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二章 魔道学校編
第49話 人の行動は止められない
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ディジーにストーカーが纏わりついている。
その疑いはわたしを焦らすのに充分であった。
早くなんとかしないと何が起こるかわかったものではない。ことが起こってからじゃあ遅いのだ。
とはいえわたしがボディーガードをしようとしてもディジーはいい顔をしないだろう。提案したとしても断られる未来しか見えない。
彼女も自分の強さに自信を持っているタイプの人間だ。自分のことくらい自分で守れる。そう考えているに違いない。
でも強さってのは状況によって変動するものである。
真っ向勝負でどれだけ強くても、不意打ち一発で沈むケースなんて腐るほどある。
ストーカーなんて何をしでかすかわかったもんじゃないのだ。欲望に際限なんてない。それはどんなことでもやってのける強さになりえる可能性があった。恐ろしいことだ。
わたしはディジーと別れてから急いでアルバート魔道学校へと戻った。
まずは準備を整えなければならない。
敷地内に入る。女子寮へと一直線だ。
「あ……エルくん」
……まっすぐ一直線というわけにはいかなかった。
ばったりと出会ったのはシグルド先輩だ。わたしが今一番気まずさを感じる相手である。
彼への返事は決めている。でもそれはもっと時間に余裕のある時にしてほしい。
「こんにちはシグルド先輩」
無視するわけにもいかないのであいさつはしておく。すぐにこの場から離れられるようにつま先に力を入れておく。
そう思っていると、シグルド先輩の雰囲気がいつもより暗いことに気づいた。
なんというかしょんぼりしているというか。嫌なことでもあったのか、落ち込んでいるように見える。
あのシグルド先輩が? いつも余裕ありげにしているのに? 珍しくてまじまじと見つめてしまう。
何かイベントごとでもあっただろうか。対校戦で負けた時くらいしか落ち込んでいるところを見たことがない。それどころかあの時よりも今の方が落ち込み具合が深いように思える。
「何かあったんですか?」
思わず尋ねてしまった。シグルド先輩はわたしから視線を外す。
「……別に何もないさ。いつも通り。ただそれだけのことだ」
何かあったんだろうなぁ。
いつもと態度が変わりすぎである。まったく笑顔を見せないこれは初めてだった。
テンションが低くても無理してでも笑う人だ。それなのにここまで笑顔なし。よほどショックなことがあったのだろうと予想できる。
無理にでも聞くべきなのだろうか? それともそっとしておくべき?
頭の中で選択肢がぐるぐると回る。
「そうですか。それじゃあわたしは急ぎますので失礼します」
選択したのはそっとしておく、だった。
気にならないわけじゃないけど、聞いたために蛇が出てこられても困る。それにディジーの問題もあるのだ。ここは確実に必要だと思う方を優先させてもらうことにした。
それにシグルド先輩なら何があったとしても明日には嫌なことがあったと感じさせないくらいには持ち直してくれるだろう。女子人気も高いし、慰めてほしいのなら相手はいくらでもいるはずだ。決して先輩をないがしろにしているわけじゃないんだよ。って誰に言い訳してるんだか。
そんなわけでわたしは女子寮へと足を向けた。
「エルくんの方こそ何かあったのかい? 急いでいるように見えるのだが」
このまま別れられると思って足を動かそうとしていたところでの言葉。急停止してつんのめってしまった。
「ええまあ……」
どうしよう、理由を言うべきだろうか?
シグルド先輩にいつもの覇気がない。そんな時にこっちの問題を口にしてもいいのだろうか。
「……」
シグルド先輩はまっすぐわたしを見つめていた。
その視線に誤魔化すなと言われているように感じてしまう。
気分が落ち込んでいる時でも気を遣われるのはプライドが許さないのかもしれなかった。
ここで誤魔化すのは男のプライドを傷つけるように思えた。だからなのかわたしはシグルド先輩にディジーがストーカーに遭っているかもしれないことを告げた。
「……そうか。それで? キミはどうするつもりなんだい」
「とにかくディジーの住んでいるところに張り込もうかと思ってます」
「……エルくんの行動力に凄みさえ感じてしまうよ」
「と、友達ですから……」
照れ臭くなって頬をかく。
シグルド先輩は少しだけ考えた素振りをした後、うんと頷いた。
「彼女は確かカラスティア魔道学校の生徒だったね。そこまでの道は知っているのかい?」
「あ……」
知らなかった。わたしはアルバート以外の魔道学校の場所を知らなかったのである。通わないと他校なんてどうでもいいと思ってたからなぁ。
とりあえず同じ王都であることには変わりないのだ。がんばって探せばなんとかなる、はず。
「キミのことだからそうだと思ったよ。よければ地図を用意しよう。持ってくるから先に準備を済ませておくといい。またここで合流しよう」
「わざわざありがとうございます」
これはラッキーだ。学校を探さなくていいのは大きい。時間ロスをだいぶ減らせるだろう。
一度シグルド先輩と別れて自室へと向かう。服装をローブにして、こまごまとした物はカバンに入れて持っていく。
我ながら女と思えないほどの準備の早さである。まあここんとこは長所と思っておきますか。
「やあ、遅れてしまってすまないね」
集合場所へはわたしの方が早く着いてしまった。決してシグルド先輩が遅いわけではないので文句なんてない。
でもせめて駆け足で来ようか。優雅に歩いてる暇はないですよー。ハリーハリー!
先輩相手にそんなことを言えるはずもなく、シグルド先輩がわたしの前まで歩いてくるのを黙って待った。
「これがカラスティアまでの地図だ。こっちが学校内部図だ。ディジーの寮での部屋も記してある」
「ありがとうございます」
おおっ、これはありがたい。
まさか学校の場所だけじゃなく内部の地図まで用意してくれるとは。やはりできる男ですなー。先輩相手なんでそんな気やすく言えないけどね。
「……ん? どうして先輩がディジーの部屋まで知ってるんですか?」
はてと首をかしげる。
他校の、それも女子の部屋である。それをシグルド先輩が知っているのはおかしいように思えた。いや普通におかしいだろ。
けれどシグルド先輩はうろたえるわけでもなく落ち着いた答えをくれた。
「先ほどそのディジーと仲の良い女子生徒に会ってね。事情を話したところ協力を申し出てくれたものだから教えてもらったのだよ」
「ああ、そういうことだったんですね」
わたし以外にアルバートでディジーと仲良くしている子がいたとは。今度わたしからもお礼を言わなければ。
それにしてもシグルド先輩が動いてくれて助かったよ。女子からの人気が高い先輩だったからその子もすんなりと協力してくれたのだろう。イケメンは武器だね。
さて、これで準備は整った。
ちゃっちゃとストーカー退治をするとしましょうか。
使命感に燃えたわたしは一歩を踏み出した。
「エルくん」
そこで呼び止められてつんのめった。もしかしてわざとやってんのかな?
振り返って呼び止めてきた彼に顔を向ける。まだ元気がないというか、疲労感でいっぱいといった表情をしていた。
「キミはホリンのことが好きか?」
「そりゃまあ、友達ですから。好きですよ」
「……相変わらずなんだな」
反射的に答えちゃったけど、これってライクじゃなくてラブ的な意味だった?
やばっ。シグルド先輩とはまだ決着がついていないっていうのに余計なこと言っちゃったか。
「あの、ホリンくんが好きってのは本当に友達だからで。だから……男としてとか、そういう意味じゃないですから」
「わかっているさ。ただ、ホリンのことを大事にしてやってくれ。私が言いたいのはそれだけだ」
「はあ、わかりました」
ちょっと頭に疑問符が浮かぶ。
急にどうしたんだろうか。そもそもシグルド先輩とホリンくんって仲悪いイメージだったんだけど。それは結局ホリンくんだけで先輩は嫌っているわけでもないのだろうか。
まあそれはそれでいいことなのだろう。シグルド先輩がホリンくんを嫌っていないのなら、いつか二人はちゃんと仲良くできるのかもしれない。
あとはホリンくんをなんとかしてあげれば割と仲良しになるんじゃないかな。この辺はおいおいにでも協力したいな。
「さあ、そろそろ行くといい。あまり遅くなるわけにもいかないだろう」
「そうですね。では、行ってきます」
「ああ、武運を祈っているよ」
武運か。まあストーカー退治するんだからそれで合ってるのかな。
わたしはシグルド先輩に見送られながらアルバートを後にしたのであった。
――この時のわたしはもうアルバート魔道学校に戻れないだなんて、想像すらしていなかったのだ。
その疑いはわたしを焦らすのに充分であった。
早くなんとかしないと何が起こるかわかったものではない。ことが起こってからじゃあ遅いのだ。
とはいえわたしがボディーガードをしようとしてもディジーはいい顔をしないだろう。提案したとしても断られる未来しか見えない。
彼女も自分の強さに自信を持っているタイプの人間だ。自分のことくらい自分で守れる。そう考えているに違いない。
でも強さってのは状況によって変動するものである。
真っ向勝負でどれだけ強くても、不意打ち一発で沈むケースなんて腐るほどある。
ストーカーなんて何をしでかすかわかったもんじゃないのだ。欲望に際限なんてない。それはどんなことでもやってのける強さになりえる可能性があった。恐ろしいことだ。
わたしはディジーと別れてから急いでアルバート魔道学校へと戻った。
まずは準備を整えなければならない。
敷地内に入る。女子寮へと一直線だ。
「あ……エルくん」
……まっすぐ一直線というわけにはいかなかった。
ばったりと出会ったのはシグルド先輩だ。わたしが今一番気まずさを感じる相手である。
彼への返事は決めている。でもそれはもっと時間に余裕のある時にしてほしい。
「こんにちはシグルド先輩」
無視するわけにもいかないのであいさつはしておく。すぐにこの場から離れられるようにつま先に力を入れておく。
そう思っていると、シグルド先輩の雰囲気がいつもより暗いことに気づいた。
なんというかしょんぼりしているというか。嫌なことでもあったのか、落ち込んでいるように見える。
あのシグルド先輩が? いつも余裕ありげにしているのに? 珍しくてまじまじと見つめてしまう。
何かイベントごとでもあっただろうか。対校戦で負けた時くらいしか落ち込んでいるところを見たことがない。それどころかあの時よりも今の方が落ち込み具合が深いように思える。
「何かあったんですか?」
思わず尋ねてしまった。シグルド先輩はわたしから視線を外す。
「……別に何もないさ。いつも通り。ただそれだけのことだ」
何かあったんだろうなぁ。
いつもと態度が変わりすぎである。まったく笑顔を見せないこれは初めてだった。
テンションが低くても無理してでも笑う人だ。それなのにここまで笑顔なし。よほどショックなことがあったのだろうと予想できる。
無理にでも聞くべきなのだろうか? それともそっとしておくべき?
頭の中で選択肢がぐるぐると回る。
「そうですか。それじゃあわたしは急ぎますので失礼します」
選択したのはそっとしておく、だった。
気にならないわけじゃないけど、聞いたために蛇が出てこられても困る。それにディジーの問題もあるのだ。ここは確実に必要だと思う方を優先させてもらうことにした。
それにシグルド先輩なら何があったとしても明日には嫌なことがあったと感じさせないくらいには持ち直してくれるだろう。女子人気も高いし、慰めてほしいのなら相手はいくらでもいるはずだ。決して先輩をないがしろにしているわけじゃないんだよ。って誰に言い訳してるんだか。
そんなわけでわたしは女子寮へと足を向けた。
「エルくんの方こそ何かあったのかい? 急いでいるように見えるのだが」
このまま別れられると思って足を動かそうとしていたところでの言葉。急停止してつんのめってしまった。
「ええまあ……」
どうしよう、理由を言うべきだろうか?
シグルド先輩にいつもの覇気がない。そんな時にこっちの問題を口にしてもいいのだろうか。
「……」
シグルド先輩はまっすぐわたしを見つめていた。
その視線に誤魔化すなと言われているように感じてしまう。
気分が落ち込んでいる時でも気を遣われるのはプライドが許さないのかもしれなかった。
ここで誤魔化すのは男のプライドを傷つけるように思えた。だからなのかわたしはシグルド先輩にディジーがストーカーに遭っているかもしれないことを告げた。
「……そうか。それで? キミはどうするつもりなんだい」
「とにかくディジーの住んでいるところに張り込もうかと思ってます」
「……エルくんの行動力に凄みさえ感じてしまうよ」
「と、友達ですから……」
照れ臭くなって頬をかく。
シグルド先輩は少しだけ考えた素振りをした後、うんと頷いた。
「彼女は確かカラスティア魔道学校の生徒だったね。そこまでの道は知っているのかい?」
「あ……」
知らなかった。わたしはアルバート以外の魔道学校の場所を知らなかったのである。通わないと他校なんてどうでもいいと思ってたからなぁ。
とりあえず同じ王都であることには変わりないのだ。がんばって探せばなんとかなる、はず。
「キミのことだからそうだと思ったよ。よければ地図を用意しよう。持ってくるから先に準備を済ませておくといい。またここで合流しよう」
「わざわざありがとうございます」
これはラッキーだ。学校を探さなくていいのは大きい。時間ロスをだいぶ減らせるだろう。
一度シグルド先輩と別れて自室へと向かう。服装をローブにして、こまごまとした物はカバンに入れて持っていく。
我ながら女と思えないほどの準備の早さである。まあここんとこは長所と思っておきますか。
「やあ、遅れてしまってすまないね」
集合場所へはわたしの方が早く着いてしまった。決してシグルド先輩が遅いわけではないので文句なんてない。
でもせめて駆け足で来ようか。優雅に歩いてる暇はないですよー。ハリーハリー!
先輩相手にそんなことを言えるはずもなく、シグルド先輩がわたしの前まで歩いてくるのを黙って待った。
「これがカラスティアまでの地図だ。こっちが学校内部図だ。ディジーの寮での部屋も記してある」
「ありがとうございます」
おおっ、これはありがたい。
まさか学校の場所だけじゃなく内部の地図まで用意してくれるとは。やはりできる男ですなー。先輩相手なんでそんな気やすく言えないけどね。
「……ん? どうして先輩がディジーの部屋まで知ってるんですか?」
はてと首をかしげる。
他校の、それも女子の部屋である。それをシグルド先輩が知っているのはおかしいように思えた。いや普通におかしいだろ。
けれどシグルド先輩はうろたえるわけでもなく落ち着いた答えをくれた。
「先ほどそのディジーと仲の良い女子生徒に会ってね。事情を話したところ協力を申し出てくれたものだから教えてもらったのだよ」
「ああ、そういうことだったんですね」
わたし以外にアルバートでディジーと仲良くしている子がいたとは。今度わたしからもお礼を言わなければ。
それにしてもシグルド先輩が動いてくれて助かったよ。女子からの人気が高い先輩だったからその子もすんなりと協力してくれたのだろう。イケメンは武器だね。
さて、これで準備は整った。
ちゃっちゃとストーカー退治をするとしましょうか。
使命感に燃えたわたしは一歩を踏み出した。
「エルくん」
そこで呼び止められてつんのめった。もしかしてわざとやってんのかな?
振り返って呼び止めてきた彼に顔を向ける。まだ元気がないというか、疲労感でいっぱいといった表情をしていた。
「キミはホリンのことが好きか?」
「そりゃまあ、友達ですから。好きですよ」
「……相変わらずなんだな」
反射的に答えちゃったけど、これってライクじゃなくてラブ的な意味だった?
やばっ。シグルド先輩とはまだ決着がついていないっていうのに余計なこと言っちゃったか。
「あの、ホリンくんが好きってのは本当に友達だからで。だから……男としてとか、そういう意味じゃないですから」
「わかっているさ。ただ、ホリンのことを大事にしてやってくれ。私が言いたいのはそれだけだ」
「はあ、わかりました」
ちょっと頭に疑問符が浮かぶ。
急にどうしたんだろうか。そもそもシグルド先輩とホリンくんって仲悪いイメージだったんだけど。それは結局ホリンくんだけで先輩は嫌っているわけでもないのだろうか。
まあそれはそれでいいことなのだろう。シグルド先輩がホリンくんを嫌っていないのなら、いつか二人はちゃんと仲良くできるのかもしれない。
あとはホリンくんをなんとかしてあげれば割と仲良しになるんじゃないかな。この辺はおいおいにでも協力したいな。
「さあ、そろそろ行くといい。あまり遅くなるわけにもいかないだろう」
「そうですね。では、行ってきます」
「ああ、武運を祈っているよ」
武運か。まあストーカー退治するんだからそれで合ってるのかな。
わたしはシグルド先輩に見送られながらアルバートを後にしたのであった。
――この時のわたしはもうアルバート魔道学校に戻れないだなんて、想像すらしていなかったのだ。
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