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本編
第21話 国王陛下に報告②
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「相場がわからないので、金額は国王陛下にお任せしますし、魔石をご用意いただければ、いくらでも魔力をこめて、お返しいたします」
「わかった。魔石の方は、あとで渡すので、出来上がったら届けてくれればよい」
私は、首をかしげた。
「魔石をお渡しいただければ、すぐにお渡しできますよ」
「「!! 」」
「アイリス嬢、魔石に魔力をこめるには、一個一個握って、こめるはずなんだが違うのかね?」
ああ、そう言うことか!!それだったら、十万個なんて大量の魔石に魔力をこめるのには時間がかかると思うよね。
私の魔力量が膨大だとわかっていたとしてもね。
「その方法が一般的なのですか?」
「一般的というか……その方法しかないな」
「私のやり方とは、ちがうのですね。
私の場合は、並べられた魔石に触れなくても、魔石に手をかざすだけで、数秒で全ての魔石に、均一に魔力をこめられます」
「「!!」」
驚かれてしまった。
それも仕方がないか……今まで魔石に魔力をこめるのに時間がかかると思っていたのに、量に関わらず数秒でできてしまうと聞かされたのだからね。
「そんなことが……可能なのか!?」
「はい。できますよ」
「見せてもらってもよいか?」
「はい」
そう言うと無限収納から五万個ほどの大量の魔石を取り出した」
「「「!!」」」
魔石の量にみんな驚いている。
国王陛下が魔石を用意してくれると言ったので、従ったが、私は大量の魔石を持っている。
大量に持っている理由は、スノーが毎日、魔獣を大量に狩ってくるからである。
なので、魔石だけでなく、肉に関してもたくさんの在庫がある。
皮とか牙とか角、骨など素材になるからとスノーに言われたから取ってあるので、何の魔獣かわからないし、相場もわからないからどのくらいで、買取りしてもらえるかわからないけどね。
ああ、カイル兄様にスノーが毎日、狩りしているの伝えてないな。
お肉は、魔法で解体して、必要な分だけ料理長のゾイルさんに渡したり、各村にお裾分けしたりしている。
だから、魔獣の肉が手に入ったとゾイルさんやハルク町長さんから聞いているかも知れないけど、魔石に関しては知らないね 。
どんな魔獣からも魔石が取れるわけではないからね。
スノー曰く、一定の強さを持った魔獣じゃないと魔石を体内に持ってないらしいからね。
「アイリス、その大量の魔石に関して、屋敷に帰ってから話を聞かせてもらうからね」
「はい。わかりましたカイル兄様」
ああ、これは報告しなかったの怒られる感じだな。
そんなことを考えながら取り出した魔石に手をかざし、魔石に魔力をこめていった。
そして、魔力をこめた魔石を渡した。
「本当に魔石に魔力がこもっているな」
「はい。目の前で見せてもらったにもに関わらず、まだ信じれない気持ちがありますな」
「これは、私が魔力∞だからできることだと思います」
「「「だろうな」」」
三人とも同時にそう言った。
そして、報告も終えたので、国王陛下が用意してくた国が管理している五万個の魔石に魔力をこめ、それとは別に私が持っている魔力のない空の魔石を一万個渡した。
国王陛下からカイル兄様に報酬が渡されたが、重さに驚いているようだった。
国王陛下の前で、中を確認するのは、失礼なので中は見ていないが、重さと感触で最初に言った白金貨百枚よりおそらく多いのだろう。
きっと、空の魔石一万個と私が所持していた魔力をこめた五万個くらいの分も追加で入っているのであろう。
「わかった。魔石の方は、あとで渡すので、出来上がったら届けてくれればよい」
私は、首をかしげた。
「魔石をお渡しいただければ、すぐにお渡しできますよ」
「「!! 」」
「アイリス嬢、魔石に魔力をこめるには、一個一個握って、こめるはずなんだが違うのかね?」
ああ、そう言うことか!!それだったら、十万個なんて大量の魔石に魔力をこめるのには時間がかかると思うよね。
私の魔力量が膨大だとわかっていたとしてもね。
「その方法が一般的なのですか?」
「一般的というか……その方法しかないな」
「私のやり方とは、ちがうのですね。
私の場合は、並べられた魔石に触れなくても、魔石に手をかざすだけで、数秒で全ての魔石に、均一に魔力をこめられます」
「「!!」」
驚かれてしまった。
それも仕方がないか……今まで魔石に魔力をこめるのに時間がかかると思っていたのに、量に関わらず数秒でできてしまうと聞かされたのだからね。
「そんなことが……可能なのか!?」
「はい。できますよ」
「見せてもらってもよいか?」
「はい」
そう言うと無限収納から五万個ほどの大量の魔石を取り出した」
「「「!!」」」
魔石の量にみんな驚いている。
国王陛下が魔石を用意してくれると言ったので、従ったが、私は大量の魔石を持っている。
大量に持っている理由は、スノーが毎日、魔獣を大量に狩ってくるからである。
なので、魔石だけでなく、肉に関してもたくさんの在庫がある。
皮とか牙とか角、骨など素材になるからとスノーに言われたから取ってあるので、何の魔獣かわからないし、相場もわからないからどのくらいで、買取りしてもらえるかわからないけどね。
ああ、カイル兄様にスノーが毎日、狩りしているの伝えてないな。
お肉は、魔法で解体して、必要な分だけ料理長のゾイルさんに渡したり、各村にお裾分けしたりしている。
だから、魔獣の肉が手に入ったとゾイルさんやハルク町長さんから聞いているかも知れないけど、魔石に関しては知らないね 。
どんな魔獣からも魔石が取れるわけではないからね。
スノー曰く、一定の強さを持った魔獣じゃないと魔石を体内に持ってないらしいからね。
「アイリス、その大量の魔石に関して、屋敷に帰ってから話を聞かせてもらうからね」
「はい。わかりましたカイル兄様」
ああ、これは報告しなかったの怒られる感じだな。
そんなことを考えながら取り出した魔石に手をかざし、魔石に魔力をこめていった。
そして、魔力をこめた魔石を渡した。
「本当に魔石に魔力がこもっているな」
「はい。目の前で見せてもらったにもに関わらず、まだ信じれない気持ちがありますな」
「これは、私が魔力∞だからできることだと思います」
「「「だろうな」」」
三人とも同時にそう言った。
そして、報告も終えたので、国王陛下が用意してくた国が管理している五万個の魔石に魔力をこめ、それとは別に私が持っている魔力のない空の魔石を一万個渡した。
国王陛下からカイル兄様に報酬が渡されたが、重さに驚いているようだった。
国王陛下の前で、中を確認するのは、失礼なので中は見ていないが、重さと感触で最初に言った白金貨百枚よりおそらく多いのだろう。
きっと、空の魔石一万個と私が所持していた魔力をこめた五万個くらいの分も追加で入っているのであろう。
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