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領主とダブル商業ギルドと商談だ!
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「・・・あとは空港の方を。」
「はい、そう言う事でしたら街の西側に平原が有ります・・・。」
「・・・それから・・・。」
「はい、そうですね・・・。」
「・・・スゥスゥスゥ。」
「関税の方は・・・。」
「それは物によって変わりますので、そこは今と同じ額で動きましょう。」
「それから・・・。」
「スゥスゥスゥ・・・・・・。」
「ジブラロール、ヴァンディ大陸側からの・・・。」
「そうですね、トーホル側としては・・・。」
「スゥスゥ・・・もりー・・・まよねーずはのみものじゃないよぉ・・・スゥスゥ。」
エンハルトの肩に頭を乗せたまま呟く千春。
「ふむ、問題は無さそうだな。」
「はい、エンハルト殿下。」
「そうですね。」
メイソンとドココは頷く。
「問題が有れば修正して行こう。」
「了解しました。」
「問題が有るとすれば、プロステル王都からの方ですね。」
ドココがそう呟くと中央に座る領主、セルフ・フィンコが頷く。
「大丈夫だ、今まで交易が無かったわけではないからな。」
「飛行艇やドラゴンの方は?」
ドココは心配そうにセルフへ問いかける。
「飛行艇に関しては船が飛行艇になったというだけ・・・と言う訳もに行かないが、そこは上手く手綱を取らせてもらう、ドラゴンの方に関してはどうしようもない。」
苦笑いで答えるセルフ。
「一頭でも対応が難しいドラゴンが護衛として数頭ですからね。」
ドココも苦笑いで答える。
「ドラゴン単独での護衛は無い、必ず竜騎士が付く、もし問題が起こればパパドラ、ママドラが動くからな。」
「スゥスゥ・・・てんぷらにまよねーずぅ・・・あわないよぉ。」
「王都からの使者は来られますか?」
セルフにメイソンが問いかける。
「魔導通信ではそこまで話をしてません、しかし話を聞いた限り、荷が届き王都にも物が行くようになれば確実に来ますね。」
「まだ時間は沢山ありそうだ、それまでに港町に品を揃えるか。」
「そうですね、まずはドココ殿のノワ商会で販売、窓口はジブラロール商業ギルド支店で。」
「了解しました。」
「・・・まよねーずぅ・・・けちゃっぷのむのぉ?・・・スゥスゥ。」
「メイソン、こちらの空港が出来たとして、いつから稼働出来る?」
エンハルトはメイソンを見る。
「稼働は大型でなければいつでも稼働できますね、空港が無くても着陸、離陸は問題有りません、乗客や商人の乗り入れで名簿さえ確認出来れば小さな小屋でも大丈夫ですから。」
「それではテスト稼働として動かしてみるか、セルフ殿この件で問題は?」
「有りません、仮に何か問題が有ればその都度潰していきましょう。」
「分かった。」
「・・・ほらぁまよねーずばっかりのむからぁ~・・・けちゃっぷにしなぁ~・・・すぅすぅ。」
「マヨネーズとは?」
千春の寝言に反応するドココ。
「サフィー持ってるか?」
「有りますよ。」
サフィーナはアイテムボックスからマヨネーズの瓶を取り出す。
「これがマヨネーズだ。」
エンハルトが受け取るとテーブルに置く、サフィーナはキュウリモドキを取り出すとナイフで細切りにし皿へ乗せテーブルに置く。
「野菜にマヨネーズを付けて食べたり料理に付けたりする調味料だ。」
「料理を作る時に入れる事もありますよ。」
「だそうだ。」
エンハルトは野菜スティックを一本手に取りマヨネーズに付け口に入れる。
「うん、美味いな。」
「モリー特製ですからね。」
「さすがマヨラーって事か。」
エンハルトとサフィーナは笑いながら話す。
「1つ頂いても?」
「あぁ食べてみてくれ。」
ドココは興味があるようで、エンハルトに確認すると同じ様に野菜をマヨネーズに付け食べる。
「・・・こ・・・これは・・・美味い!」
「私も頂こう。」
セルフも同じく野菜を手に取りマヨネーズを付け食べる。
「・・・ん~、酸味が来るが甘味もある、口の中で広がる酸味は癖になりそうだ。」
セルフは口をモゴモゴと動かし味わう。
「この調味料は何処で?」
「あぁこれは・・・卵とビネガーだったか?」
「基本の作り方はこの紙に書いてあります。」
サフィーナはアイテムボックスからマヨネーズのレシピを取り出す。
「このレシピで作れますが、そのマヨネーズはモリアンの独自配合なので同じ味になるかは分かりません。」
「そのレシピを売る事は?」
「売り物ではありませんので。」
「やはり・・・これだけ美味ければ秘匿されるか。」
ドココは残念そうに呟く。
「いえ、売り物ではなく配布物です。」
「・・・は?」
「他の料理と同じくフリーです。」
淡々と答えるサフィーナだが、思わず笑みを零す。
「ありえない、これほどの物を無料とは!ジブラロール商業ギルドは何をしてるのですか?」
思わずドココはメイソンを見る。
「チハル王女殿下の采配です、料理のレシピは全て無料、分け隔てなく美味しい物を食べる、そして幸せになる事が王女殿下の願いです。」
メイソンは千春がただ、出かけた先で美味しい物が食べたいだけと言う事を知っていたが、上手く曲解させつつ説明する。
「流石聖女様・・・素晴らしい。」
セルフはそう言うとモニョモニョと口を動かす千春を見る。
「では先程の通り販売権が有る物はパン酵母のみと言う事で?」
ドココは再度確認する。
「あぁ、そしてその利益は・・・。」
「はい、ジブラロール商業ギルドが管理し、こちらでチハル王女殿下が使われる経費に回します。」
「まずは孤児院か。」
エンハルトはセルフを見ると頷く。
「本来でしたら私が行うべきでした。」
「いや、貿易港と言う事を考えれば他の国や町からの者も多いだろう、そこは追及しない。」
「あとは、一部犯罪ギルドの方へ?」
セルフは犯罪ギルドの件を聞き目が飛び出る程驚いていたが、落ち着いて問いかける。
「それも問題無いだろう、ロイロは独自で資金繰りが出来る、足りなくなれば話が行くかもしれないが・・・無いだろうな。」
色々と動きを知っているエンハルトは笑みを浮かべながら答える。
「・・・まよねぇずはぁ・・・ふとる・・・スゥスゥ。」
「それでは話は以上だな。」
エンハルトが言うと皆は頷く。
「エンハルト殿下、チハル王女殿下の金貨は?」
「そのまま孤児院の建築代に回してくれ。」
「了解しました。」
「チハル。」
「・・・んー・・・はるともたべるぅ?」
「チハル。」
「・・・あーん。」
「チーハールー。」
「・・・ん?」
「起きたか?」
「んー!・・・あ。」
目を覚ました千春はメイソン、ドココ、セルフと目が合う。
「・・・おはようございます。」
「お疲れでしたか。」
「いえ・・・朝ごはん食べ過ぎて・・・眠くなっちゃって・・・てへっ。」
「チハルには退屈な話だったからな。」
「お話終わった?」
「あぁ問題無くな。」
「それは良かった。」
ニパッと笑う千春にエンハルトは微笑み返す。
「それでは失礼致します、有難うございましたエンハルト殿下、チハル王女殿下。」
恭しく礼をするドココ。
「それでは私も一度ジブラロールに戻り準備を致しましょう。」
メイソンも立ち上がり2人に礼をする。
「えっと~・・・ありがとうございましたぁ♪」
話も聞かず何が有難うなのか分からないまま千春は礼を言う。
「それじゃ俺達も部屋へ戻ろうか。」
「はーい・・・サフィー、何笑ってんの?」
「どんな夢みてたんですか?」
「ん?・・・モリーがマヨネーズ飲んでたから、栄養偏るからケチャップ口に流し込んでやった。」
「俺の口にもか?」
「ハルトにはちゃんとスプーンであーんしてあげたよ。」
「マヨネーズ単体でか?」
「うん。」
「・・・やめてくれ。」
「いや!夢だからね!?」
ゲラゲラと笑いながら千春達は部屋に戻って行った。
「はい、そう言う事でしたら街の西側に平原が有ります・・・。」
「・・・それから・・・。」
「はい、そうですね・・・。」
「・・・スゥスゥスゥ。」
「関税の方は・・・。」
「それは物によって変わりますので、そこは今と同じ額で動きましょう。」
「それから・・・。」
「スゥスゥスゥ・・・・・・。」
「ジブラロール、ヴァンディ大陸側からの・・・。」
「そうですね、トーホル側としては・・・。」
「スゥスゥ・・・もりー・・・まよねーずはのみものじゃないよぉ・・・スゥスゥ。」
エンハルトの肩に頭を乗せたまま呟く千春。
「ふむ、問題は無さそうだな。」
「はい、エンハルト殿下。」
「そうですね。」
メイソンとドココは頷く。
「問題が有れば修正して行こう。」
「了解しました。」
「問題が有るとすれば、プロステル王都からの方ですね。」
ドココがそう呟くと中央に座る領主、セルフ・フィンコが頷く。
「大丈夫だ、今まで交易が無かったわけではないからな。」
「飛行艇やドラゴンの方は?」
ドココは心配そうにセルフへ問いかける。
「飛行艇に関しては船が飛行艇になったというだけ・・・と言う訳もに行かないが、そこは上手く手綱を取らせてもらう、ドラゴンの方に関してはどうしようもない。」
苦笑いで答えるセルフ。
「一頭でも対応が難しいドラゴンが護衛として数頭ですからね。」
ドココも苦笑いで答える。
「ドラゴン単独での護衛は無い、必ず竜騎士が付く、もし問題が起こればパパドラ、ママドラが動くからな。」
「スゥスゥ・・・てんぷらにまよねーずぅ・・・あわないよぉ。」
「王都からの使者は来られますか?」
セルフにメイソンが問いかける。
「魔導通信ではそこまで話をしてません、しかし話を聞いた限り、荷が届き王都にも物が行くようになれば確実に来ますね。」
「まだ時間は沢山ありそうだ、それまでに港町に品を揃えるか。」
「そうですね、まずはドココ殿のノワ商会で販売、窓口はジブラロール商業ギルド支店で。」
「了解しました。」
「・・・まよねーずぅ・・・けちゃっぷのむのぉ?・・・スゥスゥ。」
「メイソン、こちらの空港が出来たとして、いつから稼働出来る?」
エンハルトはメイソンを見る。
「稼働は大型でなければいつでも稼働できますね、空港が無くても着陸、離陸は問題有りません、乗客や商人の乗り入れで名簿さえ確認出来れば小さな小屋でも大丈夫ですから。」
「それではテスト稼働として動かしてみるか、セルフ殿この件で問題は?」
「有りません、仮に何か問題が有ればその都度潰していきましょう。」
「分かった。」
「・・・ほらぁまよねーずばっかりのむからぁ~・・・けちゃっぷにしなぁ~・・・すぅすぅ。」
「マヨネーズとは?」
千春の寝言に反応するドココ。
「サフィー持ってるか?」
「有りますよ。」
サフィーナはアイテムボックスからマヨネーズの瓶を取り出す。
「これがマヨネーズだ。」
エンハルトが受け取るとテーブルに置く、サフィーナはキュウリモドキを取り出すとナイフで細切りにし皿へ乗せテーブルに置く。
「野菜にマヨネーズを付けて食べたり料理に付けたりする調味料だ。」
「料理を作る時に入れる事もありますよ。」
「だそうだ。」
エンハルトは野菜スティックを一本手に取りマヨネーズに付け口に入れる。
「うん、美味いな。」
「モリー特製ですからね。」
「さすがマヨラーって事か。」
エンハルトとサフィーナは笑いながら話す。
「1つ頂いても?」
「あぁ食べてみてくれ。」
ドココは興味があるようで、エンハルトに確認すると同じ様に野菜をマヨネーズに付け食べる。
「・・・こ・・・これは・・・美味い!」
「私も頂こう。」
セルフも同じく野菜を手に取りマヨネーズを付け食べる。
「・・・ん~、酸味が来るが甘味もある、口の中で広がる酸味は癖になりそうだ。」
セルフは口をモゴモゴと動かし味わう。
「この調味料は何処で?」
「あぁこれは・・・卵とビネガーだったか?」
「基本の作り方はこの紙に書いてあります。」
サフィーナはアイテムボックスからマヨネーズのレシピを取り出す。
「このレシピで作れますが、そのマヨネーズはモリアンの独自配合なので同じ味になるかは分かりません。」
「そのレシピを売る事は?」
「売り物ではありませんので。」
「やはり・・・これだけ美味ければ秘匿されるか。」
ドココは残念そうに呟く。
「いえ、売り物ではなく配布物です。」
「・・・は?」
「他の料理と同じくフリーです。」
淡々と答えるサフィーナだが、思わず笑みを零す。
「ありえない、これほどの物を無料とは!ジブラロール商業ギルドは何をしてるのですか?」
思わずドココはメイソンを見る。
「チハル王女殿下の采配です、料理のレシピは全て無料、分け隔てなく美味しい物を食べる、そして幸せになる事が王女殿下の願いです。」
メイソンは千春がただ、出かけた先で美味しい物が食べたいだけと言う事を知っていたが、上手く曲解させつつ説明する。
「流石聖女様・・・素晴らしい。」
セルフはそう言うとモニョモニョと口を動かす千春を見る。
「では先程の通り販売権が有る物はパン酵母のみと言う事で?」
ドココは再度確認する。
「あぁ、そしてその利益は・・・。」
「はい、ジブラロール商業ギルドが管理し、こちらでチハル王女殿下が使われる経費に回します。」
「まずは孤児院か。」
エンハルトはセルフを見ると頷く。
「本来でしたら私が行うべきでした。」
「いや、貿易港と言う事を考えれば他の国や町からの者も多いだろう、そこは追及しない。」
「あとは、一部犯罪ギルドの方へ?」
セルフは犯罪ギルドの件を聞き目が飛び出る程驚いていたが、落ち着いて問いかける。
「それも問題無いだろう、ロイロは独自で資金繰りが出来る、足りなくなれば話が行くかもしれないが・・・無いだろうな。」
色々と動きを知っているエンハルトは笑みを浮かべながら答える。
「・・・まよねぇずはぁ・・・ふとる・・・スゥスゥ。」
「それでは話は以上だな。」
エンハルトが言うと皆は頷く。
「エンハルト殿下、チハル王女殿下の金貨は?」
「そのまま孤児院の建築代に回してくれ。」
「了解しました。」
「チハル。」
「・・・んー・・・はるともたべるぅ?」
「チハル。」
「・・・あーん。」
「チーハールー。」
「・・・ん?」
「起きたか?」
「んー!・・・あ。」
目を覚ました千春はメイソン、ドココ、セルフと目が合う。
「・・・おはようございます。」
「お疲れでしたか。」
「いえ・・・朝ごはん食べ過ぎて・・・眠くなっちゃって・・・てへっ。」
「チハルには退屈な話だったからな。」
「お話終わった?」
「あぁ問題無くな。」
「それは良かった。」
ニパッと笑う千春にエンハルトは微笑み返す。
「それでは失礼致します、有難うございましたエンハルト殿下、チハル王女殿下。」
恭しく礼をするドココ。
「それでは私も一度ジブラロールに戻り準備を致しましょう。」
メイソンも立ち上がり2人に礼をする。
「えっと~・・・ありがとうございましたぁ♪」
話も聞かず何が有難うなのか分からないまま千春は礼を言う。
「それじゃ俺達も部屋へ戻ろうか。」
「はーい・・・サフィー、何笑ってんの?」
「どんな夢みてたんですか?」
「ん?・・・モリーがマヨネーズ飲んでたから、栄養偏るからケチャップ口に流し込んでやった。」
「俺の口にもか?」
「ハルトにはちゃんとスプーンであーんしてあげたよ。」
「マヨネーズ単体でか?」
「うん。」
「・・・やめてくれ。」
「いや!夢だからね!?」
ゲラゲラと笑いながら千春達は部屋に戻って行った。
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