関係なのだ。このチンポを見せつけている限り、藤咲は俺を意識してしまう。それほどに魅力的なのだろう。
 俺というか、俺のチンポにだけ夢中なんだ。そのことを忘れず、学園のアイドルといい関係ってやつを続けられたらと思う。

「当たり前だ。じゃあ、また後でな」

 俺はスマホの録画を確認しながら屋上を出た。すぐに背後からの悲鳴とチャイムが重なったので、次の授業に遅れないように速足で教室へと向かったのであった。
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