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2020年 春

春 睦月19日 『31番目のお妃様 2』

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 ※3/10に注記。

 文中であげている「空間除菌」だが、医学的根拠はないそうだ。(調べてほしい)
 弥生10日の記事でそのことについて書いている。
 
 消費者庁が根拠のないものに振り回されないようにと注意しているため、こちらにも書いておく。
 訂正しておわび申し上げます。


   *  *  *  *  *



 世間は今日もセンター試験だろうか。

 センター試験の日は、なぜか寒くなる傾向があるが、今年もそのようである。
 受験者のみなさん、がんばってください。


 受験者の方も家族の方も、ウィルス感染がこわい時期だろう。
 わたしも接客業なので、とてもこわい。

 しかしインフルエンザワクチンを受ける気がしなくて、今年も見送った。
 ワクチンのすばらしさは理解しているが、単純に高価だからだ。


 風邪をひいている時をのぞき、予防の段階ではマスクをできないので、どうしたもんかなと思っていたら、先輩が名札の裏につけられるタイプの、空間除菌なるアイテムを買っていた。
 商品名を出すわけにいかないので、調べてほしい。

 二酸化塩素を使ったもので、つけていると一平方立方メートル? あたりの空間を除菌するそうだ。二か月もつ。

 本当にきくか半信半疑だが、お守りかわりにつけている。

 それから、のどにスプレーするタイプの……なんだろうあれは。液体?
 喉が乾燥してきたら、隙を見てシュッとしている。口内炎にもきくし、業務中にのど飴を食べられないためこれを使ってるのだが、なかなかいい。

 (※ただし、こちらはヨウ素を使っているものとそうではないものがあるので、持病をお持ちの方は、いったん薬屋の専門スタッフか薬剤師に確認したほうがいい)


 今のところはなんとかなっているので、それなりに効果があるのかもしれないし、たまたまかもしれない。
 でも不特定多数の人に会う時は、お守りにちょうどいい。


 つまみ読みしていた『31番目のお妃様 2』が読み終わった。

 あいかわらず王様に魅力を感じられないが――わたしの好みではないので――一気に伏線回収で、まとまった終わり方だった。

 どこが好みではないかというと、「横に立つ王妃」を求めているわりに、「王としての行動」が微妙なんである。
 一人で王塔を抜け出すし、襲撃者がいて危ない火災現場に剣を持って突撃したり……。
 「愛する女を助け出す男」としては正解だが、「横に立つ王妃」を連呼している王としてはちょっと矛盾しているような気がする。

 かといって、火災現場に行かなかったらそれはそれで人としてどうなんだろうと思うし……。
 まあ、火災現場はいいとしても、ロープを使って王塔を抜け出したのはさすがにちょっととなったので、やっぱり好みではない。

 むしろ、フェリアと結婚したい。絶対に食べるのに困らなさそうな伴侶になりそう。


 犠牲も出ないし、「まるくおさまる」である。

 まさか、芋煮会と紫の小瓶がそんなふうに着地するとは!! 感心した。

 これは本当に感動したので、どういうことかは、ぜひ読んでみてほしい。


 断っておくが、王についてはわたしの感覚なので、他の方は何も思わないかもしれない。
 あくまで感想だ。


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