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序章 プロローグ
プロローグ
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つまらない人生だった。
俺が自らの人生に対する感想はそんなものだ。つまらない。ただその一言で充分である。
波乱万丈ではなく、劇的な運命があったわけでもなく、青春ラブコメなんぞ一ミリたりとも縁がなかった。
ただただ平凡。いや、むしろこれほどまでに何もなかったのなら平凡ですらない。だから俺は普通じゃなかったのだろう。
すべては俺の性格が悪かったのだ。内向的なこの性格が。息を吸うように人を拒絶し続けてしまった。そんな俺に友人と呼べる存在はいなかった。
気づけば二十五歳。四半世紀は生きたことになる。それだけ生きてきて俺の性格は治らなかった。矯正しようともしなかった。
それではいけないと思いながらも何もしてこなかった。ただただ怠惰。それが俺の大きな罪だったのである。
そんな俺に誇れるものがあるのだとしたら進学や就職につまづくことがなかったことだろうか。すべて順調に受かってきた。まあ全部三流どころではあるのだけどな。
どこへ行こうが俺は人と深い関係にはなれない。それがどれだけ空しくて恥ずかしくて悔しいことか。わかってやれるのは俺だけだ。俺しかいないのだ。
生きているだけで死にたくなる。人生を棒に振るようなケガをしたわけでもなく、理不尽に会社をクビになって無職になったわけでもない。ちゃんと生活できているのにいなくなってしまいたくなる。
俺はこの世から消えてしまいたかった。心の中でわだかまる不安に囚われてしまうのがたまらなく嫌だった。
今の俺じゃあずっと、この先一生このままだ。でも別人になれたら? もしも人生最初からやり直せたら俺だって自分を変えられるのかもしれない。そんな妄想が頭をよぎる。
そうだよ! 子供からやり直せたら、この内向的な性格だって矯正できるかもしれない。そうすればもっと明るくて楽しいハッピーな人生を謳歌できるかもしれない。リア充にだってなれるかもしれない。
妄想だってのはわかっている。けれど脳内くらいお花畑にならないと自らのネガティブ思考に飲み込まれてしまいそうだったから。これもまた自己防衛手段なのかもしれない。
起きて仕事行って帰って寝る。なんの楽しみもない。その繰り返し。頭がおかしくなる。
なら、妄想くらいするさ。
つまらないルーティンワークをこなし、合間にチート主人公の如く無双する自分を妄想し、さらにその合間でネガティブ思考の渦にはまって死にたくなったりする。それが俺だった。
そして、『だった』と過去形にしているのは俺に人生の転換期ってやつがあって見事リア充にクラスチェンジできました、とかそういう話ではない。
だが、転換期というのは正しかったりする。
結論を述べよう。俺は死んだ。
死んだシーンなんて語る気にならないし、そもそもそんな必要もないだろう。俺がどうやって死んだとか、痛かった苦しかったとかそんなこと聞きたい奴はいないはずだ。わざわざそんなことを知りたがる奴は人の不幸が好物なイカレてる野郎なんだろう。
いや、そうは言ってみたもののそんな野次馬根性だけはある奴っているよな。ほら、身近で事件があると急に真剣な顔をする奴とか、全然関係ないのに心配そうな顔を作っていればこの場に入って行けるとか思ってそうな奴とかさ。
別にそんなのはいいんだ。どうでもいいって付け加えてもいい。
誰も助けてくれなかった。むしろ倒れた俺に写真やら動画やら撮りたかったのか、カメラを向けてきやがった。
事件は他人様からすればただの娯楽。うまいこと言ったもんだ。俺を見て楽しんでやがる。嫌な目ばかり。頭では何度死ねばいいのにと思っただろうか。それをただの一度も口にしたことはない。それが良いか悪いかは微妙なところ。
文句はないさ。死人に口なしってか。文句すら言えない。何もできない。
何もおもしろくないけど、人生最後みたいだったからこれだけは言ってやった。すかしっぺみたいなもんだ。
「バーカ」
俺が人生で初めて他人にぶつけた悪口だった。子供の頃だって口にしたことがない。素晴らしい教育の賜物だった。嘘だけど。
でも、それが本当に他人に向けたものだったのか。それとも自分に? 意識がもうろうとしすぎてわけがわからない。けれど、涙が出るほどにはスカッとした。
ちゃんと声に出ていたか確認する暇もなく目の前が真っ暗になった。はい、これで人生終了。あっけない幕切れ。夕方のニュースくらいには出演できるかもしれない。俺にしては大した出世だな。なんてな。
始まりは終わりのために。なら終わりは? それは始まりのためってな。常識だろう。どこの常識かは知らんけど。
そんなわけで終わりを迎えたはずの人生はまた始まる。今度は自分を変えられるだろうか? いや、変えるのだ。そうしなければならない。そうしなければ幸福は俺の元にはやってこない。絶対にな。
この人生での教訓。待っているだけでは何も得られない。本当に何も手にできない。それを心が痛くなるくらい思い知ったのだ。
だから変える。暗くて内向的で誰の役にも立たないそんな不必要な自分を変えるのだ。そうしたらきっと、きっと幸せになれるから。
無意識の意識のまま、硬く誓う。そうして俺は産声を上げた。
※ ※ ※
「おんぎゃー!」と叫んだ俺は瞬時に理解した。自分が転生したということを。
今まで暇があれば読んでいたネット小説にまさにこんな展開があった。現代で死んだ主人公が異世界で転生して人生リスタートするっていう話。
まさに俺はそんな状況に放り込まれた。つまりチートで無敵で最強の俺の誕生である。
赤ん坊の頃から努力すればすごい人間になれるはず。どんな世界だろうが前世の記憶を持っている奴が人生を有利に進められるはずだ。
初めて感じる人生の勝ち組感。
イケる! 俺は今度こそ幸福を手にできるのだ。それはこの時点で約束されたのだから。
……と、思っていた時期が俺にもありました。
さて、状況整理の時間だ。
俺……いや、転生した体は女だったので『わたし』である。つまりTSというやつだ。略さず言えばトランスセクシャルだ。
そんなわたしの名前はエル・シエル。ここで察せられるだろうが外国人、ではなく異世界人である。
剣と魔法の異世界に転生したわたしはシエル家という下級貴族の三女であった。上に兄二人と姉二人、下には弟が一人いる。現代日本であれば兄妹の数は多い方だろうか。産めよ増やせよの戦時中だったら普通くらいの数かもしれないが、あいにく『俺』の時は戦争なんて教科書程度の知識でしかない。
下級とはいえ貴族の子供だったので最初は「よっしゃあぁぁぁぁぁーーっ!!」と拳を天に突き出して喜んだものだったのだが、そうはうまくいかないようであった。
前に下級とついているのに注目だ。これ控えめに言っているだけでけっこうな下級っぷりなのである。
どれくらいかと聞かれれば、『最』を頭につけてもいいレベル。
裕福な平民であればうちよりも確実に良い生活をしているだろう。貴族の面倒な責務を考えれば普通の平民でも良いと思えるくらいかもしれない。
だってシエル家の領地ってまともに作物が育たないようなやせ細った大地なのだ。当たり前のように特産物なんてない。
それに、交通の便が悪い上に、そもそも国の中で辺境とされるここに集まってくる人なんていない。集まってきたとしてもわけアリでアレな連中ばかりである。
正直、領民ですらコントロールするのは難しい。名ばかり貴族のシエル家の言うことなんて聞いてられっか! って奴等ばかりなのだ。
実際、そんな連中を押さえる力もない。国だってこんな辺境の地にわざわざ人材を派遣したりしない。自分たちでなんとかしろとのことだ。なんともできないから助けを求めてるんだっての。
なんだろうな。報酬がないのに責任とか義務だけは押し付けられているような感じ。それが最下級貴族であるシエル家の実情である。
せっかく転生できたというのに。俺はこの世界で勝ち組人生を送ることができるのだろうか。じわじわどころかすっごい勢いで不安が広がっていくんですけど。
いや、やるのだ! また負け組人生を送るだなんて嫌だ。絶対に嫌なのだ!
もう唐突に死にたくなるなんて気分は味わいたくもない。本当に嫌なのだ。そんな人生を繰り返してはならない。何よりも自分のために。
まだ新たな人生は始まったばかり。俺……いや、わたしの戦いはこれからだ!
俺が自らの人生に対する感想はそんなものだ。つまらない。ただその一言で充分である。
波乱万丈ではなく、劇的な運命があったわけでもなく、青春ラブコメなんぞ一ミリたりとも縁がなかった。
ただただ平凡。いや、むしろこれほどまでに何もなかったのなら平凡ですらない。だから俺は普通じゃなかったのだろう。
すべては俺の性格が悪かったのだ。内向的なこの性格が。息を吸うように人を拒絶し続けてしまった。そんな俺に友人と呼べる存在はいなかった。
気づけば二十五歳。四半世紀は生きたことになる。それだけ生きてきて俺の性格は治らなかった。矯正しようともしなかった。
それではいけないと思いながらも何もしてこなかった。ただただ怠惰。それが俺の大きな罪だったのである。
そんな俺に誇れるものがあるのだとしたら進学や就職につまづくことがなかったことだろうか。すべて順調に受かってきた。まあ全部三流どころではあるのだけどな。
どこへ行こうが俺は人と深い関係にはなれない。それがどれだけ空しくて恥ずかしくて悔しいことか。わかってやれるのは俺だけだ。俺しかいないのだ。
生きているだけで死にたくなる。人生を棒に振るようなケガをしたわけでもなく、理不尽に会社をクビになって無職になったわけでもない。ちゃんと生活できているのにいなくなってしまいたくなる。
俺はこの世から消えてしまいたかった。心の中でわだかまる不安に囚われてしまうのがたまらなく嫌だった。
今の俺じゃあずっと、この先一生このままだ。でも別人になれたら? もしも人生最初からやり直せたら俺だって自分を変えられるのかもしれない。そんな妄想が頭をよぎる。
そうだよ! 子供からやり直せたら、この内向的な性格だって矯正できるかもしれない。そうすればもっと明るくて楽しいハッピーな人生を謳歌できるかもしれない。リア充にだってなれるかもしれない。
妄想だってのはわかっている。けれど脳内くらいお花畑にならないと自らのネガティブ思考に飲み込まれてしまいそうだったから。これもまた自己防衛手段なのかもしれない。
起きて仕事行って帰って寝る。なんの楽しみもない。その繰り返し。頭がおかしくなる。
なら、妄想くらいするさ。
つまらないルーティンワークをこなし、合間にチート主人公の如く無双する自分を妄想し、さらにその合間でネガティブ思考の渦にはまって死にたくなったりする。それが俺だった。
そして、『だった』と過去形にしているのは俺に人生の転換期ってやつがあって見事リア充にクラスチェンジできました、とかそういう話ではない。
だが、転換期というのは正しかったりする。
結論を述べよう。俺は死んだ。
死んだシーンなんて語る気にならないし、そもそもそんな必要もないだろう。俺がどうやって死んだとか、痛かった苦しかったとかそんなこと聞きたい奴はいないはずだ。わざわざそんなことを知りたがる奴は人の不幸が好物なイカレてる野郎なんだろう。
いや、そうは言ってみたもののそんな野次馬根性だけはある奴っているよな。ほら、身近で事件があると急に真剣な顔をする奴とか、全然関係ないのに心配そうな顔を作っていればこの場に入って行けるとか思ってそうな奴とかさ。
別にそんなのはいいんだ。どうでもいいって付け加えてもいい。
誰も助けてくれなかった。むしろ倒れた俺に写真やら動画やら撮りたかったのか、カメラを向けてきやがった。
事件は他人様からすればただの娯楽。うまいこと言ったもんだ。俺を見て楽しんでやがる。嫌な目ばかり。頭では何度死ねばいいのにと思っただろうか。それをただの一度も口にしたことはない。それが良いか悪いかは微妙なところ。
文句はないさ。死人に口なしってか。文句すら言えない。何もできない。
何もおもしろくないけど、人生最後みたいだったからこれだけは言ってやった。すかしっぺみたいなもんだ。
「バーカ」
俺が人生で初めて他人にぶつけた悪口だった。子供の頃だって口にしたことがない。素晴らしい教育の賜物だった。嘘だけど。
でも、それが本当に他人に向けたものだったのか。それとも自分に? 意識がもうろうとしすぎてわけがわからない。けれど、涙が出るほどにはスカッとした。
ちゃんと声に出ていたか確認する暇もなく目の前が真っ暗になった。はい、これで人生終了。あっけない幕切れ。夕方のニュースくらいには出演できるかもしれない。俺にしては大した出世だな。なんてな。
始まりは終わりのために。なら終わりは? それは始まりのためってな。常識だろう。どこの常識かは知らんけど。
そんなわけで終わりを迎えたはずの人生はまた始まる。今度は自分を変えられるだろうか? いや、変えるのだ。そうしなければならない。そうしなければ幸福は俺の元にはやってこない。絶対にな。
この人生での教訓。待っているだけでは何も得られない。本当に何も手にできない。それを心が痛くなるくらい思い知ったのだ。
だから変える。暗くて内向的で誰の役にも立たないそんな不必要な自分を変えるのだ。そうしたらきっと、きっと幸せになれるから。
無意識の意識のまま、硬く誓う。そうして俺は産声を上げた。
※ ※ ※
「おんぎゃー!」と叫んだ俺は瞬時に理解した。自分が転生したということを。
今まで暇があれば読んでいたネット小説にまさにこんな展開があった。現代で死んだ主人公が異世界で転生して人生リスタートするっていう話。
まさに俺はそんな状況に放り込まれた。つまりチートで無敵で最強の俺の誕生である。
赤ん坊の頃から努力すればすごい人間になれるはず。どんな世界だろうが前世の記憶を持っている奴が人生を有利に進められるはずだ。
初めて感じる人生の勝ち組感。
イケる! 俺は今度こそ幸福を手にできるのだ。それはこの時点で約束されたのだから。
……と、思っていた時期が俺にもありました。
さて、状況整理の時間だ。
俺……いや、転生した体は女だったので『わたし』である。つまりTSというやつだ。略さず言えばトランスセクシャルだ。
そんなわたしの名前はエル・シエル。ここで察せられるだろうが外国人、ではなく異世界人である。
剣と魔法の異世界に転生したわたしはシエル家という下級貴族の三女であった。上に兄二人と姉二人、下には弟が一人いる。現代日本であれば兄妹の数は多い方だろうか。産めよ増やせよの戦時中だったら普通くらいの数かもしれないが、あいにく『俺』の時は戦争なんて教科書程度の知識でしかない。
下級とはいえ貴族の子供だったので最初は「よっしゃあぁぁぁぁぁーーっ!!」と拳を天に突き出して喜んだものだったのだが、そうはうまくいかないようであった。
前に下級とついているのに注目だ。これ控えめに言っているだけでけっこうな下級っぷりなのである。
どれくらいかと聞かれれば、『最』を頭につけてもいいレベル。
裕福な平民であればうちよりも確実に良い生活をしているだろう。貴族の面倒な責務を考えれば普通の平民でも良いと思えるくらいかもしれない。
だってシエル家の領地ってまともに作物が育たないようなやせ細った大地なのだ。当たり前のように特産物なんてない。
それに、交通の便が悪い上に、そもそも国の中で辺境とされるここに集まってくる人なんていない。集まってきたとしてもわけアリでアレな連中ばかりである。
正直、領民ですらコントロールするのは難しい。名ばかり貴族のシエル家の言うことなんて聞いてられっか! って奴等ばかりなのだ。
実際、そんな連中を押さえる力もない。国だってこんな辺境の地にわざわざ人材を派遣したりしない。自分たちでなんとかしろとのことだ。なんともできないから助けを求めてるんだっての。
なんだろうな。報酬がないのに責任とか義務だけは押し付けられているような感じ。それが最下級貴族であるシエル家の実情である。
せっかく転生できたというのに。俺はこの世界で勝ち組人生を送ることができるのだろうか。じわじわどころかすっごい勢いで不安が広がっていくんですけど。
いや、やるのだ! また負け組人生を送るだなんて嫌だ。絶対に嫌なのだ!
もう唐突に死にたくなるなんて気分は味わいたくもない。本当に嫌なのだ。そんな人生を繰り返してはならない。何よりも自分のために。
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