もし学園のアイドルが俺のメイドになったら

みずがめ

文字の大きさ
上 下
71 / 127
おまけ編

after ワイシャツの行方②

しおりを挟む
「祐二様祐二様っ。この勝負、あたしの勝ちですよね!」
「待ちなさい琴音。今のは私のご奉仕が良かったのよ」
「えー、何それ。あたしだってがんばったもんっ」
「がんばったと言うのなら、私も祐二くんに一所懸命ご奉仕したわ」

 彩音と琴音は火花を散らす。再び姉妹ゲンカ勃発である。
 俺は射精後の倦怠感で横たわったまま。ケンカすんなよー、としか言えやしない。口動かすのもめんどいから言ってないや。
 しかしこいつらも成長したものだ。まさかこれほどまでにあっさりと射精させられるとはな。
 メイドとして、ご奉仕の技術は高得点をつけてやってもいいだろう。喜べ! ご主人様が認めてやったぞ!
 それはそれとして、俺もこのまま終わるのは寂しい。もっともっとできる男と見せつけてやらねばならないだろう。
 はい、賢者タイムおしまい!
 俺の回復力は確実に上がっている。回数だって、一回や二回では足りない。

「おいお前ら。ご主人様を放ってケンカか?」

 身体を起こす。そして復活の勃起を見せつけた。

「「ご、ごめんなさいっ」」

 姉妹の声が重なった。仲良しじゃん。

「で、勝負はまだついていないぞ。どっちか優劣つけられなかったしな。どうする?」

 彩音と琴音の目がキラリと光る。獲物を見る目に感じるのは気のせいか。
 その瞳に映るのは俺のチンポ。ビクンビクンと震えさせてみる。これも一種のチントレ。

「まずは琴音だ。好きにやってみろ」
「あ、あたしが先でいいんですか? えっと……がんばります!」

 握り拳をつくる琴音。その手でさっきまで俺のチンポを握っていたのよね。
 さっきは二人がかりで奉仕させていたから優劣がつけられなかった。一応勝負なんだから、どちらか白黒つけてやらないと収まらないだろう。

「命令だ。彩音はオナニーでもやってろ」

 だからって片方が何もしないなんて可哀そうだ。ここは気を利かせて命令してやった。

「オ、オナニー、ですか……」

 がっくりと肩を落とす彩音。そんなに落ち込まんでいいだろ。
 てなわけで琴音のご奉仕が始まった。

「じゅっ、じゅぶっ、んぶっ、じゅるる……」

 琴音のフェラ奉仕。小さな口にチンポが出し入れされている。
 舌使いもすごい。上目遣いで俺の反応を見ながらチンポの裏筋を刺激する。見事な観察眼で的確に責められている。
 さすが天性のエロ娘。信じられるか? こいつまだ中学生なんだぜ。

「んぶっ、んぶっ、んぶふ……んじゅるるー……」

 頭を動かし、吸いついてくる。
 いつも笑顔でフェラする琴音だが、今回は珍しく真剣な表情だ。真面目なひょっとこ顔である。
 ……それほど俺のワイシャツが欲しいのか?

「んじゅ?」

 琴音の頭を撫でてやる。亜麻色の長い髪がサラサラの感触を伝えてくれる。
 琴音の頭って小さいんだよな。ツインテールを下ろすだけでその小ささが見て取れる。こうやって頭を撫でてみると小さくて形の良い頭だとよくわかる。
 肩も小さくて、俺のワイシャツが大きい。別に俺がでかいってわけじゃない。琴音が華奢なのだ。
 ……可愛い奴め。

 ドピュドピュバビュビュビュピュピュビュルルルーーッ!

 無許可で口内射精。しかし相手は琴音だ。

「んぐんぐ……」

 ムスコが吐き出したドロドロした汚液を、躊躇なく受け止め、飲み下してくれる。そこまでのことを何も言わなくてもしてくれる。それが藤咲琴音である。

「お?」

 お掃除フェラまで終えて、口を離した。と、思って油断していた。
 気づいた時には両足が上を向いていた。

「お、お?」

 そして背筋に悪寒に似た、でも確かな快感が走った。

「お、おお……っ。ちょっ、琴音……!?」

 俺は琴音によって、マングリ返しならぬ、チングリ返しされていた。
 それだけじゃない。その格好は肛門が丸見えになってしまうわけで……。アナル舐めされながらチンポを手コキされる。ここまでの動きに淀みがなさすぎてろくな抵抗ができなかったほどだ。

「こ、琴音っ。次は私の番よ!」
「れろ……あう……んれろ……」

 彩音の制止の声が聞こえていないみたいだ。琴音の手も舌も止まる様子がない。

「琴音っ!」

 珍しくイラ立った声を出す彩音。眉尻上がってますよ?

「おふぅ……あ、彩音」
「祐二くん、次は私がご奉仕するわね」
「今……良いところだから……。おおっ! も、もう少しオナニーでもして待っていてくれ」

 彩音が崩れ落ちる。どんだけショックだったんだよ。
 そんな姉の様子に気づきもしない。肛門に舌がねじ込まれる。アナル舐めしてもらうことはあるが、いつもよりも深いところまで達してしまっていた。
 それだけじゃない。手コキもスムーズに行われていた。別々のことを同時にしているとは思えない。手コキも、アナル舐めも、それぞれ別人がしているんじゃないかってくらいの上手さだ。

「あ、あぅぅ……」

 今のは俺の声ね。
 無防備な格好で恥ずかしいところを舐められている。思わず声が出るのを抑えられない。
 さっきの射精と琴音の唾液で手コキをする度にニチュニチュと音がする。滑りも良い。
 あ、やばいやばいっ。ちょっと気持ち良すぎ。

「こ、琴音……ちょ、ちょっと出ちゃいそうだから……あっ、だからやめろって……っ」
「れろ……んあ……あえ……れろー……」

 ダメだ聞いてない。俺の尻穴舐めるのに夢中だ。
 チングリ返しされているこの状況。もしこのまま射精したら……。
 チンポは、俺の顔へと向けられていた。

「こ、琴音っ! マジでストップ! おい彩音、琴音を止めろ!」

 俺じゃあ琴音を止められない。ここは姉になんとかしてもらおうと顔を向ける。

「あっ、はぁ……んんっ……あ、あんな恥ずかしい格好で……ああっ……ゆ、祐二くん、気持ち良さそうにして……はぁんっ」

 彩音はすぐ隣でオナニーしていた。いや、命令したのは俺だったけどさ。乗り気ではなかったのに、真面目に淫乱に自分を慰めている。
 しかも俺の痴態をオカズにしてやがる。なんて淫乱なのだろう。俺のせいと言えなくも……ないのか?
 って、それどころじゃない!
 彩音のオナニー姿を目にして我慢が決壊した。

 ドピュドピュドビュビュドビュドビュプビュルルルルルルゥゥゥゥゥーーッ!

 ああ、とても勢いのある射精でした。
 それが俺に降りかからなければ、本当に良かったんですけどねー……。


  ※ ※ ※


 結局、俺のワイシャツは琴音の物となった。

「ん~~! やったーー!!」

 そう告げた時の琴音の叫びである。拳を天に突き出し喜びを表現していた。
 まあたくさん気持ち良くしてくれたしね。アブノーマルプレイでも嬉々としてしまう琴音の勝利である。彩音? 普通にセックスしましたよ。
 その後、ちょっと気になったのは彩音だ。
 琴音にワイシャツを渡すのを余裕の表情で眺めていた。それどころか慈愛の眼差しすら向けていた。
 あのケンカはなんだったのか。そんな風に思って尋ねていた。

「え? 琴音にワイシャツを渡してよかったのか、ですか?」

 彩音は優し気に微笑む。それはお姉ちゃんの顔だった。

「琴音が欲しかったものですからね。それを横から取ったりはしませんよ。勝負に乗ったのは琴音のためです」

 その割には本気に見えましたけどね。彩音さん、悔しいのを誤魔化すためにそんなこと言ってません?

「違います。……それに、私はもう祐二くんから、その……もっと良いものをもらっているから……」

 彩音はぽっと頬を染めてお腹を撫でる。その仕草でなんのことを言っているのか察してしまった。
 ……今夜は彩音の相手をしようかな。
 二人っきりで。ワイシャツ姿にして恋人のようなイチャラブセックスをしようか。いや、恋人以上の関係として、甘い夜を過ごしても、悪くないだろう。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです

.
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話

クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?

ブレイブ
恋愛
政治家、資産家の子供だけが通える高校。上流高校がある。上流高校の一年生にして生徒会長。神童燐は普段は冷静に動き、正確な指示を出すが、家族と、恋人、新の前では

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたので、欲望に身を任せてみることにした

みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。 普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。 「そうだ、弱味を聞き出そう」 弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。 「あたしの好きな人は、マーくん……」 幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。 よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。彼女を女として見た時、俺は欲望を抑えることなんかできなかった。

脅され彼女~可愛い女子の弱みを握ったので脅して彼女にしてみたが、健気すぎて幸せにしたいと思った~

みずがめ
青春
陰キャ男子が後輩の女子の弱みを握ってしまった。彼女いない歴=年齢の彼は後輩少女に彼女になってくれとお願いする。脅迫から生まれた恋人関係ではあったが、彼女はとても健気な女の子だった。 ゲス男子×健気女子のコンプレックスにまみれた、もしかしたら純愛になるかもしれないお話。 ※この作品は別サイトにも掲載しています。 ※表紙イラストは、あっきコタロウさんに描いていただきました。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

処理中です...