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2021 春
春 2月7日 小説『ドアマットヒロインにはなりません。王子の求愛お断り!』
しおりを挟むキンドルアンリミテッドで見つけた、フェアリーキスの本。
月神サキさんのは面白いのが多いし、レビューが良かったから読んでみた。
ええ、キンリミだろうとレビューを参考にしちゃいます。
レビュー見ないで読む練習したいんだけど、どうなのかなーって思うんで。
あらすじ
「ざまあ要員に虐げられるヒロインなんて、全力で拒否します!
前世ラノベ作家が、自作のドアマットヒロインに転生!? 踏みつけられる不憫ヒロインの運命を変えるべく奔走する。跳ねっ返り令嬢とオレ様王子の王宮ラブコメディ。
自作の小説に転生したことに気付いたクローディア。このままでは、婚約者のオレ様クズ王子シルヴィオに虐げられて不幸の連続……そんなストーリーは絶対にいやだ! まずは婚約破棄を狙ってシルヴィオに嫌われようとするが、「覚えてろよ!! オレはお前に認められるまで努力してやる!」あれ? やる気にさせてしまった? もしかして彼の恋心に燃料投下したかも!?
「お前に認められるためだけに今まで努力してきたのだ。今更オレを捨てるなんて言うな!」」
ラノベ作家が、自分の作品に転生してしまい、ドアマットなんか受け入れるかー!と反旗をひるがえす話だ。
ヒロイン、言いたい放題やりたい放題、とうとう父親がさじを投げる始末。
てっきり母親がいないのだと思っていたが、ラストあたりに突然出てきたのでびっくりした。母親がいたら、娘を気遣ってもう少し横槍を入れそうなものだけど……。
というちょっとした疑問はあったものの、シルヴィオの性根叩きなおしっぷりが痛快で、読後感は最高だった。
いつまでも、自作のヒーローとなんかくっつかないと意固地になってるところは少し疑問だったものの、押し流されずに、自我をつらぬき通すところは、あっぱれの一言。
私、意思をつらぬく頑固者って大好きなので、ヒロインちゃんはとても好きだった。
ヒーローもすっかり骨抜きにされちゃったけど、あれは惚れるでしょう。
楽しい作品だった。
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