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ママさんズ出動!
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「おかあさまただいま!」
「おかえりなさいユラ、トモミ、ミサキ、レイコいらっしゃい。」
「こんにちはメグちゃん。」
マルグリットがユラの手を取り、智美達に挨拶をする。
「メグ、聞きたい事が幾つか有るんだけど。」
美咲がマルグリットに言うと、マルグリットはソファーに皆を促し座る。
「何かしら?」
「魔力を帯びた鉱石ってわかる?」
「えぇ、幾つかあるわ、代表的なのはミスリルね。」
「おー、ファンタジー金属が来たわね。」
「他にもあるの?」
「有るわよ、オリハルコンや黒魔鉱石あたりね、何かに使うのかしら?」
智美達は日本の神にお願いされた内容をマルグリットに説明する。
「器と火鼠ね、他はチハル達が取りに行ってるのね?」
「そ、千春ちゃん達は他の3つをね。」
マルグリットは目を瞑り、考え出す。
「ミスリルなら王国でも手に入れる事は出来るわ、オリハルコンや黒魔鉱石は流石に加工出来る資材は無いでしょうね。」
「やっぱり希少なの?」
麗子が言うとマルグリットが頷く。
「ドワーフの街に行けば有るかも知れないわ、火鼠もドワーフの街から北に行くと居たはずね。」
「ドワーフの街ってどれくらいの距離有るのかしら。」
「馬車で1ヶ月位掛かるわよ。」
「えっと、千春ちゃんが馬車だと1日80km位って言ってたよね。」
「うん、30日で2400kmかぁ、こりゃ日帰りは無理ね。」
「ロイロちゃんの移動距離ってどれくらいだっけ?」
「最近は時速200~250kmだってさ。」
「それでも9~10時間ね。」
「帰りの事も考えなきゃダメだよ?」
マルグリットも一緒になり、ソファーで悩む4人。
「移動を考えると転移魔法かなぁ。」
「精霊ちゃんが使えるんだっけ?」
「転移だけど、たしかフェアリーリングって言うのが無いと移動出来ないんでしょ?」
「アイちゃんも使えるけど、こう言う事でお願いするのも気が引けるよね。」
「ダメ元で聞いてみる?」
智美はスマホを触り、アイトネに電話をかける。
「もしもしアイちゃーん」
『はーい、あら、こっちに来たのね~そっちに行くわね~。』
アイトネはすぐにマルグリットの部屋に現れた。
『どうしたの~?』
「ほら、ウカちゃんが言ってた物を探しに行こうと思ってるんだけど、ちょっと距離が長いのよ。」
『どれを探しに行くのかしら~?』
「魔力を帯びた鉱石の器と、火鼠の皮衣よ。」
『火鼠だと火山ね、え~っと・・・近くだと北の火山地帯ね。』
「アイちゃんの近くは全然近くないでしょ?」
『そうねぇ、人の足では遠いわねぇ。』
「それで移動手段を考えてるんだけど、アイちゃん転移出来る?」
『良いわよ?トモミ達には色々お礼が溜まっちゃってるもの、私もウカちゃんにお礼したいけど、私から直接お礼はねぇ、色々と問題あるのよねぇ~。』
「うん、それは聞いてるからね、アイちゃん移動だけお願いしても良いかしら?」
『えぇ、もちろん良いわよ~♪』
智美とアイトネが話しをし、移動手段が決まると、マルグリットが立ち上がる。
「それじゃ私も準備しましょう。」
「え?メグも行くの!?」
美咲が驚き、マルグリットを見る。
「私も元冒険者よ、今日、明日は予定も無いもの、それに美咲達だけで行かせるのは、私が精神的に良くないわ。」
マルグリットはそう言うと侍女達に指示をし、着替える為に部屋を出る。
「でもメグちゃんが行ってくれるなら、ちょっと安心かな。」
「そうね、メグの話し方だとドワーフの街を知ってるみたいだし。」
『あら、ドワーフの街も行くのね。』
「魔力を帯びた鉱石って言うのがレアな金属みたいだから、ドワーフの街ならあるかも?って話しなのよねぇ。」
「ミスリルは王国にも有るみたいだけど、レアな方が良いのかなー。」
美咲と麗子、智美も言うと、アイトネは宝石を空中から取り出す。
『一応これを皆持って行ってね~。』
「なぁに?これ。」
「綺麗ね、真っ赤だわ。」
「ルビーかしら?」
『石じゃないわ、マナの結晶、魔石みたいな物よ、火の耐性が付くわ。』
「あ、それは有難いかも。」
「良いの?」
『トモミ達に何か有っても、立場的にすぐに助けたり出来ないもの。』
「神様も大変だよねぇ。」
『色々しがらみが有るのよね、面倒だけど線引きしておかないと他の管理者が煩いのよ。』
アイトネと話しをしていると、マルグリットが準備を終わらせ入ってくる。
「お待たせ、それじゃ行きましょうか。」
「メグちゃん、王様に言わなくていいの?」
「伝言に行かせたから大丈夫よ、ユラ、フェンリー達とお留守番しててね。」
「はーい!おかあさま、きをつけてねっ!」
「ありがとう、それじゃアイさんお願いしますわ。」
『行くのは4人?』
「えぇ、私に護衛は要らないわ。」
マルグリットは侍女達を見ながら笑顔で話す。
『それじゃ行くわね~♪』
アイトネが手を出し、皆がアイトネと手を繋ぐと、マルグリットの部屋から5人が消えた。
「おかえりなさいユラ、トモミ、ミサキ、レイコいらっしゃい。」
「こんにちはメグちゃん。」
マルグリットがユラの手を取り、智美達に挨拶をする。
「メグ、聞きたい事が幾つか有るんだけど。」
美咲がマルグリットに言うと、マルグリットはソファーに皆を促し座る。
「何かしら?」
「魔力を帯びた鉱石ってわかる?」
「えぇ、幾つかあるわ、代表的なのはミスリルね。」
「おー、ファンタジー金属が来たわね。」
「他にもあるの?」
「有るわよ、オリハルコンや黒魔鉱石あたりね、何かに使うのかしら?」
智美達は日本の神にお願いされた内容をマルグリットに説明する。
「器と火鼠ね、他はチハル達が取りに行ってるのね?」
「そ、千春ちゃん達は他の3つをね。」
マルグリットは目を瞑り、考え出す。
「ミスリルなら王国でも手に入れる事は出来るわ、オリハルコンや黒魔鉱石は流石に加工出来る資材は無いでしょうね。」
「やっぱり希少なの?」
麗子が言うとマルグリットが頷く。
「ドワーフの街に行けば有るかも知れないわ、火鼠もドワーフの街から北に行くと居たはずね。」
「ドワーフの街ってどれくらいの距離有るのかしら。」
「馬車で1ヶ月位掛かるわよ。」
「えっと、千春ちゃんが馬車だと1日80km位って言ってたよね。」
「うん、30日で2400kmかぁ、こりゃ日帰りは無理ね。」
「ロイロちゃんの移動距離ってどれくらいだっけ?」
「最近は時速200~250kmだってさ。」
「それでも9~10時間ね。」
「帰りの事も考えなきゃダメだよ?」
マルグリットも一緒になり、ソファーで悩む4人。
「移動を考えると転移魔法かなぁ。」
「精霊ちゃんが使えるんだっけ?」
「転移だけど、たしかフェアリーリングって言うのが無いと移動出来ないんでしょ?」
「アイちゃんも使えるけど、こう言う事でお願いするのも気が引けるよね。」
「ダメ元で聞いてみる?」
智美はスマホを触り、アイトネに電話をかける。
「もしもしアイちゃーん」
『はーい、あら、こっちに来たのね~そっちに行くわね~。』
アイトネはすぐにマルグリットの部屋に現れた。
『どうしたの~?』
「ほら、ウカちゃんが言ってた物を探しに行こうと思ってるんだけど、ちょっと距離が長いのよ。」
『どれを探しに行くのかしら~?』
「魔力を帯びた鉱石の器と、火鼠の皮衣よ。」
『火鼠だと火山ね、え~っと・・・近くだと北の火山地帯ね。』
「アイちゃんの近くは全然近くないでしょ?」
『そうねぇ、人の足では遠いわねぇ。』
「それで移動手段を考えてるんだけど、アイちゃん転移出来る?」
『良いわよ?トモミ達には色々お礼が溜まっちゃってるもの、私もウカちゃんにお礼したいけど、私から直接お礼はねぇ、色々と問題あるのよねぇ~。』
「うん、それは聞いてるからね、アイちゃん移動だけお願いしても良いかしら?」
『えぇ、もちろん良いわよ~♪』
智美とアイトネが話しをし、移動手段が決まると、マルグリットが立ち上がる。
「それじゃ私も準備しましょう。」
「え?メグも行くの!?」
美咲が驚き、マルグリットを見る。
「私も元冒険者よ、今日、明日は予定も無いもの、それに美咲達だけで行かせるのは、私が精神的に良くないわ。」
マルグリットはそう言うと侍女達に指示をし、着替える為に部屋を出る。
「でもメグちゃんが行ってくれるなら、ちょっと安心かな。」
「そうね、メグの話し方だとドワーフの街を知ってるみたいだし。」
『あら、ドワーフの街も行くのね。』
「魔力を帯びた鉱石って言うのがレアな金属みたいだから、ドワーフの街ならあるかも?って話しなのよねぇ。」
「ミスリルは王国にも有るみたいだけど、レアな方が良いのかなー。」
美咲と麗子、智美も言うと、アイトネは宝石を空中から取り出す。
『一応これを皆持って行ってね~。』
「なぁに?これ。」
「綺麗ね、真っ赤だわ。」
「ルビーかしら?」
『石じゃないわ、マナの結晶、魔石みたいな物よ、火の耐性が付くわ。』
「あ、それは有難いかも。」
「良いの?」
『トモミ達に何か有っても、立場的にすぐに助けたり出来ないもの。』
「神様も大変だよねぇ。」
『色々しがらみが有るのよね、面倒だけど線引きしておかないと他の管理者が煩いのよ。』
アイトネと話しをしていると、マルグリットが準備を終わらせ入ってくる。
「お待たせ、それじゃ行きましょうか。」
「メグちゃん、王様に言わなくていいの?」
「伝言に行かせたから大丈夫よ、ユラ、フェンリー達とお留守番しててね。」
「はーい!おかあさま、きをつけてねっ!」
「ありがとう、それじゃアイさんお願いしますわ。」
『行くのは4人?』
「えぇ、私に護衛は要らないわ。」
マルグリットは侍女達を見ながら笑顔で話す。
『それじゃ行くわね~♪』
アイトネが手を出し、皆がアイトネと手を繋ぐと、マルグリットの部屋から5人が消えた。
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