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フルール堕ちる!
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「聖女チハル様ぁ!」
「うわぁ!!!なに!?」
フルールはすき焼きの肉を卵につけ口に入れると叫ぶ。
「これは!?」
「ん、それすき焼きだね、美味しい?」
「美味しいです!なんですかコレは!?」
「いや、すき焼きだけどね。」
もう一度フォークで肉を口に入れ咀嚼するフルール、そしてプルプルと震える。
「美味しいです!!!」
「よかったねぇ、他にも料理あるからいっぱい食べてね。」
「はいっ!」
千春が言うとフルールは黙々と料理を食べ始めた。
「聖女チハル様、これは宮廷料理で御座いますか?」
近衛兵団団長のマトラが千春に問いかける。
「へ?まぁ料理長のルノアーさんが作ってるから・・・そうなのかな?」
「でもハンバーグとかビーフシチューとかは王都でも食べれるよねー。」
「そうそう、王都の食堂で食べれるって言ってたよ、ユーリンちゃんが。」
JK達はそう言うと自分達も料理を口に入れる。
「ジブラロール王都ではこのような食事が・・・。」
「領地も普通に食べれるよね。」
「ふっふっふ、リヴィル領の蜂蜜で作った料理は王都に負けない!」
青空は腕を上げながら勝ち誇ったように言う。
「確かにリヴィルの蜂蜜美味しいよね。」
「いや!アミちゃんが持ってくる桜の蜂蜜も美味しい!」
「くっ・・・アミちゃんの蜂蜜は確かに美味しい・・・。」
悔しそうに青空は項垂れる。
「アミちゃんの蜂蜜は希少だからね。」
「チハル様!この料理をメラディオ国で作る事は許されますか!?」
「へ?別に良いですよ?商業ギルドに話してもらったら普通に教えてもらえるんじゃないかなぁ。」
「チハル、メラディオにはパンや料理のレシピを広めて無いわよ?」
千春の話に横から声を掛けるマルグリット。
「そうなんですか?」
「えぇ、チハルにちょっかいを掛けて来る国に教えるわけが無いでしょう?」
「あー・・・そう言えばぁ~、今はどうなんですか?」
「メラディオ次第ね、王が居ないのはアイさんの話で確定だけれど、第一王子と第二王子はどうなのかしら。」
マルグリットが呟きながらアイトネを見る。
『どちらもこの世には居ないわね、王族の血はフルールちゃん1人だけよ。』
「問題はフルール王女がメラディオ国に戻って王位継承出来るか次第ね。」
「王位継承出来たらどうなるんですか?」
「聖女に手を出さないと約束するなら商業ギルドからの情報は公開してもいいわよ。」
マルグリットはフルールを見る。
「聖女様そしてジブラロール王国に助けて頂いたのです、間違っても御迷惑はお掛けしません。」
「問題はメラディオの貴族ねぇ、アルデアが動くんでしょ?」
「えぇ、でもある程度の時間が必要よ?」
アルデアは何でも無い様に答える。
「それはそうでしょうね、まずはクアータスの処分ね、その話が広まればメラディオの反乱分子が尻尾を出すでしょう。」
「そうね、そこは私が押さえてあげるわ♪」
「それじゃやっぱりクアータス攻略ですねー、って事はこっそり王様ぶっ飛ばすより噂が広がるような潰し方のほうがいいですよね?」
「チハル・・・何するつもりなの?」
「えっと、クアータス王都の正面から乗り込もうかと。」
「アハハハハ!それは良いわね!私も行きたいわ♪」
「メグ、ダメよ?あなた身重なの忘れてない?」
マルグリットが楽しそうに言う所をアルデアが窘める。
「でも軍が出ているとはいえ王都の防衛もあるはずよ?」
「そこは麗奈にお任せしますんで。」
「うん、オピクスさんとセルッティさんが水の中位と風の中位精霊も引き連れて護衛してくれるって。」
「恐ろしい事するわね。」
「そうなんですか?」
「上位精霊の時点で国がどうにか出来る物ではないの、そして中位精霊1体でも場所によっては軍でも全滅しかねないわ。」
「おぉ~!精霊凄ーい!」
「それにチハル達には更に護衛が居るでしょう?」
マルグリットは酒盛りしているペット達を見る。
「なんじゃー!儂らの噂しとるのかー!?」
「おう!俺も暴れてやるぞ!」
「わっちもー!」
「僕もでーす!」
「うっきぃ~♪」
「・・・私も勿論護衛するわよ?」
「俺も遠慮しなくて良いならいくらでも暴れるが?」
新しいペットのサンジュや天使ドラゴンミカ、悪魔ドラゴンゼルも楽し気に答える。
「チハル!イロハも新しいろぼっとで出撃したいわ!」
「あれちょっと大き過ぎじゃん。」
「あ、私が収納するから大丈夫だよ。」
彩葉の申し出に千春がロボットを思い出しながら呟くと、頼子が答える。
「いや収納の問題ではなく、あれで暴れたらヤバいじゃん。」
「えー?もう一回り大きくしようと思ったのに。」
「いやいや、あれ計ったら5m超えだよ?」
「本当は某機動戦士くらい大きくしたかったんだけどなぁ。」
「いや、材料足んないから。」
「流石に18mは無理だったなー。」
「イロハも行って良いでしょ?」
「ちゃんと言う事聞いてよ?勝手に暴れたらダメだからね?」
「勿論よ♪」
彩葉は頷き喜ぶ。
「もう5m超えのミスリルロボットとか恐怖でしか無いわ。」
「物理と魔法が効かないミスリルの塊だからねー。」
アハハと2人は笑う。
「ヒマリ、私も行って良いわよね?」
今日の主役のはずである陽菜が日葵に問いかける。
「ねーちゃんも行くの?」
「行くでしょ、護衛居るんでしょ?」
「過剰なほどに居るね。」
「他の国も見てみたいし!」
「いや、もっと安全な所あるから。」
「ここまで話聞いて行かない選択肢ないでしょぉ!!!」
「キレんなし!!!」
キレ気味に言う陽菜に日葵が切れ気味に突っ込む。
「ヒマリ、大丈夫よ~♪妖精達がヒマリやヒナねーちゃまの護衛するから~♪」
「クゥクゥが護衛してくれるの?」
「私もするけどぉ~♪」
クゥクゥは庭を見ると沢山の妖精達が、まさに乱舞と言わんばかりに飛び回っている。
「あの子達全員行くわ~♪」
「嘘でしょ。」
「本当よー?ドライアド様も行くそうよ?」
「・・・クアータス終わったなぁ。」
「ヒマリ、妖精って強いの?」
「うん、成人?した妖精はこの国の魔法師団の魔法使いより強いよ。」
「・・・あそこに居る妖精って。」
「えぇ!全員人間より強いわよ♪」
「うわぁ~お♪」
楽し気に話する陽菜、そしてその話を聞いていたメラディオの3人は立ち上がる。
「チハル様、私もクアータスに連れて行ってください!」
フルールは千春に頭を下げる。
「まぁ安全は確保出来てるから良いよ?」
「有難うございます、必ず王位継承しジブラロールとの国交樹立させて頂きます!」
「ご飯の為に?」
「・・・はい・・・(ボソッ)」
「お母様問題有りません?」
「国交はエイダンに丸投げするわ、ま、聖女の問題が解決出来るならメリットも大きいから。」
「メリット?」
「えぇ、メラディオはジブラロールよりも温かいの、そのお陰で色々な農業が盛んなのよ。」
「へぇ~・・・って事は新しい食材有ったり!?」
「えぇ、チハルが探している食材もあるかもしれないわね。」
「でも食材有るのにご飯美味しく無いんだ・・・残念すぎる!」
千春は唸りながら呟く。
「それでは!?」
「えぇ、チハルが乗り気ならエイダンもすぐに了承すると思うわ。」
マルグリットの言葉で嬉しそうにするフルール。
「それじゃ食事が終わったらお風呂入って早くねるべさ!」
「べさべさ!」
『チハル~デザートは~?』
「あるよー、ダッツのアイス!」
『やった!ダッツ好き♪』
千春は食事が終わった者にアイスを配り、明日の英気を養った。
「うわぁ!!!なに!?」
フルールはすき焼きの肉を卵につけ口に入れると叫ぶ。
「これは!?」
「ん、それすき焼きだね、美味しい?」
「美味しいです!なんですかコレは!?」
「いや、すき焼きだけどね。」
もう一度フォークで肉を口に入れ咀嚼するフルール、そしてプルプルと震える。
「美味しいです!!!」
「よかったねぇ、他にも料理あるからいっぱい食べてね。」
「はいっ!」
千春が言うとフルールは黙々と料理を食べ始めた。
「聖女チハル様、これは宮廷料理で御座いますか?」
近衛兵団団長のマトラが千春に問いかける。
「へ?まぁ料理長のルノアーさんが作ってるから・・・そうなのかな?」
「でもハンバーグとかビーフシチューとかは王都でも食べれるよねー。」
「そうそう、王都の食堂で食べれるって言ってたよ、ユーリンちゃんが。」
JK達はそう言うと自分達も料理を口に入れる。
「ジブラロール王都ではこのような食事が・・・。」
「領地も普通に食べれるよね。」
「ふっふっふ、リヴィル領の蜂蜜で作った料理は王都に負けない!」
青空は腕を上げながら勝ち誇ったように言う。
「確かにリヴィルの蜂蜜美味しいよね。」
「いや!アミちゃんが持ってくる桜の蜂蜜も美味しい!」
「くっ・・・アミちゃんの蜂蜜は確かに美味しい・・・。」
悔しそうに青空は項垂れる。
「アミちゃんの蜂蜜は希少だからね。」
「チハル様!この料理をメラディオ国で作る事は許されますか!?」
「へ?別に良いですよ?商業ギルドに話してもらったら普通に教えてもらえるんじゃないかなぁ。」
「チハル、メラディオにはパンや料理のレシピを広めて無いわよ?」
千春の話に横から声を掛けるマルグリット。
「そうなんですか?」
「えぇ、チハルにちょっかいを掛けて来る国に教えるわけが無いでしょう?」
「あー・・・そう言えばぁ~、今はどうなんですか?」
「メラディオ次第ね、王が居ないのはアイさんの話で確定だけれど、第一王子と第二王子はどうなのかしら。」
マルグリットが呟きながらアイトネを見る。
『どちらもこの世には居ないわね、王族の血はフルールちゃん1人だけよ。』
「問題はフルール王女がメラディオ国に戻って王位継承出来るか次第ね。」
「王位継承出来たらどうなるんですか?」
「聖女に手を出さないと約束するなら商業ギルドからの情報は公開してもいいわよ。」
マルグリットはフルールを見る。
「聖女様そしてジブラロール王国に助けて頂いたのです、間違っても御迷惑はお掛けしません。」
「問題はメラディオの貴族ねぇ、アルデアが動くんでしょ?」
「えぇ、でもある程度の時間が必要よ?」
アルデアは何でも無い様に答える。
「それはそうでしょうね、まずはクアータスの処分ね、その話が広まればメラディオの反乱分子が尻尾を出すでしょう。」
「そうね、そこは私が押さえてあげるわ♪」
「それじゃやっぱりクアータス攻略ですねー、って事はこっそり王様ぶっ飛ばすより噂が広がるような潰し方のほうがいいですよね?」
「チハル・・・何するつもりなの?」
「えっと、クアータス王都の正面から乗り込もうかと。」
「アハハハハ!それは良いわね!私も行きたいわ♪」
「メグ、ダメよ?あなた身重なの忘れてない?」
マルグリットが楽しそうに言う所をアルデアが窘める。
「でも軍が出ているとはいえ王都の防衛もあるはずよ?」
「そこは麗奈にお任せしますんで。」
「うん、オピクスさんとセルッティさんが水の中位と風の中位精霊も引き連れて護衛してくれるって。」
「恐ろしい事するわね。」
「そうなんですか?」
「上位精霊の時点で国がどうにか出来る物ではないの、そして中位精霊1体でも場所によっては軍でも全滅しかねないわ。」
「おぉ~!精霊凄ーい!」
「それにチハル達には更に護衛が居るでしょう?」
マルグリットは酒盛りしているペット達を見る。
「なんじゃー!儂らの噂しとるのかー!?」
「おう!俺も暴れてやるぞ!」
「わっちもー!」
「僕もでーす!」
「うっきぃ~♪」
「・・・私も勿論護衛するわよ?」
「俺も遠慮しなくて良いならいくらでも暴れるが?」
新しいペットのサンジュや天使ドラゴンミカ、悪魔ドラゴンゼルも楽し気に答える。
「チハル!イロハも新しいろぼっとで出撃したいわ!」
「あれちょっと大き過ぎじゃん。」
「あ、私が収納するから大丈夫だよ。」
彩葉の申し出に千春がロボットを思い出しながら呟くと、頼子が答える。
「いや収納の問題ではなく、あれで暴れたらヤバいじゃん。」
「えー?もう一回り大きくしようと思ったのに。」
「いやいや、あれ計ったら5m超えだよ?」
「本当は某機動戦士くらい大きくしたかったんだけどなぁ。」
「いや、材料足んないから。」
「流石に18mは無理だったなー。」
「イロハも行って良いでしょ?」
「ちゃんと言う事聞いてよ?勝手に暴れたらダメだからね?」
「勿論よ♪」
彩葉は頷き喜ぶ。
「もう5m超えのミスリルロボットとか恐怖でしか無いわ。」
「物理と魔法が効かないミスリルの塊だからねー。」
アハハと2人は笑う。
「ヒマリ、私も行って良いわよね?」
今日の主役のはずである陽菜が日葵に問いかける。
「ねーちゃんも行くの?」
「行くでしょ、護衛居るんでしょ?」
「過剰なほどに居るね。」
「他の国も見てみたいし!」
「いや、もっと安全な所あるから。」
「ここまで話聞いて行かない選択肢ないでしょぉ!!!」
「キレんなし!!!」
キレ気味に言う陽菜に日葵が切れ気味に突っ込む。
「ヒマリ、大丈夫よ~♪妖精達がヒマリやヒナねーちゃまの護衛するから~♪」
「クゥクゥが護衛してくれるの?」
「私もするけどぉ~♪」
クゥクゥは庭を見ると沢山の妖精達が、まさに乱舞と言わんばかりに飛び回っている。
「あの子達全員行くわ~♪」
「嘘でしょ。」
「本当よー?ドライアド様も行くそうよ?」
「・・・クアータス終わったなぁ。」
「ヒマリ、妖精って強いの?」
「うん、成人?した妖精はこの国の魔法師団の魔法使いより強いよ。」
「・・・あそこに居る妖精って。」
「えぇ!全員人間より強いわよ♪」
「うわぁ~お♪」
楽し気に話する陽菜、そしてその話を聞いていたメラディオの3人は立ち上がる。
「チハル様、私もクアータスに連れて行ってください!」
フルールは千春に頭を下げる。
「まぁ安全は確保出来てるから良いよ?」
「有難うございます、必ず王位継承しジブラロールとの国交樹立させて頂きます!」
「ご飯の為に?」
「・・・はい・・・(ボソッ)」
「お母様問題有りません?」
「国交はエイダンに丸投げするわ、ま、聖女の問題が解決出来るならメリットも大きいから。」
「メリット?」
「えぇ、メラディオはジブラロールよりも温かいの、そのお陰で色々な農業が盛んなのよ。」
「へぇ~・・・って事は新しい食材有ったり!?」
「えぇ、チハルが探している食材もあるかもしれないわね。」
「でも食材有るのにご飯美味しく無いんだ・・・残念すぎる!」
千春は唸りながら呟く。
「それでは!?」
「えぇ、チハルが乗り気ならエイダンもすぐに了承すると思うわ。」
マルグリットの言葉で嬉しそうにするフルール。
「それじゃ食事が終わったらお風呂入って早くねるべさ!」
「べさべさ!」
『チハル~デザートは~?』
「あるよー、ダッツのアイス!」
『やった!ダッツ好き♪』
千春は食事が終わった者にアイスを配り、明日の英気を養った。
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