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着物でお茶会!
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広げられた絨毯に座るJK達、千春の前には春恵が座り、ママさんズまでもが着物で座っていた。
「はい、どうぞ。」
智美はお茶をたてると千春に渡す。
「・・・えっと、どうやるんだっけ?」
「くるくる回すんだっけ?」
「好きなように飲んで良いわよ?」
「そなの?」
「色々な流派があるし、ここじゃ関係ないでしょ。」
クスクス笑う智美。
「これ泡立ってないね。」
「泡立てるのは裏千家、気にしてたら飲めなくなるわよ?」
「はーい、いただきまーす。」
クピッと口を付け飲む千春。
「・・・なんていうんだっけ?」
「さぁ?」
「結構なお手前でとか言うんじゃ無いの?」
「なんじゃろねぇ。」
「おいしい?チハル。」
JK達はなんやかんやと楽しみながらお茶を飲む。
「お母さんこれ回し飲みするの?」
「1人づつよ、濃茶じゃないから。」
「ふーん、良く分かんない事が分かった。」
智美と頼子が話をしていると、遠くで声が聞こえ始める。
「お、始まった。」
「何が始まったの?」
千春が言うと春恵が声の方を向く。
「桜の木イベントだよー。」
「告白たーいむ!」
「今回は何人決まるかなー。」
美桜と麗奈が楽しそうに見る。
「あのぉ・・・。」
場違いな空気に黙っていたデミオーガの姫、クラータが声を掛ける。
「どしたの?クラちゃん。」
「あの、何故私までこの服を?」
「そこに着物が有ったから。」
「・・・何故私はココに?」
「ロイロが連れて来たから?」
「・・・マルグリット王妃殿下への謝罪の件は。」
申し訳なさそうにクラータはマルグリットを見る。
「もう良いわよ、チハルが私の代わりに罰を与えたようだし。」
「えっと~アレは私の私情ですけどぉ。」
「構わないわよ、モート様にあっちに連れていかれたと聞いて驚いたわ。」
呆れるように答えるマルグリット。
「それでは・・・。」
「えぇ、貴女の祖父の件は水に流します、今後はロイロさんに一任するわ。」
「有難うございます。」
深々とお辞儀をするクラータ、正座をしている為土下座で謝罪だ。
「チハル、酒呑んでも良いか?」
空気を読まず声を掛けて来るルプ。
「今日は出かける予定もないし良いよー。」
「ビェリー、飲むぞ!」
「ひゃほー!のむばーい!」
「僕もー!」
「儂もじゃ!」
ペット達は楽しそうに酒瓶をテーブルに並べ始める。
「爺さんはどこ行った?」
ルプはキョロキョロと見まわしスンスンと匂いを嗅ぐ。
「厨房でなんかやっとったばい。」
ビェリーはグラスを並べながら答える。
「ビェリー!コン!手伝ってくれ!」
部屋から声が聞こえ、2人はスタタタタと部屋に走っていく、そして手に大きな皿を持ち戻って来た。
「酒のツマミだ。」
刺身や乾きものを皿に沢山乗せてくるとテーブルに並べる。
「刺身か、いいな!」
「うまそうやねー。」
「何処から持って来たんじゃ?」
「ん?チーがくれたんだ、俺が捌いたから見た目は悪いが、ま、良いだろ?」
「構わん構わん、頂くとしようかのぅ!」
ロイロが言うと皆はグラスを掲げ、乾杯をする。
「ロイロ、着物着て足組まない!」
千春はロイロを見て声を上げる。
「なんじゃ、別に良いじゃろ。」
「だーめー!」
ロイロも着物を着せられ椅子に座っているが、思わず足を崩していた。
「チハルちゃん、私達もテーブルに行きましょ。」
「そうですね・・・お母様大丈夫ですか?」
「・・・足が。」
正座をしていたマルグリットがorzの状態で動かなくなる。
「あぁぁぁ、無理しないで良かったのに、大丈夫ですか?」
「大丈夫・・・多分。」
「メグさん、親指を上に向けてグーっと上げると痺れ取れるから、触るわよ?」
智美がマルグリットの足を手に取る、そしてなんとか立てるようになったマルグリットは椅子に座る。
「はぁ、ビックリしたわ。」
「正座なんて初めてじゃないですか?」
「そうでもないわよ、ただ長時間座るのは初めてだったわ、皆凄いわね。」
「いや・・・ダメです。」
「私も限界だったわ。」
青空と大愛は足を延ばしながら座り込む。
「さ、みんなお茶会ごっこは終わらせてお茶しよー。」
「うぃー。」
「お母さん片付け手伝うよ。」
片付けを始めたママさんズに頼子が声を掛けると、智美はビェリーを呼ぶ。
「大丈夫よ、ビェリーちゃーん。」
「う~い。」
智美が持ってきた茶道具はすべて影に消える。
「あとで洗うから保管しておいてねっ♪」
「了解ばーい♪」
「さ、私達もお茶しましょ。」
「そうね。」
ママさんズはマルグリットのテーブルに移動し話始める。
「アイトネ、お茶どうだった?」
『羊羹美味しかったわ♪』
「まだあるよー、はい。」
アイテムボックスから取り出し取り分けると、アイトネに渡す。
『ありがと♪』
「こちらこそ♪桜綺麗だね~。」
改めて降り注ぐ桜の花びらを目にし、千春は呟く。
「今年何回目だろ、花見。」
「何回でも良いじゃん、綺麗だし。」
「私は花より団子~♪」
「あ!ずるい!それ私のみたらし!」
「私きな粉~♪」
和菓子を食べながら皆は楽しく話す。
「そう言えばお父さんは?」
不意に頼子が智美に問いかける。
「領地に行ってるわよー。」
「全員?」
「えぇ、全員。」
「へ?うちのお父さんも?」
千春はびっくりして声を掛ける。
「タイキさんも一緒に行ったわね。」
「えー、おかぁさん知ってた?」
「勿論、聞いてるわよ。」
「私達だけ知らなかったと。」
「別に良いでしょ、楽しくやってるみたいだし。」
「お酒も結構持って行ってたわよね。」
「今頃あっちで呑んでるんじゃない?」
「ありえるー、皆酒好きだもんねー。」
ママさんズは酒の話で盛り上がる。
「で、お父様は?」
千春はいつも忘れられるエイダンを思い出す。
「・・・仕事してると思うわよ。」
マルグリットはすまし顔で答えると、団子を口に入れる。
「ハルトは?」
千春はエンハルトの事を聞くとサフィーナが答える。
「さっき来ましたよ。」
「へ?!いつ?」
「チハルがお茶を飲んでる時です、また後で来るって言ってました。」
「声かければいいのに。」
「皆正座して静かにお茶を飲んでたでしょう、邪魔したら悪いと思ったんでしょう。」
「そっかぁ、なんか悪いねぇ。」
「良いのよ、こう言うのって女子会って言うんでしょ?」
「ん~~~~~~~ちょっと違う気もするなぁ。」
「女子会じゃん?」
「着物女子会。」
「さっき仕立て屋さんとメイソンさん来てたじゃん、着物広まったら他でもやるんじゃね?」
「お茶会は普通に今も有るじゃん。」
「ドレスが着物になるわけ?」
「コルセット付けなくても良くなる!?」
「いや、帯で締められてるじゃん。」
「これな~。」
ポコポコと帯を叩く美桜。
「でも高くなるって言ってたじゃん?」
「ドレスより安いと思いますよ。」
「生地の量考えたらドレスの方が多そうだよね。」
「作りもドレスの方が複雑ですから。」
「ってことは、ジブラロールに和服が広まると。」
「和なの?」
「和じゃん?」
「他の国からしたらジブラロール服になるんじゃん?」
楽し気に話すJK達、ママさんズ達も話に盛り上がる、そしてその姿を目にする貴族達は見慣れぬ服に美しい女性達を見る。
「モリアン嬢、王妃殿下の着ている服はなんでしょうか。」
「キモノですよー、次はサナマ様でーす、こちらへー。」
桜の木イベントで振り分けをしているモリアンは、答えると仕事をこなす。
「モリアン、あの服はどこで買えるのだ?」
息子の告白を気にしながらも、王族のお茶会から目が離せない伯爵がモリアンに声をかける。
「ジャウー伯爵様・・・え~っと、商業ギルドのメイソン様に聞かれて下さい、商業ギルドで販売するはずなので。」
「そうか、ありがとう。」
次々と並ぶ貴族に毎度の様に着物の事を聞かれるモリアン。
「・・・あれ?これ言って良かったんでしたっけ?」
ふと、着物の事を伝えて良かったのか不安になるモリアンは首を傾げる。
「ま、いっか、次ー!ヤモンド子爵様~♪」
不安を遥か彼方に投げ飛ばし、次々と仕事をするモリアン、後にメイソンから小言を言われる事になるのは別の話だ。
「はい、どうぞ。」
智美はお茶をたてると千春に渡す。
「・・・えっと、どうやるんだっけ?」
「くるくる回すんだっけ?」
「好きなように飲んで良いわよ?」
「そなの?」
「色々な流派があるし、ここじゃ関係ないでしょ。」
クスクス笑う智美。
「これ泡立ってないね。」
「泡立てるのは裏千家、気にしてたら飲めなくなるわよ?」
「はーい、いただきまーす。」
クピッと口を付け飲む千春。
「・・・なんていうんだっけ?」
「さぁ?」
「結構なお手前でとか言うんじゃ無いの?」
「なんじゃろねぇ。」
「おいしい?チハル。」
JK達はなんやかんやと楽しみながらお茶を飲む。
「お母さんこれ回し飲みするの?」
「1人づつよ、濃茶じゃないから。」
「ふーん、良く分かんない事が分かった。」
智美と頼子が話をしていると、遠くで声が聞こえ始める。
「お、始まった。」
「何が始まったの?」
千春が言うと春恵が声の方を向く。
「桜の木イベントだよー。」
「告白たーいむ!」
「今回は何人決まるかなー。」
美桜と麗奈が楽しそうに見る。
「あのぉ・・・。」
場違いな空気に黙っていたデミオーガの姫、クラータが声を掛ける。
「どしたの?クラちゃん。」
「あの、何故私までこの服を?」
「そこに着物が有ったから。」
「・・・何故私はココに?」
「ロイロが連れて来たから?」
「・・・マルグリット王妃殿下への謝罪の件は。」
申し訳なさそうにクラータはマルグリットを見る。
「もう良いわよ、チハルが私の代わりに罰を与えたようだし。」
「えっと~アレは私の私情ですけどぉ。」
「構わないわよ、モート様にあっちに連れていかれたと聞いて驚いたわ。」
呆れるように答えるマルグリット。
「それでは・・・。」
「えぇ、貴女の祖父の件は水に流します、今後はロイロさんに一任するわ。」
「有難うございます。」
深々とお辞儀をするクラータ、正座をしている為土下座で謝罪だ。
「チハル、酒呑んでも良いか?」
空気を読まず声を掛けて来るルプ。
「今日は出かける予定もないし良いよー。」
「ビェリー、飲むぞ!」
「ひゃほー!のむばーい!」
「僕もー!」
「儂もじゃ!」
ペット達は楽しそうに酒瓶をテーブルに並べ始める。
「爺さんはどこ行った?」
ルプはキョロキョロと見まわしスンスンと匂いを嗅ぐ。
「厨房でなんかやっとったばい。」
ビェリーはグラスを並べながら答える。
「ビェリー!コン!手伝ってくれ!」
部屋から声が聞こえ、2人はスタタタタと部屋に走っていく、そして手に大きな皿を持ち戻って来た。
「酒のツマミだ。」
刺身や乾きものを皿に沢山乗せてくるとテーブルに並べる。
「刺身か、いいな!」
「うまそうやねー。」
「何処から持って来たんじゃ?」
「ん?チーがくれたんだ、俺が捌いたから見た目は悪いが、ま、良いだろ?」
「構わん構わん、頂くとしようかのぅ!」
ロイロが言うと皆はグラスを掲げ、乾杯をする。
「ロイロ、着物着て足組まない!」
千春はロイロを見て声を上げる。
「なんじゃ、別に良いじゃろ。」
「だーめー!」
ロイロも着物を着せられ椅子に座っているが、思わず足を崩していた。
「チハルちゃん、私達もテーブルに行きましょ。」
「そうですね・・・お母様大丈夫ですか?」
「・・・足が。」
正座をしていたマルグリットがorzの状態で動かなくなる。
「あぁぁぁ、無理しないで良かったのに、大丈夫ですか?」
「大丈夫・・・多分。」
「メグさん、親指を上に向けてグーっと上げると痺れ取れるから、触るわよ?」
智美がマルグリットの足を手に取る、そしてなんとか立てるようになったマルグリットは椅子に座る。
「はぁ、ビックリしたわ。」
「正座なんて初めてじゃないですか?」
「そうでもないわよ、ただ長時間座るのは初めてだったわ、皆凄いわね。」
「いや・・・ダメです。」
「私も限界だったわ。」
青空と大愛は足を延ばしながら座り込む。
「さ、みんなお茶会ごっこは終わらせてお茶しよー。」
「うぃー。」
「お母さん片付け手伝うよ。」
片付けを始めたママさんズに頼子が声を掛けると、智美はビェリーを呼ぶ。
「大丈夫よ、ビェリーちゃーん。」
「う~い。」
智美が持ってきた茶道具はすべて影に消える。
「あとで洗うから保管しておいてねっ♪」
「了解ばーい♪」
「さ、私達もお茶しましょ。」
「そうね。」
ママさんズはマルグリットのテーブルに移動し話始める。
「アイトネ、お茶どうだった?」
『羊羹美味しかったわ♪』
「まだあるよー、はい。」
アイテムボックスから取り出し取り分けると、アイトネに渡す。
『ありがと♪』
「こちらこそ♪桜綺麗だね~。」
改めて降り注ぐ桜の花びらを目にし、千春は呟く。
「今年何回目だろ、花見。」
「何回でも良いじゃん、綺麗だし。」
「私は花より団子~♪」
「あ!ずるい!それ私のみたらし!」
「私きな粉~♪」
和菓子を食べながら皆は楽しく話す。
「そう言えばお父さんは?」
不意に頼子が智美に問いかける。
「領地に行ってるわよー。」
「全員?」
「えぇ、全員。」
「へ?うちのお父さんも?」
千春はびっくりして声を掛ける。
「タイキさんも一緒に行ったわね。」
「えー、おかぁさん知ってた?」
「勿論、聞いてるわよ。」
「私達だけ知らなかったと。」
「別に良いでしょ、楽しくやってるみたいだし。」
「お酒も結構持って行ってたわよね。」
「今頃あっちで呑んでるんじゃない?」
「ありえるー、皆酒好きだもんねー。」
ママさんズは酒の話で盛り上がる。
「で、お父様は?」
千春はいつも忘れられるエイダンを思い出す。
「・・・仕事してると思うわよ。」
マルグリットはすまし顔で答えると、団子を口に入れる。
「ハルトは?」
千春はエンハルトの事を聞くとサフィーナが答える。
「さっき来ましたよ。」
「へ?!いつ?」
「チハルがお茶を飲んでる時です、また後で来るって言ってました。」
「声かければいいのに。」
「皆正座して静かにお茶を飲んでたでしょう、邪魔したら悪いと思ったんでしょう。」
「そっかぁ、なんか悪いねぇ。」
「良いのよ、こう言うのって女子会って言うんでしょ?」
「ん~~~~~~~ちょっと違う気もするなぁ。」
「女子会じゃん?」
「着物女子会。」
「さっき仕立て屋さんとメイソンさん来てたじゃん、着物広まったら他でもやるんじゃね?」
「お茶会は普通に今も有るじゃん。」
「ドレスが着物になるわけ?」
「コルセット付けなくても良くなる!?」
「いや、帯で締められてるじゃん。」
「これな~。」
ポコポコと帯を叩く美桜。
「でも高くなるって言ってたじゃん?」
「ドレスより安いと思いますよ。」
「生地の量考えたらドレスの方が多そうだよね。」
「作りもドレスの方が複雑ですから。」
「ってことは、ジブラロールに和服が広まると。」
「和なの?」
「和じゃん?」
「他の国からしたらジブラロール服になるんじゃん?」
楽し気に話すJK達、ママさんズ達も話に盛り上がる、そしてその姿を目にする貴族達は見慣れぬ服に美しい女性達を見る。
「モリアン嬢、王妃殿下の着ている服はなんでしょうか。」
「キモノですよー、次はサナマ様でーす、こちらへー。」
桜の木イベントで振り分けをしているモリアンは、答えると仕事をこなす。
「モリアン、あの服はどこで買えるのだ?」
息子の告白を気にしながらも、王族のお茶会から目が離せない伯爵がモリアンに声をかける。
「ジャウー伯爵様・・・え~っと、商業ギルドのメイソン様に聞かれて下さい、商業ギルドで販売するはずなので。」
「そうか、ありがとう。」
次々と並ぶ貴族に毎度の様に着物の事を聞かれるモリアン。
「・・・あれ?これ言って良かったんでしたっけ?」
ふと、着物の事を伝えて良かったのか不安になるモリアンは首を傾げる。
「ま、いっか、次ー!ヤモンド子爵様~♪」
不安を遥か彼方に投げ飛ばし、次々と仕事をするモリアン、後にメイソンから小言を言われる事になるのは別の話だ。
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