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真夜中にて、乗り越え方
江田スドクの霊力
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江田スドクは犯罪で生計を立てている。
彼は自分には霊力があると信じているがそれは誰にも言っていない。言えば統合失調症、あるいは妄想と言われておしまいだ
信じているとは言いつつも個人の中での事なので、霊力とは言っても曖昧だな…とほんの少し
自信をなくしていた。だが、彼は自身の霊力を
確信する出来事が、まさに今起こっている。
それは、江田は街で話しかけたヤレる女とホテルに向かっている時だった
明らかに透明人間だろうと思われる人間?幽霊?が後ろからつけてくる…そいつの存在には誰も気付いていないし街ですれ違う人間とも普通にぶつかっているのだ。でもぶつかってはいない
透けているから歩行人はぶつかられたことも
そいつの存在も気づいてないし 体と体が当たる衝撃も感じていない。透明人間としか言いようがなかった。
江田は女とホテルに入り部屋に向かう最中
女に少し部屋で待っていて欲しいとあれこれ
言い訳をつけ待たせた。
そして透明人間のいる場所に向かう…
心のどこかで、サイレントではないか?なんて
期待を膨らませていた
透明人間は目の前にいた。
「さっきからずっと、つけているよね?」
江田は透明人間に話しかける
「初めまして。」
そう透明人間は気持ち悪いほど完璧に斜め45°上半身を折り挨拶をしてきた
「で?ぽれに何の用事?」
ふざけてそう言う江田に透明人間は
「殺しに来ました。一人暮らしのお婆さんは孫のために貯めていた資金を全て貴方に奪われ、全てのお金を返してほしいと願っています」
「そしてとても傷付いています」
透明人間はそう言う
江田は「言っておくけど、俺は悪いことしてないよ」
「騙される方がバカなんだよ」
「それともあれ?人のお金は騙し奪い取ったらいけましぇ~んってやつ?笑」
透明人間は冷静に心を保っていた
これ以上話をする意味はないだろう。透明人間は
ペティナイフを上着の裏ポケットから取り出す
その時江田の片目が青く光った
一瞬だった 透明人間は膝から崩れ落ちた…
江田はすかさず透明人間の頭を掴み顔面に膝蹴りを入れる。
透明人間は焦りを隠せなかった
自分の存在がバレていること、そして自分の体に痛みを与えれる人間がいることを
初めての事態に透明人間は江田の心臓にペティナイフを突き刺そうとする
江田はそれを交わし、透明人間の腹にミドルキックを入れる。
ボクシングかよ江田はそんなことを思いながら
興奮していた。やっぱり俺の霊力は本物だ
その時透明人間の周囲が揺らめき出した。
透明人間は手のひらを江田にかざす
江田の意識はゆらゆらし始めた
「どゆこと?w」
彼はまだ余裕そうだが明らかに動揺している。
透明人間は、これ以上江田とやり合うには一度退散して計画を練り、彼を知ることだと思った
江田は意識がゆらゆらしている中で透明人間が消えて行くのを見ていた。
あぁそうか…あいつは間違いなくサイレントだ
望に教えてやろう…そう思いながら廊下に倒れ込んだ。
彼は自分には霊力があると信じているがそれは誰にも言っていない。言えば統合失調症、あるいは妄想と言われておしまいだ
信じているとは言いつつも個人の中での事なので、霊力とは言っても曖昧だな…とほんの少し
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確信する出来事が、まさに今起こっている。
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