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ワッフゥー!
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「いぇーい!届いたー!」
千春はMamazonの箱を開ける。
「何か買ったの?」
「うん!これだよ~♪」
マス目の付いたフライパンを掲げながら嬉しそうに叫ぶ。
「何です?これー。」
「よく聞いてくれたねモリー、コレはワッフルベイクパンって言うんだよ。」
「わっふー?」
「ワッフル!コレで新しいスイーツ作れるよ。」
「何が必要ですか!?」
スイーツと聞き、食い気味に言うモリアン、すまし顔のサフィーナとサリナも興味がありそうに見ている。
「ホットケーキの生地とホイップクリーム、アイスクリームとチョコも欲しいな、あとはフルーツかな?」
「食堂で貰ってきます!」
「いや、ココで作れば良いじゃん。」
「いえ!待てませんので!」
モリアンはそう言うと扉を開け走って行った。
「今から作るの?」
「いや、ヨリ達が来たら作ろうと思ったんだけど・・・モリー泣くよね。」
「泣きはしないでしょう、落ち込むとは思いますけど。」
呆れ気味に答えるサフィーナ、しかしスイーツと聞きラルカとマクリもソワソワしているのを見て千春はクスッと笑う。
「試し焼きもしたいし今から作りましょうかね。」
段ボールの中からもう一つ取り出し梱包を剥がすと厨房に移動する。
「チハル様何をお手伝いしたら良いですかニャ!?」
「マクリとラルカは果物を薄く切ってくれる?」
「了解です!」
「はいですにゃ!」
軽く洗い流しコンロに乗せ温めていると頼子から着いたと連絡が来る千春は門を通り玄関まで行くと声を掛ける。
「らっしゃい!」
「さっきぶりー。」
頼子を迎え入れ厨房に戻るとモリアンが戻ってきていた。
「チハルさん!持ってきました!」
「はいはい、それじゃ焼きましょうかねー。」
「なに?ワッフルメーカー買ったの?」
「電気ないからベイクパンの方だよ。」
「へぇ、魔石使って魔道具に出来ないかな。」
「出来たら便利だね。」
生地を流し込み蓋を合わせるともう一つ取り出す。
「2つ買ったんだね。」
「もう一個買えばよかったかなぁ。」
「作ろうか?」
「へ?」
「ほら、金属性あるから多分作れるよ、なんか良い金属ない?」
「あるある、ミスリルあるよ。」
千春はアイテムボックスからミスリルを取り出すと頼子に渡す。
「チハル、ミスリルはやめた方が良いわよ?」
「大丈夫、いっぱいあるから。」
頼子は粘土の様にミスリルをグニグニと丸めるとグリルパンの型取りを始める、そして型取りが終わるとグリルパンの型に合わせもう一つ作り上げる。
「どやぁ!」
「魔法凄いな。」
頼子は早速蓋と重ね合わせ火にかける。
「・・・あれ?」
「ヨリどしたん?」
「いや・・・あれぇ?あったかくならない。」
グリルパンに手をかざし首を傾げる頼子。
「それはそうですよ、ミスリルは火の耐性も高いですから、鉄が溶けるくらいの温度で炙らないと焼けないわよ?」
「もっと早く言ってくださぁい!」
「やめた方が良いって言ったわよ?」
「「・・・言ってたね。」」
気を取り直し、ミスリルグリルパンの型取りを使い、頼子は鉄で作り直す。
「コレ売れるんじゃね?」
「売れるかもねー。」
「取り敢えず食堂用とシャリーちゃんにプレゼント用も作るかな。」
「ヨリさん私も欲しいでっす!」
「モリーちゃん料理しないじゃん。」
「コレなら作れそうです!」
千春がパカっとグリルパンを開けると綺麗に焼けたワッフルが出来上がっていた。
「売る話は後でしよう、モリーこれチョコにつけてくれる?」
「はーい、全部つけます?」
「半分つけて皿に乗せて、その上にホイップとアイスクリーム、そんでフルーツ飾ってくれる?」
「はーい!」
「私も焼くわ。」
頼子も新しく作ったワッフルグリルパンをコンロに乗せる。
「あーくっつきそうだなこれ。」
「バターあるよ。」
バターを溶かし塗り込むと生地を流し込み蓋を閉める、しばらくしてひっくり返し焼く。
「うん、良い匂い。」
「はーいこっち焼けたー。」
千春が皿に乗せ、サフィーナももう一つのグリルパンでワッフルを焼く。
「オッケー、どう?千春。」
「ばっちしじゃん。」
頼子の作ったグリルパンも綺麗に焼け、3人でワッフルを量産していく。
「千春こんなに作ってどうすんの?」
何枚目かわからない程焼いた頼子は問いかける。
「試し焼きのつもりだったんだけど・・・簡単だな!ワッフル!」
「確かに、ホットケーキより簡単だね。」
生地を入れ蓋を閉めグリルパンごと返すだけで焼けるワッフルに2人は黙々と焼き続ける。
「千春~。」
「なに~?」
「アイトネ様呼ぶ?」
『呼んで!』
「いらっしゃーい、もう出来てる分食べても良いよ。」
『やった♪さっき言ってた魔道具作る?』
「いや、規格外の商品作りそうだから遠慮しとく。」
「さっきのってワッフルメーカー?」
『そう!それ♪』
「ヤバいの出来そうだなぁ。」
最後の生地を入れながら呟く頼子。
「魔道具にするなら魔石いるよね。」
「持ってる?」
「腐るほどあるよ。」
「でも火魔法使えないとダメだよね。」
「もうすぐミオとレナ来るから作れるんじゃん?」
ちょうどその時LIME通知が来る。
「な~いすタイミング、迎え行って来る、こっちヨロ。」
「まかせい。」
千春はパタパタと走り2人を迎え入れる。
「らっしゃーい。」
「うぃーっす、お、チハル甘い匂いする。」
「またお菓子作ってた?」
「びんごー、ワッフル作ってたんだよ。」
「おー!ワッフル好き!」
「イイねー、手伝う事ある?」
「いや、ちょうど出来上がった所だから一緒に食べよ。」
3人はワイワイ言いながら応接室に入ると、テーブルには色とりどりのフルーツが盛られたワッフルが並んでいた。
「すっご!こんなに作ったの!?」
「うん、モリーが生地いっぱい持ってきたから全部焼いた。」
「どうすんのコレ。」
「アイテムボックス入れてたら保存出来るから・・・でも多分無くなるよ?」
既にアイトネ、ルプ、ビェリーも食べだし、コンは美桜から飛び降りると人型に変化しテーブルに座る。
「僕も頂きます!」
「たくさん食べなー、ミオとレナも食べてね。」
「いっただきまー♪」
モグモグと皆で食べながら頼子が美桜に話しかける。
「コレ作ったんだけどさ、火の魔石作れない?」
「ふくれるぉ?」
「飲み込んでから答えい。」
「モグモグモグモグ・・・・つくれるよ。」
「後でコレ魔道具にしてワッフルメーカー魔道具版作ってみたいんだわ。」
4人はワッフルを食べ終わるとワッフルベイクパンを囲み色々と考える。
「え~っとココをカチッと止めれる様にした方が良いよね。」
「これ火にかけないなら取って要らなくね?」
「いやいや、開ける時熱いでしょ。」
「どうせなら沢山焼けた方がよくね?」
「いやいや、直ぐ焼けるし少しで良い人もいるっしょ。」
「ほら、ネットで売ってるのはこんなんだよ?」
千春はスマホでワッフルメーカーの画像を見せる。
「それじゃ2個焼ける感じで作るか、魔石はどこ付ける?」
「真上で良いじゃん、魔力流さないとダメだし。」
「それなら取っ手に付けた方がよくね?」
「あー、握れるもんね。」
頼子は皆が言う形に金属魔法で形を作り、美桜は魔石に火魔法を組み込む。
「火力はどうすんの?グリル温めるんだよね?」
「うん、それじゃ出来ない?」
「グリルが温まる様に作ったけど試さないとわかんないね。」
「火吹いたらヤバいよね。」
「試す?」
「・・・アイトネー!」
『それだと取っ手から火が噴き出るわよ?』
「あっぶねえぇ!」
「聞いて良かった、アイトネどんな感じで作ったら良い?」
『確かフライパンを温める魔道具も有ったと思うわ、魔力効率が悪くてあまり普及してないと思うけれど。』
「あ、効率悪いんだ。」
『えっとねー、このグリルパンの淵に溝を作って魔導インクを流し込むの、それと鉄で作ると魔力が散るからミスリルで作った方が良いわよ?』
「え?火耐性あるから温まらなかったよ?」
『直接火にかけたら無理よ、魔力を通して火属性付けるなら逆にミスリルが良いわよ。』
千春と頼子は最初に作ったミスリルのグリルパンを見る。
「魔導インクって何?」
「アリンさんが魔道具作る時にたまに使ってるね。」
「手に入るのかな?」
「さぁ?なんかすっごい高いって言ってたよ。」
「・・・本体がミスリルで、高価なインク使って、魔力効率が悪いと。」
千春が呟くと頼子がポツリと呟く。
「もうグリルパンで良くね?」
「だね。」
「んだ。」
「・・・だよねぇ。」
そして4人はワッフルグリルパンの1つ焼き、2つ焼きバージョンを作り生産ギルドに渡す見本を作った。
「この売上誰のにする?」
「皆お金もってっからねぇ。」
「ウチも立体五目並べ売れてるから大丈夫。」
「私も飛空艇の使用料が入るらしいからいらね。」
「え?マ?」
「マ。」
「ソラ達は?」
「アウトドア商品売れてるらしいからお金持ってるよ。」
「こっちのお金使い道ないんだよなー。」
「「「それなー。」」」
最終的に皆が千春に押し付け、千春の資産が増える事になった。
千春はMamazonの箱を開ける。
「何か買ったの?」
「うん!これだよ~♪」
マス目の付いたフライパンを掲げながら嬉しそうに叫ぶ。
「何です?これー。」
「よく聞いてくれたねモリー、コレはワッフルベイクパンって言うんだよ。」
「わっふー?」
「ワッフル!コレで新しいスイーツ作れるよ。」
「何が必要ですか!?」
スイーツと聞き、食い気味に言うモリアン、すまし顔のサフィーナとサリナも興味がありそうに見ている。
「ホットケーキの生地とホイップクリーム、アイスクリームとチョコも欲しいな、あとはフルーツかな?」
「食堂で貰ってきます!」
「いや、ココで作れば良いじゃん。」
「いえ!待てませんので!」
モリアンはそう言うと扉を開け走って行った。
「今から作るの?」
「いや、ヨリ達が来たら作ろうと思ったんだけど・・・モリー泣くよね。」
「泣きはしないでしょう、落ち込むとは思いますけど。」
呆れ気味に答えるサフィーナ、しかしスイーツと聞きラルカとマクリもソワソワしているのを見て千春はクスッと笑う。
「試し焼きもしたいし今から作りましょうかね。」
段ボールの中からもう一つ取り出し梱包を剥がすと厨房に移動する。
「チハル様何をお手伝いしたら良いですかニャ!?」
「マクリとラルカは果物を薄く切ってくれる?」
「了解です!」
「はいですにゃ!」
軽く洗い流しコンロに乗せ温めていると頼子から着いたと連絡が来る千春は門を通り玄関まで行くと声を掛ける。
「らっしゃい!」
「さっきぶりー。」
頼子を迎え入れ厨房に戻るとモリアンが戻ってきていた。
「チハルさん!持ってきました!」
「はいはい、それじゃ焼きましょうかねー。」
「なに?ワッフルメーカー買ったの?」
「電気ないからベイクパンの方だよ。」
「へぇ、魔石使って魔道具に出来ないかな。」
「出来たら便利だね。」
生地を流し込み蓋を合わせるともう一つ取り出す。
「2つ買ったんだね。」
「もう一個買えばよかったかなぁ。」
「作ろうか?」
「へ?」
「ほら、金属性あるから多分作れるよ、なんか良い金属ない?」
「あるある、ミスリルあるよ。」
千春はアイテムボックスからミスリルを取り出すと頼子に渡す。
「チハル、ミスリルはやめた方が良いわよ?」
「大丈夫、いっぱいあるから。」
頼子は粘土の様にミスリルをグニグニと丸めるとグリルパンの型取りを始める、そして型取りが終わるとグリルパンの型に合わせもう一つ作り上げる。
「どやぁ!」
「魔法凄いな。」
頼子は早速蓋と重ね合わせ火にかける。
「・・・あれ?」
「ヨリどしたん?」
「いや・・・あれぇ?あったかくならない。」
グリルパンに手をかざし首を傾げる頼子。
「それはそうですよ、ミスリルは火の耐性も高いですから、鉄が溶けるくらいの温度で炙らないと焼けないわよ?」
「もっと早く言ってくださぁい!」
「やめた方が良いって言ったわよ?」
「「・・・言ってたね。」」
気を取り直し、ミスリルグリルパンの型取りを使い、頼子は鉄で作り直す。
「コレ売れるんじゃね?」
「売れるかもねー。」
「取り敢えず食堂用とシャリーちゃんにプレゼント用も作るかな。」
「ヨリさん私も欲しいでっす!」
「モリーちゃん料理しないじゃん。」
「コレなら作れそうです!」
千春がパカっとグリルパンを開けると綺麗に焼けたワッフルが出来上がっていた。
「売る話は後でしよう、モリーこれチョコにつけてくれる?」
「はーい、全部つけます?」
「半分つけて皿に乗せて、その上にホイップとアイスクリーム、そんでフルーツ飾ってくれる?」
「はーい!」
「私も焼くわ。」
頼子も新しく作ったワッフルグリルパンをコンロに乗せる。
「あーくっつきそうだなこれ。」
「バターあるよ。」
バターを溶かし塗り込むと生地を流し込み蓋を閉める、しばらくしてひっくり返し焼く。
「うん、良い匂い。」
「はーいこっち焼けたー。」
千春が皿に乗せ、サフィーナももう一つのグリルパンでワッフルを焼く。
「オッケー、どう?千春。」
「ばっちしじゃん。」
頼子の作ったグリルパンも綺麗に焼け、3人でワッフルを量産していく。
「千春こんなに作ってどうすんの?」
何枚目かわからない程焼いた頼子は問いかける。
「試し焼きのつもりだったんだけど・・・簡単だな!ワッフル!」
「確かに、ホットケーキより簡単だね。」
生地を入れ蓋を閉めグリルパンごと返すだけで焼けるワッフルに2人は黙々と焼き続ける。
「千春~。」
「なに~?」
「アイトネ様呼ぶ?」
『呼んで!』
「いらっしゃーい、もう出来てる分食べても良いよ。」
『やった♪さっき言ってた魔道具作る?』
「いや、規格外の商品作りそうだから遠慮しとく。」
「さっきのってワッフルメーカー?」
『そう!それ♪』
「ヤバいの出来そうだなぁ。」
最後の生地を入れながら呟く頼子。
「魔道具にするなら魔石いるよね。」
「持ってる?」
「腐るほどあるよ。」
「でも火魔法使えないとダメだよね。」
「もうすぐミオとレナ来るから作れるんじゃん?」
ちょうどその時LIME通知が来る。
「な~いすタイミング、迎え行って来る、こっちヨロ。」
「まかせい。」
千春はパタパタと走り2人を迎え入れる。
「らっしゃーい。」
「うぃーっす、お、チハル甘い匂いする。」
「またお菓子作ってた?」
「びんごー、ワッフル作ってたんだよ。」
「おー!ワッフル好き!」
「イイねー、手伝う事ある?」
「いや、ちょうど出来上がった所だから一緒に食べよ。」
3人はワイワイ言いながら応接室に入ると、テーブルには色とりどりのフルーツが盛られたワッフルが並んでいた。
「すっご!こんなに作ったの!?」
「うん、モリーが生地いっぱい持ってきたから全部焼いた。」
「どうすんのコレ。」
「アイテムボックス入れてたら保存出来るから・・・でも多分無くなるよ?」
既にアイトネ、ルプ、ビェリーも食べだし、コンは美桜から飛び降りると人型に変化しテーブルに座る。
「僕も頂きます!」
「たくさん食べなー、ミオとレナも食べてね。」
「いっただきまー♪」
モグモグと皆で食べながら頼子が美桜に話しかける。
「コレ作ったんだけどさ、火の魔石作れない?」
「ふくれるぉ?」
「飲み込んでから答えい。」
「モグモグモグモグ・・・・つくれるよ。」
「後でコレ魔道具にしてワッフルメーカー魔道具版作ってみたいんだわ。」
4人はワッフルを食べ終わるとワッフルベイクパンを囲み色々と考える。
「え~っとココをカチッと止めれる様にした方が良いよね。」
「これ火にかけないなら取って要らなくね?」
「いやいや、開ける時熱いでしょ。」
「どうせなら沢山焼けた方がよくね?」
「いやいや、直ぐ焼けるし少しで良い人もいるっしょ。」
「ほら、ネットで売ってるのはこんなんだよ?」
千春はスマホでワッフルメーカーの画像を見せる。
「それじゃ2個焼ける感じで作るか、魔石はどこ付ける?」
「真上で良いじゃん、魔力流さないとダメだし。」
「それなら取っ手に付けた方がよくね?」
「あー、握れるもんね。」
頼子は皆が言う形に金属魔法で形を作り、美桜は魔石に火魔法を組み込む。
「火力はどうすんの?グリル温めるんだよね?」
「うん、それじゃ出来ない?」
「グリルが温まる様に作ったけど試さないとわかんないね。」
「火吹いたらヤバいよね。」
「試す?」
「・・・アイトネー!」
『それだと取っ手から火が噴き出るわよ?』
「あっぶねえぇ!」
「聞いて良かった、アイトネどんな感じで作ったら良い?」
『確かフライパンを温める魔道具も有ったと思うわ、魔力効率が悪くてあまり普及してないと思うけれど。』
「あ、効率悪いんだ。」
『えっとねー、このグリルパンの淵に溝を作って魔導インクを流し込むの、それと鉄で作ると魔力が散るからミスリルで作った方が良いわよ?』
「え?火耐性あるから温まらなかったよ?」
『直接火にかけたら無理よ、魔力を通して火属性付けるなら逆にミスリルが良いわよ。』
千春と頼子は最初に作ったミスリルのグリルパンを見る。
「魔導インクって何?」
「アリンさんが魔道具作る時にたまに使ってるね。」
「手に入るのかな?」
「さぁ?なんかすっごい高いって言ってたよ。」
「・・・本体がミスリルで、高価なインク使って、魔力効率が悪いと。」
千春が呟くと頼子がポツリと呟く。
「もうグリルパンで良くね?」
「だね。」
「んだ。」
「・・・だよねぇ。」
そして4人はワッフルグリルパンの1つ焼き、2つ焼きバージョンを作り生産ギルドに渡す見本を作った。
「この売上誰のにする?」
「皆お金もってっからねぇ。」
「ウチも立体五目並べ売れてるから大丈夫。」
「私も飛空艇の使用料が入るらしいからいらね。」
「え?マ?」
「マ。」
「ソラ達は?」
「アウトドア商品売れてるらしいからお金持ってるよ。」
「こっちのお金使い道ないんだよなー。」
「「「それなー。」」」
最終的に皆が千春に押し付け、千春の資産が増える事になった。
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