千里眼の魔法使い

千里眼の魔法使い２ --騎士さまの小鳥--

・・・登場人物紹介・・・（後で読むのがオススメ）

・主人公

　イスル・ブランカ(20)　

　新人で平民の宮廷魔法使い。千里眼の才を持つが、見えすぎて幽霊が見える。
　灰色の髪と、青い目。平凡だが、色白。
　常人と違うものを見ているせいか、どこか神秘的な雰囲気がある。
　白いマント、金属製の杖。鞄。平民を示す銅のサークレット（貴族なら銀）、見習いを示す、雫型の鉛石。（平だと水晶、小隊長がサファイア、団長だとルビー）
　167cmくらいで華奢。

　元々は山間の平和な村にいたが、とある事情で、エイダが後見人兼保護者になり、宮廷魔法使いになった。　


　サリタス・グエン(22)

　近衛騎士の青年。貴族で男爵だが、家格が低いので平民と同じ第三区画に住んでる。
　黒い髪と藍色の目。美形で、親しみやすい雰囲気があるが、なんとなく品がある。
　黒猫みたいな雰囲気。時にブラックな一面あり。
　近衛騎士は、青い制服。家の紋章を首元につけてる。
　身長は185cmくらいで高い。
　弓の腕に優れており、遠距離支援が得意。
　レダとともに作戦立案を行い、隊長の補佐をする。書類仕事も出来る。

　両親の死後に、親戚とトラブルがあったので、ちょっとだけ人間不信が入っている。
　この世で一番可愛い生き物はパンドリだと信じており、パンドリに似ているイスルが可愛くてならない。


・サブキャラ

　エイダ・アレット(34)
　
　伯爵。長い銀髪水色の目を持った美貌の魔法使い。
　イスルの後見人で保護者。直属の上司でもある。
　宮廷魔法使いの第三小隊の隊長。
　無愛想で毒舌だが、良心的。
　攻撃魔法特化型の魔法使いなので、怒ると空気が凍る（物理で）。


　ルド・カーマイン(41)

　カーマイン伯爵。嫁さんの家に婿入り。
　四十代。茶色い髪と茶色の目をしたがたいの良いおっさん。
　陽気で明るい性格だが、顔が怖くて態度が悪く、口も悪い。
　だが部下を大事にする人なので、部下からは慕われてる。
　エイダとは年の離れた友人だが、わりとエイダから説教されているせいで頭が上がらない。　
　
　
　ラナ・レインズ(12)

　イスルの弟子になった少女。
　長い金髪、透き通る緑の目、白い肌をした美少女。
　将来、強い魔法使いになる素質を秘めているが、今はまだ不安定。
　保護されてからは対人恐怖症気味で、イスルから離れない。
　魔力の質が似ているため、エイダにも懐く。


　リリー・ブランカ(故12)

　イスルの妹。死の風により亡くなる。
　死後、時折、幽霊として雨とともにイスルの前に現れ、じっと見つめた後に、姿を消す。


　リューデルト導師

　白髪混じりの灰色の髪、青い目。
　イスルの母方の祖父であり、師匠。じじ様。また、エイダの師匠でもある。
　魔法使いの中で実力があり、教師として優れていると認められた魔法使いに与えられる称号「導師」を持つ。穏やかで優しく、多くの人に慕われていた。


　シディ・バイオス(22)

　赤茶色の髪と茶色の目をした青年。バイオス男爵家の三男。
　口調は乱雑で柄が悪いが、曲がったことが嫌いな人情家。
　意外とロマンチスト。
　何故かレダに気に入られていて、怖がっている。
　ロングソードで叩き斬るスタイルだが、短剣も常備。
　切り込み隊長的な感じ。馬術に長ける。


　レダ・オルフェン(23)

　銀髪碧眼の貴公子。オルフェン伯爵家の三男。
　女顔の美形。優しいが、微笑みの裏で何を考えているのか読めなくて怖い。
　シディのまっすぐさを気に入り、虎視眈々と恋人の座を狙っている。
　情報通で、作戦立案が得意。パイプ役も担う。
　サーベル。


　ロウェン・バート(25)

　バート子爵家の四男。
　黒髪黒目。でかい図体のわりに大人しい。
　戦斧を扱う。
　立地を読むのに長ける。


　ウォルリード・フォレスト(32)

　通称、ウォル。茶色い髪と目と大柄な男。エイダの従者。
　口は悪く、面倒くさがるが、困っている人を放置できないので手は貸すという七面倒くさい性格。落ち込んでいる人の鼻をつまむのが癖。
　エイダを信奉しているレベルで尊敬している。
　なんだかんだで相談役になってしまう。