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桜の精!
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「取り敢えず・・・お茶でもしよう」
千春は呟く。
「チハルー、ダイアとヒマリも来たってよ。」
「迎え行ってくるわ~。」
青空が言うと千春は2人を迎えに扉を通る。
「桜ちゃん見たらお父様また胃壊れるんじゃないかなぁ。」
千春は桜の木の精の事を『桜』と呼びながら玄関を開ける。
「よっ!」
「きたよっ!」
「らっしゃい、みんな集まってるよー。」
「どしたんチハル、テンション低いじゃん。」
「はいお土産。」
「うーん、あ、お土産ありがと、まぁ行けば分かるよ。」
大愛と日葵は首を傾げながら異世界の門を通る、そして応接間に入り見回す。
「お、あれが木のドラゴンか、凄いなー。」
「ねぇこの子だれ?」
大愛は外のドラゴンを、日葵は麗奈の横に座る半透明の幼女を見ながら言う。
「ヒマリ驚かないの?」
「何をいまさら驚くんよ。」
「後ろに立たれてたら驚くかもねー、可愛いね、お名前は?」
『名前は御座いません、桜の木で御座います。』
「・・・はい?」
「チハル、どういう事?」
「話せば長くなるんよ。」
千春はそう言うとソファーに座る。
「ほうほう、詳しくお聞きいたしましょう!」
「で?」
2人もソファーに座ると、日葵は話を促す。
「ラムンディさんが杖作ってくれたのよ、あ、木のドラゴンの名前ねラムンディさん」
杖を見せながら説明を始める麗奈。
「ほー。」
「なに?みんな持ってるじゃん。」
「うん、それでミオも欲しいって言ったらラムンディさんが桜の木を使って作ってくれたの。」
「マジで?」
「うちらのも?」
「そっ。」
テーブルの上に大愛と日葵の杖を置くと、2人は手に取る。
「そしたら桜の木ちゃんが日本の神様に見せてほしいって言ったらしくて。」
「この子だね?」
「そんでアイトネ様が神様グループLIMEでカグヤ様と連絡して、チハル、なんて名前の神様だっけ?」
「木花咲耶姫だよ。」
「コノハナサクヤヒメ?」
「初めて聞いたわ。」
「桜の木の神様だってさ、かぐや姫の親戚らしい。」
「それで?」
「そのサクヤ姫がこっち来てこの桜の木と話したんだよ。」
「へぇこっち来れたんだ。」
「なんか制限かけて入ったらしいよ。」
「それで?」
「そしたらこの子出て来た。」
美桜は桜の木の精を見ながら言う、桜の木の精はニッコリと微笑む。
「可愛いな。」
「うん、可愛い。」
「それで?」
「終わり。」
「終わりかい!」
「だって今神様帰ったばっかだし、この子出てきてまだ数分なんだよ!?」
「あ、たった今の出来事なのね。」
一息ついた所で桜の木の精は話始める。
『改めて、桜の木の精で御座います、皆さまいつも見て頂き有難うございます。』
ペコリと頭を下げる幼女。
「まぁ目に入るからねぇ。」
「そだね。」
「桜ちゃんなんで精霊になったの?」
千春が桜に話しかける。
『木花咲耶姫にお願いを致しました。』
「なんて?」
『チハル様のお役に立ちたいと。』
「役に立ってるよー、サクランボも美味しいしアミの巣が出来て蜂蜜も採れるし♪」
『有難うございます、しかし何か出来る事が他に有ればお申し付けください。』
「それじゃぁ1つお願いしちゃおっかな♪」
千春はニッコリ微笑み桜の木に言う。
「これからず~っとジブラロールを見守ってくれる?」
『了解しました。』
「見守るって?」
頼子が問いかける。
「そのまんま、この国がずっと平和で続けばいいなーって、ふと思ったから。」
「大丈夫じゃん?」
「そうそう、ドラゴンも居るし。」
「そうなんだけどさ、役に立つって他に思いつかないじゃん?」
「そだねぇ、ジブラロールのシンボル的な感じであったらいいよね。」
「桜の並木道とか作りたくね?」
「育つのにどれだけ時間かかるのさ。」
「そこはほら。」
大愛がリリを見ながら言う。
「まかせてー!って言いたいけど1人じゃ無理よ?」
「ルルとポポ、あとシュシュとクゥクゥ達も呼べば?」
リリは少し困った顔で言うと、麗奈がルル達の名前を言う。
「我も手伝おう。」
「ラムンディさんも?」
「木花咲耶姫に頼まれた、チハル達を守ってくれと。」
庭から部屋に顔を近づけ話しかけて来るラムンディ。
「ありゃ、あっちの世界樹は大丈夫なの?」
「我が、何千年も、不在にしていたのだ、人の一生分くらい居なくても、問題はない。」
「そりゃそうかぁ、んじゃお願いしちゃおうかな?」
千春が言うとサフィーナから待ったがかかる。
「チハルちょっと?」
「なに?サフィー。」
「・・・ハルトに聞いてから動きなさいよ?」
「あ゛・・・怒られるね。」
「当たり前でしょう、並木道をどこに作るつもりなのか知らないけれど、勝手に王都を弄ったらダメよ?」
「お父様に言ったらいいかな?」
「そうね、まずはハルトに聞きましょうか、モリー。」
「はーい呼んできま~す♪」
モリアンはサフィーナに言われるとすぐに部屋を飛び出した。
「チハル、植える種とかあんの?」
「めっちゃある。」
そう言うとアイテムボックスからサクランボを大量に出す。
「あ、そっちで植えるんだ、てっきり世界樹の種植えまくると思ってたよ。」
頼子が恐ろしい事を口にする、そしてそれに乗っかろうとする千春。
「世界樹の種もいっぱいあるよーん。」
「チハル様・・・。」
「ん?なに?サリナ。」
「それは、流石に・・・やめた方が良いと思いますよ?」
「・・・ダメかな?」
サフィーナをちらりと見る千春、サフィーナは溜息を吐く。
「ダメに決まってるでしょう、国王陛下を殺す気ですか?」
「倒れる?」
「はい、確実に。」
「うん、こっちはナイナイしとこ。」
出した世界樹の種をアイテムボックスに入れ、サクランボを見せる。
「よし、みんなで種取ろう。」
「食べて良いの?」
「良いよ、ジャムにしても良いし、今食べても良いし。」
「おいしそう、いただきー。」
「私も食べるー♪」
千春達はテーブルに山盛りにされたサクランボを食べながら種を回収していった。
------------------
「ふむ、木のドラゴンか、はぁ、また凄いのを連れてきたのぅ。」
「直ぐに戻るようですが・・・今までの事を考えると頻繁に来るか、常駐する事もあるかと思います。」
エンハルトはエイダン国王陛下に報告する。
「女神アイトネ様と森の守護者ドライアド様が関わっておるのだろう、儂には止めれぬぞ。」
「母上に頼みますか?」
「そうじゃなぁ、まぁ色々と問題は出て来ると思うが・・・王国としては困る事では無いからな、成り行きに任せても構わんじゃろ。」
「分かりました。」
エンハルトが答えると同時にノックが鳴る。
「陛下、侍女モリアンが来ております。」
「入って良いぞ。」
「失礼します!」
「どうした?」
「はい!チハルさn・・・王女殿下よりご相談があるそうです、エンハルト殿下御出で頂きますか?」
「・・・相談か、一番嫌な言葉だな。」
「モリアン、何か聞いておるか?」
「はい!王国に桜の並木道を作りたいそうです!」
「・・・ふむ、別に構わんが、サクラか、今では王都の名物の様になっておるからのう。」
「市井では『姫桜』と言われておりました。」
「姫桜か、何処に植えるつもりじゃ?」
「その相談だと思われます!」
「エンハルト、任せた。」
エイダンはエンハルトに丸投げする。
「父上・・・逃げましたね?」
「そんな事はない、チハルはお前の妻になるんじゃ、お前が責任取れば良いだけじゃ。」
「それはまだ先の話ですよね?父上、今は父上の娘ですよ?」
「お前は兄じゃろ?」
「ズルくないですか?」
「ズルくないぞ。」
「・・・母上を呼びましょう。」
「・・・そうじゃな、メグに振るか。」
「モリー、母上を呼んでチハルの所へ行ってくれるか?」
「了解しました!」
「モリアン!!!」
「はい!なんでしょう陛下。」
「今の儂らの話はする出ないぞ?」
「・・・聞かれなければ言いません!では失礼致します!」
そう言うとモリアンはあっという間に部屋を出て行く。
「ハルト、後は頼んだ・・・。」
「ハハハ、父上大丈夫ですよ、母上はチハルの事になると甘いですから。」
「だーかーらーじゃ、お前が舵を取ってくれ。」
「了解しました、因みにもし並木道を作るのならば・・・。」
エンハルトは王都の地図を棚から取り出し広げながらエイダンと軽く打ち合わせを始めた。
千春は呟く。
「チハルー、ダイアとヒマリも来たってよ。」
「迎え行ってくるわ~。」
青空が言うと千春は2人を迎えに扉を通る。
「桜ちゃん見たらお父様また胃壊れるんじゃないかなぁ。」
千春は桜の木の精の事を『桜』と呼びながら玄関を開ける。
「よっ!」
「きたよっ!」
「らっしゃい、みんな集まってるよー。」
「どしたんチハル、テンション低いじゃん。」
「はいお土産。」
「うーん、あ、お土産ありがと、まぁ行けば分かるよ。」
大愛と日葵は首を傾げながら異世界の門を通る、そして応接間に入り見回す。
「お、あれが木のドラゴンか、凄いなー。」
「ねぇこの子だれ?」
大愛は外のドラゴンを、日葵は麗奈の横に座る半透明の幼女を見ながら言う。
「ヒマリ驚かないの?」
「何をいまさら驚くんよ。」
「後ろに立たれてたら驚くかもねー、可愛いね、お名前は?」
『名前は御座いません、桜の木で御座います。』
「・・・はい?」
「チハル、どういう事?」
「話せば長くなるんよ。」
千春はそう言うとソファーに座る。
「ほうほう、詳しくお聞きいたしましょう!」
「で?」
2人もソファーに座ると、日葵は話を促す。
「ラムンディさんが杖作ってくれたのよ、あ、木のドラゴンの名前ねラムンディさん」
杖を見せながら説明を始める麗奈。
「ほー。」
「なに?みんな持ってるじゃん。」
「うん、それでミオも欲しいって言ったらラムンディさんが桜の木を使って作ってくれたの。」
「マジで?」
「うちらのも?」
「そっ。」
テーブルの上に大愛と日葵の杖を置くと、2人は手に取る。
「そしたら桜の木ちゃんが日本の神様に見せてほしいって言ったらしくて。」
「この子だね?」
「そんでアイトネ様が神様グループLIMEでカグヤ様と連絡して、チハル、なんて名前の神様だっけ?」
「木花咲耶姫だよ。」
「コノハナサクヤヒメ?」
「初めて聞いたわ。」
「桜の木の神様だってさ、かぐや姫の親戚らしい。」
「それで?」
「そのサクヤ姫がこっち来てこの桜の木と話したんだよ。」
「へぇこっち来れたんだ。」
「なんか制限かけて入ったらしいよ。」
「それで?」
「そしたらこの子出て来た。」
美桜は桜の木の精を見ながら言う、桜の木の精はニッコリと微笑む。
「可愛いな。」
「うん、可愛い。」
「それで?」
「終わり。」
「終わりかい!」
「だって今神様帰ったばっかだし、この子出てきてまだ数分なんだよ!?」
「あ、たった今の出来事なのね。」
一息ついた所で桜の木の精は話始める。
『改めて、桜の木の精で御座います、皆さまいつも見て頂き有難うございます。』
ペコリと頭を下げる幼女。
「まぁ目に入るからねぇ。」
「そだね。」
「桜ちゃんなんで精霊になったの?」
千春が桜に話しかける。
『木花咲耶姫にお願いを致しました。』
「なんて?」
『チハル様のお役に立ちたいと。』
「役に立ってるよー、サクランボも美味しいしアミの巣が出来て蜂蜜も採れるし♪」
『有難うございます、しかし何か出来る事が他に有ればお申し付けください。』
「それじゃぁ1つお願いしちゃおっかな♪」
千春はニッコリ微笑み桜の木に言う。
「これからず~っとジブラロールを見守ってくれる?」
『了解しました。』
「見守るって?」
頼子が問いかける。
「そのまんま、この国がずっと平和で続けばいいなーって、ふと思ったから。」
「大丈夫じゃん?」
「そうそう、ドラゴンも居るし。」
「そうなんだけどさ、役に立つって他に思いつかないじゃん?」
「そだねぇ、ジブラロールのシンボル的な感じであったらいいよね。」
「桜の並木道とか作りたくね?」
「育つのにどれだけ時間かかるのさ。」
「そこはほら。」
大愛がリリを見ながら言う。
「まかせてー!って言いたいけど1人じゃ無理よ?」
「ルルとポポ、あとシュシュとクゥクゥ達も呼べば?」
リリは少し困った顔で言うと、麗奈がルル達の名前を言う。
「我も手伝おう。」
「ラムンディさんも?」
「木花咲耶姫に頼まれた、チハル達を守ってくれと。」
庭から部屋に顔を近づけ話しかけて来るラムンディ。
「ありゃ、あっちの世界樹は大丈夫なの?」
「我が、何千年も、不在にしていたのだ、人の一生分くらい居なくても、問題はない。」
「そりゃそうかぁ、んじゃお願いしちゃおうかな?」
千春が言うとサフィーナから待ったがかかる。
「チハルちょっと?」
「なに?サフィー。」
「・・・ハルトに聞いてから動きなさいよ?」
「あ゛・・・怒られるね。」
「当たり前でしょう、並木道をどこに作るつもりなのか知らないけれど、勝手に王都を弄ったらダメよ?」
「お父様に言ったらいいかな?」
「そうね、まずはハルトに聞きましょうか、モリー。」
「はーい呼んできま~す♪」
モリアンはサフィーナに言われるとすぐに部屋を飛び出した。
「チハル、植える種とかあんの?」
「めっちゃある。」
そう言うとアイテムボックスからサクランボを大量に出す。
「あ、そっちで植えるんだ、てっきり世界樹の種植えまくると思ってたよ。」
頼子が恐ろしい事を口にする、そしてそれに乗っかろうとする千春。
「世界樹の種もいっぱいあるよーん。」
「チハル様・・・。」
「ん?なに?サリナ。」
「それは、流石に・・・やめた方が良いと思いますよ?」
「・・・ダメかな?」
サフィーナをちらりと見る千春、サフィーナは溜息を吐く。
「ダメに決まってるでしょう、国王陛下を殺す気ですか?」
「倒れる?」
「はい、確実に。」
「うん、こっちはナイナイしとこ。」
出した世界樹の種をアイテムボックスに入れ、サクランボを見せる。
「よし、みんなで種取ろう。」
「食べて良いの?」
「良いよ、ジャムにしても良いし、今食べても良いし。」
「おいしそう、いただきー。」
「私も食べるー♪」
千春達はテーブルに山盛りにされたサクランボを食べながら種を回収していった。
------------------
「ふむ、木のドラゴンか、はぁ、また凄いのを連れてきたのぅ。」
「直ぐに戻るようですが・・・今までの事を考えると頻繁に来るか、常駐する事もあるかと思います。」
エンハルトはエイダン国王陛下に報告する。
「女神アイトネ様と森の守護者ドライアド様が関わっておるのだろう、儂には止めれぬぞ。」
「母上に頼みますか?」
「そうじゃなぁ、まぁ色々と問題は出て来ると思うが・・・王国としては困る事では無いからな、成り行きに任せても構わんじゃろ。」
「分かりました。」
エンハルトが答えると同時にノックが鳴る。
「陛下、侍女モリアンが来ております。」
「入って良いぞ。」
「失礼します!」
「どうした?」
「はい!チハルさn・・・王女殿下よりご相談があるそうです、エンハルト殿下御出で頂きますか?」
「・・・相談か、一番嫌な言葉だな。」
「モリアン、何か聞いておるか?」
「はい!王国に桜の並木道を作りたいそうです!」
「・・・ふむ、別に構わんが、サクラか、今では王都の名物の様になっておるからのう。」
「市井では『姫桜』と言われておりました。」
「姫桜か、何処に植えるつもりじゃ?」
「その相談だと思われます!」
「エンハルト、任せた。」
エイダンはエンハルトに丸投げする。
「父上・・・逃げましたね?」
「そんな事はない、チハルはお前の妻になるんじゃ、お前が責任取れば良いだけじゃ。」
「それはまだ先の話ですよね?父上、今は父上の娘ですよ?」
「お前は兄じゃろ?」
「ズルくないですか?」
「ズルくないぞ。」
「・・・母上を呼びましょう。」
「・・・そうじゃな、メグに振るか。」
「モリー、母上を呼んでチハルの所へ行ってくれるか?」
「了解しました!」
「モリアン!!!」
「はい!なんでしょう陛下。」
「今の儂らの話はする出ないぞ?」
「・・・聞かれなければ言いません!では失礼致します!」
そう言うとモリアンはあっという間に部屋を出て行く。
「ハルト、後は頼んだ・・・。」
「ハハハ、父上大丈夫ですよ、母上はチハルの事になると甘いですから。」
「だーかーらーじゃ、お前が舵を取ってくれ。」
「了解しました、因みにもし並木道を作るのならば・・・。」
エンハルトは王都の地図を棚から取り出し広げながらエイダンと軽く打ち合わせを始めた。
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