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姫桜の下でプロポーズする!
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『それじゃ咲かせるわよ~♪』
「よろ~♪」
アイトネはそう言うと姫桜の前に立つ、姫桜の前には桜の精、桜が立ち微笑んでいる、アイトネはニッコリ微笑むと手を広げる、すると桜の葉が消滅し次々に蕾が膨らみ一面がピンク色に染まった。
「何度見ても凄いなぁ。」
千春は大きな姫桜を見ながら呟く。
「凄い・・・。」
「これが女神様の力か。」
南と石田はポカンと口を開けたまま話す。
「そこにステージ作ってるから、石田せんせ♪」
「あ、あぁ。」
頼子の声に反応し、ステージと言われた赤い絨毯を見る。
「・・・アヤネさん。」
石田は南の手を取る、南はニコッと微笑むと頷くと石田と真っ赤な絨毯に向かった。
--------------------
「石田片膝突きました!」
「普通に立って渡したらよくね?」
「いや、雰囲気作ってんじゃん?」
「おー!ケース出した!」
「南ちゃん平然としてるね。」
「そりゃうちらがバラしたからねぇ。」
JK達は2人を遠目に見ながら話す。
「南ちゃん嬉しそうじゃん。」
「プロポーズされて嬉しくない人居ないっしょ。」
頷く南を見ていると石田は立ち上がり南の手を取る、そして指に指輪を嵌める。
パチパチパチパチパチ!
皆は拍手で2人を祝うと、2人は千春達を見て微笑みお辞儀をする、そして皆の元へ戻って来た。
「おめでとー!」
「アヤネちゃんおめっとー!」
「石田頑張ったね♪」
JK達はそれぞれお祝いを言いながら2人を迎える。
「初々しいわぁ、私ももう一度プロポーズしてほしいわね。」
ニコニコと言うよりもニヨニヨと言う表現が正しいような笑みを浮かべママさんズが先生2人を見つめる。
「ほんと、うちなんて居酒屋でプロポーズだったわよね。」
大愛の母、本庄琴葉は誠を見る。
「・・・お前が呑んでる時にプロポーズしろって言ったんだろうが。」
「記憶にございませ~ん♪」
「いや、覚えてるじゃないか。」
「私は高校生の時だったわよ。」
「え?トモミって高校でプロポーズされたの!?」
「そうよー、ね、あなた♪」
「・・・おぅ、他の男に取られたくなかったからな。」
頼子の父、ムカイ領領主の勇は目を逸らしながら言葉を返す。
「はーいそれではー!お祝いのサプライズしまーす!皆さん庭に出てねー!」
庭には魔法でライトアップされているが上を見れば真っ暗な夜空だ、そこに一筋の光が飛ぶと弾ける。
ドォォォン!
「花火!?」
「凄い!」
先生2人は手を繋ぎ花火を見上げる、そして次々と打ちあがる花火を見ながら時折目を合わせ微笑み花火を楽しんだ。
-------------------
「ありがとう、みんな。」
うっすらと目元に涙を浮かべながらお礼を言う南。
「忘れられない1日にしないとだからね!」
「そうそう!今から美味しいご飯もあるからね!」
「ケーキ!めっちゃ美味しいケーキもあるから!」
ワイワイと騒ぐJK達に南は微笑む。
「忘れるわけ無いでしょう、目の前で大きな桜が一瞬で咲き乱れて、その下でプロポーズ、そして花火・・・それが異世界と言う場所なのよ?」
「うん、みんな有難う。」
「結婚式はどっちでやるの?」
不意に問いかける美桜。
「そりゃぁ親戚一同呼ばないとだからな、日本でやるよ。」
「えぇ、こちらに連れてくるわけにも行かないでしょう?」
2人の声にマルグリットが声を掛ける。
「こちらでも婚姻の儀は準備するわよ?」
「え?」
「こちらでお仕事をして貰うんですもの、準備は任せて頂戴♪」
マルグリットは自分の事の様に嬉しそうだ。
「私もこっちの結婚式見たいから南せんせーこっちでも結婚式してね♪」
「私も見たーい、私の結婚式の予行練習で!」
「ウチも!」
「私も~♪」
「・・・うん、こちらでも式を挙げるわ、よろしくお願い致します。」
南は祝福してくれるJK達とマルグリットにお辞儀をする。
「さ!それじゃお食事会始めましょー!」
「ひゃっほ~♪パーティーじゃー!」
「クリパー!」
「イブイブだけどな。」
「騒げれば良いんよ。」
騒ぎ始めるJK達とは別に、大人たちは書類を手にして先生2人を囲み始める。
「ケンタ様此方にサインを頂きたいのですが。」
「え?これは?」
「授爵の書類で御座います。」
「へ!?」
「後日国王陛下より改めてお話させて頂きますので。」
気付けば宰相ルーカスは数人の文官を連れて来ていた。
「えっと・・・サインは日本語ですか?」
「出来ればこちらの文字が宜しいのですが・・・。」
「それは代筆でも大丈夫なのかしら。」
困る石田に代わって話す南。
「奥様に成られるアヤネ様で御座いましたら、わたくしが証人として承ります。」
「えっと、フルネームかしら。」
「はい。」
ルーカスの返事に頷くと、羽ペンにインクをつけサラサラと石田の名前を書く南。
「アヤネさん!?」
「何?」
「こっちの文字分かるんですか?」
「弓削さんに健太さんと私の名前教えてもらったもの、書けますよ。」
当たり前の様に答える南、サインが終わると次の紙が出される。
「次はこちらにお願い出来ますか。」
「これは?」
「邸宅の譲渡書で御座います。」
「邸宅!?」
「はい、マルグリット王妃殿下よりお承りさせて頂いた王都邸で御座います。」
2人は物凄い勢いでマルグリットを見ると、マルグリットはママさんズと楽し気に話をしていた、そして2人の視線を感じ目が合うとニッコリ微笑み頷く。
「えっと、聞き忘れたんですが、爵位って何ですか?」
石田は恐るおそる確認するとルーカスは楽しそうに答える。
「伯爵で御座います。」
「え゛?」
思わず声をあげる石田。
「伯爵って・・・結構いい位ですよね?」
ピンと来ない南が首を傾げながら呟く。
「こっちの爵位は良く分からないですが、ちょうど真ん中くらいの爵位のはずです。」
「良いんですか?」
「はい、これからの事を考えれば陞爵(しょうしゃく)も有ると思いますが。」
「マジっすか。」
話をしている間に南は邸宅の紙にもサインを書く。
「有難うございます、後日学園の方へご案内させて頂きますので、その際別件の方でもサインをお願い致します。」
「「・・・はい。」」
先生2人はポカンとした顔で返事を返すと、ルーカスは笑みを浮かべ頭を下げると部屋を出て行った。
「良いのかしら?」
「・・・多分。」
2人の呟きにJK達が騒ぎ始める。
「うちらも貴族ですよー!」
「そうそう、ウチの両親も♪」
「私の所なんて領地持ちだよ・・・何開発してるか怖いけど。」
ワイワイ騒ぎながら親を見るJK軍団。
「石田せんせー!はいこれ!」
アイテムボックスから巾着を取り出す千春。
ドスッ
「何だコレ。」
「こっちに来てくれたお礼!勉強頑張って教えてね!」
「お礼?」
石田は綺麗な巾着袋を開け中を見る。
「うぉっ!?」
「何ですか?」
「金貨です!」
「え!?」
先生2人は金貨を見た後千春を見る。
「これ幾ら入ってるんだ?」
「えっと、多分100枚くらい。」
「多分って・・・。」
「藤井さんこの世界の金貨って1枚幾らなの?」
「えっとぉ、10万円くらい。」
「それが100枚!?1000万円!?」
「ダメよ!藤井さん!」
「いや、私使い切れないくらい持ってるから大丈夫です。」
「え?そうなのか?」
「はい、いくら持ってるか調べるのが怖いくらいあります、ね、サフィー。」
「そうですね、先日確認したら桁増えてましたから。」
軽~く言うサフィーナと千春に先生2人は溜息を吐く。
「しかし・・・良いのか?」
「はい、言ったじゃないですか、お給料出しますって。」
「いや、額がオカシイだろ。」
「こまけぇこたぁいいんですよ、さ!用事終わったでしょ!クリパしますよ!クリパ!」
千春はそう言うと座った2人の手を取る、JK達も加わり先生2人を囲み、パーティー会場に突撃した。
「よろ~♪」
アイトネはそう言うと姫桜の前に立つ、姫桜の前には桜の精、桜が立ち微笑んでいる、アイトネはニッコリ微笑むと手を広げる、すると桜の葉が消滅し次々に蕾が膨らみ一面がピンク色に染まった。
「何度見ても凄いなぁ。」
千春は大きな姫桜を見ながら呟く。
「凄い・・・。」
「これが女神様の力か。」
南と石田はポカンと口を開けたまま話す。
「そこにステージ作ってるから、石田せんせ♪」
「あ、あぁ。」
頼子の声に反応し、ステージと言われた赤い絨毯を見る。
「・・・アヤネさん。」
石田は南の手を取る、南はニコッと微笑むと頷くと石田と真っ赤な絨毯に向かった。
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「石田片膝突きました!」
「普通に立って渡したらよくね?」
「いや、雰囲気作ってんじゃん?」
「おー!ケース出した!」
「南ちゃん平然としてるね。」
「そりゃうちらがバラしたからねぇ。」
JK達は2人を遠目に見ながら話す。
「南ちゃん嬉しそうじゃん。」
「プロポーズされて嬉しくない人居ないっしょ。」
頷く南を見ていると石田は立ち上がり南の手を取る、そして指に指輪を嵌める。
パチパチパチパチパチ!
皆は拍手で2人を祝うと、2人は千春達を見て微笑みお辞儀をする、そして皆の元へ戻って来た。
「おめでとー!」
「アヤネちゃんおめっとー!」
「石田頑張ったね♪」
JK達はそれぞれお祝いを言いながら2人を迎える。
「初々しいわぁ、私ももう一度プロポーズしてほしいわね。」
ニコニコと言うよりもニヨニヨと言う表現が正しいような笑みを浮かべママさんズが先生2人を見つめる。
「ほんと、うちなんて居酒屋でプロポーズだったわよね。」
大愛の母、本庄琴葉は誠を見る。
「・・・お前が呑んでる時にプロポーズしろって言ったんだろうが。」
「記憶にございませ~ん♪」
「いや、覚えてるじゃないか。」
「私は高校生の時だったわよ。」
「え?トモミって高校でプロポーズされたの!?」
「そうよー、ね、あなた♪」
「・・・おぅ、他の男に取られたくなかったからな。」
頼子の父、ムカイ領領主の勇は目を逸らしながら言葉を返す。
「はーいそれではー!お祝いのサプライズしまーす!皆さん庭に出てねー!」
庭には魔法でライトアップされているが上を見れば真っ暗な夜空だ、そこに一筋の光が飛ぶと弾ける。
ドォォォン!
「花火!?」
「凄い!」
先生2人は手を繋ぎ花火を見上げる、そして次々と打ちあがる花火を見ながら時折目を合わせ微笑み花火を楽しんだ。
-------------------
「ありがとう、みんな。」
うっすらと目元に涙を浮かべながらお礼を言う南。
「忘れられない1日にしないとだからね!」
「そうそう!今から美味しいご飯もあるからね!」
「ケーキ!めっちゃ美味しいケーキもあるから!」
ワイワイと騒ぐJK達に南は微笑む。
「忘れるわけ無いでしょう、目の前で大きな桜が一瞬で咲き乱れて、その下でプロポーズ、そして花火・・・それが異世界と言う場所なのよ?」
「うん、みんな有難う。」
「結婚式はどっちでやるの?」
不意に問いかける美桜。
「そりゃぁ親戚一同呼ばないとだからな、日本でやるよ。」
「えぇ、こちらに連れてくるわけにも行かないでしょう?」
2人の声にマルグリットが声を掛ける。
「こちらでも婚姻の儀は準備するわよ?」
「え?」
「こちらでお仕事をして貰うんですもの、準備は任せて頂戴♪」
マルグリットは自分の事の様に嬉しそうだ。
「私もこっちの結婚式見たいから南せんせーこっちでも結婚式してね♪」
「私も見たーい、私の結婚式の予行練習で!」
「ウチも!」
「私も~♪」
「・・・うん、こちらでも式を挙げるわ、よろしくお願い致します。」
南は祝福してくれるJK達とマルグリットにお辞儀をする。
「さ!それじゃお食事会始めましょー!」
「ひゃっほ~♪パーティーじゃー!」
「クリパー!」
「イブイブだけどな。」
「騒げれば良いんよ。」
騒ぎ始めるJK達とは別に、大人たちは書類を手にして先生2人を囲み始める。
「ケンタ様此方にサインを頂きたいのですが。」
「え?これは?」
「授爵の書類で御座います。」
「へ!?」
「後日国王陛下より改めてお話させて頂きますので。」
気付けば宰相ルーカスは数人の文官を連れて来ていた。
「えっと・・・サインは日本語ですか?」
「出来ればこちらの文字が宜しいのですが・・・。」
「それは代筆でも大丈夫なのかしら。」
困る石田に代わって話す南。
「奥様に成られるアヤネ様で御座いましたら、わたくしが証人として承ります。」
「えっと、フルネームかしら。」
「はい。」
ルーカスの返事に頷くと、羽ペンにインクをつけサラサラと石田の名前を書く南。
「アヤネさん!?」
「何?」
「こっちの文字分かるんですか?」
「弓削さんに健太さんと私の名前教えてもらったもの、書けますよ。」
当たり前の様に答える南、サインが終わると次の紙が出される。
「次はこちらにお願い出来ますか。」
「これは?」
「邸宅の譲渡書で御座います。」
「邸宅!?」
「はい、マルグリット王妃殿下よりお承りさせて頂いた王都邸で御座います。」
2人は物凄い勢いでマルグリットを見ると、マルグリットはママさんズと楽し気に話をしていた、そして2人の視線を感じ目が合うとニッコリ微笑み頷く。
「えっと、聞き忘れたんですが、爵位って何ですか?」
石田は恐るおそる確認するとルーカスは楽しそうに答える。
「伯爵で御座います。」
「え゛?」
思わず声をあげる石田。
「伯爵って・・・結構いい位ですよね?」
ピンと来ない南が首を傾げながら呟く。
「こっちの爵位は良く分からないですが、ちょうど真ん中くらいの爵位のはずです。」
「良いんですか?」
「はい、これからの事を考えれば陞爵(しょうしゃく)も有ると思いますが。」
「マジっすか。」
話をしている間に南は邸宅の紙にもサインを書く。
「有難うございます、後日学園の方へご案内させて頂きますので、その際別件の方でもサインをお願い致します。」
「「・・・はい。」」
先生2人はポカンとした顔で返事を返すと、ルーカスは笑みを浮かべ頭を下げると部屋を出て行った。
「良いのかしら?」
「・・・多分。」
2人の呟きにJK達が騒ぎ始める。
「うちらも貴族ですよー!」
「そうそう、ウチの両親も♪」
「私の所なんて領地持ちだよ・・・何開発してるか怖いけど。」
ワイワイ騒ぎながら親を見るJK軍団。
「石田せんせー!はいこれ!」
アイテムボックスから巾着を取り出す千春。
ドスッ
「何だコレ。」
「こっちに来てくれたお礼!勉強頑張って教えてね!」
「お礼?」
石田は綺麗な巾着袋を開け中を見る。
「うぉっ!?」
「何ですか?」
「金貨です!」
「え!?」
先生2人は金貨を見た後千春を見る。
「これ幾ら入ってるんだ?」
「えっと、多分100枚くらい。」
「多分って・・・。」
「藤井さんこの世界の金貨って1枚幾らなの?」
「えっとぉ、10万円くらい。」
「それが100枚!?1000万円!?」
「ダメよ!藤井さん!」
「いや、私使い切れないくらい持ってるから大丈夫です。」
「え?そうなのか?」
「はい、いくら持ってるか調べるのが怖いくらいあります、ね、サフィー。」
「そうですね、先日確認したら桁増えてましたから。」
軽~く言うサフィーナと千春に先生2人は溜息を吐く。
「しかし・・・良いのか?」
「はい、言ったじゃないですか、お給料出しますって。」
「いや、額がオカシイだろ。」
「こまけぇこたぁいいんですよ、さ!用事終わったでしょ!クリパしますよ!クリパ!」
千春はそう言うと座った2人の手を取る、JK達も加わり先生2人を囲み、パーティー会場に突撃した。
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