26 / 127
本編
真有視点
しおりを挟む
「ああああああああぁぁぁぁぁぁっ! まゆたんっ、まゆたぁぁぁぁぁぁんんっ!!」
目の前で恍惚な表情をしている男性。まゆの彼氏、井出先輩なのです。
つい先日、彼はまゆに告白してくれました。前から知っていたと言うとびっくりしていましたが、それでも心と体が繋がり恋人になれたのです。
「あっ、あっ、あやぁんっ! 井出先輩が出たり入ったりして、とっても気持ち良いよぉ!」
お股がぐちゅぐちゅになるくらい先輩のオチンポが擦れます。まゆは溺れそうになって口をパクパクと小さく開閉を繰り返すしかありません。
「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!」
「やあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんっ!」
絶叫とともにオチンポが一気に引き抜かれます。頭に電流が走ったような、バチバチとスパークするみたいに視界がおぼろげなものへと変わります。
その視界の先で、彼の大きなモノの先端がこっちをむいていました。次の瞬間には暖かいものがまゆの顔や胸に降りかかりました。
「はぁはぁ……気持ち良かったよまゆたん」
「ふぅふぅ……ま、まゆも良かったよ」
ニッコリと笑うと井出先輩が喜ぶのがわかります。とっても可愛い。
しばらく二人で寝転がっていると先輩が立ちあがりました。
「ちゃんと撮れてるみたいだな」
「うぅ……それ恥ずかしいよぅ……」
ここは井出先輩のお部屋。ベッドの周りにはいっぱいカメラがまゆたちを見つめています。「愛の育みを記録するためだから」と言って録画されちゃっています。
恥ずかしいけれど仕方ありません。彼の楽しそうな表情を見ていたら強く拒絶なんてできないのでした。
井出先輩、それから会田先輩。まゆに優しくしてくれた人。正直ストライクゾーンど真ん中でした。好みの外見だったのです。
妄想では二人がかりでまゆの身体を翻弄していました。前から後ろから、上から下から、攻めて攻めて攻め立てられてしまうのです。
井出先輩という彼氏ができたのに、そんなことを考えてしまうまゆはいけない子なのでしょうか? それでもいつか会田先輩が乱入しちゃったりなんかして……、ちょっと期待している自分がいます。
カメラをいじっている井出先輩の背中に声をかけてみます。
「そういえば、最近会田先輩とはあまりいっしょにいないの?」
「ん? そうだなぁ。昼休みもまゆたんといっしょだからね。放課後も特に用事がないから付き合いなくなってるかも」
背中を向けたまま答えます。うーん、もしかしてまゆのせいで二人の関係が微妙なものになっているのでは。そんな心配が頭をよぎります。
「たまにはまゆのこと気にしないで男同士で遊びに行ってもいいんだよ? あれだったらまゆといっしょに遊んでもいいし」
「うーん、祐二は親友だし付き合いがなくなるのは避けたいけども。ただあいつさ、まゆたんといっしょってなれば嫌がるかもしれないんだよね」
「え、なんで?」
「あ、っとこれは……」
井出先輩は口を滑らせたと言わんばかりの慌てっぷりです。会田先輩に何かあるのでしょうか?
じーっと見つめていると井出先輩は頭をかいてやや上に視線を向けます。
「いや、僕も詳しくは知らないんだけど。まゆたんこそ何か心当たりない? 祐二に恨まれてるみたいな」
「え? まゆ会田先輩に恨まれているんですか?」
「あっと……本当に詳しく知らないんだよ」
井出先輩は何か弁明しています。けれどそれどころじゃありませんでした。
まゆは何かやらかしてしまったのでしょうか? まったく身に覚えがありません。本屋で優しく接してもらった以外は学校の廊下ですれ違うだけなのです。その時でも会田先輩におかしな様子はなかった気がするのですが。その人の心はその人自身にしかわからないということでしょうか。
うーん。考えても答えは出なさそうです。
ちょっとだけもやもやを抱えてしまいました。そのせいでしょうか。会田先輩のことが気になったためなのか、信じられない光景を目撃してしまったのです。
※ ※ ※
まゆはこれでもサッカー部のマネージャーなのです。部のために休日を利用して敵情視察をしてきました。
もともと中等部の時にサッカー部に所属していた兄のためにマネージャーになったのですが、その兄は別の高校へと行ってしまいました。そう考えるともうマネージャーなんかしなくてもいいのでは、と思わなくもありません。好みの人もいませんしね。
それはともかく敵情視察の帰りでした。電車から降りてホームを歩いている時のことです。
「えっ!?」
思わず声が漏れてしまうほどびっくりしてしまいました。キョロキョロと辺りを見回しても他に知り合いの姿はありません。今一人でいたことになぜだか安堵します。
人混みに紛れて会田先輩がいました。その隣には……彩音先輩? 琴音ちゃんもいます。まゆがこの三人を見間違うなんてあり得ません。後ろ姿ですが断言できます。
でもこの三人がいっしょにいるなんて。ちょっと想像がつきませんでした。
好奇心が膨らんでしまったのでしょう。気づけば後を追っていました。
駅を抜けて住宅地に向かいます。会田先輩は彩音先輩を支えているように寄り添っていました。誰もまゆには気づいていないようでした。
よく観察していると、彩音先輩の足取りが危ういような……。そこまでくるとひらめくものがありました。
もしや、会田先輩は体調が悪くなった彩音先輩を家まで送り届けているのでは。彼の優しい性格なら合点がいきます。
琴音ちゃんもいますしそうなのでしょう。あっ、琴音ちゃんが空いている会田先輩の腕を絡めました。
こ、これはどう判断すれば……? もしや琴音ちゃんも先輩の優しさにメロメロ……なんてまさかね。
三人は横並びの状態で歩きます。やがて一軒の家に入っていきました。
あれ? 藤咲家じゃないですよね。表札を確認しようと近づきます。
「会田……? ここって会田先輩の家?」
この辺りでは大きめの家でした。豪邸とまではいかなくても充分大きくて羨ましいくらいです。その門のところにある表札は呟いた通りでした。
どういうことでしょう? まさか体調がよくなるまで家で休んでいきなよ、みたいな展開でしょうか。ドキドキです。
探偵、もしくは刑事のようにはりこみをしました。ただの好奇心で始めてしまいましたが、軽い気持ちで始めたことを後悔することとなりました。
きっとすぐ出てくるだろうと思っていたのですが、日が暮れて暗くなっても出てくる様子はありません。さすがにこれ以上遅くなると怒られてしまいます。なくなく帰ることにしましたが最後に振り返って確認します。
窓から明かりが漏れ出ています。それが数か所。ご家族もいるのでしょうか。なのに彩音先輩と琴音ちゃんはまゆが帰るまでに出てきませんでした。
※ ※ ※
「テメーおっせえんだよ! 何してやがった!」
「ひえっ」
家に帰ると怒号が響きました。
玄関で仁王立ちしているのは大柄の男性。威圧感のある顔はまるで虎のようでした。
ですがこの人、実はまゆの兄だったりします。正直顔は似ていません。体格も男子の中でもかなり大きい兄と女子でもかなりの小柄なまゆ。まさにでこぼこ兄妹です。
何もかもが違う兄妹。それでも兄妹の繋がりは本物なのです。だってこんなにもまゆのことを心配しているのですから。
「あ、あの。サッカー部のマネージャーのお仕事が長引いちゃって……」
「こんな時間まで遅くなるかよ。どうせ遊び呆けてたんだろうが」
「ち、違うもん。まゆは好奇心に従っただけで……あっ」
「ほら見ろ、やっぱり遊び呆けてたんじゃねえか」
つ、繋がりが……兄妹の確固たる信頼の繋がりがあるはずなのです。たぶん。
兄は舌打ちをしてずんずんと階段を上がっていきます。吐き捨てるように言葉を残して。
「ガキが夜遊びなんかしてんじゃねえよ」
カチンときたのはきっとまゆが悪いわけではありません。
「まゆガキじゃないもん!」
「あ?」
兄が振り返ります。怒気に気圧されそうになりますが堪えてみせます。
「まゆガキじゃないもん!」
「どう見たってガキだろうがよ。ガキのくせに最近夜遊びが多いぞ」
「ガキじゃないもん。遅くなるのはまゆに彼氏がいるからだもん。いつも帰りが遅いお兄ちゃんに言われたくないっ」
「……テメー今なんつった?」
「ひぃっ」
兄が迫ってきます。今までの比じゃないくらいの怒りが滲み出ていました。
「なんつったって聞いてんだよ!」
「お、お兄ちゃんに言われたくない……」
「違う。その前だ」
「まゆに彼氏がいるから?」
大きな手がまゆの肩を掴みます。ちょっと力を込められるだけで握り潰されそうです。怖くて涙目になってしまいます。
「おい……その彼氏ってどんな奴だ?」
実の兄ながらとてつもない威圧感でした。まゆが口を割ってしまうのは仕方がないことでしょう。
それがどんな事態を引き起こすのか。この時まともな思考ができるわけもないまゆには、想像することすら難しかったのです。
目の前で恍惚な表情をしている男性。まゆの彼氏、井出先輩なのです。
つい先日、彼はまゆに告白してくれました。前から知っていたと言うとびっくりしていましたが、それでも心と体が繋がり恋人になれたのです。
「あっ、あっ、あやぁんっ! 井出先輩が出たり入ったりして、とっても気持ち良いよぉ!」
お股がぐちゅぐちゅになるくらい先輩のオチンポが擦れます。まゆは溺れそうになって口をパクパクと小さく開閉を繰り返すしかありません。
「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!」
「やあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんっ!」
絶叫とともにオチンポが一気に引き抜かれます。頭に電流が走ったような、バチバチとスパークするみたいに視界がおぼろげなものへと変わります。
その視界の先で、彼の大きなモノの先端がこっちをむいていました。次の瞬間には暖かいものがまゆの顔や胸に降りかかりました。
「はぁはぁ……気持ち良かったよまゆたん」
「ふぅふぅ……ま、まゆも良かったよ」
ニッコリと笑うと井出先輩が喜ぶのがわかります。とっても可愛い。
しばらく二人で寝転がっていると先輩が立ちあがりました。
「ちゃんと撮れてるみたいだな」
「うぅ……それ恥ずかしいよぅ……」
ここは井出先輩のお部屋。ベッドの周りにはいっぱいカメラがまゆたちを見つめています。「愛の育みを記録するためだから」と言って録画されちゃっています。
恥ずかしいけれど仕方ありません。彼の楽しそうな表情を見ていたら強く拒絶なんてできないのでした。
井出先輩、それから会田先輩。まゆに優しくしてくれた人。正直ストライクゾーンど真ん中でした。好みの外見だったのです。
妄想では二人がかりでまゆの身体を翻弄していました。前から後ろから、上から下から、攻めて攻めて攻め立てられてしまうのです。
井出先輩という彼氏ができたのに、そんなことを考えてしまうまゆはいけない子なのでしょうか? それでもいつか会田先輩が乱入しちゃったりなんかして……、ちょっと期待している自分がいます。
カメラをいじっている井出先輩の背中に声をかけてみます。
「そういえば、最近会田先輩とはあまりいっしょにいないの?」
「ん? そうだなぁ。昼休みもまゆたんといっしょだからね。放課後も特に用事がないから付き合いなくなってるかも」
背中を向けたまま答えます。うーん、もしかしてまゆのせいで二人の関係が微妙なものになっているのでは。そんな心配が頭をよぎります。
「たまにはまゆのこと気にしないで男同士で遊びに行ってもいいんだよ? あれだったらまゆといっしょに遊んでもいいし」
「うーん、祐二は親友だし付き合いがなくなるのは避けたいけども。ただあいつさ、まゆたんといっしょってなれば嫌がるかもしれないんだよね」
「え、なんで?」
「あ、っとこれは……」
井出先輩は口を滑らせたと言わんばかりの慌てっぷりです。会田先輩に何かあるのでしょうか?
じーっと見つめていると井出先輩は頭をかいてやや上に視線を向けます。
「いや、僕も詳しくは知らないんだけど。まゆたんこそ何か心当たりない? 祐二に恨まれてるみたいな」
「え? まゆ会田先輩に恨まれているんですか?」
「あっと……本当に詳しく知らないんだよ」
井出先輩は何か弁明しています。けれどそれどころじゃありませんでした。
まゆは何かやらかしてしまったのでしょうか? まったく身に覚えがありません。本屋で優しく接してもらった以外は学校の廊下ですれ違うだけなのです。その時でも会田先輩におかしな様子はなかった気がするのですが。その人の心はその人自身にしかわからないということでしょうか。
うーん。考えても答えは出なさそうです。
ちょっとだけもやもやを抱えてしまいました。そのせいでしょうか。会田先輩のことが気になったためなのか、信じられない光景を目撃してしまったのです。
※ ※ ※
まゆはこれでもサッカー部のマネージャーなのです。部のために休日を利用して敵情視察をしてきました。
もともと中等部の時にサッカー部に所属していた兄のためにマネージャーになったのですが、その兄は別の高校へと行ってしまいました。そう考えるともうマネージャーなんかしなくてもいいのでは、と思わなくもありません。好みの人もいませんしね。
それはともかく敵情視察の帰りでした。電車から降りてホームを歩いている時のことです。
「えっ!?」
思わず声が漏れてしまうほどびっくりしてしまいました。キョロキョロと辺りを見回しても他に知り合いの姿はありません。今一人でいたことになぜだか安堵します。
人混みに紛れて会田先輩がいました。その隣には……彩音先輩? 琴音ちゃんもいます。まゆがこの三人を見間違うなんてあり得ません。後ろ姿ですが断言できます。
でもこの三人がいっしょにいるなんて。ちょっと想像がつきませんでした。
好奇心が膨らんでしまったのでしょう。気づけば後を追っていました。
駅を抜けて住宅地に向かいます。会田先輩は彩音先輩を支えているように寄り添っていました。誰もまゆには気づいていないようでした。
よく観察していると、彩音先輩の足取りが危ういような……。そこまでくるとひらめくものがありました。
もしや、会田先輩は体調が悪くなった彩音先輩を家まで送り届けているのでは。彼の優しい性格なら合点がいきます。
琴音ちゃんもいますしそうなのでしょう。あっ、琴音ちゃんが空いている会田先輩の腕を絡めました。
こ、これはどう判断すれば……? もしや琴音ちゃんも先輩の優しさにメロメロ……なんてまさかね。
三人は横並びの状態で歩きます。やがて一軒の家に入っていきました。
あれ? 藤咲家じゃないですよね。表札を確認しようと近づきます。
「会田……? ここって会田先輩の家?」
この辺りでは大きめの家でした。豪邸とまではいかなくても充分大きくて羨ましいくらいです。その門のところにある表札は呟いた通りでした。
どういうことでしょう? まさか体調がよくなるまで家で休んでいきなよ、みたいな展開でしょうか。ドキドキです。
探偵、もしくは刑事のようにはりこみをしました。ただの好奇心で始めてしまいましたが、軽い気持ちで始めたことを後悔することとなりました。
きっとすぐ出てくるだろうと思っていたのですが、日が暮れて暗くなっても出てくる様子はありません。さすがにこれ以上遅くなると怒られてしまいます。なくなく帰ることにしましたが最後に振り返って確認します。
窓から明かりが漏れ出ています。それが数か所。ご家族もいるのでしょうか。なのに彩音先輩と琴音ちゃんはまゆが帰るまでに出てきませんでした。
※ ※ ※
「テメーおっせえんだよ! 何してやがった!」
「ひえっ」
家に帰ると怒号が響きました。
玄関で仁王立ちしているのは大柄の男性。威圧感のある顔はまるで虎のようでした。
ですがこの人、実はまゆの兄だったりします。正直顔は似ていません。体格も男子の中でもかなり大きい兄と女子でもかなりの小柄なまゆ。まさにでこぼこ兄妹です。
何もかもが違う兄妹。それでも兄妹の繋がりは本物なのです。だってこんなにもまゆのことを心配しているのですから。
「あ、あの。サッカー部のマネージャーのお仕事が長引いちゃって……」
「こんな時間まで遅くなるかよ。どうせ遊び呆けてたんだろうが」
「ち、違うもん。まゆは好奇心に従っただけで……あっ」
「ほら見ろ、やっぱり遊び呆けてたんじゃねえか」
つ、繋がりが……兄妹の確固たる信頼の繋がりがあるはずなのです。たぶん。
兄は舌打ちをしてずんずんと階段を上がっていきます。吐き捨てるように言葉を残して。
「ガキが夜遊びなんかしてんじゃねえよ」
カチンときたのはきっとまゆが悪いわけではありません。
「まゆガキじゃないもん!」
「あ?」
兄が振り返ります。怒気に気圧されそうになりますが堪えてみせます。
「まゆガキじゃないもん!」
「どう見たってガキだろうがよ。ガキのくせに最近夜遊びが多いぞ」
「ガキじゃないもん。遅くなるのはまゆに彼氏がいるからだもん。いつも帰りが遅いお兄ちゃんに言われたくないっ」
「……テメー今なんつった?」
「ひぃっ」
兄が迫ってきます。今までの比じゃないくらいの怒りが滲み出ていました。
「なんつったって聞いてんだよ!」
「お、お兄ちゃんに言われたくない……」
「違う。その前だ」
「まゆに彼氏がいるから?」
大きな手がまゆの肩を掴みます。ちょっと力を込められるだけで握り潰されそうです。怖くて涙目になってしまいます。
「おい……その彼氏ってどんな奴だ?」
実の兄ながらとてつもない威圧感でした。まゆが口を割ってしまうのは仕方がないことでしょう。
それがどんな事態を引き起こすのか。この時まともな思考ができるわけもないまゆには、想像することすら難しかったのです。
0
お気に入りに追加
435
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?
ブレイブ
恋愛
政治家、資産家の子供だけが通える高校。上流高校がある。上流高校の一年生にして生徒会長。神童燐は普段は冷静に動き、正確な指示を出すが、家族と、恋人、新の前では
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです
.
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる