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2021 秋
秋 11月10日 映画『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』
しおりを挟む読書メモをやめるか迷っていたのだが、続けることにした。
以前は旧暦で付けたから面倒になり、2021年になって目次を変えたが、この目次のまま続けていく予定だ。
さらに、読書だけでなく、アニメや映画のメモもつけることにしたので、キャプションのところに追記しておいた。
前回のなお先生の教えを、愚直に試しているところで。
番組表で、単語検索ができるため、BSを選んだ状態で「シネマ」で検索すると、BSプレミアムなどで、結構、映画を放送している。
U-NEXTも契約しているのだが、あちらで探すより、「絶対に見ないな」というものが引っかかるから、こちらのほうが一期一会になりやすい。古い映画が多いが、たまにそれなりに新しいものもあったりする。
あらすじなどの前情報なしに、とりあえず十五分見てみて、「面白い」と感じたらメモをとる。
これを繰り返している。
面白くなくても、とりあえずタイトルだけはノートにメモしている。
同人誌のほうでは、放送している時間帯に見ることとあったが、わたしは主人公のようなニートではないから、放送中に見るなんて不可能なので、録画しておいて、気が向いた時に見ている。
それで、日曜に、録画しておいた「プロジェクト・グーテンベルク 贋札王」という映画を視聴した。
タイトルから昔のつまらない映画かなと思っていたが、わりと新しい映画で、おそらく香港映画かと思う。(よく知らない)
十五分すぎたら、退屈すぎて消すだろうとなめてかかっていたら、そんなことはなかった。
まず最初に、超絶技巧によるペン画から始まり、牢にいる主人公が切手を偽造して、どこかに手紙を出す。
す、すげー、これをペン一本で書いてるの?
と、目を惹かれた。
その後、取調室に連行され、主人公が居場所が知られたら、ボスの「画家」に殺される、この場にいるみんなも巻き添えにされるとおびえる。
そして、警官が独房に連れて行き、主人公を殴り飛ばして、髪の毛と血を採取し、証拠と合致するか調べるのだ。
この辺までを見て、「無罪なのに、警察に罪を捏造されているのか」と不安になりはじめ……。それから、主人公と親しいらしき女が現れ、主人公が何があったのか話し始めて、回想が始まる。
というところで、引き込まれた。
そして、映画について調べたら、あおりに「ラスト十五分で、衝撃の真実」といわれるように、どんでん返しがあって。
精神的に情緒ぐっちゃぐちゃにされて、
「な、なんかすごいもんを見てしまった……」
と呆然としてしまった。
ネタバレしないように書いたので、ぜひ、前情報なしに視聴してみてほしい。
すごかったわー。
それしか出てこない。
衝撃がすごすぎて、十五分視聴やちょっと読書もせずに、三日すぎてた。
今日、我に返ったのでメモをしておく。
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