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2020年 秋
秋 文月13日夜中 BL小説・海賊王の求婚シリーズ3『海賊王の結婚』
しおりを挟むここのところ、体調不良になりやすかったり、メンタル落ち込み気味なので、読書ペースも落ちている。
買った本が何冊かあるのだが、どれも読みかけなのだ。
ちょっとかじって放置しているという行儀の悪さ(笑)
実はゲームもそうなのだ。
最後までクリアしているものがほとんどない。
なぜか、だいたいラスボス前で止まる。
それ以上レベリングできないところでセーブしてしまって、どうあがいても勝てないとかそんな理由もあるし。
クリアするのがもったいなくて、そのうち操作方法を忘れるということもある。
この読書メモ、旧暦でつけているので、七月は秋となっている。
どうやら昔の人は、七夕で詩をよく詠んでいたから、文月とつけたようだ。
分かってみると面白い。
夏休みが近づいたが、昨今の騒動で、子ども達には夏休みがあるのかなぞだ。
この時期になると、読書感想文について、ネット記事を見かける。
わたしは感想を書くのが苦手なので、感想文の書き方について調べてみたのだが。
わたしが読書感想文が嫌いな理由が分かった。
コツの中に、「反省」や「今後の展望」を入れるといいと書いてあるのだ。
読書は楽しいもので、わざわざ自分をかえりみたり、今後はこうしたらいいねなんて目標をかかげたりしない。
読書感想文ではなくて、好きなところを上手いこと表現する書き方を知りたいものだと思った。
だが、私は「ここが苦手」「ここをこうしたら上手いこといきそう」とかも書いているから、読書していて、「好き」だけ終わることはないなあ。
好きな作家でも、苦手なところは何かしらあるのだ。
わたしが書く側の視点で読んでいることも大きいかもしれない。
これは自作作りに生かせそうだと思ったら、それもメモしているので。
でもなんかこう、読み物としても面白く、読書メモをつけられるなら、そっちのほうが絶対に良い。試行錯誤は続く。
少しずつ読んでいたBL小説の『海賊王の結婚』を読み終えた。
海賊王の求婚シリーズの三巻だ。
二巻は好みじゃなくて、ほとんど読まなかったが、三巻は最後までしっかり読んだ。
面白かった。
あらすじは
「「お前は俺の生きる力の源だ」海賊王でありながらロプロス王国を再建し、国王の座に就いたラァス。
領事を務める最愛の人、エンダリア王国第三王子のレンとの甘い生活も一年が過ぎたある日のこと。
ロプロス王族の末裔と思われるクリス王子が昏睡状態で発見された。なんと王子の魂は生と死の境目、ゾーン・ゼロに棲む魔物シードラゴンが持っているという。
その魂を救うためラァスとレンは恐るべき魔境へと向かう。パイレーツロマンス怒濤の完結編!」
BL小説でよくある、「お世継ぎ問題」を都合よく解決するための王子を救う物語という感じだろうか。
そんな神視点はさておき!
ロプロス王国というもの自体が、「ザ・ファンタジー」なので、その辺が問題なければ、三巻を通して、楽しく読めると思う。
とにかくレン王子がかっこよかった。
彼が頭が良く、策略的だし男前だから、主人公の貫禄がある。
愛する人を置いて一人でどうにかしようとするラァスに対し、意見は尊重しないと、愛するからこそ二人で乗り越えるのだと攻勢に出るレン王子。
ちょっとラァスのほうが女々しいのかな? 攻めだけど。
彼は過去が重いから、しかたないかもしれない。
ゾーン・ゼロでの冒険、そこでその剣の出番かー!と感動したが、詳しく書くと興ざめなのでこれくらいしか書けない。
キンドルアンリミテッドで読めるので、興味ある人は読んでみてほしい。
個人的には三巻が一番好きだったが、一巻が下地なので一巻も欠かせないが。
応援ありがとうございます!
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