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王様って大変!
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「んーむぅー。」
「陛下どうされました?」
「この案件何個目なんじゃろなぁ。」
エイダン国王は書類を見ながら答える。
「あー、エンハルト殿下の分ですね。」
「うむ・・・の分?」
「えぇ、その下の方にまだありますので。」
「・・・コレ国家機密案件じゃぞ?」
「はい、そうです。」
「1日に2枚も国家機密が増えるか!?」
「なぜ2つだとお思いで?」
「2枚じゃ無いのかぁぁぁ。」
机に伏せるエイダンは書類を見る。
「・・・コレはもう遅いのでは無いか?」
紙にはユラと頼子の神託スキルが書いてある。
「確かに貴族も見ています、侍女や執事も神モート様よりスキルを頂く所を見ておりますから。」
「チハルの方は何かあれば1番に疑われるからのう。」
エイダンはお忍びで王都に行き、行きつけの酒場で色々と噂を聞いた、一の姫様だろうと噂されている事は間違い無く千春の仕業だった。
「チハル王女殿下、そしてじぇーけー軍団と言われているヨリコ様達に関しては異世界からの訪問と知識以外はもう良いのでは?」
「そうじゃなぁ、聖女で女神アイトネ様を呼べる事も当たり前の様に知られておるからの。」
「ロイロ殿達も王都で受け入れられております、妖精のルル、ポポもですね。」
「ふむ、話は変わるが飛空島はどうなっておるんじゃ?」
「メイソンの話ですと区画整理が終わり家を建てているそうです、チハル王女殿下からお聞きしましたがモート連邦国辺りを定期的に往復させ交易を考えられておりました。」
それを聞いたエイダンは天井を仰ぐ。
「調味料や食材じゃろうなぁ・・・。」
「間違いないと思われます。」
「飛空艇で移動するには遠いか。」
「運べる荷も限界が有りますので、それをお伝えした所そう言う事で考えておられました。」
「ルーカス、お前のせいじゃないか。」
「違います。」
「・・・チッ。」
舌打ちをするエイダン、そして次の紙を見る。
「・・・はぁ。」
「そちらは温泉宿の件ですね。」
「コレは本当なのか?」
「はい、女神アイトネ様が言われたと聞きました、念のために魔道師団に調査させました所、微弱ながらも万能薬と同じ効果が得られるとの事でした。」
「原因は・・・世界樹の浴槽・・・なーーーにやっとるんじゃあの娘は。」
「既に調子が良くなるとの噂で大月3つ分の予約が入り、今も増え続けています。」
「じゃろうなぁ!儂も入りたいわ!」
「あ、王族はいつでも入れますよ。」
「本当か?よし、仕事が終わったら行こう。」
「良いんですか?」
「微弱なんじゃろ?最近心労と肩こりが酷いんじゃ。」
原因はチハル王女殿下でしょう?と言うのを堪える宰相ルーカス。
「次はなんじゃ・・・かじの?」
「カジノですね。」
「カジノとは何じゃ・・・賭け事が出来る施設、賭け事なんぞどこでもやっておろう?」
「はい、闘技大会等が有れば普通にやってます。」
「今更じゃの・・・これもチハルの案件か。」
「正確に言うとロイロ殿の例の所ですね。」
「裏ギルドか?」
「はい、かなり成果が出ております。」
「ふむ、賭け事は構わぬが賭けは身を滅ぼすぞ?」
何か思うことがあるのかエイダンは苦笑いする。
「商業ギルド、生産ギルドも一枚噛んでおります、仕事の斡旋等もするそうです。」
「借金背負って強制労働か。」
「市井に広げるのは様子見だそうです、まずは貴族と言っておりました。」
「・・・大丈夫か?」
「娯楽が少ないですからね、最近こそリバーシやトランプ、一部貴族には将棋とチェスが広まりました、諜報部からも貴族の妙な動きが激減したと報告が来ています。」
「暇な貴族は何するか分からんからのう。」
「そう言う事ですね。」
「ふむ、やってみるか、ロイロの事だ、考えてやるのであろう?」
「はい、あと税金も発生しますので国としても美味しいですね。」
ニヤリと笑うルーカス。
「後はコレで最後じゃな、なになに?・・・スライムの養殖場開発計画?」
「はい、チハル王女殿下からの依頼ですね。」
「何故にスライム・・・アレか、デザートに使うと言っておった精霊か妖精喰いと言うやつか。」
「それですね。」
「・・・何処にじゃ?」
「許可が頂ければこれから土地の選別をしていきたいと思います。」
「問題は無いのか?」
「ありませんね、な・ぜ・か最近魔力が豊富に有ると言う事で餌には困りませんので。」
「・・・はぁ、桜の木か?」
「どうもそれだけでは無いようで、ダンジョンの方でも何かしら有ったようだと。」
「ダンジョンか、対策は?」
「アルデア殿から身内がダンジョンマスターをしているので問題無いとの事です。」
さらっと答えるルーカス、エイダンは頭を抱える。
「魔力が増えると言う事は魔物も増えると言う事ではないか?」
「はい、その対策としても魔力を吸収する事が出来るスライムを養殖するのは有りかと。」
「魔物が増えた所で・・・問題も無い気もするがな。」
「そうですね、定期的に竜騎士が処理しております、そして王都の食事改善もあり冒険者も増えております。」
「・・・許可!」
ポンと判を押すと紙を横に置く。
「よし!ルーカス!旅館に行くぞ!」
「え?私もですか?」
「儂1人では分からんじゃろう。」
「冒険者時代に宿くらい泊った事あるでしょう。」
「全部メグ達に任せておったからの!」
「威張って言わないで下さい。」
「コレで儂仕事おわりじゃもん。」
「可愛く言わないで下さい気持ち悪いです。」
「王に気持ち悪いとか、不敬じゃぞ?」
「違います。」
「まぁいい、準備せい、儂も準備してくる。」
そう言うとエイダンはそそくさと執務室から出て行く、ルーカスは書類を纏め手に取ると同じく部屋を出る。
「気分転換も必要ですな。」
そう呟くとルーカスも温泉宿に行く準備の為部屋に戻った。
「陛下どうされました?」
「この案件何個目なんじゃろなぁ。」
エイダン国王は書類を見ながら答える。
「あー、エンハルト殿下の分ですね。」
「うむ・・・の分?」
「えぇ、その下の方にまだありますので。」
「・・・コレ国家機密案件じゃぞ?」
「はい、そうです。」
「1日に2枚も国家機密が増えるか!?」
「なぜ2つだとお思いで?」
「2枚じゃ無いのかぁぁぁ。」
机に伏せるエイダンは書類を見る。
「・・・コレはもう遅いのでは無いか?」
紙にはユラと頼子の神託スキルが書いてある。
「確かに貴族も見ています、侍女や執事も神モート様よりスキルを頂く所を見ておりますから。」
「チハルの方は何かあれば1番に疑われるからのう。」
エイダンはお忍びで王都に行き、行きつけの酒場で色々と噂を聞いた、一の姫様だろうと噂されている事は間違い無く千春の仕業だった。
「チハル王女殿下、そしてじぇーけー軍団と言われているヨリコ様達に関しては異世界からの訪問と知識以外はもう良いのでは?」
「そうじゃなぁ、聖女で女神アイトネ様を呼べる事も当たり前の様に知られておるからの。」
「ロイロ殿達も王都で受け入れられております、妖精のルル、ポポもですね。」
「ふむ、話は変わるが飛空島はどうなっておるんじゃ?」
「メイソンの話ですと区画整理が終わり家を建てているそうです、チハル王女殿下からお聞きしましたがモート連邦国辺りを定期的に往復させ交易を考えられておりました。」
それを聞いたエイダンは天井を仰ぐ。
「調味料や食材じゃろうなぁ・・・。」
「間違いないと思われます。」
「飛空艇で移動するには遠いか。」
「運べる荷も限界が有りますので、それをお伝えした所そう言う事で考えておられました。」
「ルーカス、お前のせいじゃないか。」
「違います。」
「・・・チッ。」
舌打ちをするエイダン、そして次の紙を見る。
「・・・はぁ。」
「そちらは温泉宿の件ですね。」
「コレは本当なのか?」
「はい、女神アイトネ様が言われたと聞きました、念のために魔道師団に調査させました所、微弱ながらも万能薬と同じ効果が得られるとの事でした。」
「原因は・・・世界樹の浴槽・・・なーーーにやっとるんじゃあの娘は。」
「既に調子が良くなるとの噂で大月3つ分の予約が入り、今も増え続けています。」
「じゃろうなぁ!儂も入りたいわ!」
「あ、王族はいつでも入れますよ。」
「本当か?よし、仕事が終わったら行こう。」
「良いんですか?」
「微弱なんじゃろ?最近心労と肩こりが酷いんじゃ。」
原因はチハル王女殿下でしょう?と言うのを堪える宰相ルーカス。
「次はなんじゃ・・・かじの?」
「カジノですね。」
「カジノとは何じゃ・・・賭け事が出来る施設、賭け事なんぞどこでもやっておろう?」
「はい、闘技大会等が有れば普通にやってます。」
「今更じゃの・・・これもチハルの案件か。」
「正確に言うとロイロ殿の例の所ですね。」
「裏ギルドか?」
「はい、かなり成果が出ております。」
「ふむ、賭け事は構わぬが賭けは身を滅ぼすぞ?」
何か思うことがあるのかエイダンは苦笑いする。
「商業ギルド、生産ギルドも一枚噛んでおります、仕事の斡旋等もするそうです。」
「借金背負って強制労働か。」
「市井に広げるのは様子見だそうです、まずは貴族と言っておりました。」
「・・・大丈夫か?」
「娯楽が少ないですからね、最近こそリバーシやトランプ、一部貴族には将棋とチェスが広まりました、諜報部からも貴族の妙な動きが激減したと報告が来ています。」
「暇な貴族は何するか分からんからのう。」
「そう言う事ですね。」
「ふむ、やってみるか、ロイロの事だ、考えてやるのであろう?」
「はい、あと税金も発生しますので国としても美味しいですね。」
ニヤリと笑うルーカス。
「後はコレで最後じゃな、なになに?・・・スライムの養殖場開発計画?」
「はい、チハル王女殿下からの依頼ですね。」
「何故にスライム・・・アレか、デザートに使うと言っておった精霊か妖精喰いと言うやつか。」
「それですね。」
「・・・何処にじゃ?」
「許可が頂ければこれから土地の選別をしていきたいと思います。」
「問題は無いのか?」
「ありませんね、な・ぜ・か最近魔力が豊富に有ると言う事で餌には困りませんので。」
「・・・はぁ、桜の木か?」
「どうもそれだけでは無いようで、ダンジョンの方でも何かしら有ったようだと。」
「ダンジョンか、対策は?」
「アルデア殿から身内がダンジョンマスターをしているので問題無いとの事です。」
さらっと答えるルーカス、エイダンは頭を抱える。
「魔力が増えると言う事は魔物も増えると言う事ではないか?」
「はい、その対策としても魔力を吸収する事が出来るスライムを養殖するのは有りかと。」
「魔物が増えた所で・・・問題も無い気もするがな。」
「そうですね、定期的に竜騎士が処理しております、そして王都の食事改善もあり冒険者も増えております。」
「・・・許可!」
ポンと判を押すと紙を横に置く。
「よし!ルーカス!旅館に行くぞ!」
「え?私もですか?」
「儂1人では分からんじゃろう。」
「冒険者時代に宿くらい泊った事あるでしょう。」
「全部メグ達に任せておったからの!」
「威張って言わないで下さい。」
「コレで儂仕事おわりじゃもん。」
「可愛く言わないで下さい気持ち悪いです。」
「王に気持ち悪いとか、不敬じゃぞ?」
「違います。」
「まぁいい、準備せい、儂も準備してくる。」
そう言うとエイダンはそそくさと執務室から出て行く、ルーカスは書類を纏め手に取ると同じく部屋を出る。
「気分転換も必要ですな。」
そう呟くとルーカスも温泉宿に行く準備の為部屋に戻った。
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