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本編

ハロウィン番外

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 夜が更けてきた頃。家のインターホンが鳴ったから玄関を開けた。そこへ飛び込んできた光景は俺を困惑させたのであった。

「トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ♪」

 琴音が「にゃんっ」とか言いながら招き猫ポーズをする。マジで何やってんのん?
 言動の通り、琴音は猫耳に猫のしっぽを装着している。毛並みの良さそうな黒猫さんだこと。
 だがしかし、身に着けている衣服はといえば、水着だけである。それも黒色のビキニだ。色だけでも黒猫になろうとしたことだけは評価してやろう。
 そんな恰好をしている琴音にかける言葉は一つだけだ。

「寒くね?」

 今日は十月三十一日。晩はだいぶ冷え込むようになってきた。
 正直、ビキニを見せられても、欲情よりも風邪とか引かないかと心配する心が強い。ほら、俺って優しいしさ。

「トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ♪」

 琴音は笑顔を曇らせることなく、さっきと同じセリフを言い切りやがった。へこたれない奴め。
 しかし、今日がハロウィンだからって仮装してくるとはな。これを仮装というにはいささか疑問ではあるが。
 そんな琴音の横から、黒ずくめの人物が現れた。玄関のドアが死角になって気づかなかった。内心びっくりしたのは内緒だ。

「トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃいますよ?」

 黒ずくめの人物は黒一色のローブと帽子で身を包んでいた。帽子は創作物の魔女が被ってそうなとんがったやつね。肌色面積が狭いから、ぱっと見黒ずくめの組織の人にしか見えない。
 だというのに……エロい。ローブっていうか、身体のラインが出まくりなんですけど。胸とかめちゃくちゃ強調されちゃっているんですけど。ぴっちりした服装でもないのにスタイルが浮かび上がるとか、スタイルの暴力である。
 こんな暴力的なスタイルをしている人は……母性の塊のような微笑を向けてくれていた。

「……音々さん、その格好は?」
「はい。魔女さんです」

 そう言って、ニッコリ笑顔で杖を向けるポーズをしてくれる。語尾に星でもつきそうなほどノリノリですね。だからって杖を人に向けてはいけませんよ。

「トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃいますよ?」

 ノリノリの音々さんは言葉を繰り返す。大人だってのに、この人なら許せちゃうのはなんでなんだろうね。
 それにしても、琴音といい、二人して何やってんだか……。いやまあ、ハロウィンのイベントを楽しもうとしているのは伝わってくるけども。
 とか思っていたのがフラグなわけがないんだが、魔女コスの音々さんの横からさらにゆらりと白い物体が現れた。
 白い物体というのは失礼だった。いきなりにゅっと出てきたから戸惑ったものだが、相手は白い着物を着た黒髪の女性だったのだ。
 白い着物は裾が短く太ももが露わになっている。ミニスカならぬ……着物はどう表現したものかね。ミニ着物? それただ小さいだけになっちゃう。
 というか彩音である。危うく美しい幽霊に魂を持って行かれるところだった。目線とか露わになっている白い太ももに持って行かれている。

「う、恨めしやー?」
「違うよお姉ちゃん! そうじゃなくて『トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞ☆』でしょ! それに幽霊じゃなくて雪女だよ」
「お、お化けには変わりないでしょう」
「全! 然! 違うよ!!」

 彩音は妹の琴音に押されていた。猫耳ビキニが着物の女を説教している図ってなんだかシュール。
 それにしても、彩音の着物姿というのも良いものだな。艶やかな長い黒髪に端正な顔立ちが着物に身を包むことで和装の美しさというものを表現してくれている。普通にモデルとかできそうなレベルの美少女だもんね。脚とか綺麗だし。

「彩音」
「こ、これは、その……琴音がやれって言うから……」

 すげえ恥ずかしがってんな。夜でも白い肌が赤く染まっているのがわかってしまうほどだ。
 あとやっぱり押しに弱いんだな。妹に弱いっていうより、強く押されるとそのまま押し切られてしまう奴だ。それがまた可愛いところだがな。

「お菓子ほしいか?」
「私は、別に」

 そこは乗りなさいよ。妹と母はハロウィン楽しんでますよ?

「可愛くおねだりしてくれたらやらないこともないぞ」
「……」
「ほら、お姉ちゃんチャンスだよ」
「がんばって彩音」

 琴音と音々さんが彩音を応援する。顔を真っ赤にする彩音はようやく口を開く。

「……トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ、悪戯するわよ」

 うん。彩音のような美少女の雪女になら悪戯されたいものである。
 おねだりとしてはちょっと物足りないが、まあ寛大な俺に感謝してもらうことにしよう。

「よくできました。ちゃんとお菓子やるからな」

 褒められた彩音はぱぁと笑顔の花を咲かせる。なんだよ、せっかくだったらその笑顔でおねだりしてくれたらよかったのに。
 しかし、俺がポケットから出したお菓子に微妙な顔をしやがった。

「何これ?」

 俺から受け取ったお菓子を矯めつ眇めつしながら彩音が言う。そんなに見たって変わらんぞ。

「飴玉だ。ちょうどポケットに三つ入っててよかったな」

 琴音と音々さんにも手渡す。二人とも微妙な顔をしていた。

「祐二様……さすがにこれだけだなんてしょぼい……」
「あらまあ……苺ミルク味?」

 せっかくタダであげたってのにこの反応。ひどくない?

「お姉ちゃん、これは仕方がないね」
「ええ。ハロウィンだものね。お母さんお願い」
「わかったわ。では祐二様に悪戯させていただきますわ」

 あれ、お菓子あげたはずなのに俺悪戯されちゃうの?
 音々さんが俺へと杖の先端を向ける。だから人に向けるなというに。
 やれやれと注意しようとしたが、その杖から光が発せられたことでそれどころではなくなった。
 その光を認識した瞬間。俺の意識は闇へといざなわれた。


  ※ ※ ※


 次に目を覚ました時には、俺は手足を拘束されていた。
 ベッドの上で身体が大の字になっているのがわかる。動かしてみてもガチャガチャと音を立てるだけ。簡単には外せそうにない。
 さらに視界は暗闇が広がっている。真っ暗な場所というわけではなさそうだ。アイマスクか何かをつけられているようだ。

「んっ、ちゅぷっ……」

 そして、下半身には生温かい感触がする。それはゆるゆると俺の性欲を刺激していた。
 両足に一人ずつ、誰かが跨っている。それと腹の上にも誰かが跨っているな。
 視覚情報がなくたってわかる。三人が俺のチンポをフェラしているのだ。

「お姉ちゃん先っぽばっかり舐めてる。なんかずるくない?」
「べ、別にずるくないでしょう。むしろここが一番臭いわ」
「ふふっ。一番美味しいのはカリの部分なのよ。今日もカスがこびりついているわ」

 親子でなんつー会話しているんだろうね。ご主人様もびっくりだー。
 どうやら現在の状況は俺にとって不利なようだ。ベッドの上で手足を拘束されている。それで身体の上に乗られると抵抗のしようがない。
 しかも目隠しまでされているから何をされようともわからない。藤咲親子の思うがままにされるしかないようだ。
 くっ、抵抗できないこの状況。なんとか打開策を見つけなければっ。

「……祐二くん。起きているのはわかっているわよ」

 彩音の声。なんだか冷ややかに聞こえるのは雪女だかなんだと言っていたからだろうか。
 あれ、もしかして雪女のコスプレしたまま舐めてくれているのか? み、見てぇ!
 なんで目隠しなんかしてんだよ。そう抗議しようとしたらチンポが咥えられた。

「じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ……」

 リズミカルなストロークに声が出なくなる。口は開くが言葉にならない。

「ねえねえ祐二様ぁ。あたし達、お菓子くれなきゃ悪戯するって言いましたよね?」
「あ、あげただろ……。飴玉一つずつ……」

 琴音の声に反論する。今チンポを咥えているのは琴音ではないらしい。

「飴玉一つで満足できるのは子供だけなのです。というわけで、あたし達が満足するまで悪戯しちゃいますね♪」

 楽しそうに言いやがって。何かを言う前にチンポを吸引されて喘ぎ声を上げてしまう。
 く、悔しいっ。でも、感じちゃう!
 手足を拘束されている俺に抵抗の手段はなかった。目隠しされているせいか、いつもより感触が生々しい。

「んふっ……祐二様の……あたたかい……」

 むにゅりと何か柔らかいものに挟まれる感覚。これおっぱいだろ。今までの経験からすぐに答えを導き出す。
 パイズリができるのは彩音か音々さん。つーか、音々さんがしゃべっちゃったから俺のモノを挟むおっぱいの犯人はわかっているがな。

「れろ……ちゅっ、ちゅっ、ちゅぷ……」

 サオはおっぱいでしごかれ、先端には誰かに口をつけられた。これは犯人がわからない。
 音々さんがパイズリしながら舐めてくれているのか? それとも彩音か琴音か……。パイズリまでされているせいでわからん。フェラだけなら集中すれば誰にされているかわかるかもしれないってのに。
 くっ、これは難易度が高い……。そして気持ちいい……。
 おっぱいがむにゅむにゅと俺のチンポにフィットするように形を変える。これを見られないってのは残念で仕方がない。その分、想像力が俺の興奮を高めまくっている。

「ちゅっ、ちゅぅ……ちゅばっ……んぶぅ……」

 さらには先っぽがキスされてるみたいに唇を押し当てられているのがわかる。一体誰なんだ?
 音々さんの爆乳に挟まれているから、深くは咥えられないのだろう。その代わりでもないが、亀頭の刺激が集中的に感じられる。ちょっと吸いつかれたりもされて、腰が浮き上がる。

「ちょっ……それ以上は、もうやばいって」
「もうイキそうなんだってさ。お姉ちゃん、お母さん、ラストスパートだよ♪」

 琴音の号令でフェラとパイズリが激しくなった。チンポの先っぽを口でしてくれていたのは彩音だったのかぁ……じゃねえ!
 彩音のよだれと俺の我慢汁で淫らな水音が響く。視覚を封じられている俺には、身体の中から大きく響いているように感じられた。

 ドピュドピュドブピュバビュバビュビュビュピュルルゥゥゥゥーーッ!!

 危険な状態でラストスパートをかけられたら、出してしまうのは当然だった。身体の自由を奪われたまま射精してしまう。

「きゃっ!?」

 自分で奉仕しておきながら、俺の射精に彩音が驚いた声を上げる。口を離したから顔にでもかかったのだろう。

「顔も……胸も……あたたかくなります……」

 音々さんはうっとりとした声だ。俺の射精で顔やおっぱいを汚しているのが容易に想像できる。

「すご……、ご主人様の大きいの、お母さんのおっぱいの中でビュクビュクしているのがわかるくらい震えてる……」

 琴音の解説に、俺の想像力がはかどる。あと「大きいの」はプラス採点だ。
 きっと俺の射精は三人の顔にかかったんだろうな。見えなくても、映像がそこにあるようだ。
 射精が落ち着いたころに、ゆっくりとおっぱいでしごいてくれる。尿道に残った精液がピュッと出たのが感じられた。

「ぺろ……、じゃあ、次はあたしが悪戯しちゃいますね」

 ざらりとした舌がチンポの先端を舐める。たぶん琴音だ。
 チンポが温かくて柔らかい感触から解放される。音々さんのおっぱいが離れてしまったのだ。解放されなくてもよかったのに。
 だが、次の瞬間には、また別の温かさが俺のチンポを包んだ。

「んはぁっ! は……っ。んくぅ……ひにゃ……。出したばかりなのに、ご主人様の、元気ですぅ……」

 琴音が喘ぎ声とともにそんなことを言う。この温かさと締めつけは琴音のマンコだ。膣内でチンポを温かく包んでくれたようだ。
 つまり、未だに自由を奪われたまま、騎乗位で挿入されてしまったらしい。
 俺に乗っかっているのは琴音だけになったようだ。彩音と音々さんは横で琴音の痴態を見守っているのだろう。

「くっ! 俺の自由を奪って身体を弄ぶなんて……恥ずかしくないのか!」

 とか言ってみる。「どの口で言っているのかしら」との小声。右にいるのが彩音だな。

「はにゃあ……。ご、ご主人様を無理やり犯しているだなんて……あたしはメイド失格ですぅ……。はぁんっ、んああっ、ひぃんっ……。でも、今日のあたしは猫娘だから精液搾りたいんですよぉ……んにゃあん……」

 琴音はノリノリで答えてくれた。ゆるゆる腰を振りながら、彼女なりの設定を教えてくれる。
 猫娘ときたか。なんか俺のイメージとは違うがな。
 まあビキニ姿だったし、琴音の中ではエロ猫娘なのだろう。今日はハロウィンだしな。そういうよくわからん設定含めて楽しもうか。

「あっあんあっ……。搾り取らなきゃ……猫娘は精液搾り出さなきゃ死んじゃうんですぅ……!っ」

 なんか設定が追加されたらしい。これで淫らになれる理由ができたとでも思ったのだろう。腰の動きに激しさが増す。

「すごいですわ……出たり入ったり……んっ、わたくしも熱くなってきましたわ……」

 パンパンパンと乾いた音に混じって、音々さんから言葉が漏れる。結合部を凝視しているんだろうなぁ。

「こ、琴音……すごいエッチな顔してる……んっ……ふっ……」

 琴音のエロさに彩音はたじたじのようだ。こいつがエロいのは今回に限ったことでもないが。
 俺に直接刺激を与えているのは琴音だけだ。しかし、彩音と音々さんに見られているという事実が、俺達の興奮をさらに高めていた。

「んにゃああぁぁぁぁんっ! イク! イッちゃうよーーっ!! ご主人様を犯しながらイクゥッ!!」

 叫びながら腰のスピードを上げてくる。ビクビクビクとマンコが痙攣し、チンポをしごく動きを自動でしてくる。

 バビュビュッバピュッバピュッブピュピュピュルルルゥゥゥゥゥ!!

 まさに搾り取られていた。精液が固まりになって吐き出されていく。
 琴音の膣壁が射精を促す動きをする。まるで琴音とはまた別の生き物のように、複雑な動きをしていた。
 俺の胸にばたりと倒れる重み。絶頂したことで身体の力が抜けてしまったのだろう。荒い息遣いが耳のすぐ傍から聞こえる。

「ご主人様に……悪戯しちゃったぁ……」

 琴音は疲労を感じさせながらも、満足した声を漏らす。
 お疲れ様琴音……、とか言うとでも思ったか?

「何満足してんだ? 俺はまだ満足してねえぞ」
「……はえ?」

 俺の言葉を理解できなかったようだな。俺は力づくで手足の拘束を解いた。

「わひゃっ!?」

 力強く、勢いよく立ち上がり、繋がっていた琴音を跳ね飛ばす。自由になったことだしと、目隠しを外した。

「え、なんで、祐二くん……!?」

 驚いているようだな彩音。俺も驚いている。
 実は、ハロウィンということで俺もちょっとしたコスプレをしようと思っていたのだ。
 ついでに精力アップできるように堂本から怪しげな薬をもらった。飲んでみたらこの通り。効果が表れてきたようで、なんかパワーアップしちゃったわけだ。
 俺がやろうとしていたコスプレ? 狼男、かな☆
 力が漲る。男性ホルモンが刺激されたのか、心なし体毛が濃くなった気がする。二発出したってのに女を犯したくてしょうがねえ!
 ハロウィンってのは、リア充の連中が意味も知らずコスプレして騒ぐだけのイベントだと思っていた。
 だがしかし、こうしてコスプレエッチができるならなんでもいいんじゃなかろうか。これが日本の、いや、我が家のハロウィンパーティーってことでさ。

「ところで音々さん、その杖、一体何なんですか?」
「これですか?」

 音々さんは魔女コスのままだった。おっぱいだけはみだしているのがエロい。
 彼女は指示棒ほどの長さの杖を手にして小首をかしげる。その杖が光ってから意識が飛んだんだよな。

「堂本くんからいただいたの。ちょっとした悪戯をと思いまして」

 茶目っ気たっぷりの笑顔を見せる。眠らせる杖とか、魔法のアイテムじゃないんだからさ。今さら堂本が何を出してこようとも驚くのも馬鹿らしいが。

「悪戯されたら、やり返すぞ。グルル……ガオー!」

 俺は音々さんに襲いかかった。気分は狼男である。女とやることしか考えられなくなった獣、という設定にしよう。
 薬のおかげなのか運動能力が上がったみたいだ。素早く音々さんを押し倒すと、バキバキに硬くなったチンポを、股を開かせた音々さんのマンコへと容赦なくぶち込む。

「くあああああああああっ! お、大きくて深いぃっ!!」

 ローブの下は何も履いていなかった。無理やり挿入したってのに、すでにマンコはヌルヌルのトロトロで俺のモノを受け入れた。
 本能のまま腰を振る。振りまくる。動物の交尾のようなセックスを見せつける。
 彩音は目を見開き俺と母親のセックスを見つめている。琴音はイッたばかりで意識が朦朧としていた。
 俺に犯されている音々さんは、激しいピストン運動に快感を叩きこまれている。嬌声を上げるばかりの口はよだれを抑えられてもいない。
 上から叩きつけるように出し入れを繰り返す。これだけ激しい動きをしているってのに、俺は疲れるどころか、体力が有り余っていた。

「あむ……音々さんのおっぱい、甘いな」
「あはぁんっ、あんっ、はあぁぁぁんっ! お、おっぱいに……、くぅんっ! んっ! ふわあぁぁぁぁっ!」

 腰を振りながら丸出しのおっぱいにしゃぶりつく。おっぱいは柔らかくて甘い。あまりの甘さに唾液が溢れてくる。これもうお菓子みたいなもんだな。
 じゅるじゅると吸いつきながら、両手で揉む。乱暴におっぱいを揉みながら、思いっきり射精をした。

 ドクンッ! ドピュドピュドピュブピュビュビュビュビュビュビュルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥーー!!

 三発目だというのに大量だった。今日一番の射精かもしれないほどたくさん出た。
 音々さんのマンコが気持ち良かったのもあるが、堂本の薬が効いてきたってのが大きな理由だろう。たくさん出た分、気持ち良さもかなりのものだ。

「あひゅー……あひゅー……はっ……」

 盛大に絶頂をしたようで、音々さんは呼吸困難みたいに口をパクパク動かして酸素を取り込もうとしていた。やり過ぎちゃったかな?
 チンポを抜くと、ドロリと濃い精液が垂れた。まるでAVだな。
 さて、悪い魔女は成敗した。次は、と。
 未だに固まったままの雪女と目が合った。恐怖の目で俺を見ている。

「まだ足りねえ……。グルル……ガオー!」
「いやぁっ!」

 俺は雪女コスの彩音を押し倒した。いや、また正常位ってのは芸がないか。
 力任せに彩音をひっくり返して尻を上げさせる。硬さを失わないチンポを雪女のマンコに突き刺した。

「やああああああああっ!! あ、熱いぃ!」

 彩音が白い喉を反らせる。入れただけで軽くイッたらしい。
 和服で尻をさらし出してやるってのはいいな。裾が短いからやりやすいし。白い尻を掴んで腰を前後させる。

「ふぅっ! ぐぅっ! んむぅっ! ああっ!」

 なるべく声を抑えようとしているようだが、俺のやる気を上げるだけだ。喘がせてやろうと強めに腰を叩きつける。
 波打つ尻が俺の欲望をたぎらせる。彩音が嫌々と首を振る。艶やかな黒髪が揺れた。
 パァン! パァン! 肌と肌がぶつかる音が室内に響く。これだけ力強くやっているとなんか俺が彩音をいじめているみたいじゃん。
 これはあくまで悪戯なのだ。可愛い悪戯をするイベントなのだ。楽しもうぜ。
 俺のよだれがぼとりと彩音の尻に落ちた。よだれっていうかすげえ塊みたいになってんな。どんだけ唾液を溜め込んでいたんだよ俺。

「はぁ……はぁ……。彩音、お菓子くれるか?」
「ああんっ! ひああっ! んっ、あっ、ああっ、あああああっ! お、お菓子ぃ……?」

 チンポでいじめすぎてまともに思考できなくなっているようだ。だからって攻めを緩めたりはしないが……な!
 パアァンッ! と腰を叩きつけた。彩音の膣壁をそぎ落とすつもりでピストンする。

「ひぃんっ! へ、変になった祐二くんが……ああああ! 私の深いところに入ってくるぅ!」
「彩音のお菓子、いただきますよっと」

 彩音を振り向かせ、唇に吸いついた。甘い唾液をすする。

「うめぇ……甘くて美味しいぞ彩音」

 彩音の唇を味わう。口内を蹂躙する。これもお菓子のような美味しさがあった。
 マンコの奥に入れたままぐりぐりと悪戯してやる。くぐもった声で彩音が喘ぐ。
 ぷはっと口を離した。いやぁ、美味かった。

「お返しに俺も出してやるからな! 遠慮なく受け取れよ!」
「んはあああああああああっ!! ま、真っ白にーーっ!! あ、頭が真っ白になっちゃうーーっ!!」

 バックからガンガンに攻め立てる。射精感が強くなったことで、本能に突き動かされるまま乱暴に腰を振った。

 ドクンッ! ドピュドピュドピュバビュビュビュビュビュビュルルルルルルゥゥゥゥーーッ!!

 最後にひと際深く叩きつける。 パアァンッ! と大きな音と同時に射精していた。
 ぶるぶる身体を震わせながら射精する。彩音もビクビク震えながらそれを受け止めていた。

「あ、熱い……。と、溶けてしまいそう……」

 雪女には俺の射精は熱すぎたようだ。彩音の溶けそうな表情がそれを物語っている。

「さてと」

 猫娘はベッドの端っこで倒れている。ビキニの隙間からは白濁液が漏れ出ている。ビクンビクンとまだ痙攣が収まらないようだ。
 魔女は潰れたカエルのように足を開いている。まだ呼吸が整わないのか、大きな胸を上下させている。その度にぽよんぽよんと柔らかそうなおっぱいに目が行く。
 雪女は顔を突っ伏したまま、美しい黒髪を乱れたままにしていた。尻を高く突き出しており、ぽたぽたと白濁液が垂れているのが確認できる。白い尻なんて叩いてもないのに朱に染まっていた。
 おいおい勘弁してくれよ。まだ一人に一回ずつしか中出ししてないんだぜ?
 狼男の俺のチンポは天を向いている。まだまだ元気だ。
 それに、ハロウィンは始まったばかりだ。今夜は楽しいパーティーだろ。おやすみには早すぎた。

 この後もハロウィンパーティーを楽しんだ。コスプレで騒ぐってのも、たまにはいいものなのかもしれない。
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