もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

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おまけ編

if もし初めてのメイドが琴音だったら①

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「それでは、後はお若い者同士にお任せいたしまして。私はこれで失礼します」

 脂ギッシュの中年男、堂本は好色な面から漂う不快感を残して、この場を後にした。
 家に残されたのは俺と、堂本に連れてこられたメイドの少女だけとなった。
 俺よりも年下らしい彼女はメイド服姿が初々しく映る。亜麻色のツインテールにちょこんとのった白のヘッドドレスが可愛らしさを増幅させていた。
 目はパッチリしていて、ちょっと猫っぽい印象の目だ。でも警戒心を帯びたものではなく、俺を敬っているような色を帯びているように感じた。猫っていうか従順な犬みたいな。
 胸は決して大きくはないが、特別小さいわけでもない。女子の平均はあるだろう。手足はほっそりしていてバランスが良いし、スレンダー体型と言えばいいのだろうか。その上で、メイド服からでも女の子らしい肉づきを感じさせる。
 普通なら俺なんかとは釣り合うはずのない文句なしの美少女。そんな彼女が今日から俺のメイドとなった。
 俺に絶対逆らえないメイドとして、契約したのだ。

「えっと、藤咲琴音さん……だったよね?」
「はいっ。今日から祐二様のメイドとして粉骨砕身がんばらせていただきます! あたしのことは琴音と気軽に呼んじゃってください」
「お、おう。わかったよ……こ、ここ……琴音……」
「はいっ。これからよろしくお願いしますです!」

 琴音は満面の笑顔を俺に向けてくれた。……このメイド契約のこと、ちゃんとわかってんのかな?
 俺のメイドになったのは決して気軽なことなんかじゃない。メイドはご主人様に絶対服従。どんな理不尽な命令にも、エロい求めにも逆らうことはできないのだ。と、堂本が言っていた。
 見ず知らずの男に売られた少女。……の、はずなんだけど、琴音の表情や態度からはそういう悲壮感みたいなものは感じられないんだよなぁ。なんだか調子が狂う。
 もしかしてちゃんと教えられていないとか? いやでも、胸のアップの写真を撮られたりしているのに知らなかった、なんてあり得るか? 堂本とも初めて顔を合わせたが、そういう教育はしっかりしているという確信めいた印象を抱いたんだが……。

「なあ琴音」
「なんでしょうか祐二様? あっ、もしかしてご主人様とお呼びした方がよかったでしょうか?」
「いや、それはどっちでもいい」

 なんだろう……。このメイドプレイを楽しんでいる感じ。やはり奴隷契約みたいなもんなんかじゃなかったのかな。まあ普通に考えたらそういう契約がこの日本であるはずもないんだけど。

「それとも……今からエッチなことがしたい……とか……」
「えっ!?」

 ぽっと頬を染めて、恥じらいながら琴音がとんでもないことを言った。

「エ、エッチなこと……してもいいのか?」
「ゆ、祐二様が望むのでしたら……」

 おおっ! やはり堂本の言ったことは本当だったんだ!
 俺に絶対服従のメイド。俺にエロいことをされるのも、仕事のうちってことだ。くぅっ、夢にまで見たエロシチュエーションではないか!

「えーっと、じゃあ……」

 今から欲望のまま襲っちゃうか? いやいや待て待て。せっかく童貞を捨てられるってのに、何も考えずってのは得策じゃない。お互い準備ってもんがあるだろう。
 だが、せっかく琴音が誘ってくれているんだ。俺だって一刻も早く童貞を卒業したいし……。

「よ、夜になってからだ。風呂に入った後、えっと……エッチしよう」

 うわー、初対面の女の子に「エッチしよう」って誘っちゃったぞ。滅茶苦茶緊張した。でもいいんだよな。琴音は俺のメイドなんだし。本人も覚悟決まってるみたいだし。

「は、はいっ」

 なんとも元気な返事だ。ご主人様相手とはいえ、初対面の男に犯されようとしている態度じゃない。
 まあ俺はヤラせてくれるならどっちでもいいけどね。もし嫌がられていたら少し時間をかけていたかもだが、メイド自身がエッチしてもいいって言ってんだ。そんなん言われたら健全な男ならヤッちまうでしょうよ。


  ※ ※ ※


 夜までに家の案内やルールなどを琴音に教えた。

「じゃあ俺は部屋にいるから。夕食ができたら教えてくれ」
「はい、わかりました」

 初対面の女子と雑談をするタイプでもないので、教えることが済んだら自室に引きこもった。
 俺は俺で夜までに準備することがある。童貞でもセックスはスムーズにできるようにしておきたいのだ。イメージトレーニングは欠かせない。

「ローションは手の届くところに……。照明っていい感じにできたっけ? ムード上がりそうにさ……。あとはアロマでも……、しまったな、そんなシャレたもん買ってなかったわ」

 次々と準備を進めていく。胸は高鳴りに高鳴っていた。気分は遠足の準備をしている子供みたいな? やろうとしていることは大人の関係のそれだけどな。
 それからエロ動画で行為の手順をおさらいする。ふむふむ、シチュエーションは大事だよね。愛撫はしっかりした方がいいのか? あっ、やばい……ムラムラしてきた。
 夜が近づくにつれて緊張感が高まってくる。本番でもないのに心臓が激しく鼓動する。ええい騒がしい! 沈まれぇいっ!
 琴音も抵抗感がなさそうってのが、逆に落ち着かない。もうちょっと嫌がる態度を見せてくれたら、俺だって余裕を持っていられるのに。
 だけど、むしろ俺を受け入れているってんならやりやすいじゃないか。琴音のあの感じなら、エロい命令にだって反抗することなく応じてくれるだろう。
 ……あの学園のアイドル、藤咲彩音の妹を犯せるのだ。今夜は楽しみでならない。


  ※ ※ ※


「ご馳走様でした」
「お粗末様でした」

 夕食を終えた。ついにこの時がやってきた!

「琴音は料理できたんだな。美味かったぞ」
「ありがとうございます。祐二様に褒められると嬉しいですね」

 そう言って「えへへ」とはにかむ琴音。うっ……なんて可愛い反応をしやがるんだ。女子の免疫がない俺にはきついぞ。
 こんなに可愛い彼女と俺はこれから……。どうしよう、緊張で手汗かいちゃう。

「じゃあ……俺は先に風呂に入るからな」
「はい。あたしは洗い物を済ませちゃいますね」

 ニコッと笑顔を向けられる。緊張している俺とは大違いだ。あなたもうすぐ今日出会ったばかりの男に犯されるってわかってます?
 なんでご主人様の俺がこんなこと考えなきゃならんのだ。さっさと風呂に入ってしまおう。お楽しみはこれからだ!
 身を清めて、湯船に浸かる。そしてザバーと出た瞬間だった。

「祐二様。お背中流しに来ましたっ」
「え……」

 風呂場に琴音が乱入した。
 もちろん琴音は裸だ。ちょうど湯船から上がった俺も裸をさらしている。
 俺の裸体を上から下までしげしげと眺めた彼女は、こちらにニコッと笑いかけた。

「イヤーーッ!! 今どこ見て笑ったんだよぉぉぉぉぉぉーーっ!!」
「祐二様っ!?」

 叫びながら股間を隠す俺。琴音は困惑しているようだった。
 時間にして十分ほど取り乱してしまったが、琴音は「ご主人様には愛想よく」の精神があるようで、さっきの笑顔に俺が考えたような意図はなかったとわかったので落ち着くことができた。

「祐二様は何を考えたんですか?」
「……小さな世界について」

 とりあえず誤解が解けてよかった。……いや、よくねえよ!

「俺、風呂に入ってこいって言ったか?」
「いいえ。でも、お望みかと思いまして」

 風呂でのご奉仕は考えていた。でもそれは今考えていたわけじゃない。童貞にこのサプライズは、嬉しいよりも先に恥ずかしさが勝ってしまう。
 つーかなんで琴音は裸を隠さないの? 俺けっこう見ちゃったよ? いやまあ結局は見るつもりだったんだけども。……こんな気持ちになるのは俺だけなのか?

「……わかったよ。じゃあ俺の背中を流してくれ」
「はいっ」

 まあいいや。せっかくなのでご奉仕してもらうことにする。
 さっき自分で洗った背中を洗い直してもらう。自分では手の届かないところも洗ってもらえて気持ち良かった。

「で、では……次は前を……」
「……」

 背中だけかと思ったら前もしてくれるらしい。女の子って俺が思っている以上に積極的なのかな?

「よ、よかろう……」

 無駄に偉ぶりながら、琴音の方に身体ごと向けた。ちなみに彼女の裸を見てからチンポはガチガチに勃起している。だって男の子だもん。

「うわぁ……お、大きい……」

 琴音は俺の一物に釘付けだ。思わず出ちゃった「大きい」という言葉に、俺は満足感を得られた。

「おいおい何固まっているんだ? 早く洗ってくれよ」
「あ、は、はいっ。申し訳ありません」

 胸を反らしてご主人様っぽく命令してみた。おお、この感覚いいね。癖になりそうだ。
 俺の言葉に慌てた琴音が手を伸ばす。チンポをぎゅっと掴まれてしまい「うっ」と呻いてしまった。

「ご、ごめんなさいっ。……大丈夫ですか?」
「あ、ああ……。でも繊細な部位だから優しくしてくれ」

 慣れていないのだろう。ちょっと痛かったが、不安げにうかがってくる態度を見ていたら余裕が出てきた。
 カタログの情報を信じるのであれば、琴音は処女である。
 男の裸を見るのだって、父親くらいなもののはずだ。勃起チンポとなれば初めてだろう。
 こんなに可愛い女の子のいろんな初めてを、この俺が奪えるのだ。そう考えるだけでチンポの硬度が増していく。

「し、失礼します」
「おう」

 琴音が俺のチンポを両手で握った。今度は優しい力加減だ。
 泡がついた手は滑りが良かった。ニュルニュルと手を上下させてしごいてくれる。痛かったのは最初だけで、センスがあるのか上手な手コキだった。

「おお……い、いいぞ……」

 俺にとって初めての手コキだった。琴音だって初めての行為だろう。緊張していながらも、俺のチンポから目を離さず一所懸命に擦ってくれた。
 エロ動画では「こんなの気持ち良くなるのか?」と思ったものだが、すごい快感がチンポを中心に身体中を巡っていた。
 自分ではない他人の手ってのが良いのだろうか。それにボディソープのおかげで滑りがいいってのも快感の手助けになっている。さらには可愛い女の子が裸で一所懸命に俺のモノをしごいているという視覚的興奮もあるだろう。
 琴音の手コキについて考えてみたが、やはり初めて女の子とエロいことができた。その事実が、自慰行為では得られない快感を得られているのだろうという結論に至る。
 と、冷静ぶって考察していたのだが、まあ身体は素直だった。

「うっ、出る!」

 その瞬間は突然にやってきた。

 ドピュドピュドピュドビュビュッビュッビュビュルルルルーーッ!

 チンポから白濁液が放たれた。容赦なく目の前の琴音に降りかかっていく。

「きゃっ!?」

 可愛らしい声を上げると、彼女はチンポから手を離してしまった。それでもお構いなしに精液が琴音の顔や胸、腹や脚などを汚していく。

「ぐっ……」

 琴音が手を離してしまったために、刺激が足りなくなる。俺は立ち上がり、琴音にチンポを向けたまま全力でしごいた。勢いが増した精液が彼女を汚す。

「わっ……あ、あったかいのが……。祐二様の……精液……」

 射精が終わるまで琴音に精液をかけ続けた。彼女はぼんやりとしたまま、俺の欲望を受け続けていたのであった。
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