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おまけ編
after 音々ちゃんは女子高生②
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「うおっ。えっろ……!」
「女子高……生?」
「俺は今、とてつもなくすげえものを見た気がするのだが……」
音々と琴音を連れて学園に向かって歩く。
行き交う人々の視線は音々に吸い込まれていた。音々本人が何かやってんじゃないかって疑うレベル。それくらい注目されていた。ただ歩いているだけなんですけどねー。
駅に辿り着くと音々に向けられる目がより顕著になった。男どもよ、ちょっとはその目を隠しなさい。
「うふふ、同じ駅なのになんだか新鮮ですわね」
セーラー服姿の音々が目を輝かせる。反応だけ見れば新入生みたいだ。
学園の敷地に入れば堂本の洗脳フィールドが働くが、そこに辿り着くまではいつもの世界となんら変わりない。
だからこそ彩音の腹が大きくなった時は音々に車で送迎してもらっていた。今回も車で行こうとは提案したのだが、音々の強い要望により却下されてしまった。
なんかね、「制服で登下校するのが懐かしい」んだってさ。
「お母さん、あまり目立たないようにしてよね」
洗脳フィールドの範囲をよく理解している琴音は音々に注意を促した。
「えー? 音々ちゃんって呼んでよ琴音」
「う……」
「お母さんなんて人知らなーい」
苦虫をかみつぶしたかのような顔をする琴音。心の中で滅茶苦茶悶え苦しんでいるんだろうなと予想する。
「ね、音々ちゃん……。学園に着くまで、大人しくしていてね……」
「はーい♪」
音々は楽しそうに返事した。俺は琴音の肩を叩いて労う。お前はよくがんばったよ。
彩音もあまりの美少女っぷりにかなり注目されていたものだが、音々の注目度はそれ以上だった。
まあ人妻がセーラー服着ているんだから当たり前である。音々の場合は人妻に見られていないかもしれないが、とっくに学生を卒業した大人の見た目だとは思われているだろう。てかこんな女子高生がいてたまるか!
ただでさえ大人の色気を振りまく美女なのだ。セーラー服と組み合わせた結果、他人にどんな影響を与えるか未知数である。
「や、やべっ」
「か、身体が急に熱くなった?」
「腰振りてえ……」
電車に乗った瞬間、音々の近くにいる男連中は全員前かがみになった。朝勃ちが再発したのだろう。
電車内だと音々の色気の逃げ場がない。すぐに換気が必要だった。
「こっちだ音々」
「あらあら、強引なのね祐二くん」
何キャラだよ!? いやもうツッコむまい……。
音々の腕を引っ張り端に移動する。琴音も警戒心を露わにしながら続く。
朝の通勤ラッシュ。都会のようなぎゅうぎゅう詰めではないにしろ、けっこうな混み具合だ。
「痴漢に気をつけろよ」
音々の色香に惑わされて痴漢に走る輩がいるかもしれない。痴漢なんかやる奴は本当にクズだと思います!
「祐二くんになら痴漢されても構わないわよ?」
「うえっ!?」
耳元で甘い吐息が……。てかこんな場所で誘ってんじゃねえよ。
「どうします祐二先輩? するならあたしが壁を作りますけど」
「琴音もTPOを考えような?」
まったく親子揃って何言ってんだよ。学生やサラリーマンがたくさんいるこの電車の中で痴漢とかできるわけないだろうが。
チラリと音々を盗み見る。セーラー服がはち切れそうになっていた。あまりにおっぱいが大きいせいでスカーフが谷間に埋まっていた。……埋まるの?
「……」
生唾ごくり。いやいや、こんなの女子高生じゃないって。けしからんって!
音々の色気を一身に受けて、それでも耐えきった俺はマジですごいと思う。勃起したけど音々にくっついて隠した。
……今度、堂本に電車内でも洗脳フィールドを展開できないかどうか聞いてみよう。
※ ※ ※
なんとか何事もなく学園に到着した。
「あれ、あなたは……?」
教室で彩音の席に着いている音々に気づいたクラスメイトの女子。もしかして音々を認識しているのかと緊張が走った。
「わたくしは藤咲音々です。よろしくね」
「ああ、そうだったね。藤咲さんの……」
「彩音の姉、ですわ」
「そうそう! お姉さん……だったっけ」
音々は当然のように彩音の姉と偽った。まったく動揺した感じもないし、あの胆力には感心するしかないね。
しかし、さすがは堂本の洗脳フィールドだ。けっこう無茶苦茶言ってるのに、あれだけで音々の存在が肯定されてしまった。
「藤咲彩音の姉」というわかりやすい肩書が浸透したからか、音々の周りにクラスメイトが集まっていく。
まるで音々がクラスの中心になったみたいだ。「学園のアイドル」という肩書すら彼女のものになったように見える。
「音々ちゃん、今日は藤咲さん休みなの?」
「ええ、体調が優れないのでお休みさせました」
音々ちゃん!? 視線は向けないように気をつけていたのに、これには顔を向けずにはいられなかった。
クラスメイトからは音々が同級生に見えているのだろう。いや、美人さんだとは思うよ? でも同級生に見えるかと言われればちょっと同意しかねるというか……。学園に来る時の周囲の反応を見ただけに、この受け入れられっぷりにはわかっていても驚きを隠せない。
この中で俺だけが違うものを見ている気にさせられる。いや、それは間違っていないんだけどね。洗脳フィールドの異常性が際立つよ。
「はぁ~……。今日も音々ちゃんは美しいなぁ」
「井出までもが音々ちゃん呼びなのかよ!?」
俺の近くで井出がうっとりと呟いた。「音々ちゃん」の違和感がすごくてドキドキする。これが恋じゃないのは確か。
これも音々自身が「音々ちゃん」呼びを広めているからである。彼女の発言が洗脳フィールドに浸透してみんなの認識をゆがめているのだろう。
「おーい、もうチャイム鳴ったぞ。みんな席に着けー」
担任が教室に入ってきた。
出席を確認している担任の目がピタリと止まった。視線の先には音々がいる。
「先生? どうかされましたか?」
「い、いや……ななななんでもないぞ……」
慌てふためく先生(42歳♂)。どうやら音々の色気にあてられてしまったようだ。年齢的には先生の方が近いっすもんねー。
「えーと……今日は、な、何があったかな……?」
緊張しすぎて頭真っ白になってるって感じだ。おっさんの童貞臭い反応にどんな顔をすればいいかわからない。いや、もう温かく見守ればいいのかな。ちょっと悟りが見えてきた気がするよ。
「先生いいですか」
「な、なんだ会田?」
手を挙げて先生だけじゃなくクラスメイト全員の意識を向けさせる。
「俺、これから音々ちゃんにご奉仕してもらうんで。先生は緊張せず仕事に集中してください。みんなも俺達を気にせず学業をまっとうしてくれ」
俺がそう言うと、先生は「わかった」と言ってからホームルームを始めた。クラスメイトも先生の話に耳を傾けている。
「音々、こっちに来い」
「ここでは音々ちゃん、ですわ」
「……音々ちゃん。こっちに来て」
「はい。わかったわ祐二くん♪」
音々ちゃんはとてとてと俺の席にやってきた。笑顔がいつもより無邪気ですね。
目の前に制服姿の美女。本日限定(だよな?)同級生の音々ちゃんである。
彼女の色気にあてられていたのはその辺の男共だけじゃない。テントを張った股間を指差す。
「これ、ご奉仕してくれるか?」
「はい。お任せください祐二くん」
椅子ごと後ろに下がる。こんなこともあろうかと、俺の席は一番後ろである。洗脳フィールドがあれば席替えも思い通りだぜ!
足を開いてご奉仕しやすいようにしてやる。
「それじゃあ開けるね」
俺の股の間に屈む音々。おずおずとズボンのファスナーを下ろして一物を取り出す。
なんかいつもと雰囲気が違うな。慣れてない感じっていうか。ご奉仕中も「同級生音々ちゃん♪」で押し通すつもりのようだ。
まあ、音々がそうしたいってんなら付き合ってやろうか。ご主人様は寛大だからな。
「祐二くんの……おっきい……」
見慣れているだろうにそんなことを言う。無駄に慣れてない手つきだとは思ったが、もしかして初めてのご奉仕設定なのか?
「音々ちゃんの身体がエロいからこんなにも大きくなったんだ。責任取って処理してよ」
「うん。わかったわ」
ふわりとした笑顔だった。あ、なんだか本当に同級生っぽい雰囲気を感じるぞ。
音々ちゃんが髪をかき上げる。そんな仕草に見惚れている間に、伸ばされた舌が俺の一物を優しく撫でていた。
「ぺろ……ぺちゃっ……んあ……」
おっかなびっくりって感じに舐められる。舌先がチロチロと亀頭に触れていた。
少しくすぐったさすら覚えるフェラだ。見下ろせば一生懸命がんばってるって感じに舌を使っている音々ちゃんの顔。技術はともかく、その表情はかなりの高得点だな。
だけど、ずっとこのままではイクにイけない。
「音々ちゃん、もっと思い切って舐めるんだ。ソフトクリームをペロペロするようにやってみて」
「う、うん。やってみるね」
音々ちゃんの舌がチンポの裏筋を往復する。
今度は舌先だけじゃなく舌全体を使っていた。ペロペロペロと、ソフトクリームを舐め取るように味わってくれていた。
ああ、とってもいい感じだ……。尿道が刺激されてピクピクとチンポが震える。
「よし、次は口で咥えるんだ。咥えた後も舌で刺激するのは忘れないで」
音々ちゃんは顔を赤らめながら頷いた。フェラしているうちに興奮してきたらしい。
「あむっ。んむっ、ずじゅー……じゅぼっ、じゅぼっ、んぶぅ……っ」
音々ちゃんはチンポを咥えた瞬間、激しく水音を立てながら頭を動かした。
さっきまで同級生の初々しいフェラチオって感じだったのに、一気に人妻メイドのご奉仕に変わってしまった。音々ちゃん自身ももどかしいと思っていたのかもしれない。激しく舐めしゃぶられる。
ふぅ~。極楽の息を吐きながらゆったりと周りに目を向ける。
「えっと……保健委員があったから、放課後にだな……」
担任はまだちんたら何か言っていた。ご奉仕が認識できなくても、エロい空気だけは伝わっているのだろう。ホームルームに集中しろー。
見ればクラスの男子共は全員前のめりになっていた。席に座っていても隠せないほど勃起しちゃったのかな?
女子は前のめりにはなっていないが、顔を真っ赤にしていた。音々ちゃんの色気が教室にいるみんなを発情させてしまったようだ。
彩音とヤッた時でさえここまで反応されなかったのに……。音々ちゃんの色気は桁違いってことか。
「んぶっ、んじゅっ、んぼっ、んぶぶぅっ」
「はー、気持ちいいー」
わけもわからず発情してしまったクラスメイト+担任。みんなが性欲を持て余す中、俺だけが快楽を享受していた。
なんたる解放感か。みんなが我慢している中、俺だけが特別なご奉仕を堪能している。そうやって思うだけで射精感が高まってきた。
「もうすぐ授業が始まる時間か。その前にたくさん出してスッキリしておかないとな」
「んぐんむぅぅぅぅぅぅぅぅーーーっ!?」
音々ちゃんの頭を右手で掴んで股間へと強く押しつけた。無理やり喉へとぶつかり、彼女のくぐもった声が教室に響く。
そして空いている左手で制服越しに音々ちゃんのおっぱいを揉んだ。ずっしりとした重量感。亀頭が喉に押し潰された刺激も相まって射精するに充分な感触だった。
ドピュドピュドピュバビュビュビュブビュルルルルルーーッ!
濃厚な朝の一発。出したての精液は音々ちゃんが全部飲んでくれた。
しばらく頭を押さえつけていた。やっと快楽が引いてきて、慌てて手を放す。やべっ、いきなり喉にチンポ押しつけるとかやり過ぎた。
「はぁ……ご馳走様でした。ご主人様のザーメン美味しかったですわ……」
えずきもせず、音々ちゃんはうっとり顔で俺に感謝する。
うん、もうその顔は同級生のものじゃないね。「ご主人様」とか言っちゃってるし。つーか「ザーメン」とかどこで覚えた!?
お掃除フェラをしてもらうと、ちょうど朝のホームルームが終わったのだった。
「女子高……生?」
「俺は今、とてつもなくすげえものを見た気がするのだが……」
音々と琴音を連れて学園に向かって歩く。
行き交う人々の視線は音々に吸い込まれていた。音々本人が何かやってんじゃないかって疑うレベル。それくらい注目されていた。ただ歩いているだけなんですけどねー。
駅に辿り着くと音々に向けられる目がより顕著になった。男どもよ、ちょっとはその目を隠しなさい。
「うふふ、同じ駅なのになんだか新鮮ですわね」
セーラー服姿の音々が目を輝かせる。反応だけ見れば新入生みたいだ。
学園の敷地に入れば堂本の洗脳フィールドが働くが、そこに辿り着くまではいつもの世界となんら変わりない。
だからこそ彩音の腹が大きくなった時は音々に車で送迎してもらっていた。今回も車で行こうとは提案したのだが、音々の強い要望により却下されてしまった。
なんかね、「制服で登下校するのが懐かしい」んだってさ。
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洗脳フィールドの範囲をよく理解している琴音は音々に注意を促した。
「えー? 音々ちゃんって呼んでよ琴音」
「う……」
「お母さんなんて人知らなーい」
苦虫をかみつぶしたかのような顔をする琴音。心の中で滅茶苦茶悶え苦しんでいるんだろうなと予想する。
「ね、音々ちゃん……。学園に着くまで、大人しくしていてね……」
「はーい♪」
音々は楽しそうに返事した。俺は琴音の肩を叩いて労う。お前はよくがんばったよ。
彩音もあまりの美少女っぷりにかなり注目されていたものだが、音々の注目度はそれ以上だった。
まあ人妻がセーラー服着ているんだから当たり前である。音々の場合は人妻に見られていないかもしれないが、とっくに学生を卒業した大人の見た目だとは思われているだろう。てかこんな女子高生がいてたまるか!
ただでさえ大人の色気を振りまく美女なのだ。セーラー服と組み合わせた結果、他人にどんな影響を与えるか未知数である。
「や、やべっ」
「か、身体が急に熱くなった?」
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電車内だと音々の色気の逃げ場がない。すぐに換気が必要だった。
「こっちだ音々」
「あらあら、強引なのね祐二くん」
何キャラだよ!? いやもうツッコむまい……。
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「痴漢に気をつけろよ」
音々の色香に惑わされて痴漢に走る輩がいるかもしれない。痴漢なんかやる奴は本当にクズだと思います!
「祐二くんになら痴漢されても構わないわよ?」
「うえっ!?」
耳元で甘い吐息が……。てかこんな場所で誘ってんじゃねえよ。
「どうします祐二先輩? するならあたしが壁を作りますけど」
「琴音もTPOを考えような?」
まったく親子揃って何言ってんだよ。学生やサラリーマンがたくさんいるこの電車の中で痴漢とかできるわけないだろうが。
チラリと音々を盗み見る。セーラー服がはち切れそうになっていた。あまりにおっぱいが大きいせいでスカーフが谷間に埋まっていた。……埋まるの?
「……」
生唾ごくり。いやいや、こんなの女子高生じゃないって。けしからんって!
音々の色気を一身に受けて、それでも耐えきった俺はマジですごいと思う。勃起したけど音々にくっついて隠した。
……今度、堂本に電車内でも洗脳フィールドを展開できないかどうか聞いてみよう。
※ ※ ※
なんとか何事もなく学園に到着した。
「あれ、あなたは……?」
教室で彩音の席に着いている音々に気づいたクラスメイトの女子。もしかして音々を認識しているのかと緊張が走った。
「わたくしは藤咲音々です。よろしくね」
「ああ、そうだったね。藤咲さんの……」
「彩音の姉、ですわ」
「そうそう! お姉さん……だったっけ」
音々は当然のように彩音の姉と偽った。まったく動揺した感じもないし、あの胆力には感心するしかないね。
しかし、さすがは堂本の洗脳フィールドだ。けっこう無茶苦茶言ってるのに、あれだけで音々の存在が肯定されてしまった。
「藤咲彩音の姉」というわかりやすい肩書が浸透したからか、音々の周りにクラスメイトが集まっていく。
まるで音々がクラスの中心になったみたいだ。「学園のアイドル」という肩書すら彼女のものになったように見える。
「音々ちゃん、今日は藤咲さん休みなの?」
「ええ、体調が優れないのでお休みさせました」
音々ちゃん!? 視線は向けないように気をつけていたのに、これには顔を向けずにはいられなかった。
クラスメイトからは音々が同級生に見えているのだろう。いや、美人さんだとは思うよ? でも同級生に見えるかと言われればちょっと同意しかねるというか……。学園に来る時の周囲の反応を見ただけに、この受け入れられっぷりにはわかっていても驚きを隠せない。
この中で俺だけが違うものを見ている気にさせられる。いや、それは間違っていないんだけどね。洗脳フィールドの異常性が際立つよ。
「はぁ~……。今日も音々ちゃんは美しいなぁ」
「井出までもが音々ちゃん呼びなのかよ!?」
俺の近くで井出がうっとりと呟いた。「音々ちゃん」の違和感がすごくてドキドキする。これが恋じゃないのは確か。
これも音々自身が「音々ちゃん」呼びを広めているからである。彼女の発言が洗脳フィールドに浸透してみんなの認識をゆがめているのだろう。
「おーい、もうチャイム鳴ったぞ。みんな席に着けー」
担任が教室に入ってきた。
出席を確認している担任の目がピタリと止まった。視線の先には音々がいる。
「先生? どうかされましたか?」
「い、いや……ななななんでもないぞ……」
慌てふためく先生(42歳♂)。どうやら音々の色気にあてられてしまったようだ。年齢的には先生の方が近いっすもんねー。
「えーと……今日は、な、何があったかな……?」
緊張しすぎて頭真っ白になってるって感じだ。おっさんの童貞臭い反応にどんな顔をすればいいかわからない。いや、もう温かく見守ればいいのかな。ちょっと悟りが見えてきた気がするよ。
「先生いいですか」
「な、なんだ会田?」
手を挙げて先生だけじゃなくクラスメイト全員の意識を向けさせる。
「俺、これから音々ちゃんにご奉仕してもらうんで。先生は緊張せず仕事に集中してください。みんなも俺達を気にせず学業をまっとうしてくれ」
俺がそう言うと、先生は「わかった」と言ってからホームルームを始めた。クラスメイトも先生の話に耳を傾けている。
「音々、こっちに来い」
「ここでは音々ちゃん、ですわ」
「……音々ちゃん。こっちに来て」
「はい。わかったわ祐二くん♪」
音々ちゃんはとてとてと俺の席にやってきた。笑顔がいつもより無邪気ですね。
目の前に制服姿の美女。本日限定(だよな?)同級生の音々ちゃんである。
彼女の色気にあてられていたのはその辺の男共だけじゃない。テントを張った股間を指差す。
「これ、ご奉仕してくれるか?」
「はい。お任せください祐二くん」
椅子ごと後ろに下がる。こんなこともあろうかと、俺の席は一番後ろである。洗脳フィールドがあれば席替えも思い通りだぜ!
足を開いてご奉仕しやすいようにしてやる。
「それじゃあ開けるね」
俺の股の間に屈む音々。おずおずとズボンのファスナーを下ろして一物を取り出す。
なんかいつもと雰囲気が違うな。慣れてない感じっていうか。ご奉仕中も「同級生音々ちゃん♪」で押し通すつもりのようだ。
まあ、音々がそうしたいってんなら付き合ってやろうか。ご主人様は寛大だからな。
「祐二くんの……おっきい……」
見慣れているだろうにそんなことを言う。無駄に慣れてない手つきだとは思ったが、もしかして初めてのご奉仕設定なのか?
「音々ちゃんの身体がエロいからこんなにも大きくなったんだ。責任取って処理してよ」
「うん。わかったわ」
ふわりとした笑顔だった。あ、なんだか本当に同級生っぽい雰囲気を感じるぞ。
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「ぺろ……ぺちゃっ……んあ……」
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だけど、ずっとこのままではイクにイけない。
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ああ、とってもいい感じだ……。尿道が刺激されてピクピクとチンポが震える。
「よし、次は口で咥えるんだ。咥えた後も舌で刺激するのは忘れないで」
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「んぶっ、んじゅっ、んぼっ、んぶぶぅっ」
「はー、気持ちいいー」
わけもわからず発情してしまったクラスメイト+担任。みんなが性欲を持て余す中、俺だけが快楽を享受していた。
なんたる解放感か。みんなが我慢している中、俺だけが特別なご奉仕を堪能している。そうやって思うだけで射精感が高まってきた。
「もうすぐ授業が始まる時間か。その前にたくさん出してスッキリしておかないとな」
「んぐんむぅぅぅぅぅぅぅぅーーーっ!?」
音々ちゃんの頭を右手で掴んで股間へと強く押しつけた。無理やり喉へとぶつかり、彼女のくぐもった声が教室に響く。
そして空いている左手で制服越しに音々ちゃんのおっぱいを揉んだ。ずっしりとした重量感。亀頭が喉に押し潰された刺激も相まって射精するに充分な感触だった。
ドピュドピュドピュバビュビュビュブビュルルルルルーーッ!
濃厚な朝の一発。出したての精液は音々ちゃんが全部飲んでくれた。
しばらく頭を押さえつけていた。やっと快楽が引いてきて、慌てて手を放す。やべっ、いきなり喉にチンポ押しつけるとかやり過ぎた。
「はぁ……ご馳走様でした。ご主人様のザーメン美味しかったですわ……」
えずきもせず、音々ちゃんはうっとり顔で俺に感謝する。
うん、もうその顔は同級生のものじゃないね。「ご主人様」とか言っちゃってるし。つーか「ザーメン」とかどこで覚えた!?
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