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本編

6話目

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 今日から新年度の登校日。進級してクラスも変わる。藤咲彩音とは別のクラスになるかもしれない。
 けど俺には関係ないねと言ってやれる。同学年の男子でそう言ってのけられるのは俺一人だけだろう。
 だって、学園のアイドル、藤咲彩音はすでに俺のものなのだから。


  ※ ※ ※


 自分で言うのはなんだが、珍しく早起きをした。
 昨日は早寝したからな。当然と言っちゃ当然なんだけどな。学校ある時くらいちゃんと起きられるのさ。

 四月になってだいぶ暖かくなってきた。布団の魔力に負けることなく、朝の準備を済ませるために下の階へと降りる。

「おはようございます。ご主人様」
「おはよー」

 人はどんなことにも慣れるものらしい。ご主人様って呼ばれるのに動じなくなったなあ。最初はドキドキしてたのにね。

 台所では彩音がてきぱきと朝食の準備をしていた。今日から学校なのにメイド服だ。後で着替えるつもりなのか。まあどっちでもいいけど。
 食事を終えると顔を洗って歯を磨く。すっきりしてから着替えるために自室に戻る。
 さっと着替えて鞄を引っ掴んでリビングに行くと、彩音が制服姿になっていた。家事をしていたはずなのに何でこんなに早く準備ができるんだろうか。女は支度に時間がかかる、てのも例外はあるんだなあと思った。

 うちの制服は女子が紺色のセーラー服である。最近は減ってるらしいので希少価値が上がっている。
 ちなみに男子は学ランだ。はい、どうでもいいですね。
 彩音のセーラー服。見慣れていたはずなのに、こう、新鮮さがある。
 つやのある黒髪。色白の肌、豊満な肢体。制服なのにエロいというのはどういうことか。けしからん。まったくもってけしからんっ。

「あの」

 彩音が口を開く。

「学校では今まで通り……なんですよね?」
「そうだよ。俺たちは元クラスメイト。俺は彩音を藤咲さんって呼ぶし、彩音も俺のこと会田君って呼んでいいよ」

 ラブラブスクールライフを満喫しよう、という気はさらさらない。だって彩音に馴れ馴れしくしてたら他の男子どもが怖いんだもん。うちの学園、藤咲親衛隊なんて組織があるんだぜ。
 それに、俺が藤咲彩音をメイドにしているとは知られたくないのだ。
 うわさにでもなって世間様に知られたりなんかしたら俺の人生が終わってもおかしくない。それほどのことをしている自覚はあるのだ。
 あくまで学校では顔見知り程度。まあそれは表向きなんだけどね。

「携帯持った?」
「はい。ここにあります」

 そう言って彩音は鞄から携帯を取り出した。今店頭で一番安いと宣伝されていたスマホである。
 前は彩音もスマホを持っていたのだが、どうやらメイドになった時に契約を解除していたそうだ。ないと不便だしこないだ買ってあげたのだ。

「一応言っとくけど、友達のアドレスとか入れていいけどさ、俺からの連絡を最優先にすること。いいね?」
「はい」

 ものわかりよくてよろしい。
 チラリと時計を確認する。早起きのおかげで登校まであと三十分は余裕があった。

 ふむ、と手を顎に当てて彩音を見る。
 ぴしっと制服に身を包んでいる。服装違反なんかどこにもなく、彼女の清純さを表していた。

「出る前にちょっと服装チェックしておこう」

 それにケチをつける俺がいた。
 彩音の顔がこわばる。それでも鞄を置いて従順に俺の前に来た。

「まずは……下着かな」

 俺はおもむろに彩音のスカートをめくった。彼女は「きゃっ!?」とも言わずに無言で耐えている。でも頬が赤くなってるよ。かわいいね。

「ふむ、今日はピンクですか。可愛らしいね」

 華美な装飾はなくシンプルなものだった。彩音らしくていいんじゃないかな。手を離すとスカートがはらりと落ちる。
 俺は彩音の後ろに回り込んだ。長い黒髪が流れている。後ろから見る尻から脚のラインが良いよね。
 鼻を彼女の髪に近づけくんかくんかしてみる。良い匂いだ。俺は彼女を抱きしめた。

「きゃっ!?」

 さすがにいきなり抱きしめられたら驚くみたいだ。制服越しに胸を揉んでみた。

「んうっ」

 密着したおかげで耳元で彩音の吐息が聞こえる。興奮して勃起してきた。

「ご、ご主人様……制服、しわになっちゃいます」
「大丈夫大丈夫。それと、制服の時は『会田君』でいいよ」

 そっちの方が興奮するから、とは言わなかった。何の根拠もない大丈夫を繰り返しながら、さらに揉む力を強める。

「ああっ……で、でも」
「ふぅ、仕方ないなあ」

 胸を揉むのをやめる。彩音のほっ、とした息づかいが耳に届く。
 いや、揉まないとは言ってないし。

「え? わっ。あ、会田君?」

 今度は制服の下に手を潜り込ませる。ブラ越しに胸を揉み始める。

「これだけ大きいと揉みごたえあるよね。ふむふむ、ブラもちゃんとつけてるようで安心だ」
「あ、当たり前です……んんっ」
「大きいのは当たり前ですか。自信満々だねー」
「そ、そっちじゃ……ひゃうっ」

 密着してチンポを彩音の尻に押しつける。制服を着ただけなのにこんなにも欲情できるとは思わなかった。
 こりゃ家出る前に一発出しとかないとダメだな。いったん彩音から離れる。

「彩音、壁に手をついて尻を向けろ」
「え? でも、もうすぐ出ないと」
「口ごたえするんだ。ふーん」
「ご、ごめんなさい」

 言われた通りにする彩音。やっぱり女は従順なのが一番だ。
 突きだされた尻を撫でる。見慣れた制服のスカート越しなのが余計興奮させた。

「身だしなみは完璧だね。こりゃご褒美をあげないといけないなあ」

 スカートを上げてパンツを下ろす。俺もジッパーを下ろして自らのモノを露出させた。すでに勃起したものをオマンコにあてがう。

「ご褒美だよ。せーのっ」
「うああっ!」

 あまり濡れてもいないのに挿入した。それでも俺の形を覚え始めたそこは受け入れてくれる。

「いっ、はっ、やあっ……」

 細い腰を掴んで気の向くままピストン運動をする。きついくらいの締め付けが気持ち良い。彩音の喘ぎ声が俺の快感をさらに高めてくれる。
 何度か腰を打ち付けると腟内が濡れてきた。快感からではなくオマンコを傷つけないためだろう。滑りが良くなって快感が増した。
 視線を下げる。
 藤咲彩音がセーラー服姿で俺にバックから犯されている。何度も妄想したシチュエーションだった。こんなシチュエーションを想像してどれだけオナニーしたことか。

「ああ、いいぞ。あー、気持ち良い。ああっ」

 思わず喘いでしまう。口がだらしなく半開きになる。

「くうっ、あんっ。会田君……激しすぎ……ふああっ」

 チンポがきゅっと締め付けられた。

「ぐぅっ。出る!」

 ドピュドピュドピュッ! 俺は我慢することなく白い欲望を吐き出した。

「な、中に……っ」

 はあはあと息を弾ませながらも、彩音が恨みがましい目でこっちを向く。汗ばんで上気した顔がそそるね。

「彩音、最高だったぜ」

 チンポをずるりとオマンコから引き抜く。ドロリと白濁液が彼女の太ももをつたう。エロい。
 時計に目を向ける。そろそろ家を出た方がよさそうだった。

「彩音。いや、藤咲さん。先出るから戸締りよろしく」

 さっさと自分の身支度を整えると、まだぐったりしてる彩音をよそに家を出た。
 制服エッチするのってやっぱりいいなあ。問題は学校で同じことができるかどうかだな。人に見つからない場所を探さねば。
 すっきりした頭で、俺はスキップしながら通学路を行くのであった。
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