64 / 127
二章 魔道学校編
第58話 さよならすら口にできなくて
しおりを挟む
「――ディスペル」
コーデリアさんの水魔法をディジーはことごとく無効化していた。
詠唱がないだけにコーデリアさんの方が初動が速い。それでもディスペルの呪文さえ完成すればその魔法は霧散される。普通に詠唱していたら間に合わないだろうがディジーは高速詠唱の使い手だ。
つまりディジーはコーデリアさんを完全に封殺していた。
「このっ、調子に乗らないでくださいまし!」
「調子に乗ってバンバン魔法を放ってくるのはキミの方じゃないか。まったく困ったお嬢様だよ」
そう言いながらまた魔法を解除する。
ディジーの様子から余裕を感じられる。コーデリアさんの単純な魔法の強さはわたし以上だ。たぶん魔道学校の学生に限れば一番かもしれない。
それをすべて無効化にしてしまえる魔法。それを魔力の消費があると思わせないほどの頻度で使用するディジーは間違いなく魔道士でありながら魔道士殺しである。
「お?」
気づけばディジーが何十と言う数の水玉に囲まれていた。
「この数ならいかがでしょう?」
コーデリアさんの口角が持ち上がる。
四方八方からの攻撃魔法。それなら魔法解除する前にいくつかは当てることができると考えたのだろう。
でもそれは無理だ。彼女はわたしとディジーが対校戦で戦うところを見ていなかったのだろうか?
すべての水玉が押し潰すための水圧へと変わる。ディジーは慌てることなく杖を振るった。
「――エリアディスペル」
ディジーの有効距離に入った水圧が次々と消滅していく。
この範囲魔法があるから三六〇度どこから魔法を放っても意味を成さない。やがてすべての水が消え去る。
苦虫を噛み潰したような表情をするコーデリアさん。実力の差、というより相性の差がはっきりと出ていた。
攻撃が泊ったのを見て、ディジーは杖をコーデリアさんに突き付けた。
「そろそろボクの番だね。――ファイアボール」
先ほどのコーデリアさんに対抗するかのような数の火球をあっさりと生み出していた。
「その程度の火魔法でっ」
コーデリアさんが長い杖をかざす。迫るファイアボールを水流を駆使して迎撃する。
火と水がぶつかり水蒸気を上げる。火は水に消されていった。
ディジーの得意魔法であろう火属性の魔法はコーデリアさんの水魔法と相性が悪かった。そんなのは考えるまでもないはずだ。彼女は何を考えているのだろうか。
互いに決め手がない。長期戦になるかと思われた。が、そんなことはなかった。
「やっぱりキミは甘いね。――サイレントボム」
ディジーが魔法を行使してから数秒後、水蒸気に紛れるようにコーデリアさんの地面が爆発した。
「きゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
コーデリアさんの悲鳴が響いた。もうもうと黒煙が立ち込める。そのせいでその姿が見えなくなっている。
ディジーは踵を返すとわたしの手を取って走り出した。
「ここまでだ。行こう」
「で、でも……」
「不意はつけたけど上手く防御された。早く逃げないとまた追ってくるよ」
どうやらコーデリアさんは無事らしかった。
どんな感情になれば正解なのかわからない。空転する頭のまま、引っ張られるままわたしは走った。
わたしの手を引くディジーは前を向いたままだ。何も言ってはくれない。わたしは何も聞けない。
刻々と時は過ぎていく。ついに門の前まで辿り着いた。
「うっ……」
辿り着いた門の前ではたくさんの人が倒れていた。ここで戦いがあったかのような有様だ。血の臭いが立ち込めていた。
「し、死んでるの……?」
「たぶんね。他に誰かがいる気配はないようだ」
たくさん人が死んでいる。なのにディジーは淡々と周囲を確認していた。恐ろしいほどに冷静だった。
対するわたしは嘔吐感を押さえるので精一杯だ。足なんて震えている。
わたしが思っている以上に大事件が起きている。それもこんなにたくさんの人の命が関わってしまうほどだ。
もう頭がどうにかなってしまいそうだ……。
「門の鍵は閉まっている。ご丁寧に魔障壁が付与されている。ここを通るのは無理そうだね」
動けずにいるわたしと違ってディジーはてきぱきと動いていた。どうやら脱出経路を探しているみたい。
「エル」
「な、何?」
「エルは飛行魔法は使えるかい?」
「いや、浮遊までなら」
「それで充分だ」
何年か前に飛べるようになってはしゃいでいたけれど、あれってただの浮遊魔法だったんだ。ディジーみたいに高く自由には飛べない。飛ぶというより浮いている程度の魔法だった。
魔法に関してもわたしはまだまだだ。ディジーみたいにたくさんの魔法を扱えるわけじゃない。コーデリアさんほどの強い魔法を使えない。
「ボクが引っ張って行くよ。エルは浮遊魔法を」
「え、どうするの?」
「ここを飛び越えるのさ」
ディジーが指差したのは門というか壁だった。
王都を円形に囲む外壁。その高さは三〇メートルを軽く超えていた。
飛んで行く? 戸惑ってしまうのは当然だと思いたい。
それでもディジーは関係ないとばかりにわたしの手を握る。
「じゃあ行くよ!」
「で、でもっ」
「悪いけど覚悟を決める時間なんてないよ。キミはもうこの国では生きられない。生きたいのなら黙ってついてきてくれないか」
言葉に詰まっているとぐい、と引っ張られる力が強くなった。慌てて浮遊魔法を使う。するとぐんぐんと高度を上げていく。足場を失って自分の存在そのものが軽くなった気がした。
「手を離さないで」
「う、うん」
高さを増していくと段々怖くなってくる。いや、恐怖はずっと続いていたか。
壁のてっぺんが見えてきた。そこでふと下を見てしまう。
誰かがいた。倒れている人が起き上がったわけじゃない。それは知っている人だったから。
「トーラ先生?」
アルバート魔道学校の治療教諭。学校外だというのに白衣を羽織っていて髪が跳ねているのは相変わらずだ。
そんな彼女が手に持ったものをこちらへと向ける。それはまるで銃のようだった。
「がっ!?」
急にがくんと高度が落ちる。咄嗟にディジーの腕を両手で掴んだ。
何が起こったのかと彼女を見れば、激しく吐血していた。
「ディジー!? 何がっ!?」
ディジーは苦しそうだ。強襲された? 一体どこから。
……いや、本当は一部始終を見ていた。トーラ先生が銃のようなものから光を放つと、それがディジーの体を貫いたのだ。その光景を呆然としたまま見つめていた。
「エ……ル……」
彼女は苦しそうに、それでも微笑みながらわたしに顔を向けてくる。
空いた手で腹を押さえていた。暗くてわかりにくいけど血が滲んでいるのがわかった。 治さなきゃ。咄嗟にそう思って治癒魔法を使おうとする。そうする前に彼女に抱きしめられていた。
「ごめんね……」
何に対しての謝罪なのかわからなかった。
暖かい体が急速に冷えていく。それが返って現実感を湧かせる。
ディジーはわたしから体を離すと、とんがり帽子をわたしの頭に被せてきた。
何を、と聞く前に彼女は微笑みながら呪文を詠唱した。
わたしの体が飛んだ。投げられてしまったかのような、どうしようもない浮遊感に襲われる。
軽々と外壁を超える。逆にディジーが落下しているのが見えた。
「ディジー!!」
叫んだところで遠のいていくのは変わらない。
ぐんぐんと空を飛ぶ。いや、飛ばされている。
高いところから見る王都は夜だというのにたくさんの光があって綺麗だった。呑気なことにそんな感想を抱いた。
次第に王都から離れていく。外壁の向こう側はしばらく平地が続いていた。
だいぶ王都から離れた頃、ついに墜落を始める。
目算でも何十メートルどころではない高さだ。このまま落ちたら死んでしまうのは確実だ。
風魔法を駆使してなんとか着地する。それでも衝撃を完全には殺せなかったようで地面にクレーターを作ってしまった。
「……」
王都を囲む外壁が小さく見える。ここまで離れればもう追手の心配はないだろう。
どうしてこうなった? なんて言うわたしはとんでもない大バカなのだろう。そして、考えたところでなぜこんな状況になったかの答えなんて出てくるはずもない。
「ぐ……ひぐっ……うぅ……」
ただ涙が零れた。
こんなわたしにでもわかることがあるとするのなら、それはもう後戻りができない。ただそれだけだった。
コーデリアさんの水魔法をディジーはことごとく無効化していた。
詠唱がないだけにコーデリアさんの方が初動が速い。それでもディスペルの呪文さえ完成すればその魔法は霧散される。普通に詠唱していたら間に合わないだろうがディジーは高速詠唱の使い手だ。
つまりディジーはコーデリアさんを完全に封殺していた。
「このっ、調子に乗らないでくださいまし!」
「調子に乗ってバンバン魔法を放ってくるのはキミの方じゃないか。まったく困ったお嬢様だよ」
そう言いながらまた魔法を解除する。
ディジーの様子から余裕を感じられる。コーデリアさんの単純な魔法の強さはわたし以上だ。たぶん魔道学校の学生に限れば一番かもしれない。
それをすべて無効化にしてしまえる魔法。それを魔力の消費があると思わせないほどの頻度で使用するディジーは間違いなく魔道士でありながら魔道士殺しである。
「お?」
気づけばディジーが何十と言う数の水玉に囲まれていた。
「この数ならいかがでしょう?」
コーデリアさんの口角が持ち上がる。
四方八方からの攻撃魔法。それなら魔法解除する前にいくつかは当てることができると考えたのだろう。
でもそれは無理だ。彼女はわたしとディジーが対校戦で戦うところを見ていなかったのだろうか?
すべての水玉が押し潰すための水圧へと変わる。ディジーは慌てることなく杖を振るった。
「――エリアディスペル」
ディジーの有効距離に入った水圧が次々と消滅していく。
この範囲魔法があるから三六〇度どこから魔法を放っても意味を成さない。やがてすべての水が消え去る。
苦虫を噛み潰したような表情をするコーデリアさん。実力の差、というより相性の差がはっきりと出ていた。
攻撃が泊ったのを見て、ディジーは杖をコーデリアさんに突き付けた。
「そろそろボクの番だね。――ファイアボール」
先ほどのコーデリアさんに対抗するかのような数の火球をあっさりと生み出していた。
「その程度の火魔法でっ」
コーデリアさんが長い杖をかざす。迫るファイアボールを水流を駆使して迎撃する。
火と水がぶつかり水蒸気を上げる。火は水に消されていった。
ディジーの得意魔法であろう火属性の魔法はコーデリアさんの水魔法と相性が悪かった。そんなのは考えるまでもないはずだ。彼女は何を考えているのだろうか。
互いに決め手がない。長期戦になるかと思われた。が、そんなことはなかった。
「やっぱりキミは甘いね。――サイレントボム」
ディジーが魔法を行使してから数秒後、水蒸気に紛れるようにコーデリアさんの地面が爆発した。
「きゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
コーデリアさんの悲鳴が響いた。もうもうと黒煙が立ち込める。そのせいでその姿が見えなくなっている。
ディジーは踵を返すとわたしの手を取って走り出した。
「ここまでだ。行こう」
「で、でも……」
「不意はつけたけど上手く防御された。早く逃げないとまた追ってくるよ」
どうやらコーデリアさんは無事らしかった。
どんな感情になれば正解なのかわからない。空転する頭のまま、引っ張られるままわたしは走った。
わたしの手を引くディジーは前を向いたままだ。何も言ってはくれない。わたしは何も聞けない。
刻々と時は過ぎていく。ついに門の前まで辿り着いた。
「うっ……」
辿り着いた門の前ではたくさんの人が倒れていた。ここで戦いがあったかのような有様だ。血の臭いが立ち込めていた。
「し、死んでるの……?」
「たぶんね。他に誰かがいる気配はないようだ」
たくさん人が死んでいる。なのにディジーは淡々と周囲を確認していた。恐ろしいほどに冷静だった。
対するわたしは嘔吐感を押さえるので精一杯だ。足なんて震えている。
わたしが思っている以上に大事件が起きている。それもこんなにたくさんの人の命が関わってしまうほどだ。
もう頭がどうにかなってしまいそうだ……。
「門の鍵は閉まっている。ご丁寧に魔障壁が付与されている。ここを通るのは無理そうだね」
動けずにいるわたしと違ってディジーはてきぱきと動いていた。どうやら脱出経路を探しているみたい。
「エル」
「な、何?」
「エルは飛行魔法は使えるかい?」
「いや、浮遊までなら」
「それで充分だ」
何年か前に飛べるようになってはしゃいでいたけれど、あれってただの浮遊魔法だったんだ。ディジーみたいに高く自由には飛べない。飛ぶというより浮いている程度の魔法だった。
魔法に関してもわたしはまだまだだ。ディジーみたいにたくさんの魔法を扱えるわけじゃない。コーデリアさんほどの強い魔法を使えない。
「ボクが引っ張って行くよ。エルは浮遊魔法を」
「え、どうするの?」
「ここを飛び越えるのさ」
ディジーが指差したのは門というか壁だった。
王都を円形に囲む外壁。その高さは三〇メートルを軽く超えていた。
飛んで行く? 戸惑ってしまうのは当然だと思いたい。
それでもディジーは関係ないとばかりにわたしの手を握る。
「じゃあ行くよ!」
「で、でもっ」
「悪いけど覚悟を決める時間なんてないよ。キミはもうこの国では生きられない。生きたいのなら黙ってついてきてくれないか」
言葉に詰まっているとぐい、と引っ張られる力が強くなった。慌てて浮遊魔法を使う。するとぐんぐんと高度を上げていく。足場を失って自分の存在そのものが軽くなった気がした。
「手を離さないで」
「う、うん」
高さを増していくと段々怖くなってくる。いや、恐怖はずっと続いていたか。
壁のてっぺんが見えてきた。そこでふと下を見てしまう。
誰かがいた。倒れている人が起き上がったわけじゃない。それは知っている人だったから。
「トーラ先生?」
アルバート魔道学校の治療教諭。学校外だというのに白衣を羽織っていて髪が跳ねているのは相変わらずだ。
そんな彼女が手に持ったものをこちらへと向ける。それはまるで銃のようだった。
「がっ!?」
急にがくんと高度が落ちる。咄嗟にディジーの腕を両手で掴んだ。
何が起こったのかと彼女を見れば、激しく吐血していた。
「ディジー!? 何がっ!?」
ディジーは苦しそうだ。強襲された? 一体どこから。
……いや、本当は一部始終を見ていた。トーラ先生が銃のようなものから光を放つと、それがディジーの体を貫いたのだ。その光景を呆然としたまま見つめていた。
「エ……ル……」
彼女は苦しそうに、それでも微笑みながらわたしに顔を向けてくる。
空いた手で腹を押さえていた。暗くてわかりにくいけど血が滲んでいるのがわかった。 治さなきゃ。咄嗟にそう思って治癒魔法を使おうとする。そうする前に彼女に抱きしめられていた。
「ごめんね……」
何に対しての謝罪なのかわからなかった。
暖かい体が急速に冷えていく。それが返って現実感を湧かせる。
ディジーはわたしから体を離すと、とんがり帽子をわたしの頭に被せてきた。
何を、と聞く前に彼女は微笑みながら呪文を詠唱した。
わたしの体が飛んだ。投げられてしまったかのような、どうしようもない浮遊感に襲われる。
軽々と外壁を超える。逆にディジーが落下しているのが見えた。
「ディジー!!」
叫んだところで遠のいていくのは変わらない。
ぐんぐんと空を飛ぶ。いや、飛ばされている。
高いところから見る王都は夜だというのにたくさんの光があって綺麗だった。呑気なことにそんな感想を抱いた。
次第に王都から離れていく。外壁の向こう側はしばらく平地が続いていた。
だいぶ王都から離れた頃、ついに墜落を始める。
目算でも何十メートルどころではない高さだ。このまま落ちたら死んでしまうのは確実だ。
風魔法を駆使してなんとか着地する。それでも衝撃を完全には殺せなかったようで地面にクレーターを作ってしまった。
「……」
王都を囲む外壁が小さく見える。ここまで離れればもう追手の心配はないだろう。
どうしてこうなった? なんて言うわたしはとんでもない大バカなのだろう。そして、考えたところでなぜこんな状況になったかの答えなんて出てくるはずもない。
「ぐ……ひぐっ……うぅ……」
ただ涙が零れた。
こんなわたしにでもわかることがあるとするのなら、それはもう後戻りができない。ただそれだけだった。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされ、生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれてしまった、ベテランオッサン冒険者のお話。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる