9 / 127
一章 領地編
第8話 目標を定めよう
しおりを挟む
わたしがウィリアムくんの命を救ってから一年経った。
つまりわたしは十一歳。前世から考えてまだまだ小学生くらいのお年頃だ。まだまだピチピチなのだ。……死語だったかな。
あの時、ウィリアムくんを助けてからはあっという間だった。
大地の大精霊であるアウスの力を借りてからは早かった。少年の命を救っただけではなく、枯れていた土地に潤いを与えたのだ。今では作物が育つこと育つこと。きっと前世での農家の方々だってびっくりなほどだろう。もうにょきにょき育っちゃうね。
そのおかげで領民は大喜び。ベドスやバガン以外の連中もわたしを讃えてくれた。
わたしは一躍救世主となったのであった。
……まあ、わたしの力っていうよりアウスのおかげなんだけれども。
そのこともあって褒められてもあまり喜べなかった。わたしのやってることって人のふんどし履いて相撲を取っているようなもんだ。なんだか申し訳なくてしょうがない。
「精霊を使いこなせるのもキミの立派な力だよ」
アルベルトさんはそう言ってくれる。そうなのだろうか? その言葉もわたしを無理やり納得させようとしているようにしか聞こえない。
そんなわたしの心が聞こえていたのだろうか。アルベルトさんはしばらくの間わたしの魔法の先生をしてくれた。
今まで独学でやってきたこと。正直、両親は教えるのが下手以前に人に教えることすらできなかった。すぐに独学になってしまったのはそういう両親だったからだ。だからアルベルトさんはわたしの人生初の先生だったのだ。
今までイメージという曖昧なものでなんとかしてきたこと。結局それは大気の微精霊に力をもらっていただけだったんだけど。それらをひっくるめてしっかり教えてくれた。
魔法使いってのは大気に存在する魔力の源であるマナを体内に取り込み、それを魔力に変換して術式を行使する者なのだそうだ。
わたしの場合はマナを取り込まず、マナの代わりに微精霊に直接働きかけてもらって魔法に似た変化を起こしていたようだった。
この辺りの感覚を覚えるのに半年かかった。
憶えてしまえば自分の中でマナが入ってくる感覚がわかるようになった。それと同時に相手のマナ保有量もぼんやりとわかるようになった。
どれだけ体内にマナを保有できるか。それは魔法使いとしての力を測る一つの指標であった。
あれだな。ゲームで例えるならMPみたいなもんだ。強い魔法を使いたくてもMPが足りなくなると使えなくなるからね。
もちろんマナ保有量が強さのすべてじゃない。強い術式を組めるかはまた別の技術だからだ。
さて、魔法の話を始めるときりがない。だからわたしがこの一年でできるようになったことをまとめようか。
わたし自身が使える魔法はかなり増えた。それを説明しようか。
火属性。ファイアボールなどの攻撃魔法を習得。たき火を起こそうとすると火事になっちゃうぜ。
水魔法。水結界なんてものを作れるようになった。水中移動ができるようになったおかげでカナヅチでも大丈夫!
風魔法。空を飛べるようになった。いつでもスーパーマン気分が味わえちゃうんだぜ☆
土魔法。簡単に落とし穴が作れるようになっちゃった。それからゴーレムなんかも作れるようになっちゃった。いろんな意味で職人魂をくすぐられちゃう。
四大属性はこんな感じ。あとは治癒魔法も少々。乙女のたしなみ程度ですわ、おほほほ。
アルベルトさんが言うにはわたしの魔法は中位くらいの実力なのだそうだ。ここまでできたら魔法使いとして一人前なのだそうだ。
これでようやくスタートラインに立った気分。一人前と言っても最強になったわけでもない。チート主人公への道のりは遠そうだ。
ただ、大精霊であるアウスの力を借りればもっと上の実力にはなるんだけどね。あまり彼女の力をわたしの力とは胸を張って口にはできないけれど。
それでもアルベルトさんのおかげでわたしは格段に成長できた。やはり師匠という存在は必要不可欠なのだ。独学でうまくいくだなんてよっぽどセンスが良くて頭の良い奴だけだろう。
わたしのようにセンスがあるわけでも頭が良いわけでもない凡才には、先生という存在は本当にありがたかった。
「まっ、これからもがんばれよエルちゃん。キミが大人になって綺麗になったら会いにくるからよ」
どこまでも感謝が堪えないアルベルト先生。彼はそんな言葉を残して、昨日旅立ってしまったのだった。
※ ※ ※
わたしは領内にある丘に体育座りしていた。
風が吹いて黒髪がなびく。長くなったし毛先だけでも切ろうかな。そう思えるほどには髪の長さが気になっていた。
ぼんやり前を向けば田畑が増えた光景が目に入る。作物が育てば働き者が増えた。良い循環だろう。
わたしは田畑で働く領民をただ眺めていた。アルベルトさんが来なければこんな光景を目にすることはなかっただろう。
あー。思っていた以上にアルベルトさんがいなくなってショックだ。こんなにショックを受けるなんて自分でもびっくりだ。
なんだかやる気が起きない。無気力になってる場合じゃないのにな。わかってても体が動こうとしてくれない。
アルベルトさんは命の恩人。それから、わたしに力を与えてくれた人。そして、わたしを認めてくれた人。
膝に顔を埋める。
「エル」
声をかけられて顔を上げる。線は細いが青い瞳をした美少年が立っていた。
「ウィリアムくん」
彼はわたしが一年前に助けた少年。ウィリアムくんだ。
あれからウィリアムくんはリハビリをがんばってこうやって出歩けるようになった。激しい運動をすればすぐに息は上がるけれど、それでも動けず命の危機にあった頃に比べればかなり良くなっている。
ウィリアムくんはわたしの隣に座る。優しげな目差しが向けられる。子供らしからぬ包容力を感じさせる雰囲気があった。
「どうしたの? 今日は魔法の修業はしなくてもいいの?」
「うん……まあ、ね」
「元気ないね」
ウィリアムくんとは仲良くなった。年齢はわたしとちょうど同じだった。
最初は「エル様」なんて呼ぶものだから却下させてもらった。さすがに同い年でかしこまった呼ばれ方をされたくない。友達ならなおさらだ。そう、友達なのだ! ウィリアムくんとは友達になったのだ。わたしの初めての友達である。
そんな友達が心配してくれている。ウィリアムくんは良い子だ。あのベドスの子供とは思えないほどである。
ウィリアムくんとは毎日のように会っている。童心に返ったなんていうのはちょっと違うのかもしれないけれど、彼と遊ぶのはとても楽しかった。
一年ほどの付き合いだけど、彼が思いやりのある人だというのはすごく実感できる。十一歳とは思えないくらい落ち着きのある子だった。
だからわたしの元気がない理由だってちゃんとわかってくれていた。
「やっぱりアルベルトさんがいなくなったから?」
「……うん」
「そっか……」
それきり二人して黙り込んだ。
ずっとウィリアムくんはいっしょにいてくれた。沈黙でいるのに不思議と居心地の悪さはなかった。
ちょっとずつ心が癒される気がした。
「そういえば」
夕暮れになった頃、ウィリアムくんがふと口を開いた。
「エルは魔道学校ってところに行くの?」
「え?」
魔道学校。魔法を扱える者を育成する教育機関だと聞いている。イメージとしてはハリー・○ッターに出てくる学校みたいなところだろう。ホ○ワーツかな。
学校を卒業すれば魔道士と名乗れるようだ。魔法使いと魔道士の違いは学校を卒業したかどうかということだけだとアルベルトさんから聞いた。
どうして魔道学校だなんて単語がウィリアムくんの口から出たのだろうか。まじまじと見つめるとあっさり答えてくれた。
「アルベルトさんが言ってたからさ。エルは魔道学校で勉強するんだって」
「え? 初耳なんですけど」
「え?」
お互い首をかしげる。そして同じく結論に行きついた。
「うっかり言い忘れたんだろうね」
「たぶんそうだ。アルベルトさんらしい」
あの人は丁寧なようで大ざっぱなところがあったからなぁ。そのあたりはウィリアムくんもわかっているようで、ふふっと笑っていた。微笑みが似合う少年ですこと。
アルベルトさんはわたしの次なる道を伝えていたのだ。いや、わたしには伝え忘れていたみたいだけど。
これからの目標ができた。わたしは魔道学校へ行く。そして立派な魔道士になってアルベルトさんを驚かせるのだ!
ようやくわたしの体に力が湧いてきた。やっぱりがんばるためには目標が必要だね、うん。
つまりわたしは十一歳。前世から考えてまだまだ小学生くらいのお年頃だ。まだまだピチピチなのだ。……死語だったかな。
あの時、ウィリアムくんを助けてからはあっという間だった。
大地の大精霊であるアウスの力を借りてからは早かった。少年の命を救っただけではなく、枯れていた土地に潤いを与えたのだ。今では作物が育つこと育つこと。きっと前世での農家の方々だってびっくりなほどだろう。もうにょきにょき育っちゃうね。
そのおかげで領民は大喜び。ベドスやバガン以外の連中もわたしを讃えてくれた。
わたしは一躍救世主となったのであった。
……まあ、わたしの力っていうよりアウスのおかげなんだけれども。
そのこともあって褒められてもあまり喜べなかった。わたしのやってることって人のふんどし履いて相撲を取っているようなもんだ。なんだか申し訳なくてしょうがない。
「精霊を使いこなせるのもキミの立派な力だよ」
アルベルトさんはそう言ってくれる。そうなのだろうか? その言葉もわたしを無理やり納得させようとしているようにしか聞こえない。
そんなわたしの心が聞こえていたのだろうか。アルベルトさんはしばらくの間わたしの魔法の先生をしてくれた。
今まで独学でやってきたこと。正直、両親は教えるのが下手以前に人に教えることすらできなかった。すぐに独学になってしまったのはそういう両親だったからだ。だからアルベルトさんはわたしの人生初の先生だったのだ。
今までイメージという曖昧なものでなんとかしてきたこと。結局それは大気の微精霊に力をもらっていただけだったんだけど。それらをひっくるめてしっかり教えてくれた。
魔法使いってのは大気に存在する魔力の源であるマナを体内に取り込み、それを魔力に変換して術式を行使する者なのだそうだ。
わたしの場合はマナを取り込まず、マナの代わりに微精霊に直接働きかけてもらって魔法に似た変化を起こしていたようだった。
この辺りの感覚を覚えるのに半年かかった。
憶えてしまえば自分の中でマナが入ってくる感覚がわかるようになった。それと同時に相手のマナ保有量もぼんやりとわかるようになった。
どれだけ体内にマナを保有できるか。それは魔法使いとしての力を測る一つの指標であった。
あれだな。ゲームで例えるならMPみたいなもんだ。強い魔法を使いたくてもMPが足りなくなると使えなくなるからね。
もちろんマナ保有量が強さのすべてじゃない。強い術式を組めるかはまた別の技術だからだ。
さて、魔法の話を始めるときりがない。だからわたしがこの一年でできるようになったことをまとめようか。
わたし自身が使える魔法はかなり増えた。それを説明しようか。
火属性。ファイアボールなどの攻撃魔法を習得。たき火を起こそうとすると火事になっちゃうぜ。
水魔法。水結界なんてものを作れるようになった。水中移動ができるようになったおかげでカナヅチでも大丈夫!
風魔法。空を飛べるようになった。いつでもスーパーマン気分が味わえちゃうんだぜ☆
土魔法。簡単に落とし穴が作れるようになっちゃった。それからゴーレムなんかも作れるようになっちゃった。いろんな意味で職人魂をくすぐられちゃう。
四大属性はこんな感じ。あとは治癒魔法も少々。乙女のたしなみ程度ですわ、おほほほ。
アルベルトさんが言うにはわたしの魔法は中位くらいの実力なのだそうだ。ここまでできたら魔法使いとして一人前なのだそうだ。
これでようやくスタートラインに立った気分。一人前と言っても最強になったわけでもない。チート主人公への道のりは遠そうだ。
ただ、大精霊であるアウスの力を借りればもっと上の実力にはなるんだけどね。あまり彼女の力をわたしの力とは胸を張って口にはできないけれど。
それでもアルベルトさんのおかげでわたしは格段に成長できた。やはり師匠という存在は必要不可欠なのだ。独学でうまくいくだなんてよっぽどセンスが良くて頭の良い奴だけだろう。
わたしのようにセンスがあるわけでも頭が良いわけでもない凡才には、先生という存在は本当にありがたかった。
「まっ、これからもがんばれよエルちゃん。キミが大人になって綺麗になったら会いにくるからよ」
どこまでも感謝が堪えないアルベルト先生。彼はそんな言葉を残して、昨日旅立ってしまったのだった。
※ ※ ※
わたしは領内にある丘に体育座りしていた。
風が吹いて黒髪がなびく。長くなったし毛先だけでも切ろうかな。そう思えるほどには髪の長さが気になっていた。
ぼんやり前を向けば田畑が増えた光景が目に入る。作物が育てば働き者が増えた。良い循環だろう。
わたしは田畑で働く領民をただ眺めていた。アルベルトさんが来なければこんな光景を目にすることはなかっただろう。
あー。思っていた以上にアルベルトさんがいなくなってショックだ。こんなにショックを受けるなんて自分でもびっくりだ。
なんだかやる気が起きない。無気力になってる場合じゃないのにな。わかってても体が動こうとしてくれない。
アルベルトさんは命の恩人。それから、わたしに力を与えてくれた人。そして、わたしを認めてくれた人。
膝に顔を埋める。
「エル」
声をかけられて顔を上げる。線は細いが青い瞳をした美少年が立っていた。
「ウィリアムくん」
彼はわたしが一年前に助けた少年。ウィリアムくんだ。
あれからウィリアムくんはリハビリをがんばってこうやって出歩けるようになった。激しい運動をすればすぐに息は上がるけれど、それでも動けず命の危機にあった頃に比べればかなり良くなっている。
ウィリアムくんはわたしの隣に座る。優しげな目差しが向けられる。子供らしからぬ包容力を感じさせる雰囲気があった。
「どうしたの? 今日は魔法の修業はしなくてもいいの?」
「うん……まあ、ね」
「元気ないね」
ウィリアムくんとは仲良くなった。年齢はわたしとちょうど同じだった。
最初は「エル様」なんて呼ぶものだから却下させてもらった。さすがに同い年でかしこまった呼ばれ方をされたくない。友達ならなおさらだ。そう、友達なのだ! ウィリアムくんとは友達になったのだ。わたしの初めての友達である。
そんな友達が心配してくれている。ウィリアムくんは良い子だ。あのベドスの子供とは思えないほどである。
ウィリアムくんとは毎日のように会っている。童心に返ったなんていうのはちょっと違うのかもしれないけれど、彼と遊ぶのはとても楽しかった。
一年ほどの付き合いだけど、彼が思いやりのある人だというのはすごく実感できる。十一歳とは思えないくらい落ち着きのある子だった。
だからわたしの元気がない理由だってちゃんとわかってくれていた。
「やっぱりアルベルトさんがいなくなったから?」
「……うん」
「そっか……」
それきり二人して黙り込んだ。
ずっとウィリアムくんはいっしょにいてくれた。沈黙でいるのに不思議と居心地の悪さはなかった。
ちょっとずつ心が癒される気がした。
「そういえば」
夕暮れになった頃、ウィリアムくんがふと口を開いた。
「エルは魔道学校ってところに行くの?」
「え?」
魔道学校。魔法を扱える者を育成する教育機関だと聞いている。イメージとしてはハリー・○ッターに出てくる学校みたいなところだろう。ホ○ワーツかな。
学校を卒業すれば魔道士と名乗れるようだ。魔法使いと魔道士の違いは学校を卒業したかどうかということだけだとアルベルトさんから聞いた。
どうして魔道学校だなんて単語がウィリアムくんの口から出たのだろうか。まじまじと見つめるとあっさり答えてくれた。
「アルベルトさんが言ってたからさ。エルは魔道学校で勉強するんだって」
「え? 初耳なんですけど」
「え?」
お互い首をかしげる。そして同じく結論に行きついた。
「うっかり言い忘れたんだろうね」
「たぶんそうだ。アルベルトさんらしい」
あの人は丁寧なようで大ざっぱなところがあったからなぁ。そのあたりはウィリアムくんもわかっているようで、ふふっと笑っていた。微笑みが似合う少年ですこと。
アルベルトさんはわたしの次なる道を伝えていたのだ。いや、わたしには伝え忘れていたみたいだけど。
これからの目標ができた。わたしは魔道学校へ行く。そして立派な魔道士になってアルベルトさんを驚かせるのだ!
ようやくわたしの体に力が湧いてきた。やっぱりがんばるためには目標が必要だね、うん。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説

異世界に転生したもののトカゲでしたが、進化の実を食べて魔王になりました。
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
異世界に転生したのだけれど手違いでトカゲになっていた!しかし、女神に与えられた進化の実を食べて竜人になりました。
エブリスタと小説家になろうにも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる