ゆるりら、巣ごもり読書メモ （2021年～）

2021 秋

秋 １０月２７日 同人漫画『漫画家庭教師なお先生』、魯迅『酒楼にて』より「祝福」

　急に寒くなりましたね。
　ラグを片付け、電気カーペットを出し、夜は膝かけだけだとスースーするので、こたつ布団も設置しました。

　私は書き物をするときはデスクトップ型パソコンなので、寒い時期は椅子で作業してると、足が冷えて嫌なんですが。
　今年は、スリーコ●ンでブルートゥース接続できるキーボードを買いましたんで、こたつに座って、スマホでも書けます。やったね！　ただ、スマホのほうにもあれこれと単語登録をする手間は発生しますけどね。

　普段はワードを好んでますが、クラウドでPCやスマホで同期できる上に、自動保存してくれるグーグルドキュメントを愛用しているので。
　スマホで書く時は、グーグルドキュメントですね。オフライン使用もできます。

　パソコン系を買うなら、年末年始が安いのでおすすめですよ。
　デスクトップ型も、あまり重い作業をしないのなら、デスクトップ一体型だとお安く済むので、物書きユーザーさんにおすすめ。
　動画視聴も、クリップスタ●オペイントも普通に使えるんで問題ないです。

　ノートパソコンの見下ろす書き方で首を痛めて、整形外科通いになったことがあるんで、デスクトップがいいです。健康が大事。
　ノートパソコンも、なんか台を使えばいいみたいだけど、私はその辺はよく分かりませんよ。


　機器のことはともかくとして。
　相変わらず二次創作をあさって、ピ●シブ（以降、シブと呼びます）を見て回ってるんですが。　

　たまたま表示された、同人誌漫画のうみはんさん作『漫画家庭教師なお先生　～新人漫画賞を獲るための簡単ストーリー創作法～』を読んでみたら面白かったし、最近の悩みへの解決になるようなので、同人誌のほうも二巻買ってしまいました。

　※ほぼ無料で読めますけど、一部は有料版でないと読めない仕様です。
　　興味ある人はまずシブさんで見てね。

　何を悩んでいるか。

　なろうとかムーンとか、ここでもそうですし、ラノベ新刊情報を見ても、「またこのパターンか、興味わかないなあ」になって、読む気がしなくなっていて、流行がわからないことです。

　異世界転移、ギルドやパーティ追放、悪役令嬢、聖女と勇者、後宮もの……

　十年単位で読んできたから、さすがに見飽きた……！
　たぶんちょっとずつ違うのだろうけど、食指がさっぱり動かん！！

　大人になってしまって、つまらないのかしら……と寂しく思ってたんですけれども。
　インプットの大事さもよく知っているので、どうしたもんかなあと思っていたんです。

　そしたらこの同人誌漫画を見ましてね。

　少年漫画の雑誌というのは、五年周期で同じ流行を繰り返している。だから、見飽きたように感じてつまらなくなって読まなくなってしまう。
　そういう「普通の読者から、抜け出さなくてはならない」……だそうで。

　簡単に言えば、主人公の苦手な洋画を、興味ないものをランダムに（ＴＶ放送とか、レンタルとかで）、毎日冒頭の15分だけ見て、レンタルと冒頭十五分で面白かったもの一つ、週に二つだけ映画を見る。
　ただし無理はしない。がんばらない。

　人気漫画の五巻あたりまでを読む。

　という、最初のつかみを取り入れる訓練、インプットの訓練をすると、ネタの土壌ができていく…というのを読みました。

　わたしだって、楽しく生きたいですし、最近は映像ものを見るのが苦手になってあんまり見てないし、読書も好みのジャンルばかりだったなあと思ったので。
　素直に取り入れてみることに。

　まだ二日目なんで分かりませんけど、ゆるっと無理せずにやってみます～。

　私の場合は小説のほうなんで、ほとんど読まない新潮や角川の文庫のほう……文芸？　あちらを、キンドルアンリミテッドで適当の人気作をチョイスして、とりあえず一章、無理なら十五分だけ読書…というスタイルで見てみようかなと思ってます。

　で、面白いところやキャラのことや、単語なんかで気になったら、ノートにメモ。

　語彙が減ってるから、少しは増えるんじゃないかな。楽しみです。



　これとは別に、中華ものを読みたいから、古典文学をキンドルアンリミテッドで読んでいるところで。

　光文社古典新訳文庫が結構あって。

　魯迅作の『酒楼にて』を選んで読んでいるところです。

　酒楼にてより、一作目の「祝福」だけ読み終わりました。

　なんだろう、不幸な女の一生を、噂話として聞いている主人公の話でした。
　読み終えてからもよく分からないのですけれど。

　なんとももぞもぞと同情と不快と気まずさを覚えましたね。

　不幸な女が、どんなことがあったか話すのを、最初は好奇をいだいて聞いて涙していた人々が、そのうちその悲しさを消費し終えると、女の不幸話が嫌になって、毛嫌いして、冷たくなっていく。

　そういうなんか、人間の業みたいなのに、ざわざわします。

　
　文学作品の文学的なところとか、なんでそれが評価されてるのかとかさっぱりわからないんですが。

　中国人により書かれた中国らしさを読みたいもので、続けて読むつもりです。