もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

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おまけ編

if もし初めてのメイドが琴音だったら④

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Q.エッチさせてくれる美少女メイドがいたらどうしますか?
A.ヤりまくる。

 春休み。琴音は俺のメイドとしてよく働いてくれていた。
 年下女子とは思えないくらい家事をよくやってくれていた。しかも笑顔でやってくれるもんだから、頼むこっちが気分良い。おかげで仕事をやらせる罪悪感なんてものは早々に失せてしまった。

「やんっ。祐二様ったら……」
「良いではないか良いではないかー」

 琴音が料理をしている後ろから、胸や尻を触った。
 一応たしなめられるものの、嫌がる感情を見せないので、俺も調子に乗っていった。

「ほら、しゃぶってくれ」
「んぐぐ……」

 琴音が洗濯をしていたら、洗濯機が動いている間にフェラをさせた。
 突然フェラを強要したってのに、琴音は徐々に口の使い方を学んでいるようだった。段々と上手くなっていく技術に、この娘は案外優等生なのかと思った。なんか陰でエッチな勉強とかしてそう。

「手を止めるなよ。ちゃんと掃除しないとお仕置きだからなっ」
「は、はぃぃっ。あうっ! あっ! あっ! ひにゃあぁっ!」

 床を拭き掃除している琴音がいたら、バックから犯しながら掃除を続けさせた。
 掃除をしているだけなのだが、四つん這いになっている姿にそそられたのだ。尻をフリフリ振ってたし、誘われていると勘違いしたっておかしくないよね。

「うぅ……そろそろイクぞ!」
「ひあああぁぁぁぁぁぁんっ!!」

 ドビュビュドピュドピュピュドビュピュブビュルルルルーーッ!

 ブルブルと身体を震わせて琴音の中にドロドロとした欲望を吐き出した。
 いっぱい出してるとドロドロってよりサラサラになってきた気がする。出すもんはいっしょだから変わりようがないんだけどな。射精しまくって健康になれたら世話ないし。
 俺が射精の余韻に浸っている最中も、琴音は健気に床掃除を続けていた。でも同じところを磨きすぎてピカピカに光っていた。どんだけピカピカかと言えば、琴音のエロい顔が映っちゃうレベル。
 こんな感じで、初体験を済ませてからは遠慮なく琴音とヤリまくっていた。春休みに入っているため時間はいくらでもある。時間があるとはいえ我ながら一日に何回ヤッてんだって話なんだけども。

「ああ……祐二様に犯されるの……気持ち良すぎですぅ……」

 でも、琴音も悪いと思うんだ。
 俺に中出しされた後に、とろけた顔でこんなことを言いやがるんだからな。ああ、なんて悪いメイドなんだ。

「あっ、やんっ。祐二様のまた大きくなって……ああぁんっ!」

 そのせいで、また勃起してしまった。
 だが恥じる必要はない。むしろすぐに処理できるのだから最高だ。有り余る性欲を処理できる。年頃の男子がいる家庭には、一家に一人、美少女メイドが必要なのかもしれない。
 少なくとも俺は幸せなのだから。
 琴音と抜かずの二回戦に突入する。俺は春休みの生活を、思う存分楽しんでいたのだった。


  ※ ※ ※


 俺が通う学園にはアイドル的な存在がいる。男の妄想を具現化したような、完璧美少女だ。
 名前は藤咲彩音。俺と同学年であり、琴音の姉である。
 俺が藤咲琴音を指名したのは、藤咲彩音の妹だったからだ。憧れの女子その人ではないが、その妹も美少女だ。選ぶ理由として不思議じゃない。
 妹がクラスメイトの男子のメイドになっていると知ったら驚くだろうな。何をされているのか、それを知ればもっと驚くだろう。

「でも、藤咲さん自身はどうしているんだろうな?」

 親の借金とやらで琴音は売られてしまったらしい。借金があるからってそんな扱いになるもんなのか? とか、その割には琴音がノリノリすぎるんだけど? とか。疑問はあったが置いておくことにする。俺、頭使うの苦手なんだよね。
 置いておけない疑問があるとすれば、藤咲彩音は今何をやっているのかってこと。さすがに妹がこんな状況で、姉である彼女が無事というのも考えづらい。

「……誰か、別の奴に買われてなんかないだろうな?」

 琴音を買った時のカタログには「藤咲彩音」の名前はなかった。
 もしも別の誰かに先を越されていたら……? そう考えるともやもやとした感情が心の奥底に沈殿するかのような気持ち悪さがあった。
 藤咲が処女かどうかを気にしてるわけじゃない。……いや、やっぱりちょっとは気になるけども。でも重要なのはそこじゃない。
 藤咲が手に入れられないと確定してしまうことが嫌なのだ。メイドを一人手に入れただけで、我ながらワガママになったものである。
 今は春休み。もうすぐ新学期を迎える。その時になれば藤咲がどうなっているか、情報が入ってくるかもしれない。
 でも、それじゃあ遅いんだよなぁ……。

「なあ琴音」
「なんでしょうか祐二様?」

 俺に呼ばれてパタパタと駆け寄ってくる琴音。この子犬感、可愛いよね。

「もし琴音の姉もメイドとして売られていたら、いっしょにいたいって思うか?」

 琴音は俺をじっと見つめてくる。真顔だったから、なんだかわからんけど緊張が走る。いつもの笑顔はどうした?
 何を観察していたのか。しばらく俺を見つめていた琴音は満足そうにうんと頷いた。

「祐二様は優しいですよね。もしお姉ちゃんを買ってくださるのであれば、よろしくお願いします。あたし、お姉ちゃんに会いたいです」

 そう言って琴音は頭を下げた。亜麻色のツインテールも頭の動きに合わせて垂れさがる。

「おう。わかった」

 琴音も家族に会いたいだろう。こんな状況だ。今すぐにでも姉に会いたいに違いない。
 つっても、確約はできない。俺も気になっているだけで、現在藤咲がどうなっているかは知らないんだからな。
 てなわけで、知ってそうな奴に尋ねることにした。
 電話をかける。数コールで出た相手は、不快感を与える声をしていた。こういう人に営業をやらせちゃいけないと思うんだよね。

『会田様、新しいメイドをご希望ですかな?』

 まだ一言も発言していないってのに、堂本は正しく俺の用件をわかっているようだった。気持ち悪いが、話が早くて助かる。
 琴音の視線を受けながら、すーっと息を吸う。それから堂本に用件を伝えた。

 ──そして、藤咲彩音が今どういう状況にあるのか、俺は知ることになるのであった。
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