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異世界に1名ごあんなぁ~い!
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「やっぱりミオ達家に帰ってない・・・。」
宮沢花音は千春達の後ろからコソコソとのぞき込みながら呟く。
「スーパー?」
千春達がギョースーに入るのを見届けると、外から覗き見る。
「・・・お菓子買いにきたんだ。」
美桜達がお菓子を、頼子達も飲み物を物色しているのを見ながら花音は時間を潰す、チラチラと様子を伺いながら待っていると千春達が清算を終わらせ店から出る。
「うわぁ一杯買ってるなぁ・・・ん?誰?」
千春達に話しかける女性、若いOL風の女性はニコニコと話している。
「・・・あの人・・・人?」
思わず呟く花音、霊感が強い花音は宇迦之御魂を見て首を傾げる。
「!?」
頼子達が置いたジュースの箱が地面に消えるのを見た花音は目を見開く、すると千春達は宇迦之御魂と別れ歩き始めた。
--------------------
「さ~て、家に着いたけど。」
「話しかけてこなかったね。」
「まだ居る?」
「いるいるソコの電信柱。」
「丸見えやん。」
「どうする?」
皆は門扉を開け玄関前に立つ。
「取り敢えず入ろう、ピンポン押してくるかもだし。」
「ほいほい。」
カチャリと鍵を開け千春は家に入ると皆もただいまーと当たり前に家に入った。
「様子見なのかなー。」
「帰るかな?」
「ま、ちょっと休憩でもしますかい?」
「お茶?」
「ジュース買ったじゃん。」
「ぬるいじゃん!」
「氷あるよー。」
「えー薄まるじゃん。」
「んじゃうちがあっちで冷やしてこようか?」
JK達が話しているとコンが声を掛ける。
「ドアの前で聞き耳立ててますよ?」
「お?」
「聞こえてるのかな話。」
「いやぁ大声で話さないと聞こえないと思うよ?」
「しゃーないなぁ。」
美桜はそう言うと立ち上がる、そして玄関に向かい扉を開ける。
「うわぁああ!!!」
「よっ!カノン、なにしてんのぉ?」
「えっ!?あえ!?えっと!あの!・・・散歩?」
「んなわけあるかい!wwww」
思わず突っ込む美桜は花音の手を取り玄関を閉める。
「ま、入りなよ。」
「ちょっと!ここ藤井さんの家でしょ!?」
「そだよー。」
「勝手に!・・・あ。」
部屋から千春が顔だけをだし覗いている、そしてぴょこぴょこと頼子、麗奈、大愛、青空、日葵も顔だけを出す。
「いらっしゃーい♪」
「はいっといでー♪」
「かむぉぉぉん♪」
「・・・おじゃまします。」
皆に言われおずおずと靴を脱ぎ家に入る花音。
「そこ座って~。」
皆はテーブルやソファーに座る、花音はテーブルに座る。
「んー、寒かったでしょー、暖かいお茶が良いよね?」
「え?いや、別に、えっと、あの。」
しどろもどろになる花音、千春はクスっと笑うとクローゼットを開ける。
「ただいまー!」
「お帰り千春、あら?お友達?」
「うん、同級生の子。」
「教えたの?」
「んにゃ?今から教える所。」
寛ぐ春恵にそう言うと千春は並んだ靴を履きクローゼットの中に入る。
「サフィーいるー?」
「お帰りなさいチハル。」
「サフィー翻訳魔道具ある?」
「えぇ、誰か連れて来たの?」
「うん、同級生の子。」
千春は魔道具を受け取ると日本に戻る。
「みんなこっちでお茶しよー。」
「うぃーっす。」
「カノン、靴持ってきてね。」
ポカンと口を開けたまま固まっている花音に美桜は声を掛ける。
「・・・へ?」
「あはははwwwクッソ笑うwww」
「前知識すら無くこの扉見たらそうなるわなぁ。」
ゲラゲラと笑う美桜と呆れる麗奈、花音は言われた通り靴を手に取りクローゼットの前に立つ。
「はい、連れて行くから手繋いでね。」
「手?」
「手。」
皆は手を繋ぎ異世界に入ると靴を履く。
「いらっしゃい、何ちゃん?」
春恵は微笑みながら問いかける。
「みやざわかのんです・・・。」
「千春の母の春恵よ、よろしくね♪」
「はい・・・へ?」
花音はクローゼットの中の空間に驚きを隠せずキョロキョロと見まわす、皆はその様子を楽しみながら応接室の扉を開く。
「ただいまー!」
「たっだいまぁ~い!」
「はー、あったけぇ。」
「やっぱ日本寒いわ。」
皆は頼子の開けた影にポイポイとカバンを投げ込むとソファーにダイブする。
「ミオさーん制服皺がつきますよぉ?」
「ちょっとくらい良いじゃーんモリーちゃーん。」
「着替えてきたら良いじゃないですかぁ・・・あれ?どなたです?」
「友達~。」
「バレたんですか?」
「ん、疑われてたから拉致って来た。」
「・・・ダメな奴じゃないですか?ソレ。」
「遅かれ早かれだよ、家まで来てたもん。」
美桜は説明しながら寛ぐ。
「宮沢さんそこ座って~。」
千春は美桜の横に花音を座らせるとサフィーナがお茶を淹れる。
「どうぞ、寒かったでしょう?」
「あ・・・ありがとうございます・・・えぇ?」
「さ~て、まずは何からかなぁ。」
「なんでつけて来たかじゃね?」
「あ、そうだね、宮沢さんなんで私達を尾行してたの?」
「・・・。」
黙る花音。
「カノン、別に怒って無いから。」
「気になって。」
「何が?」
「向井さんとミオ、たまに藤井さんとレナもなんだけど・・・なにかこう、変な物が憑いてる気がして。」
言い難そうに話す花音。
「え?私の魔力的な物とかでは無く?」
「魔力?いや、そう言うのではなく・・・え?魔力って何?」
「それはまぁ置いといてー。」
千春は両手を出し横に置くジェスチャーをしながら話す。
「憑いてるって・・・あ。」
この4人に共通する憑き者に思い当たる節が思いっ切りある千春は思わず声が出る。
「カノン、キノセイダヨ。」
「気のせいじゃないよ!」
「何が付いてたのかわかるの?」
「・・・多分・・・向井さんは蛇、ミオは狐。」
「おぉ!すげぇ!」
思わず声が出る頼子。
「私は?!」
千春は何故か楽しそうに問いかける。
「藤井さんは・・・物凄く強い力を持った犬。」
「狼だよ!」
突っ込む千春。
「ねぇねぇ!私は!?」
麗奈は自分を指差しながら問いかける。
「・・・わからないの、何か小さな、でも綺麗な光なの。」
「おぉー、リリ、綺麗だって。」
麗奈がそう言うとリリがポンっと姿を現す。
「は!?」
「妖精だよこの子。」
「・・・へ?」
「凄いなぁ、ビェリー。」
「あーい。」
頼子に呼ばれ頭の上から姿を現す白蛇ビェリー。
「コンもういいよ。」
「はーい。」
美桜の頭にポンと現れる子狐コン。
「・・・へ?」
「サフィー、ルプはー?」
「寝室でユラとお昼寝中ですよ。」
「ありゃ、起こすの可哀そうかな。」
「いえ、そろそろ起こす予定でしたから。」
サフィーナはそう言うと寝室に行く、そして。
「おかえりなさい!チハルおねえちゃん!」
「おかえり千春、お?友達か?」
「宮沢さんって言うの。」
花音はルプを見て目を見開き口を開けたまま固まる。
「大丈夫か?」
「ビックリしてるだけだから多分。」
「カノン~帰って来ーい。」
「あ、え?うん、えっと・・・へ?」
「あはははは混乱してらっしゃるでwww」
「そりゃぁねぇ。」
皆はゲラゲラと笑いながら花音の反応を見るそして。
「おかえりにゃー。」
庭から散歩から帰って来た三珠が歩いて来る、そして背には。
「・・・猫がしゃべった・・・人形?」
三珠の背に乗った日本人形、彩葉は初めて見る花音に気付き身動きせず背に乗ったままだ。
「吾輩は三珠にゃ。」
「そ・・・その・・・人形・・・ヤバい!」
霊感で感じたのか花音は彩葉は見てビビるそして彩葉は首だけをグルンと動かし微笑む。
「イロハよ♪」
「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!」
叫ぶ花音、そして花音は意識を飛ばした。
宮沢花音は千春達の後ろからコソコソとのぞき込みながら呟く。
「スーパー?」
千春達がギョースーに入るのを見届けると、外から覗き見る。
「・・・お菓子買いにきたんだ。」
美桜達がお菓子を、頼子達も飲み物を物色しているのを見ながら花音は時間を潰す、チラチラと様子を伺いながら待っていると千春達が清算を終わらせ店から出る。
「うわぁ一杯買ってるなぁ・・・ん?誰?」
千春達に話しかける女性、若いOL風の女性はニコニコと話している。
「・・・あの人・・・人?」
思わず呟く花音、霊感が強い花音は宇迦之御魂を見て首を傾げる。
「!?」
頼子達が置いたジュースの箱が地面に消えるのを見た花音は目を見開く、すると千春達は宇迦之御魂と別れ歩き始めた。
--------------------
「さ~て、家に着いたけど。」
「話しかけてこなかったね。」
「まだ居る?」
「いるいるソコの電信柱。」
「丸見えやん。」
「どうする?」
皆は門扉を開け玄関前に立つ。
「取り敢えず入ろう、ピンポン押してくるかもだし。」
「ほいほい。」
カチャリと鍵を開け千春は家に入ると皆もただいまーと当たり前に家に入った。
「様子見なのかなー。」
「帰るかな?」
「ま、ちょっと休憩でもしますかい?」
「お茶?」
「ジュース買ったじゃん。」
「ぬるいじゃん!」
「氷あるよー。」
「えー薄まるじゃん。」
「んじゃうちがあっちで冷やしてこようか?」
JK達が話しているとコンが声を掛ける。
「ドアの前で聞き耳立ててますよ?」
「お?」
「聞こえてるのかな話。」
「いやぁ大声で話さないと聞こえないと思うよ?」
「しゃーないなぁ。」
美桜はそう言うと立ち上がる、そして玄関に向かい扉を開ける。
「うわぁああ!!!」
「よっ!カノン、なにしてんのぉ?」
「えっ!?あえ!?えっと!あの!・・・散歩?」
「んなわけあるかい!wwww」
思わず突っ込む美桜は花音の手を取り玄関を閉める。
「ま、入りなよ。」
「ちょっと!ここ藤井さんの家でしょ!?」
「そだよー。」
「勝手に!・・・あ。」
部屋から千春が顔だけをだし覗いている、そしてぴょこぴょこと頼子、麗奈、大愛、青空、日葵も顔だけを出す。
「いらっしゃーい♪」
「はいっといでー♪」
「かむぉぉぉん♪」
「・・・おじゃまします。」
皆に言われおずおずと靴を脱ぎ家に入る花音。
「そこ座って~。」
皆はテーブルやソファーに座る、花音はテーブルに座る。
「んー、寒かったでしょー、暖かいお茶が良いよね?」
「え?いや、別に、えっと、あの。」
しどろもどろになる花音、千春はクスっと笑うとクローゼットを開ける。
「ただいまー!」
「お帰り千春、あら?お友達?」
「うん、同級生の子。」
「教えたの?」
「んにゃ?今から教える所。」
寛ぐ春恵にそう言うと千春は並んだ靴を履きクローゼットの中に入る。
「サフィーいるー?」
「お帰りなさいチハル。」
「サフィー翻訳魔道具ある?」
「えぇ、誰か連れて来たの?」
「うん、同級生の子。」
千春は魔道具を受け取ると日本に戻る。
「みんなこっちでお茶しよー。」
「うぃーっす。」
「カノン、靴持ってきてね。」
ポカンと口を開けたまま固まっている花音に美桜は声を掛ける。
「・・・へ?」
「あはははwwwクッソ笑うwww」
「前知識すら無くこの扉見たらそうなるわなぁ。」
ゲラゲラと笑う美桜と呆れる麗奈、花音は言われた通り靴を手に取りクローゼットの前に立つ。
「はい、連れて行くから手繋いでね。」
「手?」
「手。」
皆は手を繋ぎ異世界に入ると靴を履く。
「いらっしゃい、何ちゃん?」
春恵は微笑みながら問いかける。
「みやざわかのんです・・・。」
「千春の母の春恵よ、よろしくね♪」
「はい・・・へ?」
花音はクローゼットの中の空間に驚きを隠せずキョロキョロと見まわす、皆はその様子を楽しみながら応接室の扉を開く。
「ただいまー!」
「たっだいまぁ~い!」
「はー、あったけぇ。」
「やっぱ日本寒いわ。」
皆は頼子の開けた影にポイポイとカバンを投げ込むとソファーにダイブする。
「ミオさーん制服皺がつきますよぉ?」
「ちょっとくらい良いじゃーんモリーちゃーん。」
「着替えてきたら良いじゃないですかぁ・・・あれ?どなたです?」
「友達~。」
「バレたんですか?」
「ん、疑われてたから拉致って来た。」
「・・・ダメな奴じゃないですか?ソレ。」
「遅かれ早かれだよ、家まで来てたもん。」
美桜は説明しながら寛ぐ。
「宮沢さんそこ座って~。」
千春は美桜の横に花音を座らせるとサフィーナがお茶を淹れる。
「どうぞ、寒かったでしょう?」
「あ・・・ありがとうございます・・・えぇ?」
「さ~て、まずは何からかなぁ。」
「なんでつけて来たかじゃね?」
「あ、そうだね、宮沢さんなんで私達を尾行してたの?」
「・・・。」
黙る花音。
「カノン、別に怒って無いから。」
「気になって。」
「何が?」
「向井さんとミオ、たまに藤井さんとレナもなんだけど・・・なにかこう、変な物が憑いてる気がして。」
言い難そうに話す花音。
「え?私の魔力的な物とかでは無く?」
「魔力?いや、そう言うのではなく・・・え?魔力って何?」
「それはまぁ置いといてー。」
千春は両手を出し横に置くジェスチャーをしながら話す。
「憑いてるって・・・あ。」
この4人に共通する憑き者に思い当たる節が思いっ切りある千春は思わず声が出る。
「カノン、キノセイダヨ。」
「気のせいじゃないよ!」
「何が付いてたのかわかるの?」
「・・・多分・・・向井さんは蛇、ミオは狐。」
「おぉ!すげぇ!」
思わず声が出る頼子。
「私は?!」
千春は何故か楽しそうに問いかける。
「藤井さんは・・・物凄く強い力を持った犬。」
「狼だよ!」
突っ込む千春。
「ねぇねぇ!私は!?」
麗奈は自分を指差しながら問いかける。
「・・・わからないの、何か小さな、でも綺麗な光なの。」
「おぉー、リリ、綺麗だって。」
麗奈がそう言うとリリがポンっと姿を現す。
「は!?」
「妖精だよこの子。」
「・・・へ?」
「凄いなぁ、ビェリー。」
「あーい。」
頼子に呼ばれ頭の上から姿を現す白蛇ビェリー。
「コンもういいよ。」
「はーい。」
美桜の頭にポンと現れる子狐コン。
「・・・へ?」
「サフィー、ルプはー?」
「寝室でユラとお昼寝中ですよ。」
「ありゃ、起こすの可哀そうかな。」
「いえ、そろそろ起こす予定でしたから。」
サフィーナはそう言うと寝室に行く、そして。
「おかえりなさい!チハルおねえちゃん!」
「おかえり千春、お?友達か?」
「宮沢さんって言うの。」
花音はルプを見て目を見開き口を開けたまま固まる。
「大丈夫か?」
「ビックリしてるだけだから多分。」
「カノン~帰って来ーい。」
「あ、え?うん、えっと・・・へ?」
「あはははは混乱してらっしゃるでwww」
「そりゃぁねぇ。」
皆はゲラゲラと笑いながら花音の反応を見るそして。
「おかえりにゃー。」
庭から散歩から帰って来た三珠が歩いて来る、そして背には。
「・・・猫がしゃべった・・・人形?」
三珠の背に乗った日本人形、彩葉は初めて見る花音に気付き身動きせず背に乗ったままだ。
「吾輩は三珠にゃ。」
「そ・・・その・・・人形・・・ヤバい!」
霊感で感じたのか花音は彩葉は見てビビるそして彩葉は首だけをグルンと動かし微笑む。
「イロハよ♪」
「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!」
叫ぶ花音、そして花音は意識を飛ばした。
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