真祖幼女吸血鬼は平和を望む

魔法が存在する世界で最強で最凶な悪の象徴的存在は吸血鬼であった。

吸血鬼の中でも桁違いの能力を持ち皇族である真祖吸血鬼。

真祖吸血鬼の王は、魔王と世界中から呼ばれており、インバーデッドクロス帝国の皇帝である。

歴代最強と言われる皇帝アザライト・ヴァン・クロームはに100年ぶりに娘が誕生し、アリステラと名付けられた。

皇帝アザライトの血と能力を全て受け継いだ末娘アリステラは、6人いる兄姉を差し置いて産まれた瞬間にアザライトから後継者指名され皇太女となった。

アリステラには、秘密があった。
人族では極稀に現れ、他の人族とは桁違いの知識と能力を持って産まれ勇者として人族の希望となる者がいたりしたが、家族である真祖を含む他の吸血鬼だけでなく、人族以外の種族では確認されたことがない。

それは前世の記憶を持って産まれてきたということである。

過去に居た人族の勇者たちの話によると前世の記憶を持って産まれて来た者は創造神の使徒らしい。

魔王と呼ばれるインバーデッドクロス帝国の皇帝アザライトの血を色濃く受け継ぎ、能力を受け継いで末娘として生まれ、次代の魔王でありながら創造神の使徒であるアリステラが父から受け継いだ力と創造神から与えられた力を使い世界を平和にしていく物語。

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