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青空と大愛と日葵のお買い物!
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「サリナさんどうしたの?」
青空はアクセサリーを見ていたが、眉間に皺を寄せ魔道具を触るサリナに声を掛ける。
「チハル様とヨリ様が悪漢に狙われたとの報告がありました。」
「マ!?」
「え?大丈夫なの!?」
「うそっ!」
青空、大愛、日葵は驚きサリナに問いかける。
「問題無く片付けたとの事で、お買い物はそのまま続けるそうです。」
「よかったぁ。」
「襲われても買い物するんかーい。」
「良い根性してるなぁ。」
「やはりこちらも狙われてるようですね。」
サリナは目線だけ外に向け様子を見る。
「アイリスさんも護衛してるし、ドラゴニュートなアベリアさんも居るし大丈夫じゃん?」
「サリナさんとモリーちゃん、フアナさんも強いんだよね?」
「はい、外に居る者くらいなら難なく処理出来ますが、多勢で来られると困りますね。」
サリナは目線を下げ考える。
「そうですよねー、あっちにはロイロさんとルプさんもいますしぃ。」
他人事のようにモリアンは呟く。
「んー・・・迎え撃つ?」
「は?」
大愛が言うと、日葵はへんな声で返す。
「ほら、うちらも魔法覚えたし、沢山来る前に減らす方向で?」
「んー危ない事したら怒られない?」
「私は別に良いよ、一応水と風で結界覚えたし、守りだけなら魔導騎士団入れるレベルだって言われたから。」
日葵は結界で皆を守りつつ迎え撃つ方に乗り気だ。
「私も身体強化覚えたし、いざとなったら2人担いで逃げれるよ。」
生活魔法の一つである身体強化に防御強化という鉄の様に固く出来る魔法を覚えた青空も問題無さげに言う。
「ソラの強化ヤバいよね、さすが生活魔法にバフ付いてるだけあるもん。」
「いや、ダイアの氷もヤバいって、氷の魔女の再来って言われたじゃん。」
「残念ながらMP足んないんだわ、だいぶ増えたけど。」
「って言う事なんだけど、サリナさんどうです?」
「・・・賛成は出来ないのですが、部隊の者も居ませんし、マリーナ女王の護衛はあまりあてに出来る程ではなさそうですから。」
「私は大丈夫でーす!」
モリアンは元気よく了承するが、サリナはまだ考えている。
「まぁ考えても襲って来るときゃ来るんでしょ?」
「そうですね、合流すると言う選択肢もありますが。」
「取りあえずココの買い物して外の様子見る?」
「んだんだ、ほら、このブレス可愛くない?」
「全員オソロで買おう、チハル達にもお土産買いたいし。」
「アイリスさんとアベリアさんにも買おう。」
「アベリアさんドラゴンに変身したら千切れるくね?」
「あー、ネックレスなら大き目付けても普段付け出来るんじゃん?」
「んじゃネックレスねー。」
青空達はまたアクセサリーを見て回り、色々と買って行く。
「サリナ様。」
外で護衛をしていたアイリスがアベリアと一緒に店内に入ってくる。」
「動きましたか?」
「はい、アベリアが言うには10人は居ると。」
「そう・・・取りあえず裏口から出ましょうか。」
サリナは青空達に声を掛けると、店員に事情を話し裏口に移動する。
「・・・3人居ますね。」
裏口に着くとサリナが呟く。
「はーい!モリアン行きまーす!」
「それでは私も行きまーす!」
モリアンとフアナは楽しそうに言う。
「はぁ、私も行きますよ、アイリス、ソラ様達をお願いします。」
サリナはそう言うと扉を開ける、そして3人の男を見つけると一気に間合いを詰める。
「ちぇぁぁぁ!!!」
バキッ!!!
「とりゃー!!!」
ボグッ!!!
「・・・・掛け声を出さずに倒せないの?2人とも。」
サリナはモリアンとフアナへ呆れた顔で言う。
「もう大丈夫?」
「はい、すぐ気づかれると思います、こちらへ。」
サリナは建物の裏路地を歩く、殿はアイリスだ。
「ん~っと、あったあった、はいヒマリ。」
「ん、ありがと。」
「お?それ使うの?」
大愛は豆粒の様な魔石を日葵に渡す、青空はそれを面白そうに見る。
「なんです?それ。」
「ファンガスちゃんの魔石だよー。」
「え、ファンガスの魔石ってゴミですよね?」
「いやいや、使い捨て魔道具で使えるんだよねーコレが。」
日葵は土魔法で水鉄砲のような銃を作ると中に魔石を入れる。
「この魔石をここにいれて、ここに風魔法で圧縮空気を入れるの、そしてトリガーはハジケろって思うだけ、簡易エアガンなんだけどね。」
「それで?魔石は何の魔道具なんです?」
「ダイアが氷の魔法を詰め込んだだけだよ、砕けると発動するの。」
説明をしていると、曲がり角から男が2人現れる。
「居たぞ!!!!」
バシュッ!!!!!
「お、当たった。」
日葵は男に向かってエアガンを打つと男は氷漬けになり身動きが取れなくなった。
「あと10個あるから全部渡しておくね。」
「サンキューダイア。」
日葵はダイアから弾を受け取りセットする。
「連射機能は要研究だなぁ。」
「これ氷漬けだけど死んでない?」
「そこまで強力に作れないよ、メグ様なら作れるだろうけど、ファンガスの魔石じゃ詰め込む前にハジケちゃうし。」
氷漬けになった男を見ながら青空が言うと、魔石を作った大愛が答える。
「次が来ました!」
モリアンが言うと、声を聞いたのか男がまた2人路地を走って来た。
「モリーちゃん私右行くね。」
「えー!ソラさん行くんですか!?」
「行くよーん、私の通信空手の威力を見せてやるぜー!」
青空はそう言うと男に向かってダッシュする。
「早っ!!!」
魔法バフの掛かった身体強化と防御魔法をかけた青空は一瞬で男の前に移動すると、速度を落とさず地面を踏みつけ中腰で正拳突きを打つ。
「はぁ!」
ゴキュッ!!!!
「あ、やり過ぎた?」
青空はそう言いながらモリアンを見ると、青空と変わらない速度で男に飛び蹴りをしていた、蹴られた男は体を曲げたまま壁に叩きつけられ動かなくなった。
「・・・・アレよりマシか。」
足元でピクピクと痙攣している男をみながら青空は呟く。
「なんか結局遊撃状態だね。」
後ろを見ると、アイリスは細身の剣で3人の男を相手にしていた、そしてアベリアは腕だけがドラゴンの様になりその一人を鷲掴みにする。
「サリナさん、ヤっていいの?」
「ソラ様達の前なので身動き出来ない程度に抑えてください。」
アベリアはドラゴンの腕でもがく男をそのまま壁に叩きつけ失神させる。
「助かったわ、アベリア。」
「アイリス1人でも余裕だったでしょ?」
「ヤって良いならね♪」
アイリスは男2人の頭に剣の腹で叩きつけ失神させていた。
「取りあえず気配は・・・・・増えたわね。」
サリナが気配を探ると、10人だった気配はさらに増え15人ほどの気配を感じていた。
「援軍かしら?」
「えー、私達捕まえてどうするのよー。」
「そうよそうよ、幼気な女子高生よ!?」
「暇なの?ねぇ、この国の男達って暇なの?!」
青空達は文句を言いながら、魔法を重ね掛けし、日葵は弾をこめる、裏道を進むとまた2人男が走ってくる。
「アイスういーっぷ!!!」
ピシッ!!!!!
「うわぁえげつなっ。」
大愛の氷が連なる鞭は男2人に当たると、鞭は砕け男達は氷漬けになる。
「はぁ、これ絶対私怒られるわ。」
サリナは溜息を吐きながら呟く。
「大丈夫!私達が勝手にやってるから♪」
「そうですよー!私なんて毎回怒られてますし!」
「モリアンさん、私の分も怒られてください!」
青空は楽し気に、モリアンは反省という言葉を知らず、フアナはモリアンに押し付ける気満々だった。
「はぁ・・・。」
「私も一緒に怒られますから・・・。」
サリナの溜息にアイリスは騎士団の敬礼をしながら答えた。
青空はアクセサリーを見ていたが、眉間に皺を寄せ魔道具を触るサリナに声を掛ける。
「チハル様とヨリ様が悪漢に狙われたとの報告がありました。」
「マ!?」
「え?大丈夫なの!?」
「うそっ!」
青空、大愛、日葵は驚きサリナに問いかける。
「問題無く片付けたとの事で、お買い物はそのまま続けるそうです。」
「よかったぁ。」
「襲われても買い物するんかーい。」
「良い根性してるなぁ。」
「やはりこちらも狙われてるようですね。」
サリナは目線だけ外に向け様子を見る。
「アイリスさんも護衛してるし、ドラゴニュートなアベリアさんも居るし大丈夫じゃん?」
「サリナさんとモリーちゃん、フアナさんも強いんだよね?」
「はい、外に居る者くらいなら難なく処理出来ますが、多勢で来られると困りますね。」
サリナは目線を下げ考える。
「そうですよねー、あっちにはロイロさんとルプさんもいますしぃ。」
他人事のようにモリアンは呟く。
「んー・・・迎え撃つ?」
「は?」
大愛が言うと、日葵はへんな声で返す。
「ほら、うちらも魔法覚えたし、沢山来る前に減らす方向で?」
「んー危ない事したら怒られない?」
「私は別に良いよ、一応水と風で結界覚えたし、守りだけなら魔導騎士団入れるレベルだって言われたから。」
日葵は結界で皆を守りつつ迎え撃つ方に乗り気だ。
「私も身体強化覚えたし、いざとなったら2人担いで逃げれるよ。」
生活魔法の一つである身体強化に防御強化という鉄の様に固く出来る魔法を覚えた青空も問題無さげに言う。
「ソラの強化ヤバいよね、さすが生活魔法にバフ付いてるだけあるもん。」
「いや、ダイアの氷もヤバいって、氷の魔女の再来って言われたじゃん。」
「残念ながらMP足んないんだわ、だいぶ増えたけど。」
「って言う事なんだけど、サリナさんどうです?」
「・・・賛成は出来ないのですが、部隊の者も居ませんし、マリーナ女王の護衛はあまりあてに出来る程ではなさそうですから。」
「私は大丈夫でーす!」
モリアンは元気よく了承するが、サリナはまだ考えている。
「まぁ考えても襲って来るときゃ来るんでしょ?」
「そうですね、合流すると言う選択肢もありますが。」
「取りあえずココの買い物して外の様子見る?」
「んだんだ、ほら、このブレス可愛くない?」
「全員オソロで買おう、チハル達にもお土産買いたいし。」
「アイリスさんとアベリアさんにも買おう。」
「アベリアさんドラゴンに変身したら千切れるくね?」
「あー、ネックレスなら大き目付けても普段付け出来るんじゃん?」
「んじゃネックレスねー。」
青空達はまたアクセサリーを見て回り、色々と買って行く。
「サリナ様。」
外で護衛をしていたアイリスがアベリアと一緒に店内に入ってくる。」
「動きましたか?」
「はい、アベリアが言うには10人は居ると。」
「そう・・・取りあえず裏口から出ましょうか。」
サリナは青空達に声を掛けると、店員に事情を話し裏口に移動する。
「・・・3人居ますね。」
裏口に着くとサリナが呟く。
「はーい!モリアン行きまーす!」
「それでは私も行きまーす!」
モリアンとフアナは楽しそうに言う。
「はぁ、私も行きますよ、アイリス、ソラ様達をお願いします。」
サリナはそう言うと扉を開ける、そして3人の男を見つけると一気に間合いを詰める。
「ちぇぁぁぁ!!!」
バキッ!!!
「とりゃー!!!」
ボグッ!!!
「・・・・掛け声を出さずに倒せないの?2人とも。」
サリナはモリアンとフアナへ呆れた顔で言う。
「もう大丈夫?」
「はい、すぐ気づかれると思います、こちらへ。」
サリナは建物の裏路地を歩く、殿はアイリスだ。
「ん~っと、あったあった、はいヒマリ。」
「ん、ありがと。」
「お?それ使うの?」
大愛は豆粒の様な魔石を日葵に渡す、青空はそれを面白そうに見る。
「なんです?それ。」
「ファンガスちゃんの魔石だよー。」
「え、ファンガスの魔石ってゴミですよね?」
「いやいや、使い捨て魔道具で使えるんだよねーコレが。」
日葵は土魔法で水鉄砲のような銃を作ると中に魔石を入れる。
「この魔石をここにいれて、ここに風魔法で圧縮空気を入れるの、そしてトリガーはハジケろって思うだけ、簡易エアガンなんだけどね。」
「それで?魔石は何の魔道具なんです?」
「ダイアが氷の魔法を詰め込んだだけだよ、砕けると発動するの。」
説明をしていると、曲がり角から男が2人現れる。
「居たぞ!!!!」
バシュッ!!!!!
「お、当たった。」
日葵は男に向かってエアガンを打つと男は氷漬けになり身動きが取れなくなった。
「あと10個あるから全部渡しておくね。」
「サンキューダイア。」
日葵はダイアから弾を受け取りセットする。
「連射機能は要研究だなぁ。」
「これ氷漬けだけど死んでない?」
「そこまで強力に作れないよ、メグ様なら作れるだろうけど、ファンガスの魔石じゃ詰め込む前にハジケちゃうし。」
氷漬けになった男を見ながら青空が言うと、魔石を作った大愛が答える。
「次が来ました!」
モリアンが言うと、声を聞いたのか男がまた2人路地を走って来た。
「モリーちゃん私右行くね。」
「えー!ソラさん行くんですか!?」
「行くよーん、私の通信空手の威力を見せてやるぜー!」
青空はそう言うと男に向かってダッシュする。
「早っ!!!」
魔法バフの掛かった身体強化と防御魔法をかけた青空は一瞬で男の前に移動すると、速度を落とさず地面を踏みつけ中腰で正拳突きを打つ。
「はぁ!」
ゴキュッ!!!!
「あ、やり過ぎた?」
青空はそう言いながらモリアンを見ると、青空と変わらない速度で男に飛び蹴りをしていた、蹴られた男は体を曲げたまま壁に叩きつけられ動かなくなった。
「・・・・アレよりマシか。」
足元でピクピクと痙攣している男をみながら青空は呟く。
「なんか結局遊撃状態だね。」
後ろを見ると、アイリスは細身の剣で3人の男を相手にしていた、そしてアベリアは腕だけがドラゴンの様になりその一人を鷲掴みにする。
「サリナさん、ヤっていいの?」
「ソラ様達の前なので身動き出来ない程度に抑えてください。」
アベリアはドラゴンの腕でもがく男をそのまま壁に叩きつけ失神させる。
「助かったわ、アベリア。」
「アイリス1人でも余裕だったでしょ?」
「ヤって良いならね♪」
アイリスは男2人の頭に剣の腹で叩きつけ失神させていた。
「取りあえず気配は・・・・・増えたわね。」
サリナが気配を探ると、10人だった気配はさらに増え15人ほどの気配を感じていた。
「援軍かしら?」
「えー、私達捕まえてどうするのよー。」
「そうよそうよ、幼気な女子高生よ!?」
「暇なの?ねぇ、この国の男達って暇なの?!」
青空達は文句を言いながら、魔法を重ね掛けし、日葵は弾をこめる、裏道を進むとまた2人男が走ってくる。
「アイスういーっぷ!!!」
ピシッ!!!!!
「うわぁえげつなっ。」
大愛の氷が連なる鞭は男2人に当たると、鞭は砕け男達は氷漬けになる。
「はぁ、これ絶対私怒られるわ。」
サリナは溜息を吐きながら呟く。
「大丈夫!私達が勝手にやってるから♪」
「そうですよー!私なんて毎回怒られてますし!」
「モリアンさん、私の分も怒られてください!」
青空は楽し気に、モリアンは反省という言葉を知らず、フアナはモリアンに押し付ける気満々だった。
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