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二章 魔道学校編
第57話 アルバート最強の女
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喧騒が激しい。そう感じた。
静かな夜だったはずなのに、今はとてもうるさく感じている。
「わっ!? な、何?!」
地面が揺れるほどの振動。思わずたたらを踏んでしまう。遠くから爆発音みたいなものも聞こえた。
何かが起きている。アルベルトさんとクエミーだけじゃなく、他でも戦いが起きているような、そんな音に思えた。
「早く……、早く行かなきゃ……」
アルベルトさんの言う通りにしなきゃ。わたしは門まで行かなきゃいけない。
それだけ考えて、再び足を動かした。
不安にさせるような音がいろんな方向から聞こえてくる。耳を塞ぐように走ることに集中した。
なんだかどれくらいの時間が経ったのかわかんなくなってきた。どれくらいの距離を走ったのかわかんない。
わかんないわかんない。その言葉が頭の中をぐるぐるしている。
それでも自然と喧騒からは離れるように走っていた。そのおかげか誰にも姿を見られていない。できるだけ大通りを避けていたのもよかったのだろう。
とても広い王都。外への門までは遠い。だけど疲労なんて感じることなく走り続けた。
そういえば門と言っても複数あるんだけどどこへ行くのが正しいんだろうか。何の疑問もなく初めて王都に入った門を目指していた。それでも今更方向転換するのはとてつもなく時間のロスだ。
だってそろそろその目的にしていた門が見えてきたのだから。道理で脚がパンパンになるわけだ。
「エルさん」
喧騒も遠くなってきたので大丈夫だと思って大通りに出ると名前を呼ばれた。
ギクリとしながらも声の方向を向く。
「……コーデリアさん?」
町中の照明に照らされている姿はわたしの知っているクラスメートだった。
金髪を盾ロールにしたお嬢様らしいお嬢様。今はその煌びやかな外見をローブで覆っている。
「ごきげんようエルさん。どちらへ行かれるつもりなのですか?」
「えっと……」
言葉に詰まる。なんて答えればいいのだろうか。
見られたくないところで遭遇してしまった友人に言い訳しなきゃと考えている自分がいる。
「言えませんか? それはいけませんわね」
ふと気づく。
コーデリアさんは杖を持っていた。それは一般的な支持棒の長さではなく、身の丈ほどの長い杖だ。その先端には宝石だろうか? 光る石のようなものがついていた。
「国に仇名した者に逃げ場なんてないんですのよ」
「え?」
杖の先端から水玉が生成される。水玉が激流となって放たれた。
反射的に土壁を作る。衝撃が壁越しに伝わる。その圧力はまともに喰らえば人なんて簡単に押し潰せてしまえるほどの威力があった。
ふっと土壁から伝わっていた圧力がなくなる。それに嫌なものを感じて見上げれば氷が矢となって迫っているところだった。それらを石の弾丸で迎撃する。
集中力が別のところに向いたせいか土壁が崩れてしまう。そこにはコーデリアさんがいた。
「ふふっ、詠唱破棄ができるのはあなただけではないんですのよ」
再び襲ってくる激流。咄嗟に作った土壁と相殺する。いや、相殺しきれずに衝撃がこっちにきた。
「なんでっ!?」
衝撃に負けて吹き飛ばされて転がる。
なんでコーデリアさんに攻撃されているのかわからない。それもこんな強烈な魔法で。彼女は水の下位レベルくらいだったはずだ。対校戦の代表メンバーにだって名前は上がっていなかった。
「なんで、ですか……」
コーデリアさんの口調は冷たい。その表情も同様だ。本当に本人なのか疑ってしまう。
彼女は朗らかで、他の貴族と違って下級貴族のわたしをバカにしなかった。良い人なのだ。決してこんな冷たい表情を浮かべる人じゃない。
「あなたがホリン様の顔に泥を塗ったからですわ」
「ホリンくん……?」
「あなたごときが親し気にあの方の名を呼ぶな!」
肩が跳ねる。
コーデリアさんは怒っていた。その目で見られるのはつらくてたまらない。
「やはりあなたを引き入れるべきではなかった。せめてここで潔く首を落とされなさい」
本気の目だった。
今までの彼女は嘘だったみたいに。いや、こっちが本当の彼女なのだろうか? わたしが今まで接していた彼女は偽物だったのだろうか。
わたしの今までに本物なんてなかったのだろうか?
コーデリアさんが杖を掲げる。先端の宝石から水流が渦巻く。
「い、嫌だ……、死にたくない……」
膨らんでいく魔力に恐怖を覚える。震える足に構わず立ち上がった。
「対校戦で優勝してアルバート最強だと称えられて、その調子に乗った鼻をへし折って差し上げますわ」
渦巻く水流がわたしを取り囲むように飛んでくる。
無詠唱での魔法。体感してみるとこんなにも速いのか。対応策を考える前に魔法を行使されてしまう。
もう頭はぐちゃぐちゃだ。わたしが思っているよりも前からすでにぐちゃぐちゃになっていたのかもしれない。
ただ、生き残るためにはコーデリアさんを倒さなければならない。そのシンプルな答えには考え込むことなく辿り着いた。
友達なのに? いや違う。彼女はわたしを友達なんて思っていなかった。きっとホリンくんだってそうだ。アルバート魔道学校で築いてきたと思っていたものはすべて偽物だったのだ。わたしが見たかっただけの幻想にすぎない。
だからコーデリアさんを倒すことだってできる。だって関係ないのだから。
「うあっ、あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
対抗する魔法を行使する前にわたしは水流に飲み込まれた。
頭がどこを向いているのかわからない。手足をじたばたさせても動いている感覚がない。むしろ痛い。
息が苦しい。なんとかしなきゃと魔法を使おうとしても水流が激しくてなんの役にも立たない。
水魔法で相殺しようとしても完全に力負けしている。風魔法で水を防ごうとしても防ぐには至らない。土魔法でできるだけ大きなゴーレムを作ったけれどすぐにバラバラにされた。
やばい……本当に……。
アウス! と心の中で呼びかけてみてもやっぱり反応がない。助けはない。
コーデリアさんがこんなにも強いだなんて。わたしだけしかできないと思っていた無詠唱を彼女もできる。あとは力の差。わたしはすべての能力で彼女に劣っていたのか。
絶望的な差。それは諦めるのに充分だった。
意識が遠のいていく……。怖い。それでもわたしにできることなんて何もない。
「――ディスペル」
パァン、と水が割れた。突然の浮遊感にわたしは成す術がない。
いつの間にか高いところまで体が持って行かれてたみたいで、浮遊感の後には重力に逆らえずに落下する。思わず目を閉じる。
「おっと。我ながらナイスキャッチ」
柔らかく受け止められた。そう認識して閉じていた目を開く。
「やあエル。元気そうで何よりだよ」
特徴的なとんがり帽子にオレンジ色の髪がはらりと垂れていた。中性的な美人顔はディジーのもので間違いなかった。
会いたかったような、会いたくなかったような。
「ディジー? なんで……」
「キミを助けにきた、と言ったら信じるかな?」
「……」
返答に困る。正直ディジーに対してどう対応していいかの答えは出ていないのだ。
無言のわたしにディジーは困ったように笑う。彼女は本物だろうか? それとも偽物? また不安が首をもたげる。わたしはどんな態度を取ればいいのだろう。
「とりあえず、下ろしてもいいかな?」
「え、あ」
わたしはディジーにお姫様抱っこをされていた。今日はなかなかない体験を何回やっているのか。
ゆっくりと下ろされる。丁寧な扱いだった。
「びしょびしょだね。色っぽいよエル」
「……」
なんて反応したらいいのかわからないってば。
水を被った、というか事実そうなったせいで全身濡れている。ローブが重くて気持ち悪い。リュックの中身も心配だ。
「そろそろよろしいでしょうか?」
コーデリアさんが咳払いをして注目を促す。彼女はディジーに視線を向けると言った。
「あなたもわざわざ姿を見せてくれるなんて、バカですわね」
「あっはっは。いいよそのケンカ買った。相手になってあげるよ。そして身の程を知るんだね」
ディジーは杖で帽子のつばをとんとんと叩く。笑いながら怒っていた。
「ディジー……」
「エルは下がってて。ボク一人で充分だから」
とん、と胸を押されて一歩二歩と下がってしまう。
ディジーに任せていいのか。わたしは何をするべきなのか。そんなことを考えている間にコーデリアさんとディジーの戦闘態勢は整ってしまった。
静かな夜だったはずなのに、今はとてもうるさく感じている。
「わっ!? な、何?!」
地面が揺れるほどの振動。思わずたたらを踏んでしまう。遠くから爆発音みたいなものも聞こえた。
何かが起きている。アルベルトさんとクエミーだけじゃなく、他でも戦いが起きているような、そんな音に思えた。
「早く……、早く行かなきゃ……」
アルベルトさんの言う通りにしなきゃ。わたしは門まで行かなきゃいけない。
それだけ考えて、再び足を動かした。
不安にさせるような音がいろんな方向から聞こえてくる。耳を塞ぐように走ることに集中した。
なんだかどれくらいの時間が経ったのかわかんなくなってきた。どれくらいの距離を走ったのかわかんない。
わかんないわかんない。その言葉が頭の中をぐるぐるしている。
それでも自然と喧騒からは離れるように走っていた。そのおかげか誰にも姿を見られていない。できるだけ大通りを避けていたのもよかったのだろう。
とても広い王都。外への門までは遠い。だけど疲労なんて感じることなく走り続けた。
そういえば門と言っても複数あるんだけどどこへ行くのが正しいんだろうか。何の疑問もなく初めて王都に入った門を目指していた。それでも今更方向転換するのはとてつもなく時間のロスだ。
だってそろそろその目的にしていた門が見えてきたのだから。道理で脚がパンパンになるわけだ。
「エルさん」
喧騒も遠くなってきたので大丈夫だと思って大通りに出ると名前を呼ばれた。
ギクリとしながらも声の方向を向く。
「……コーデリアさん?」
町中の照明に照らされている姿はわたしの知っているクラスメートだった。
金髪を盾ロールにしたお嬢様らしいお嬢様。今はその煌びやかな外見をローブで覆っている。
「ごきげんようエルさん。どちらへ行かれるつもりなのですか?」
「えっと……」
言葉に詰まる。なんて答えればいいのだろうか。
見られたくないところで遭遇してしまった友人に言い訳しなきゃと考えている自分がいる。
「言えませんか? それはいけませんわね」
ふと気づく。
コーデリアさんは杖を持っていた。それは一般的な支持棒の長さではなく、身の丈ほどの長い杖だ。その先端には宝石だろうか? 光る石のようなものがついていた。
「国に仇名した者に逃げ場なんてないんですのよ」
「え?」
杖の先端から水玉が生成される。水玉が激流となって放たれた。
反射的に土壁を作る。衝撃が壁越しに伝わる。その圧力はまともに喰らえば人なんて簡単に押し潰せてしまえるほどの威力があった。
ふっと土壁から伝わっていた圧力がなくなる。それに嫌なものを感じて見上げれば氷が矢となって迫っているところだった。それらを石の弾丸で迎撃する。
集中力が別のところに向いたせいか土壁が崩れてしまう。そこにはコーデリアさんがいた。
「ふふっ、詠唱破棄ができるのはあなただけではないんですのよ」
再び襲ってくる激流。咄嗟に作った土壁と相殺する。いや、相殺しきれずに衝撃がこっちにきた。
「なんでっ!?」
衝撃に負けて吹き飛ばされて転がる。
なんでコーデリアさんに攻撃されているのかわからない。それもこんな強烈な魔法で。彼女は水の下位レベルくらいだったはずだ。対校戦の代表メンバーにだって名前は上がっていなかった。
「なんで、ですか……」
コーデリアさんの口調は冷たい。その表情も同様だ。本当に本人なのか疑ってしまう。
彼女は朗らかで、他の貴族と違って下級貴族のわたしをバカにしなかった。良い人なのだ。決してこんな冷たい表情を浮かべる人じゃない。
「あなたがホリン様の顔に泥を塗ったからですわ」
「ホリンくん……?」
「あなたごときが親し気にあの方の名を呼ぶな!」
肩が跳ねる。
コーデリアさんは怒っていた。その目で見られるのはつらくてたまらない。
「やはりあなたを引き入れるべきではなかった。せめてここで潔く首を落とされなさい」
本気の目だった。
今までの彼女は嘘だったみたいに。いや、こっちが本当の彼女なのだろうか? わたしが今まで接していた彼女は偽物だったのだろうか。
わたしの今までに本物なんてなかったのだろうか?
コーデリアさんが杖を掲げる。先端の宝石から水流が渦巻く。
「い、嫌だ……、死にたくない……」
膨らんでいく魔力に恐怖を覚える。震える足に構わず立ち上がった。
「対校戦で優勝してアルバート最強だと称えられて、その調子に乗った鼻をへし折って差し上げますわ」
渦巻く水流がわたしを取り囲むように飛んでくる。
無詠唱での魔法。体感してみるとこんなにも速いのか。対応策を考える前に魔法を行使されてしまう。
もう頭はぐちゃぐちゃだ。わたしが思っているよりも前からすでにぐちゃぐちゃになっていたのかもしれない。
ただ、生き残るためにはコーデリアさんを倒さなければならない。そのシンプルな答えには考え込むことなく辿り着いた。
友達なのに? いや違う。彼女はわたしを友達なんて思っていなかった。きっとホリンくんだってそうだ。アルバート魔道学校で築いてきたと思っていたものはすべて偽物だったのだ。わたしが見たかっただけの幻想にすぎない。
だからコーデリアさんを倒すことだってできる。だって関係ないのだから。
「うあっ、あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
対抗する魔法を行使する前にわたしは水流に飲み込まれた。
頭がどこを向いているのかわからない。手足をじたばたさせても動いている感覚がない。むしろ痛い。
息が苦しい。なんとかしなきゃと魔法を使おうとしても水流が激しくてなんの役にも立たない。
水魔法で相殺しようとしても完全に力負けしている。風魔法で水を防ごうとしても防ぐには至らない。土魔法でできるだけ大きなゴーレムを作ったけれどすぐにバラバラにされた。
やばい……本当に……。
アウス! と心の中で呼びかけてみてもやっぱり反応がない。助けはない。
コーデリアさんがこんなにも強いだなんて。わたしだけしかできないと思っていた無詠唱を彼女もできる。あとは力の差。わたしはすべての能力で彼女に劣っていたのか。
絶望的な差。それは諦めるのに充分だった。
意識が遠のいていく……。怖い。それでもわたしにできることなんて何もない。
「――ディスペル」
パァン、と水が割れた。突然の浮遊感にわたしは成す術がない。
いつの間にか高いところまで体が持って行かれてたみたいで、浮遊感の後には重力に逆らえずに落下する。思わず目を閉じる。
「おっと。我ながらナイスキャッチ」
柔らかく受け止められた。そう認識して閉じていた目を開く。
「やあエル。元気そうで何よりだよ」
特徴的なとんがり帽子にオレンジ色の髪がはらりと垂れていた。中性的な美人顔はディジーのもので間違いなかった。
会いたかったような、会いたくなかったような。
「ディジー? なんで……」
「キミを助けにきた、と言ったら信じるかな?」
「……」
返答に困る。正直ディジーに対してどう対応していいかの答えは出ていないのだ。
無言のわたしにディジーは困ったように笑う。彼女は本物だろうか? それとも偽物? また不安が首をもたげる。わたしはどんな態度を取ればいいのだろう。
「とりあえず、下ろしてもいいかな?」
「え、あ」
わたしはディジーにお姫様抱っこをされていた。今日はなかなかない体験を何回やっているのか。
ゆっくりと下ろされる。丁寧な扱いだった。
「びしょびしょだね。色っぽいよエル」
「……」
なんて反応したらいいのかわからないってば。
水を被った、というか事実そうなったせいで全身濡れている。ローブが重くて気持ち悪い。リュックの中身も心配だ。
「そろそろよろしいでしょうか?」
コーデリアさんが咳払いをして注目を促す。彼女はディジーに視線を向けると言った。
「あなたもわざわざ姿を見せてくれるなんて、バカですわね」
「あっはっは。いいよそのケンカ買った。相手になってあげるよ。そして身の程を知るんだね」
ディジーは杖で帽子のつばをとんとんと叩く。笑いながら怒っていた。
「ディジー……」
「エルは下がってて。ボク一人で充分だから」
とん、と胸を押されて一歩二歩と下がってしまう。
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