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第15話 俺は悪夢を見ているのだ(王太子side)
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ザザン伯爵とザジの協力で、城を抜け出し、レベッカに会うためにクライシス公爵家へ向かった。
クライシス公爵家で、俺は歓迎され、レベッカとのことを話すとサイ公爵とカサンドラ公爵夫人は大変喜んで、レベッカを誉めていた。
公爵家にいる者たちみんなから歓迎されたと思っているが、それは、当主のサイ公爵と公爵夫人とレベッカだけであり、ラルフと使用人たちは、ソフィアと婚約破棄し、ソフィアが追放される原因となったマッカートを嫌っているので、軽蔑していて、全く歓迎していなかったのであるがマッカートは、全く気づいていなかった。
クライシス公爵家に来てから3週間くらいたったある日、城から騎士たちがクライシス公爵家にやって来た。
騎士だけでなく兵士たちも居たのだが、俺は、城を抜け出したことがバレて、俺の居場所をつきとめたので、父上の命令で、迎えに来たのだと思った。
しかし、なぜか騎士団長である叔父上の姿があった。
「叔父上が、迎えに来られたのですか。迎えなら騎士を数名寄越すだけで、よかったのではないですか。
「何を言っているのだ。マッカート、私は、お前の身柄を拘束しに来たのだ。おとなしく拘束され王城に行くのだ。」
「!!」
なぜ、俺が身柄を拘束されなければならぬのだ。
「話を聴きかせてもらいので、クライシス公爵令嬢のレベッカ嬢にもご同行願う。王命なので、マッカートはおとなしく、従い拘束されなかったり、レベッカ嬢が同行を拒否するのも勿論だが、クライシス公爵家の者たちは、マッカートの確保やレベッカ嬢の同行するのを邪魔をしたり、逃げる手助けをした場合は、処罰されることになるので、我々に協力することをオススメする。」
「「「!!」」」
王命だと、あり得ない。しかもレベッカも同行させるだと、俺は拘束されるようだし、父上がレベッカとのことを許すために王城にというわけではなさそうだな。
サイ公爵をはじめ、公爵家の者も処罰されると言われれば、俺やレベッカを助けるために動くことは、できないだろう。
しかも、叔父上や騎士たち、兵士たちまで私を睨みつけ、言動も俺を敬っている感じではない。
俺は、王太子だぞ。次期国王だぞ。そんな対応していいわけがないだろう。
「叔父上、私は王太子です。叔父上でもこんな対応は許されませんよ。」
「そうか。お前が王太子らしくないからじゃないか。」
王命だけでなく、騎士団長の叔父がいるので、逃げることも武力で抗うこともできないので、これ以上反抗してもどうにもならない思ったマッカートは、おとなしく従って、拘束された。
行きたくないレベッカも意味がわからないクライシス公爵家の者も従うしかなかったので、おとなしく従った。
「これは、夢だ。俺は、悪夢を見ているのだ。そうに違いない。」
拘束後マッカートは、現実逃避した。
騎士団長たち騎士と兵士は、拘束されたマッカートと同行者のレベッカを馬車に乗せ、王城へ向かったのである。
クライシス公爵家で、俺は歓迎され、レベッカとのことを話すとサイ公爵とカサンドラ公爵夫人は大変喜んで、レベッカを誉めていた。
公爵家にいる者たちみんなから歓迎されたと思っているが、それは、当主のサイ公爵と公爵夫人とレベッカだけであり、ラルフと使用人たちは、ソフィアと婚約破棄し、ソフィアが追放される原因となったマッカートを嫌っているので、軽蔑していて、全く歓迎していなかったのであるがマッカートは、全く気づいていなかった。
クライシス公爵家に来てから3週間くらいたったある日、城から騎士たちがクライシス公爵家にやって来た。
騎士だけでなく兵士たちも居たのだが、俺は、城を抜け出したことがバレて、俺の居場所をつきとめたので、父上の命令で、迎えに来たのだと思った。
しかし、なぜか騎士団長である叔父上の姿があった。
「叔父上が、迎えに来られたのですか。迎えなら騎士を数名寄越すだけで、よかったのではないですか。
「何を言っているのだ。マッカート、私は、お前の身柄を拘束しに来たのだ。おとなしく拘束され王城に行くのだ。」
「!!」
なぜ、俺が身柄を拘束されなければならぬのだ。
「話を聴きかせてもらいので、クライシス公爵令嬢のレベッカ嬢にもご同行願う。王命なので、マッカートはおとなしく、従い拘束されなかったり、レベッカ嬢が同行を拒否するのも勿論だが、クライシス公爵家の者たちは、マッカートの確保やレベッカ嬢の同行するのを邪魔をしたり、逃げる手助けをした場合は、処罰されることになるので、我々に協力することをオススメする。」
「「「!!」」」
王命だと、あり得ない。しかもレベッカも同行させるだと、俺は拘束されるようだし、父上がレベッカとのことを許すために王城にというわけではなさそうだな。
サイ公爵をはじめ、公爵家の者も処罰されると言われれば、俺やレベッカを助けるために動くことは、できないだろう。
しかも、叔父上や騎士たち、兵士たちまで私を睨みつけ、言動も俺を敬っている感じではない。
俺は、王太子だぞ。次期国王だぞ。そんな対応していいわけがないだろう。
「叔父上、私は王太子です。叔父上でもこんな対応は許されませんよ。」
「そうか。お前が王太子らしくないからじゃないか。」
王命だけでなく、騎士団長の叔父がいるので、逃げることも武力で抗うこともできないので、これ以上反抗してもどうにもならない思ったマッカートは、おとなしく従って、拘束された。
行きたくないレベッカも意味がわからないクライシス公爵家の者も従うしかなかったので、おとなしく従った。
「これは、夢だ。俺は、悪夢を見ているのだ。そうに違いない。」
拘束後マッカートは、現実逃避した。
騎士団長たち騎士と兵士は、拘束されたマッカートと同行者のレベッカを馬車に乗せ、王城へ向かったのである。
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