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村で治療!
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「病人はどこだろ。」
村に到着した千春はキョロキョロも見回す。
「まずは村長の所に向かうぞ。」
エンハルトはそう言うと、竜騎士団の者と歩いて行く。
「ハルト場所分かるの?」
「狩りで何度か来たことがある。」
ドラゴンを遠目に見る村人を横目にエンハルトは歩く、そして他の家屋よりも大きな家に辿り着くと扉が開く。
「これはこれはエンハルト王子殿下。」
年配の女性が恭しくお辞儀をする。
「村長は居るか?」
「・・・先日息を引き取りました。」
「・・・今回の病気か?」
「はい。」
千春と頼子はそれを聞き口を手で押さえる。
「病気の治療薬を持ってきた、病人の所へ案内してもらえるか?」
「はい。」
村長の妻はお辞儀をすると歩き出す。
「チハル。」
「・・・うん。」
背中を押され千春はエンハルトと歩く、少し歩いた所で集会所のような建物の前で立ち止まる。
「こちらです。」
村長の妻が扉を開けると、中には数人の男性が寝ていた。
「おや?メーリルさん、どうしたんだい?」
「王都から王子殿下が治療薬を持ってきて下さったんだよ。」
「そりゃ本当かい!?よかったねぇあんた、治るんだってよ。」
恰幅の良い女性は旦那と思われる寝ている男性を引っ叩く。
「ちょ!?」
思わず声を上げる千春。
「おや?お嬢ちゃんは?」
「チハルです。」
「チハル・・・チハル、王女殿下かい!そりゃぁ失礼したね!」
「いえ、あの、だ、だ、大丈夫なんですか!?」
「大丈夫だよ、そんなヤワな男じゃないからね。」
心配しつつも千春はアイテムボックスから小瓶を取り出し女性に渡す。
「まだ試してませんが効くと思いますので。」
「ありがとう、王女殿下。」
ニッコリと微笑み女性は寝ている男を起き上がらせ飲ませる。
「イテテテテ、ったくもっと優しくしてくれ。」
「ろくに飯も食べず毎晩酒ばっかり飲んでるからそうなるんだよ!早く飲みな!」
「え!?原因しってたんですか!?」
女性の言葉に驚く千春と頼子。
「ん?原因って本当にそうなのかい?」
「はい、えっと、女神様からの御告げで聞いたので間違い無いです。」
「はぁー、やっぱりかい、ほら!聞いたかいあんた!私の言ったことが当たってたじゃないか!」
男は申し訳なさそうに小瓶を口に咥え小さくなっている。
「他の人にも薬を・・・。」
千春と頼子はあたりを見回すと、中年男性ばかりが数人寝ていた。
「えっと、ここ以外にもいらっしゃいます?病人の方。」
「あぁ、動ける男達は動かしてるよ、見たら分かると思うけど、寝込んでるのは男連中だけ、私達や子供達はピンピンしてるからね。」
「えぇぇぇ・・・。」
頼子は近くに居た女性に小瓶を渡すと、他の男達にも飲ませはじめる。
「おぉ、痛みが引いた、足も動く。」
「ったく、動けるんなら仕事しな!殿下や王女様がわざわざ来て下さったんだ、獲物の一つくらい獲って来な!」
女性は立ち上がり、男を部屋から追い出す、しかし顔はホッとしたように、そして嬉しそうに笑みを浮かべていた。
「あの!病み上がりですから優しくしてもー・・・。」
千春は申し訳なさそうに言うが、女性は満面の笑みで千春に向き話す。
「構やしないよ、ちっとは動いた方がいいのさ、あんたらも動けるならさっさと行きな!」
男性陣は立ち上がり屈伸をしたり動けるのを確認すると、それぞれ付き添いの女性達にお尻を叩かれ部屋を出て行った。
「凄い効き目だねぇ。」
もう1人の女性が出て行く男達を見ながら呟く。
「もっと早く来れたら村長さんも。」
亡くなったと聞いた村長の事を思い出す千春。
「王女殿下、お気になさらず。」
「でも、精米とか、日本酒・・・米のお酒を伝えたのは私なんです、だから。」
「・・・フフフ、そんな事ですか。」
「え?」
笑みを浮かべ村長の妻メーリルは千春に話す。
「妻の私が散々言っても言う事も聞かず、男連中と毎晩酒盛り、簡単に食えるし美味いからと握った米ばかり食べて私が作ったおかずもろくに食べない、決して王女殿下のせいではありません。」
キッパリと言い放つメーリル。
「メーリルさんの言う通りだよ、うちの旦那も一緒になって毎晩毎晩、人の言う事なんて聞きやしない、良い薬になったわよ。」
周りの女性達もウンウンと頷く。
「亡くなった方達と言うのは?」
「ウチの亭主や爺様達でございます。」
「ドーリンのところの爺様なんて、酒飲んで死ぬなら本望とか言ってたからねぇ。」
呆れた様に言う女性。
「この病気はビタミン不足で起きる脚気という病いです、白米にするとビタミンが不足します、肉や豆類、米だと精米する前の玄米に含まれてます。」
「通りで、ありがとう王女様、これからは気を付けるよ。」
「それじゃぁアレ食べさせたら良いのかね?」
「アレ?アレって?」
1人の女性が袋が煎餅の様な物を出す。
「お酒を作る時に出た米の粉で作ったお菓子だよ。」
少し茶色のお菓子は見るからに煎餅だ。
「お煎餅ですか?」
「おせんべい?粉を固めて焼いた物だけどねぇ。」
千春は一枚貰うとパクっと口に入れる。
パリッ!
「どう?千春。」
「うん、パリパリで美味しい、でも味が素朴だねぇ。」
「味?」
「はい、煎餅と言って醤油だったり色々と味付けするともっと美味しくなりますよ。」
「へぇ、ショウユねぇ。」
「千春これって糠だよね?」
「糠も入ってるけど米粉もかなり入ってるね。」
「王都から頂いた酒のレシピには米の精米を食べるよりももっと小さくすると美味しいって言われてね、結構な粉が出来るんだよ、捨てるのは勿体ないだろう?こうやってお菓子やパンにしているんだよ。」
「おぉー!米粉パン!」
「旦那さん達は食べないんですか?」
「あの人達はもっぱら握った飯を食べてるね。」
「あ~、旦那さん達にも食べさせてください。」
「そうさせてもらうよ。」
女性はニッコリと微笑み答える。
「あとこの錠剤、サプリなんですけれど、調子の悪い人に一日2錠飲ませてください。」
「なんだい?コレは。」
「先ほどのお薬よりも効果は薄いですけど、足りてない栄養が補える物です。」
「良いのかい?」
「はい!」
村長の妻メーリルは受け取るとお礼を言う。
「有難うございます王女殿下、王子殿下このお礼は・・・。」
「いや、お礼は要らない、そもそもこの件に関しては王国にも原因があるからな。」
「王子殿下、先程も言いましたが男連中の不摂生で御座います、お気になさらず。」
メーリルはもう一度お辞儀をする。
「ハルト!煎餅焼いて良い?!」
空気を変えようと千春がエンハルトに声をかける。
「センベイ?」
「うん、コレ。」
指で摘まみプルプルと振る千春。
「あぁ、構わないが、どうするんだ?」
「美味しいお菓子作るの、糠も入ってるし今回の問題解決の1つにもなるかも。」
「ふむ、そう言う事なら構わないぞ、病人も居なくなった事だしな。」
フッと笑うエンハルトは誰も寝ていないベッドを見渡す。
「千春、作り方分かるの?」
「多分ね~♪」
スマホを触り検索をすると一発でHITした。
「ほら、米粉の醤油煎餅、青のり、塩せんべい、揚げ煎餅もあるね。」
「おぉ~♪」
「メーリルさんどこか厨房お借り出来ませんか?」
千春が言うと女性陣が腕まくりをし答える。
「この村役場の厨房を使うと良いよ!」
「あ、有難うございます!えーっと。」
「アエネだ、ヨロシクね王女殿下。」
「チハルです!チハルと呼んでください♪」
「え?王女殿下を?不敬にならないのかい?」
アエネはチラリとエンハルトを見る。
「構わない、普通の王女じゃ無いからな。」
ニッコリと微笑み返すエンハルト、すると旦那の尻をひっぱたいた女性も自己紹介をする。
「チハル様、コンコです、お手伝いさせて頂きますね。」
「ヒーシュです、是非お手伝いさせてください。」
「様も要らないです、チハルで良いですよ♪」
「私はヨリコです、ヨリって呼んでください♪」
「ん~、それじゃぁついておいで・・・チハル♪ヨリ♪」
「はいっ!」
「は~い♪」
エネルギッシュな農家の婦人達に連れていかれた千春と頼子、エンハルトとアリンハンドは目が合うと笑いながら後ろを付いて行った。
---------------------
「美味い酒が有るんだろうなぁ。」
ルプはポツリと呟く。
「あの男連中が体壊すくらい飲むっちゃけんさぞ美味いんやろ。」
ビェリーもワクワクしながら話す。
「これはチハルの御機嫌を取っておく必要があるのぅ。」
ロイロもペロっと舌なめずりし、ニヤリと笑う。
「よし、何か狩って来るか。」
「そやね、酒の肴になるもんが良いばい。」
「何が有るじゃろうなぁ。」
「そこらへんの村人捕まえて聞いたら良いじゃねえか。」
「よっしゃ!ちょっと聞きに行くばい!」
ルプ、ビェリー、ロイロは村役場を出ると男を捕まえ情報収集を始めた。
村に到着した千春はキョロキョロも見回す。
「まずは村長の所に向かうぞ。」
エンハルトはそう言うと、竜騎士団の者と歩いて行く。
「ハルト場所分かるの?」
「狩りで何度か来たことがある。」
ドラゴンを遠目に見る村人を横目にエンハルトは歩く、そして他の家屋よりも大きな家に辿り着くと扉が開く。
「これはこれはエンハルト王子殿下。」
年配の女性が恭しくお辞儀をする。
「村長は居るか?」
「・・・先日息を引き取りました。」
「・・・今回の病気か?」
「はい。」
千春と頼子はそれを聞き口を手で押さえる。
「病気の治療薬を持ってきた、病人の所へ案内してもらえるか?」
「はい。」
村長の妻はお辞儀をすると歩き出す。
「チハル。」
「・・・うん。」
背中を押され千春はエンハルトと歩く、少し歩いた所で集会所のような建物の前で立ち止まる。
「こちらです。」
村長の妻が扉を開けると、中には数人の男性が寝ていた。
「おや?メーリルさん、どうしたんだい?」
「王都から王子殿下が治療薬を持ってきて下さったんだよ。」
「そりゃ本当かい!?よかったねぇあんた、治るんだってよ。」
恰幅の良い女性は旦那と思われる寝ている男性を引っ叩く。
「ちょ!?」
思わず声を上げる千春。
「おや?お嬢ちゃんは?」
「チハルです。」
「チハル・・・チハル、王女殿下かい!そりゃぁ失礼したね!」
「いえ、あの、だ、だ、大丈夫なんですか!?」
「大丈夫だよ、そんなヤワな男じゃないからね。」
心配しつつも千春はアイテムボックスから小瓶を取り出し女性に渡す。
「まだ試してませんが効くと思いますので。」
「ありがとう、王女殿下。」
ニッコリと微笑み女性は寝ている男を起き上がらせ飲ませる。
「イテテテテ、ったくもっと優しくしてくれ。」
「ろくに飯も食べず毎晩酒ばっかり飲んでるからそうなるんだよ!早く飲みな!」
「え!?原因しってたんですか!?」
女性の言葉に驚く千春と頼子。
「ん?原因って本当にそうなのかい?」
「はい、えっと、女神様からの御告げで聞いたので間違い無いです。」
「はぁー、やっぱりかい、ほら!聞いたかいあんた!私の言ったことが当たってたじゃないか!」
男は申し訳なさそうに小瓶を口に咥え小さくなっている。
「他の人にも薬を・・・。」
千春と頼子はあたりを見回すと、中年男性ばかりが数人寝ていた。
「えっと、ここ以外にもいらっしゃいます?病人の方。」
「あぁ、動ける男達は動かしてるよ、見たら分かると思うけど、寝込んでるのは男連中だけ、私達や子供達はピンピンしてるからね。」
「えぇぇぇ・・・。」
頼子は近くに居た女性に小瓶を渡すと、他の男達にも飲ませはじめる。
「おぉ、痛みが引いた、足も動く。」
「ったく、動けるんなら仕事しな!殿下や王女様がわざわざ来て下さったんだ、獲物の一つくらい獲って来な!」
女性は立ち上がり、男を部屋から追い出す、しかし顔はホッとしたように、そして嬉しそうに笑みを浮かべていた。
「あの!病み上がりですから優しくしてもー・・・。」
千春は申し訳なさそうに言うが、女性は満面の笑みで千春に向き話す。
「構やしないよ、ちっとは動いた方がいいのさ、あんたらも動けるならさっさと行きな!」
男性陣は立ち上がり屈伸をしたり動けるのを確認すると、それぞれ付き添いの女性達にお尻を叩かれ部屋を出て行った。
「凄い効き目だねぇ。」
もう1人の女性が出て行く男達を見ながら呟く。
「もっと早く来れたら村長さんも。」
亡くなったと聞いた村長の事を思い出す千春。
「王女殿下、お気になさらず。」
「でも、精米とか、日本酒・・・米のお酒を伝えたのは私なんです、だから。」
「・・・フフフ、そんな事ですか。」
「え?」
笑みを浮かべ村長の妻メーリルは千春に話す。
「妻の私が散々言っても言う事も聞かず、男連中と毎晩酒盛り、簡単に食えるし美味いからと握った米ばかり食べて私が作ったおかずもろくに食べない、決して王女殿下のせいではありません。」
キッパリと言い放つメーリル。
「メーリルさんの言う通りだよ、うちの旦那も一緒になって毎晩毎晩、人の言う事なんて聞きやしない、良い薬になったわよ。」
周りの女性達もウンウンと頷く。
「亡くなった方達と言うのは?」
「ウチの亭主や爺様達でございます。」
「ドーリンのところの爺様なんて、酒飲んで死ぬなら本望とか言ってたからねぇ。」
呆れた様に言う女性。
「この病気はビタミン不足で起きる脚気という病いです、白米にするとビタミンが不足します、肉や豆類、米だと精米する前の玄米に含まれてます。」
「通りで、ありがとう王女様、これからは気を付けるよ。」
「それじゃぁアレ食べさせたら良いのかね?」
「アレ?アレって?」
1人の女性が袋が煎餅の様な物を出す。
「お酒を作る時に出た米の粉で作ったお菓子だよ。」
少し茶色のお菓子は見るからに煎餅だ。
「お煎餅ですか?」
「おせんべい?粉を固めて焼いた物だけどねぇ。」
千春は一枚貰うとパクっと口に入れる。
パリッ!
「どう?千春。」
「うん、パリパリで美味しい、でも味が素朴だねぇ。」
「味?」
「はい、煎餅と言って醤油だったり色々と味付けするともっと美味しくなりますよ。」
「へぇ、ショウユねぇ。」
「千春これって糠だよね?」
「糠も入ってるけど米粉もかなり入ってるね。」
「王都から頂いた酒のレシピには米の精米を食べるよりももっと小さくすると美味しいって言われてね、結構な粉が出来るんだよ、捨てるのは勿体ないだろう?こうやってお菓子やパンにしているんだよ。」
「おぉー!米粉パン!」
「旦那さん達は食べないんですか?」
「あの人達はもっぱら握った飯を食べてるね。」
「あ~、旦那さん達にも食べさせてください。」
「そうさせてもらうよ。」
女性はニッコリと微笑み答える。
「あとこの錠剤、サプリなんですけれど、調子の悪い人に一日2錠飲ませてください。」
「なんだい?コレは。」
「先ほどのお薬よりも効果は薄いですけど、足りてない栄養が補える物です。」
「良いのかい?」
「はい!」
村長の妻メーリルは受け取るとお礼を言う。
「有難うございます王女殿下、王子殿下このお礼は・・・。」
「いや、お礼は要らない、そもそもこの件に関しては王国にも原因があるからな。」
「王子殿下、先程も言いましたが男連中の不摂生で御座います、お気になさらず。」
メーリルはもう一度お辞儀をする。
「ハルト!煎餅焼いて良い?!」
空気を変えようと千春がエンハルトに声をかける。
「センベイ?」
「うん、コレ。」
指で摘まみプルプルと振る千春。
「あぁ、構わないが、どうするんだ?」
「美味しいお菓子作るの、糠も入ってるし今回の問題解決の1つにもなるかも。」
「ふむ、そう言う事なら構わないぞ、病人も居なくなった事だしな。」
フッと笑うエンハルトは誰も寝ていないベッドを見渡す。
「千春、作り方分かるの?」
「多分ね~♪」
スマホを触り検索をすると一発でHITした。
「ほら、米粉の醤油煎餅、青のり、塩せんべい、揚げ煎餅もあるね。」
「おぉ~♪」
「メーリルさんどこか厨房お借り出来ませんか?」
千春が言うと女性陣が腕まくりをし答える。
「この村役場の厨房を使うと良いよ!」
「あ、有難うございます!えーっと。」
「アエネだ、ヨロシクね王女殿下。」
「チハルです!チハルと呼んでください♪」
「え?王女殿下を?不敬にならないのかい?」
アエネはチラリとエンハルトを見る。
「構わない、普通の王女じゃ無いからな。」
ニッコリと微笑み返すエンハルト、すると旦那の尻をひっぱたいた女性も自己紹介をする。
「チハル様、コンコです、お手伝いさせて頂きますね。」
「ヒーシュです、是非お手伝いさせてください。」
「様も要らないです、チハルで良いですよ♪」
「私はヨリコです、ヨリって呼んでください♪」
「ん~、それじゃぁついておいで・・・チハル♪ヨリ♪」
「はいっ!」
「は~い♪」
エネルギッシュな農家の婦人達に連れていかれた千春と頼子、エンハルトとアリンハンドは目が合うと笑いながら後ろを付いて行った。
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「美味い酒が有るんだろうなぁ。」
ルプはポツリと呟く。
「あの男連中が体壊すくらい飲むっちゃけんさぞ美味いんやろ。」
ビェリーもワクワクしながら話す。
「これはチハルの御機嫌を取っておく必要があるのぅ。」
ロイロもペロっと舌なめずりし、ニヤリと笑う。
「よし、何か狩って来るか。」
「そやね、酒の肴になるもんが良いばい。」
「何が有るじゃろうなぁ。」
「そこらへんの村人捕まえて聞いたら良いじゃねえか。」
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