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3幕 美女画の怪
前書き
しおりを挟む思ったより早くプロットが完成したので、連載再開します。
本の続きがどうなるか、なんにも音沙汰ないので私自身はあきらめてますが、私が読みたいので、話の構成を立てました。
勝手に、白家3としておきます。
今作は二巻を読んでいないと楽しめない作りになっているので、他のサイトにはのせず、こちらだけで連載しますね。
二巻の番外編「空蝉を恋ふ」から続いている感じです。
二巻の登場人物が出てくるので、二巻を読んだほうが楽しいだけで、その辺がわからなくてもいいなら、こちらだけでも読めますね。
あらすじ
碧玉が女装した美女姿を見かけた絵師が、美女画を描いて、黄家の親戚に売る。
すると、その絵師は黄家の宗主に献上した。
だが、その美女画から幽鬼が出てきて、黄家の先代と正室をそれぞれとり殺したらしい。
黄家の長女であった若夕(じゃくゆう)は、先帝の天治帝の正妻の妃だった。彼女が碧玉の怨霊にとり殺された事件もあったので、碧玉の怨霊の仕業だと噂される。
それに怒った天祐が黄家に調査に行き、そのまま行方知れずになる。
碧玉は天祐を探すため、黄家とは仲が悪いのもあり、黒家の紫曜に協力させて、黄家の領地、琥珀壁へ向かう。
酒楼で天祐が黄夏礼とともにいたため、再会するが。
なぜか天祐は黄家の次女と婚約しており、用事が終われば帰るから先に戻れと言う。
碧玉が死んだと思っているらしき天祐の奇妙ぶりに、碧玉は女装し、暁雪として紫曜とともに黄家に乗りこむことに。
なぜか敵意を向けてくる天祐と、美女画の謎を追うため、碧玉は腹を立てながらも紫曜とともに調査するのだが……。
(※天祐は事情があって次女と婚約してるけど、そっちの恋愛要素はないです。最後まで読めば事情がわかる構成です。
天祐が敵対するという「ありえない!」な展開の話が読みたーいという私の要望第一で書いてますので、ご了承ください)
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