もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

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おまけ編

if もし初めてのメイドが琴音だったら⑫

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「ほえ~……」

 ベッドに寝かされている黒髪ロングの巨乳美少女メイドが、顔を上気させながら虚ろな目をして、言葉になっていない声を漏らしていた。

「祐二様……。あれ、どうするつもりですか?」

 実の姉を指差して「あれ」呼ばわりする琴音。いくら血の繋がった姉妹であろうと、あんな痴態を見れば思うところがあるのだろう。まあ、あんな風にしたのは俺なんだけどな。
 藤咲彩音。学園のアイドルと全校生徒どころか教師連中まで認めているほどの美少女だ。
 容姿の美しさだけではなく、隙のない凛としたたたずまいからも、彩音がその辺の女子とは違ったオーラを放っているのは誰もが認めるところだった。

「ほえ~……」

 そんな彼女が初めてのくせしてイキ過ぎて、ちょっとおバカな感じになっていた。あまりのギャップにどうリアクションをすればいいのかわからなくなる気持ちは、理解できなくもなかった。
 まあ、こういう彩音も可愛いとは思うがな。

「彩音にはこれからも、普通にメイドの仕事をしてもらおうと思ってるぞ」

 胸を張りながら答える。もちろんエッチなこともメイドの仕事のうちだ。

「普通に、ですか……」

 琴音の目がすーっと細まった。なんだか恋人に浮気を問い詰められている気分。彼女とかいたことないけどな。

「普通っていうのはあれですよね。特別扱いしないって意味ですよね?」
「普通は普通だろ。俺のメイドとしてやることをやってもらうだけだ」

 つまり、俺がエッチしたい時に自由にヤラせてくれる。それが俺の言っている普通のメイドだ。

「あたしも、普通にご奉仕していいってことですよね?」
「ん? それは当たり前だろ。琴音は俺のメイドなんだからな」

 琴音と散々エッチなことをしてきたが、まだまだ足りないと感じてしまうほど彼女の抱き心地が良いのだ。ご奉仕をやめられたらこの溜まった欲望の発散に困ってしまうではないか。学園のアイドルをメイドにしたとはいえ、それで俺の欲望のすべてが解消されるわけではなかった。
 あれ、俺って実はすげえ贅沢してねえか? 別にご主人様なんだから深くは考えなくてもいいか。
 俺の言葉を聞いた琴音がほっと息をつく。

「良かった。祐二様がお姉ちゃん以外とはもうエッチしないって言い出したらどうしようかと思いました」
「琴音がいるってのに、そんな勿体ないこと言わねえよ」

 彩音は誰もが認める学園のアイドルだ。顔もスタイルも、マンコ含めて極上だ。
 それでも、琴音は彩音にはない良さがある。姉妹でもエッチの技術やマンコの具合に違いがあるのだ。どちらも手に入れているのなら、どちらも味わい尽くすのがご主人様特権ってやつだろう。

「琴音は俺が手に入れた最初のメイドだからな。思い入れがあるし、お前とセックスしたことは一生忘れねえよ」
「祐二様……」

 俺を見つめる琴音の瞳が熱を帯びる。物欲しそうにしているように見えるのは、俺の気のせいじゃないはずだ。

「琴音、仕事を命じるぞ。俺にご奉仕してくれるか?」
「もちろんですっ。祐二様に気持ち良くなってもらえるために、あたし精一杯ご奉仕しますね!」

 琴音は亜麻色のツインテールがぴょこんと揺れるくらい大きく頷いた。元気でよろしい。


  ※ ※ ※


「ほえ~……」

 よほど盛大に絶頂していたのか、未だに彩音は上の空だ。処女をイカせまくった俺は、実はとんでもないテクニシャンなのかもしれない。

「あっ、んんっ、そんな……かき回されちゃう……っ」

 琴音はベッドの縁に手をついて、尻を突き出した立ちバックの体勢になっていた。
 帰宅したばかりなので制服姿である。そんな格好の彼女のスカートをめくって秘部に指を這わせる。俺に触られると愛液が分泌されるようにプログラムでもされているのか、大した愛撫をしないうちからヌチョヌチョと粘着性のある水音が響いていた。
 とんだ淫乱メイドだ。やれやれ、これはお仕置きしてやらないといけないようだ。ご主人様は大変だぜ。
 ふぅと息を吐いて、やれやれと肩をすくめた。琴音のショーツをずらして膣口にチンポをあてがう。

「あんっ……祐二様のオチンチンが、あたしの大事なところに当たって……っ!」

 まだ挿入してもいないのに、琴音は身体をぶるりと震わせた。軽く絶頂したようで、秘部から垂れた愛液が彼女自身の太ももを濡らす。

「そんなにエロい顔していていいのか? 琴音のお姉ちゃんがすぐそこで見てるぞ」

 うつむいて快感に耐えていた琴音が顔を上げる。視線の先、ベッドの真ん中で虚ろな目をしている姉がそこにいた。

「あ……み、見ないでお姉ちゃ──」
「おりゃっ」
「ひああああああぁぁぁぁぁぁーーっ!?」

 グチョンッ! 琴音が言い切るよりも前に、チンポを一気に最奥まで挿入した。
 指で愛撫していたとはいえ、それほど念入りにしていたわけでもないのに膣内は充分に濡れそぼっていた。自動的に膣ひだがチンポをしごき上げてくる。もう充分に俺のチンポをご主人様だと覚えているみたいだ。
 琴音の嬌声に反応して、彩音の目が妹を捉える。感情は読み取れないが、琴音にとっては姉の目線がこっちにむいているというだけで大事のようだ。マンコの締めつけが痛いほどである。

「ダ、ダメ……見ないで、見ないでお姉ちゃん……っ」

 どうやら琴音は姉にセックスを見られるのが恥ずかしいらしい。これだけ近い距離だってのに、顔を逸らして視線から逃れようとしていた。
 無駄な抵抗なのになぁ。琴音の反応が可愛いのと、いつもとは違った締めつけ方をする膣に、俺のチンポは硬度を増していく。

「あぁんっ! ゆ、祐二様ぁ……。こんなの、ダメ……許してください……。ひにゃあっ! んんっ! ああっ!」

 可愛いじゃねえかこんにゃろう! 俺は腰を大きくグラインドさせる。
 恥じらう琴音を犯すのがたまらない。しかも、犯したばかりの姉の目の前でだ。
 こういうシチュエーションはフィクションの中だから楽しいものだと思っていた。だが訂正しなければならないようだ。実際にやってみると、滅茶苦茶興奮する!
 パンッ! パンッ! パンッ! パパァンッ!
 彩音に聞こえるようにと股間を琴音の尻にぶつける。ついでに突き込みながら尻を平手打ちしてみた。思ったよりも大きな音が響いて、気分が良くなった。

「ほら琴音! お姉ちゃんの前で尻を叩かれながらイッちまえ!!」
「ひぃんっ! お、お尻叩かれたら……あ、あたし……ふあああああぁぁぁぁっ!」

 膣口までチンポを引いて、子宮口に衝突するほど一気にチンポを突き入れた。それを何度も繰り返し、合間にスパンキングして琴音を虐めた。
 そうしているうちに琴音がガクガクと震え始めた。マンコが収縮してチンポをぎゅううぅぅぅぅと締めつけてくる。紅潮した肌は、俺がスパンキングしただけが原因ではないだろう。
 そして、唐突に琴音の身体から力が抜けた。

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ……」

 俺にチンポを突っ込まれたまま、琴音は浅い呼吸を繰り返す。なんとか肺に酸素を取り込もうと必死なようだ。
 琴音は絶頂したのだ。姉の目の前で、尻を叩かれながら、バックから好き勝手にチンポを出し入れされて、盛大にイッたのだ。
 なんという淫乱。そんな彼女が俺のメイドってんなら、まあ許してやらんでもないけどな。

「オイ! 何休んでんだよ。もっとマンコを締めつけろ。俺はまだイッてねえぞ!」
「は、はいぃぃぃっ! 申し訳ありませんご主人様ぁっ!!」

 涙交じりに声を上げる琴音。絶頂したせいで、上も下も汁まみれになっているようだ。

「こ、琴音……」

 彩音が目に光を失ったまま琴音に手を伸ばす。意識が朦朧としているので大した理由じゃないんだろうが、まるで目の前で妹をレイプされて絶望しているようにも見えなくはなかった。

「あんっ! 祐二様のオチンチンがまた大きくなって……ひぃんっ!」

 美少女姉妹を強姦している自分を想像できてしまって、興奮に身を任せて腰を振りまくった。

 ドビュビュルルルッビュブビュルルルルルドピュピュピュッ!

 琴音に無許可中出しをしてしまった。いや、あえて自分勝手に射精したのだ。権利ってもんは、人を横暴にさせるのかもしれなかった。
 姉の前で妹に膣内射精をした状況に、俺の奥底にある黒い欲望が満たされていくのがわかる。彩音が「琴音……」とうわ言のように繰り返しているってのも良い。もしレイプだったら、マジでこんなシチュエーションかもしれない。

「熱い……祐二様の精液……とっても熱いよぉ……」

 俺に中出しされた琴音も彩音みたいに虚ろな目になった。気持ち良すぎて意識が朦朧としてしまったのだろう。なんか俺の精液自体がすごいものに思えてきた。
 ニュポンッ。チンポを引き抜くと琴音の膣からドロリと白濁液が逆流してきた。彼女の太ももを伝う光景は、なかなか映えるものだった。
 写真でも撮りたいな。俺がスマホに手を伸ばした時だった。

「琴音……」
「お姉ちゃん……」

 ベッドに顔を突っ伏している琴音の前で、彩音は自らの股間を近づけたのだ。
 彩音の膣からも俺の精液が流れている。あろうことか、琴音はその精液を舌で舐め取ったのである。
 意識が定かではないからこそ、メイドとしてのご奉仕精神が優先されたのだろう。琴音は俺の精液をお掃除するために、実の姉の秘部をペロペロと舐めているのだ。

「あっ……そこ……もっと、奥も……んああっ」

 彩音は実の妹にクンニされていた。膣内の精液も舐め取ろうと、琴音の舌がより深く責め立てる。

「お姉ちゃんも……して?」

 琴音は身体を反転させて、彩音に跨がった。ちょうど互いの秘部が互いの顔の前にくる体勢になる。

「うおぉ……美少女姉妹のシックスナインだ……」

 俺はあまりの淫らな光景に、呼吸するのも忘れて見惚れていた。

「ぴちゃ……れろ……んにゃあっ!」
「ちゅぶっ……あむ……はあぁんっ!」

 姉と妹が、互いに俺に出された精液を舌を使ってお掃除している。
 舐めて吸って、舌をねじ込む。そして味わいながら感じていた。
 なんと素晴らしい光景だろうか。俺はメイドを高い金を出して買って良かったと心の底から思った。
 写真を撮ることよりも、この光景を目に焼き付けるのが先決だ。俺は琴音と彩音の目の前に陣取って、衰え知らずの自分の怒張を手でしごいた。

 ドピュドピュドピュドピュドビュビュビュビュルルルルルーーッ!

 互いを慰め合う姉妹に向かって白濁色の欲望を吐き出した。
 二人に俺の精液が降りかかる。メイドを手に入れてから初めてのオナニーだったが、とても満足させてもらったのであった。
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