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2020年 夏

夏 卯月11日 漫画『愛についての八章』、『美しき小さな雑草の花図鑑』

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 この間、「仕事は楽しいかね?」を読んでから、一日に一つは新しいことを試して、「違う自分になる」を意識している。

 どうしても疲れているときは別として―ーいや、その場合は「体を第一に考える」という違う自分と思えばいいのかもしれない。

 本では「思いついたことはただちに試せ」とあるので「あれしたいな」で終わらせず、それについてメモをとるとか、できる範囲で行動に移すとか、そういうことをやってみている。


 たとえば、昨日だと、キンドルで個人出版本を出したから、宣伝ツイートをしたいなあと考えた。
 その時、ツイッターで一枚の画像がちゃんと表示されるサイズで、何か流せたらいいなと思ったのだ。

 そこでベストサイズを検索してから、クリスタ(※お絵描きソフト?)を使って、あちらの素材をバックに張り付けて、本の紹介画像を作ってみた。

 タイトルロゴを作るようなことはできないが、これくらいならできる。無料素材がたくさんあるからだ。

 ついでに商業本と他のキンドル本、三枚分を作った。三枚目で飽きてしまったが、なかなか気に入る画像になったので、よしとしておく。

 こういう画像を、小説のイメージをあわせたものを作ってみるのも悪くないかもなあと思ったが、とりあえず画像作成に疲れたので、いったん放置とするつもりだ。



 今日の読書メモは、ハーレクインコミックの荻丸雅子著『愛についての八章』だ。

 なにげなくキンリミで見かけて読んだのだが、愛についてを章ごとに並べながら、話が展開していくのがロマンチックでよかった。

 戦場ジャーナリストの青年と、夫を亡くして地元を離れた三十代女性。

 青年の屋敷の庭の管理を、ヒロインが担当することから始まる。

 遊びほうけていた青年が、ヒロインと落ち着くために女性を全部清算し、仕事もやめる。
 ヒロインを怖がらせないように気を付けながら、徐々に距離を詰めていくところに、青年の愛が感じられてきゅんとした。

 ヒロインが実は夫への愛はなく、亡き夫の死亡原因が、愛人の連れ子が池に落ちたのをかばったせいだという。
 幸せだったはずの結婚生活がなんだったのかと考えては、悲しみに沈んでいた彼女。

 それがヒーローに愛されていやされていく様子は、「よかったねー!」の一言しかない。



 それから、『美しき小さな雑草の花図鑑』という図鑑を見つけて、パラパラと読んでみた。
 
 野草の本が好きなので、たまに見ている。

 驚いたのだが、たんぽぽというのはあれで一つの花ではなく、小さな花がたくさん集まっている花らしい。
 綿毛をふーっとしたら飛んでいくが、あの数だけ花がついているわけだ。

 お花がかわいいなあとメモだけとっておいた。


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