もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

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おまけ編

if もし初めてのメイドが琴音だったら②

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 風呂から出た俺は、自室で頭を抱えていた。

「やっちまったか……」

 やっちまったってのは、ついさっき琴音に容赦なく精液をぶっかけてしまったことについてだ。
 その時は俺のメイドなんだからいいかと考えていたものだが、顔どころか身体中で射精を受け止めた琴音は呆然としていてしばらく反応がなかった。虚ろな目をしていたと思う。つまりレイプ目ってやつだ。
 目の前で男の射精を見ただけじゃない。オナニーのようにチンポをしごいて、溜まり気味だった生臭い精液をぶっかけられた。覚悟していたこととはいえ、男の幻想をぶち壊すには充分なショックを与えたに違いない。
 出会ってからずっと明るく振る舞っていた娘だっただけに、ショックを受けている様子はちょっと見ていられなくなった。あの呆然っぷりを間近で見れば、この俺ですら罪悪感が芽生えたほどだ。

「今日はさすがに無理かなぁ……」

 時計を見れば、俺が風呂から上がってから三十分は経っていた。
 俺が風呂から出た後も琴音は呆然として座り込んでいたままだったからな。もしかしたら今もあの状態なのかもしれない。
 少しは気遣いの言葉をかけるべきだったか? でも、やった本人が何言ってんだって話になるし……。
 そんなわけで、今なおベッドでうだうだ考えている自分がいた。
 くそっ、何が正しかったとか彼女いない歴=年齢の俺にわかるわけないだろうが! 今日は童貞を卒業できると思っていただけに、このまま何もなく今日という日を終えてしまえば怒りに我を忘れてしまうかもしれない。この滾った欲望を抱えたままでは俺の裏人格が表れてしまうぞ。
 いや、むしろ無理やり犯しちゃうか? レイプ目になっている琴音を欲望の限り犯しまくっちゃうか?

「でもなぁ……」

 琴音は俺のメイドで、俺は彼女に何をしても許される立場なのはわかっている。
 それでも尻込みしてしまうのは、琴音が俺に笑いかけてくれたからである。
 ブサイクで友達は少ない。相手が女子ともなれば気軽に話しかけられる人はいなかった。下手に近づいてセクハラ案件にされたくないし。
 そう心配するくらいには、俺は自分が女子からどう思われているのかわかっているつもりだ。
 だからまあ、俺に笑いかけてくれる女子って存在に免疫がなかったのだ。まあメイドだからこそご主人様に気に入られようとした笑顔だったかもしれんが。……普通に考えたらそうだよな。
 もし琴音の前に女子の身体というものを知っていれば、また対応が変わったかもしれない。これが童貞。経験がないせいでどう動けばいいかわからなくなった。

「あの、祐二様?」
「おわぁっ!?」

 いつの間にか、すぐ傍に琴音が立っていた。全然気配に気づかなかったから叫んでしまった。忍者かよっ。いや、女子だからくノ一か。……そういう話じゃねえな。

「ちょっ、ノックくらいしろよな!」
「いえ、ノックしたんですけど……。ごめんなさい、返事がなかったので心配になって勝手にお部屋に入ってしまいました……」

 しょんぼりと頭を下げる琴音。ツインテールもいっしょにしょんぼりしているように見えた。
 すごい罪悪感だ。悪いのは返事をしなかった俺なのに、心配して様子を見てくれた娘を怒鳴っちゃったよ……。

「あ、ああ。ごめんノックに気づかなかったわ。怒ってないから顔を上げていいぞ」
「はい」

 すっと顔を上げる琴音。ニッコリ笑顔を向けてくれた。
 彼女の笑顔からはショックを受けているような感情は見えない。男の欲望をぶっかけられて放心していたはずだけど、もう立ち直ったのか?

「それで、その……ゆ、祐二様……っ」

 琴音が両手を頬に添える。気のせいか、彼女の頬が紅潮しているように見えた。
 そして、琴音はつっかえながらもはっきりと言葉にするのだ。

「あたしと、エッチ……しますか……?」
「する」

 即答した。ここは男として、はっきりと口にしなければならないと思ったからだ。童貞を卒業するためなら男らしくなってみせよう。
 俺がご主人様で、琴音はメイド。メイドの彼女が「エッチしますか?」と尋ねて、ご主人様の俺が了承したのなら、やって悪いってことはないはずだ。これは無理やりではない。合意の上での行為だ。
 生唾を飲み込む。目を潤ませる年下のツインテール美少女。マジでこんな娘とエッチできるんだ……。感動にブルリと身が震えた。

「あ……」

 無言で琴音の手首を掴み、引っ張った。彼女をベッドに倒す反動で体勢を入れ替える。
 押し倒す形となった。一般的なラブコメならドキドキの展開。そして結局何も起こらない展開ではあるが、相手が俺である以上、もちろんここからエッチな展開になる。
 琴音の猫っぽい目。その瞳の中に大きく俺を映していた。
 おお、美少女を押し倒してニヤニヤしている男が映っているぞ。それが俺なんだよなぁ……。我ながらやべー顔をしてやがる。

「……っ」

 琴音が唇をきゅっと引き締める。対照的に目はトロンというか、ぽやぽやしていた。
 彼女は今何を考えているのだろうか? どんなことを考えていたとしても、俺が琴音を犯す事実は変わらないが。
 だから、覚悟してもらおう。

「むちゅっ」

 ムードもへったくれもない。勿体ぶることもなく、俺は琴音の瑞々しい唇に自分のカサついた唇を押しつけた。
 これが俺のファーストキスである。興奮しすぎて脳内物質ドバドバ出ているのか、初めてのキスは甘くとろけるような感触だった。

「むちゅぅ……」

 しばらく唇を押しつけて、ファーストキスを味わい尽くす。息が苦しくなったところで顔を離した。
 静かに息を整える。琴音の唇が俺の唾液でテラテラ光っているのを見てしまうと、冷静にはなれそうになかった。

「服……メイド服のままなんだ」

 時間がかかったということは、あれから琴音も身を清めていたのだろう。
 風呂から上がったというのに、寝間着にもならずメイド服のままなことにちょっと違和感。亜麻色の長い髪もしっとりと濡れているが、きっちりとツインテールに戻っていた。

「え? は、はい……。その方が祐二様が喜ぶと思いまして」

 俺がメイドフェチだと思っているようだ。まあ否定はしないけどな。

「それに、メイド服の方がご奉仕しようって気合いが入りますし」
「戦闘服みたいなもんか?」
「あはっ、そうですね」

 何がおかしいのか、琴音は笑っていた。つられて俺もちょっと笑った。
 そういえば寝間着って渡してなかったな。それくらい持ってると思ったけど、あの少ない荷物を考えると持っていなくたって不思議でもないか。

「まあ寝間着は後で渡すよ。俺の着古したワイシャツだけどな」

 親切と見せかけて、彼シャツっぽいことをしようと提案する。丈が合ってない男物のワイシャツを着る美少女……。想像するだけでたまらんね。

「わあっ。嬉しいです。祐二様のワイシャツ、本当にいただいてもいいんですか?」
「あ、ああ。もちろんいいぞ」

 まさかそんなにも喜んでもらえるとはな。ニッコニコ笑顔の琴音の表情に嘘はないようだった。俺のワイシャツを本当に喜んでやがる。
 彼シャツみたいな感じじゃね? という我ながらキモい理由で着せようとしていたってのに。こうも純粋に喜ばれると、なんだか俺も本当に嬉しくなってしまうではないかっ。

「ま、まあそれは後のことにして。これからやることが俺のメイドとして本当に大切なことだからな」
「はい……。がんばりますねっ」

 琴音はトロンとした表情で頷いた。気合いが入っているのか胸の前で拳を握っていた。

「んちゅっ……ちゅっ、れろ……」

 もう一度琴音とキスをする。今度は舌も絡めて彼女を味わう。
 人の舌なんて味がしないだろうに、なぜだか琴音の舌は甘い味がした。いつまでも味わっていたくなる。

「んは……っ。祐二様の……とっても甘くて、気持ちいいです……。キスだけで気持ち良いだなんて……」

 吐息交じりに、琴音が囁くように言った。メイドというか、俺の彼女みたいな感じだな。
 琴音の俺に対する好感度が高い。それは最初のうちから感じていたことではあったが、見ず知らずのご主人様にしては高すぎる好意だろう。キスだけでトロ顔じゃないか。
 堂本がメイドはご主人様に絶対に逆らわない、みたいなこと言っていたし。こういう商売をしているだけにメイドの教育もバッチリなんだろうな。
 なら、気を遣ってやる必要はない。俺は欲望に素直になればいいだけだ。きっと、琴音にとってもそれが幸せなんだろう。

「んあっ。ああ、いやらしい手つきです……」

 メイド服越しに琴音のおっぱいに触れた。手のひらに収まる、ほど良い大きさのおっぱいだ。
 おお……。これが女の子のおっぱいか……。初めての感触に感動して身体が震えた。
 服越しの感触。確かな膨らみを感じて、心の中で盛大に盛り上がる。

「ぬ、脱がすぞ」

 生の感触を求めてメイド服に手をかける。しかし脱がし方がわからない。ボタン外せばいいってわけじゃないみたいだし、どうすればいいんだ?
 我ながら無様におたおたしていると、琴音が優しく微笑んでくれた。

「ふふっ。脱ぎますから少しだけ待っていてくださいね」

 起き上がった琴音がそう言ってメイド服を脱いでくれた。すとんとメイド服がベッドに落ちる。

「おおっ……」

 感嘆の息が漏れる。俺は琴音に釘付けになった。
 下着姿になった亜麻色のツインテールの美少女。スレンダーで、手足が長い。均整の取れた体つきは芸術的に思えた。ちなみに下着の色は純白でした。

「んしょっ」

 琴音は恥じらいからなのか頬が赤い。それでも行動に躊躇いはなく、あっさりとフリル付きのブラジャーを外してくれた。

「ど、どうですか?」

 はにかみながら尋ねてくる姿が可愛い。俺に見せようと露わになった胸を隠さずに、見やすいようになのか胸を張っている。両腕に挟まれたおっぱいには立体感があった。2Dのおっぱいじゃない……。3Dのおっぱいがここにはあった!
 肌が白くて、膨らみの頂点にある乳首が俺をたまらない気持ちにさせる。小さい乳輪が、琴音のちょっとした控えめないじらしい性格を表しているようだった。

「すげえ……。これが女の子のおっぱいか……」

 ごくりと喉が鳴る。琴音のおっぱいから視線を外せない。
 さっき風呂場で目にした時とは違う。今は俺の意志がある。ご主人様の俺が、メイドのおっぱいを見たり触ったりしたいと行動に移している。能動的な欲望だ。
 再び琴音を押し倒す。おっぱいに顔を近づけると琴音の身体がビクンと跳ねた。どうやら鼻息がおっぱいに当たってしまったらしい。

「さ、触るぞ」
「ど、どうぞ」

 了承も得たので、遠慮なく手を伸ばした。

「やんっ……」

 人差し指で乳首を押した。深く押し込むと可愛らしい啼き声が俺の鼓膜を震わせた。

「……」

 一瞬頭が真っ白になり、それから興奮が脳内を支配した。初めて生で女の子のおっぱいを触った。その事実が、脳に浸透して理解する。

「は……やぁんっ……は、激しく揉まれたら……」

 両手で二つのおっぱいを掴んだ。むにゅり、と未知の感覚に酔いしれる。
 本能のままに揉みまくる。形を変えるおっぱいは視覚でも俺を楽しませてくれた。
 琴音が抵抗しないのをいいことに、満足するまでおっぱいを揉み続けた。想像以上の柔らかさ。男がなぜおっぱいを求めるのか……。その問いの一端を、文字通り感じた。

「はぁ、はぁ……も、もういいよな? なあ琴音? 今度は俺を気持ち良くしてくれなきゃな……」

 俺は服を脱いで全裸になった。自分でも驚きの早脱ぎタイム。記録更新は確実だろう。
 風呂場に乱入してきた悪い子だ。いきなり裸になったところで怯えたりはしない。むしろ俺の股間に琴音の視線が釘付けなようだった。

「はぁ、はぁ、はぁ。ああ……琴音の乳首が勃起してる……。琴音も興奮しているんだな……」
「は、恥ずかしいですぅ……」

 勃起したチンポを、琴音の勃起した乳首に擦りつける。乳房の柔らかさと、硬くなった乳首をチンポで感じ取る。
 琴音は「恥ずかしい」と連呼しながらも、俺のチンポから目が離せないようだ。チンポの先端でおっぱいを突いてやれば「あぁんっ」と可愛らしい嬌声を上げた。
 乳首もチンポを使ってピンピンと弾いてやる。感じているのか、琴音の身体がビクンッと跳ねた。俺も気持ち良くなって震える。

「琴音……俺のチンポ咥えろ……。ああ……な、舐めるんだ……」

 興奮しすぎて息が苦しい。言葉を発するのも、肩で息をしながらだ。

「はい……。あむっ……むちゅっ……」

 琴音は抵抗する素振りもなく、命令通りに勃起チンポを咥え込んだ。
 ちゃんとフェラのなんたるかを知っていたのだろう。舌を動かしながら、頭を振って俺のモノを気持ち良くしようとご奉仕してくれる。
 女の子の口でご奉仕されている。それも普通では付き合うことすら許されなさそうな美少女に、だ。それがまた俺の征服欲を満たしてくれた。
 我慢汁が垂れていたチンポを、琴音は吸い取ってくれた。頬をすぼめて圧迫感をも与えてくれる。
 さっき風呂場で射精したっていうのに、またぐつぐつとした欲望が込み上げてくるのを感じる。

「琴音……わるい……っ」
「むぐ?」

 俺は琴音の頭を跨いだ。彼女は俺のチンポを咥えたままそれを見上げる。
 そして、俺は顔を琴音の秘部に近づけた。可愛らしいショーツに包まれた股間が目の前だ。
 男が上の、シックスナインの形となった。

「んぶぅっ!?」

 俺は腰を振り始めた。上から琴音の喉に向かってチンポを叩きつける。

「ちゅっ、ちゅっ、ちゅぶ……れろれろれろ……ちゅうぅぅぅぅぅー」

 さらにショーツをずらして、琴音のマンコを口で愛撫する。キスしたり舐めたり吸ったりとやりたい放題だ。

「んぶぅっ、んぐぅっ、んぐぐ……」

 股間から苦しそうな呻き声が聞こえる。
 クンニしながら腰を振った。舐めたいから舐めて、腰を振りたいから振っている。
 男が気持ち良くなるだけのイラマチオ。女の苦しみは関係ない。自分勝手な行為で、恋人だったらこんなことはしないだろう。
 こんなことができるのは、琴音が俺に逆らえないメイドだからだ。琴音が従順さを表してくれたからだ。
 俺が何度も喉奥にチンポを叩きつけても逆らわない。逃げたり噛んだりしない従順なメイドに、素直に興奮した。

「ちゅばっ……ああ、気持ちいい……。そろそろ出るわ……。腰止まんない……琴音の口の中に精液出しちゃうわ……」
「んぶぅっ! んぶぅっ! んぐぅっ! んぶぶぅっ!」

 俺の射精宣言は聞こえていないだろう。マンコのように口を犯されてそれどころじゃないはずだ。
 それでも俺は腰振りをやめない。だって気持ちいいから。それだけの理由で、まるで物のように彼女の口内を犯した。
 琴音の濡れてきた膣口を眺めながら、琴音の顔に腰を叩きつけて、果てた。

 ドピュドピュドピュドビュビュブビュルルルーーッ!

 チンポの先端をぐりぐりと動かし、琴音の喉でしごいた。そのまま射精しながら背筋を震わせる。

「ああ~……これすげえ……気持ち良すぎ……」
「んぐっ……んぐっ……」

 琴音が喉を鳴らす度にチンポが刺激される。ちょっと気持ち良いなこれ。
 あまりにも苦しすぎて喉を動かしているのだろう。舌も動いているようで、チンポに絡みついてくる。
 この動き、もしかして? 俺はゆっくり腰を持ち上げる。琴音の口からグロテスクな半勃起チンポが姿を現す。俺のムスコだけどな。

「ぷはっ」

 ようやく口が解放された琴音が大きく息を吸う。
 琴音の顔を見る。何度も喉奥にチンポを突き込まれて苦しかったのだろう。ポロポロと涙が零れていた。
 泣き声も上げず、酸素を求めて呼吸をする彼女の口。その中に精液らしき液体はなかった。
 フェラどころかイラマチオをされた琴音は、ご主人様の精液を一滴残らず飲み切ったのだ。
 命令していないのにそこまでしてくれるとは……。

「はぁ……はぁ……はぁ……。ゆ、祐二様ぁ……」

 涙を流しながらも、胸を大きく上下させて息を整えようとしている健気な少女。そんな彼女の姿を眺めていたら、再びチンポが雄々しく反り返った。
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