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第4章 アレグスト帝国編
085 山越え
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#085 山越え
順調に山を登っていく。ワイバーンも襲ってこないし、他の魔物も出てこない。こう言った順調な旅が良いよね。
周りの景色は変わりばえないけど、ウンディーネと念話しながらだとすぐに時間が経つ。
ウンディーネは最近の情報にこそ疎いが、昔の話は結構詳しい。興味本位で人間の街にも行ったことがあるそうな。今の生活レベルがあまり変わってない事に驚いていたが、魔法があるこの世界の技術革新なんてそんなもんだと思う。
他にも精霊魔法というのがどういう物なのかを学んだ。まあ何をするかのイメージを念話経由で伝達して、必要分の魔力を持っていかれる。そして魔法のように現象が現れるという事だ。魔法のように特別決まった魔法があるわけでなく、イメージさえ出来れば何でもできるらしい。
ただ、力の強さは周囲の水気の多さに影響を受けるらしい。砂漠では飲み水を出すのがせいぜいだとか。まさか精霊魔法の水が空気中の水を集めているわけじゃないだろうから単純に水分があった方が精霊が強化されると思っておいた方が良いだろう。
「ジン様、そろそろ山の頂上につくようです。そこで休憩を取るらしいですので風景を楽しまれてはいかがですか?」
高い山の山頂か。まあこの場合は峰と言った方が正しいかもしれない。出来るだけ低い場所を選んで街道になってるみたいだし。
それでも他の場所よりも高い場所にあるのには変わりないので王国側と帝国側の両方が楽しめるだろう。
馬車が止まったら外に出て伸びをする。これをしておかないと後で大変な事になる。一日中同じ格好で固定しているのを想像して欲しい。体が固まってしまって普段使わない筋肉が痛み出したりする。
王国側を見ると山肌は森で一面を覆い、その更に下には少し先に村が見える。最後に水を補給した村だろう。基本的には草原と言っても良い平原が広がっており、豊かな土なのがよくわかる。
反対側の帝国側を見ると、目立つのは山の下にある城塞都市だ。俺たちもまずはそこに寄る予定だ。そして他に感じるのは王国側と違って山肌に生えている木々がまばらな事だ。森というより林という感じかもしれない。
山の稜線を跨ぐだけでこれだけ違うというのも不思議だが、どうやら帝国側から乾いた風が吹いているせいらしい。
ウンディーネがあちこち回って水が足りない土地に水を巻いて回っているようだが、その程度では大した違いは出ないだろうと思う。
こちらの林にはたまに高ランクの魔物が出没するらしく、騎士たちが注意事項を確認しあっている。漏れ聞こえる限りでは、2人でコンビを組んで先行偵察を行うようだ。
「問題ありませんでした!」
「なら出発するぞ!全員隊列をくめ!」
調査も終わり、再度出発する。体を伸ばした後だけに同じ体勢を撮り続けるのが余計に苦痛に感じる。時間が経てば筋肉が悲鳴をあげ出すんだが。
「ジン殿、姿勢が悪くなっておりますぞ」
「この程度で音を上げるとは気合が入ってない証拠ですな」
「貴族の子女でさえきちんとしてるというのに」
うるさいな。分かってるよ。だけど馬車の振動がもろにお尻に来るんだよね。前屈みになって太ももで受けるとまだマシなんだけど、背筋を伸ばすと直接尾てい骨に来るんだ。クッションがあるとはいえ結構きつい。
「オーガが出たぞ!」
「第2小隊は前方に移動しろ!」
どうやら大物が出たようだ。数で攻めてくるゴブリンも厄介だが、力のある単機の方が厄介だ。今回は人数がいるから魔物の数が増えても対応できる。だけど単機の強い敵だと攻撃力不足などでダメージが与えられない場合は相手が疲れるのを待つのが基本戦略になる。
だけど魔物の体力はほとんど無尽蔵だ。ある程度普通の攻撃でダメージが与えられないとこちらの体力が先に尽きてしまう。
「よし、棍棒を落としたぞ!」
「ギャァ、腕が、腕が握り潰される!」
ボゴッ
なんかやばそうな悲鳴が上がってるけど大丈夫だよね?
「ジン殿、そんなに落ち着きがなくては国の代表として・・・」
はいはい。お説教はもう良いですよ。それよりも騎士たちだ。この辺りの魔物ならなんとかなると話してたけど、結構苦戦してるっぽいし、何か手伝った方が良いのだろうか?
「ジン様、ジン様が出て行かれても守りに人を割くだけ戦力が落ちます。ここで大人しくしてるのが1番の貢献です」
クレアの言い分は分かるんだけどね。人が命がけで戦ってるのに俺だけがここでのんのんとしてるのは気がひけるというか。
「ジン様に戦闘力は期待されていません。騎士団もそんな事は望んでないでしょう。それに万が一ジン様に何かあったら騎士も無事では済みません」
まあそうなんだろうけどさあ。
「ジン様に出来る事は戦闘が終わった後に労いの言葉をかける程度です。またそれで十分だとも言えます。貴族とはそういう物です」
いや、貴族になった覚えはないけど、守られるってのはそういう事なのか。オークの時は労ったりはしなかったけど、今回はちゃんと言葉をかける事にしよう。
「倒したぞ!」
「おぉー!」
どうやら無事倒したらしい。
隊長のマルクさんが報告にきた。
「重症1名、軽症5名です。警護に影響はありません。出来れば重傷者を荷馬車に乗せたいのですが、許可いただけますでしょうか?」
「もちろんですよ。怪我はひどいのですか?」
「腕の骨が折れた程度です。ポーションを飲ませてあるので痛み止めにはなるでしょう」
ああ、腕がー、とか言ってた人がいたな。握りつぶされたんだろうか。複雑骨折とかだと大変そうだな。
「それって治るんですか?」
「ええ、ちゃんと教会で治療を受けたら治ります。お金はかかるでしょうが」
「そのお金ってちゃんと騎士団から出るんですよね?」
「ええ、費用は問題ありません。ですが、帝国の高位の治療が受けれるのは中央神殿にいる上級の神官だけなんです。それまでに怪我が常態化すると回復魔法では治らない可能性があります」
「帝都までは十日ほどでしたよね。常態化しそうなんですか?」
「微妙なところですね。治ったとしても骨が真っ直ぐに繋がらなかったりとかして騎士をやめないといけないかもしれません」
それはかわいそうだな。
(ウンディーネ、回復も得意だって言ってたよね?なんとかなる?)
(私のは回復力を上げる形での治療なので、教会の回復魔法と違って骨折を正常な位置にしてまで直す力はありません)
うーん、やっぱりダメか。
(ちゃんと骨の形が残っていれば出来るんですよ?でもさっき見た限りでは粉砕骨折です。流石に骨の形も残ってないのを元の位置に戻すのは無理です)
必死に出来るアピールをしてくるけど別に疑ってはいない。回復方法の違いなんだろうし、仕方ないと思う。
精霊も万能ではないという事だ。女神様との違いはそこかね。
騎士さんには悪いけど、不思議パワーは使うつもりはない。陛下からも女神様の力が使える事は”絶対に”ばれてはいけないと釘を刺されている。
女神様とお話しできるというだけで王女を嫁がせる話になるのに、その力を借りれるとなったら、俺を巡って戦争が始まるらしい。いくら仲が良くても女神様の力が手に入るとなれば動く国は必ずいるとか。大国が動かなくても小国はまず確実に動くそうだ。
だから騎士さんには悪いけど直してあげれない。
ごめんよ名も知らない騎士さん。もし騎士に復帰できなかったら見舞金として俺からも出すからね。
順調に山を登っていく。ワイバーンも襲ってこないし、他の魔物も出てこない。こう言った順調な旅が良いよね。
周りの景色は変わりばえないけど、ウンディーネと念話しながらだとすぐに時間が経つ。
ウンディーネは最近の情報にこそ疎いが、昔の話は結構詳しい。興味本位で人間の街にも行ったことがあるそうな。今の生活レベルがあまり変わってない事に驚いていたが、魔法があるこの世界の技術革新なんてそんなもんだと思う。
他にも精霊魔法というのがどういう物なのかを学んだ。まあ何をするかのイメージを念話経由で伝達して、必要分の魔力を持っていかれる。そして魔法のように現象が現れるという事だ。魔法のように特別決まった魔法があるわけでなく、イメージさえ出来れば何でもできるらしい。
ただ、力の強さは周囲の水気の多さに影響を受けるらしい。砂漠では飲み水を出すのがせいぜいだとか。まさか精霊魔法の水が空気中の水を集めているわけじゃないだろうから単純に水分があった方が精霊が強化されると思っておいた方が良いだろう。
「ジン様、そろそろ山の頂上につくようです。そこで休憩を取るらしいですので風景を楽しまれてはいかがですか?」
高い山の山頂か。まあこの場合は峰と言った方が正しいかもしれない。出来るだけ低い場所を選んで街道になってるみたいだし。
それでも他の場所よりも高い場所にあるのには変わりないので王国側と帝国側の両方が楽しめるだろう。
馬車が止まったら外に出て伸びをする。これをしておかないと後で大変な事になる。一日中同じ格好で固定しているのを想像して欲しい。体が固まってしまって普段使わない筋肉が痛み出したりする。
王国側を見ると山肌は森で一面を覆い、その更に下には少し先に村が見える。最後に水を補給した村だろう。基本的には草原と言っても良い平原が広がっており、豊かな土なのがよくわかる。
反対側の帝国側を見ると、目立つのは山の下にある城塞都市だ。俺たちもまずはそこに寄る予定だ。そして他に感じるのは王国側と違って山肌に生えている木々がまばらな事だ。森というより林という感じかもしれない。
山の稜線を跨ぐだけでこれだけ違うというのも不思議だが、どうやら帝国側から乾いた風が吹いているせいらしい。
ウンディーネがあちこち回って水が足りない土地に水を巻いて回っているようだが、その程度では大した違いは出ないだろうと思う。
こちらの林にはたまに高ランクの魔物が出没するらしく、騎士たちが注意事項を確認しあっている。漏れ聞こえる限りでは、2人でコンビを組んで先行偵察を行うようだ。
「問題ありませんでした!」
「なら出発するぞ!全員隊列をくめ!」
調査も終わり、再度出発する。体を伸ばした後だけに同じ体勢を撮り続けるのが余計に苦痛に感じる。時間が経てば筋肉が悲鳴をあげ出すんだが。
「ジン殿、姿勢が悪くなっておりますぞ」
「この程度で音を上げるとは気合が入ってない証拠ですな」
「貴族の子女でさえきちんとしてるというのに」
うるさいな。分かってるよ。だけど馬車の振動がもろにお尻に来るんだよね。前屈みになって太ももで受けるとまだマシなんだけど、背筋を伸ばすと直接尾てい骨に来るんだ。クッションがあるとはいえ結構きつい。
「オーガが出たぞ!」
「第2小隊は前方に移動しろ!」
どうやら大物が出たようだ。数で攻めてくるゴブリンも厄介だが、力のある単機の方が厄介だ。今回は人数がいるから魔物の数が増えても対応できる。だけど単機の強い敵だと攻撃力不足などでダメージが与えられない場合は相手が疲れるのを待つのが基本戦略になる。
だけど魔物の体力はほとんど無尽蔵だ。ある程度普通の攻撃でダメージが与えられないとこちらの体力が先に尽きてしまう。
「よし、棍棒を落としたぞ!」
「ギャァ、腕が、腕が握り潰される!」
ボゴッ
なんかやばそうな悲鳴が上がってるけど大丈夫だよね?
「ジン殿、そんなに落ち着きがなくては国の代表として・・・」
はいはい。お説教はもう良いですよ。それよりも騎士たちだ。この辺りの魔物ならなんとかなると話してたけど、結構苦戦してるっぽいし、何か手伝った方が良いのだろうか?
「ジン様、ジン様が出て行かれても守りに人を割くだけ戦力が落ちます。ここで大人しくしてるのが1番の貢献です」
クレアの言い分は分かるんだけどね。人が命がけで戦ってるのに俺だけがここでのんのんとしてるのは気がひけるというか。
「ジン様に戦闘力は期待されていません。騎士団もそんな事は望んでないでしょう。それに万が一ジン様に何かあったら騎士も無事では済みません」
まあそうなんだろうけどさあ。
「ジン様に出来る事は戦闘が終わった後に労いの言葉をかける程度です。またそれで十分だとも言えます。貴族とはそういう物です」
いや、貴族になった覚えはないけど、守られるってのはそういう事なのか。オークの時は労ったりはしなかったけど、今回はちゃんと言葉をかける事にしよう。
「倒したぞ!」
「おぉー!」
どうやら無事倒したらしい。
隊長のマルクさんが報告にきた。
「重症1名、軽症5名です。警護に影響はありません。出来れば重傷者を荷馬車に乗せたいのですが、許可いただけますでしょうか?」
「もちろんですよ。怪我はひどいのですか?」
「腕の骨が折れた程度です。ポーションを飲ませてあるので痛み止めにはなるでしょう」
ああ、腕がー、とか言ってた人がいたな。握りつぶされたんだろうか。複雑骨折とかだと大変そうだな。
「それって治るんですか?」
「ええ、ちゃんと教会で治療を受けたら治ります。お金はかかるでしょうが」
「そのお金ってちゃんと騎士団から出るんですよね?」
「ええ、費用は問題ありません。ですが、帝国の高位の治療が受けれるのは中央神殿にいる上級の神官だけなんです。それまでに怪我が常態化すると回復魔法では治らない可能性があります」
「帝都までは十日ほどでしたよね。常態化しそうなんですか?」
「微妙なところですね。治ったとしても骨が真っ直ぐに繋がらなかったりとかして騎士をやめないといけないかもしれません」
それはかわいそうだな。
(ウンディーネ、回復も得意だって言ってたよね?なんとかなる?)
(私のは回復力を上げる形での治療なので、教会の回復魔法と違って骨折を正常な位置にしてまで直す力はありません)
うーん、やっぱりダメか。
(ちゃんと骨の形が残っていれば出来るんですよ?でもさっき見た限りでは粉砕骨折です。流石に骨の形も残ってないのを元の位置に戻すのは無理です)
必死に出来るアピールをしてくるけど別に疑ってはいない。回復方法の違いなんだろうし、仕方ないと思う。
精霊も万能ではないという事だ。女神様との違いはそこかね。
騎士さんには悪いけど、不思議パワーは使うつもりはない。陛下からも女神様の力が使える事は”絶対に”ばれてはいけないと釘を刺されている。
女神様とお話しできるというだけで王女を嫁がせる話になるのに、その力を借りれるとなったら、俺を巡って戦争が始まるらしい。いくら仲が良くても女神様の力が手に入るとなれば動く国は必ずいるとか。大国が動かなくても小国はまず確実に動くそうだ。
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