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2020年 春
春 如月6日 公式ウェブ漫画や最近面白かったもの ※BL漫画もあり
しおりを挟む今日は氷点下一度の予報だっただけあって、昼間でも寒い! 寒いというか、冷たくて痛い!
この数日は忙しくて、小説をめくっていない。
寝る前に、気晴らしにイーブックジャパンを見ていたら、気になっていた『魔入りました! 入間くん』という少年漫画が三巻まで無料になっていた。
好みかわからなくて手を出していなかったので読んでみると、とても好きな感じだった。
不幸すぎて身に着いた回避スキルや、主人公が良い人なのが好きだ。
アスモデウスみたいな、顔と髪型と貴族っぽい男キャラが好みらしく、前もリゼロでユリウスというキャラを気に入ったので、ちょっと自分に笑ってしまった。
面白いわぁ、これ。
最初は偶然とおじいちゃんからのおまけ能力で勝つのかと思えば、実力でクリアする回もあるし。
主従ではなく、ちゃんと友情をえがいているし。
あ~~~少年漫画~~~~、好き~~! となった。
自分の誉め言葉への語彙力のなさが切ない…。
小説のほうをよく読んでいるが、わたしはたまにオンラインで公式漫画をいくつか読んでいる。
コミックウォーカーでフロースコミックというレーベルの恋愛ものを読んでいることが多いが、(なろうからの書籍化したものがコミカライズされているものがほとんどのレーベルである)、ゼロサムコミックでも一迅社関係をよく読んでいる。
別に『白銀のヴィオラント』を一迅社から出していただいたから、ひいきしているわけではなく、単に好みが多いのだ。
よく読むのは、アルファポリスのレジーナブックスと、これらのフロースコミックなので、言っている意味はわかると思う。
いわゆるなろう系で、主人公に優しめな安心感のあるところが好きだ。ハッピーエンドが好きなんである。
アリアンローズというレーベルの小説も読んだことはあるが、あちらは主人公に厳しすぎて合わなかった。同じなろう系でも、ちょっと…微妙に…違うのだ。
理由もなくちやほやされるのではなく、主人公が仕事やアイデア、行動を通して周りにみとめられていって、そこに恋愛がからむと、とても好きである。
好かれたりちやほやされたりするのに、「なんでかわからない」ものが苦手なのだ…。以前も記事であげたが。
顔、家柄、血筋、能力、性格。なんでもいいからバーンと理由を示してほしい。
まあ、できれば性格でちやほやされるのが好きだが。
登場人物の全員に好かれなくてもいいから、主人公を裏切らない、親友と恋人の一枠ずつくらいは欲しいところである。
この間始まった、ゼロサムオンラインの『獣人隊長の(仮)婚約事情』も結構おもしろい。
コミカライズである。
こういうオメガバースの獣人ものみたいな設定の、女性向け小説もあるのだなあ。
原作は百門一新で、この獣人?シリーズの新しいほうである『獣人貴族の不器用な求愛』を最初に読んで、どうしても主人公の「ぴぎゃー」が合わず、(本当、幼い頃はいいとして、妙齢になってからもこの叫び方はひどい;)、設定もよくわかっていなかったが。
『獣人隊長の(仮)婚約事情』のコミカライズを読んで、「あの、なんかよくわかんない婚約設定は、そういう理由なのか!」と判明した。
シリーズが続いていたから、説明がはぶかれていたんだろうか…。
「そんなに嫌なら、会わなきゃいいじゃん」と主人公に対してもやもやもやもやしていたので、法律で決まっているからなら「しかたないよね」ってなったのに…。
コミカライズのほうを読んで、やっと意味がわかった。
不器用~のほうは主人公たちを好きになれなくて、すでに挫折しかかっているが、この漫画版はしばらく読んでみようかと思う。
まあでも、わたしの好みの幅が狭すぎて厄介なのは自覚しているので、たぶん世のお嬢様がたには好評なんだろう。……おそらく。
ただ、わたし、十三歳くらいの少女に手を出す大人がそもそも地雷だから、今でもだいぶ読むか読まないかの狭間にいる。
中学生と高校生の差くらいなら気にしないのだが、大学生や社会人になってくると、「常識的な良い人は、子どもには手を出さないから、ヒーローとしてアウト!」になる。
たぶんアメリカのドラマをよく見ていたせいだろう。
あちらでは、高校教師が高校生に手を出した場合、たとえ相思相愛だとしても、教師は逮捕されるのが普通なのだ。そして高校生のほうはカウンセリングコースである。
教師側の性別は関係ない。男だろうが女だろうが、犯罪者だ。
おかげで生徒と教師ものは全部受け付けない…;
うん、だから、異世界ものに現代の常識をもちこむのが間違っているんだと思う。わかってる。わかってるけど、心理的な根っこ部分で受け付けないのだからしかたない。
それから、最近楽しみにしているのが、『バスカヴィル家の政略結婚』という漫画だ。
なろう小説らしいので、原作はなろうで読めるようだが、そちらは読んでいない。
ホラーは苦手だが、幽霊が見える能力で、ミステリを解決していく系は結構好物なんである。
ヒロインにしてみればたまったもんじゃないだろうが…。
だって夜中に目を開けたら、幽霊が隣に寝ていて、ぶつぶつと恨み言を言ってたら、わたしなら錯乱して窓から飛び降りるくらい怖い。
ヒーローの少年の両親が惨殺され、婚約者となったヒロインが、霊視能力を使ってその謎を一緒に追うんである。
まだまだ謎がわからないが、どんなふうに解決されるのか楽しみだ。
最後に、BL漫画をあげるので、苦手な方はここまでで切り上げてほしい。
ツイッターを見ていたら、タイムラインに流れてきた漫画だ。
『僕の番は猫紳士』。
大正時代くらいをモチーフにしている、人間と獣人が生きている世界での日本が舞台となっている。
オメガバースもので、主人公はオメガとして不遇だが、猫紳士と会うことで状況が改善されていく。
この外交官のヒーローが、わたしと価値観が合うので安心感がある。
オメガバースは好きではないのだけど、(でも思いついたら書かずにいられないので、小説では書いているが)、獣人ものは好きだから読んでしまう。
とても良い人だし、主人公に無理やり迫ったりもしない、実に紳士!! タイトル通り!
こんな感じのオメガバース好きには、おすすめだ。
他にも公式web漫画はびっくりするくらいたくさんあるので、また、ぽつりとメモとしてつぶやくと思う。
応援ありがとうございます!
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