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異世界カレー作り!③
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アリンハンドと頼子、モリアンはポーションの材料置き場で物色する。
「これがコリアンダーと言う植物のようですね。」
「へぇ、これをパウダーに出来るかな?」
「出来ますよ、この道具を使えばサラサラになるまで潰せます。」
アリンハンドが出したのはポーション作りに使う粉砕機だ。
「ここに魔力を通すとこの部分が回って細かく砕いてこの箱に入ります。」
「・・・これカカオでも使えるじゃん。」
「チョコレートの材料と言っていた物ですね。」
「うん、あれもエルフさん達は薬だって言ってたよ。」
「お菓子にしても薬としての効能はあるのでしょうか。」
アリンハンドは呟くと考え込む。
「とりあえずコレとコレは確定って事であとはこの道具も借りて良いの?」
「はい、私もポーションの材料で作った料理がどういった効能になるか楽しみなので付いて行っていいですか?」
「いんじゃないかな?」
頼子はそう言うと影収納に材料と道具を入れ王宮の厨房に戻る事にした。
---------------------
「チハル様お待たせしました。」
「いえ!大丈夫です!・・・ありました?」
「はい、ターメリックと月桂樹の葉、あとは唐辛子ですね。」
「有難うございます!」
「あとこのナツメグという物ですが呪物の素材なのですが大丈夫ですか?」
「え゛・・・?」
「毒素が強く微量でしたら薬になりますが、あまり使われる事が無いので。」
「ちょっと待ってくださいね。」
千春はスマホでナツメグを調べる。
「致死量・・・小さじ二杯!?」
「チハル大丈夫なんですか?」
「・・・まぁナツメグだけ食べたらの話だし薬にもなるからナツメグはちゃんと計って使うよ。」
「それではこちらの袋に入れておりますのでお持ち下さい。」
「幾らになりますか?」
「小金貨1枚にもなりません、チハル様の口座から引き落としておきますので。」
「はい、それでお願いしまーす。」
そして千春はアイテムボックスに入れると商業ギルドを出る、そして王宮に戻った。
--------------------
「ただいまー!あれ?アリン来てたの?」
「はい、薬やポーションに使う材料で作った料理はどんな効能が有るのか気になりまして。」
「そういえばこっちじゃ殆どが薬っぽい物ばっかりだったね。」
商業ギルドでも薬の材料として出された物ばかりのスパイスを思い出しながら返事をする。
「それで、今は何してるの?」
「千春見てみて!!!この道具!」
頼子が魔力を通すと小さな石臼の様な道具でキメ細かなスパイスを作っていた。
「・・・・なにそれー。」
「ん?なんで不満そうなのよ。」
「また魔法かー!ずるいぞー!」
「楽でいいじゃん♪」
頼子が笑いながら道具を回し、千春は納得いかないような顔でそれを見る。
「で、千春の方はどうだった?」
「うん、結構見つかった、そっちはー?」
「これとこれだねー。」
「ミオ達はあった?・・・・何してんの?」
「ナン作ってた。」
「ナンかぁ!生地つくってたの?」
「うん、しばらく寝させてたら良いから後は広げて焼くだけだよ。」
「了解、それじゃ持ってきたスパイスもパウダーにしてもらおうかな。」
千春達は持ってきたスパイスを細かく刻み、頼子が魔道具でさらにパウダー状まで細かくしていく。
「材料はー・・・揃ったかなー・・・・。」
千春はレシピを見ながら確認していく。
「・・・クミンが無いな。」
「クミンって?」
「セリ科の植物で・・エジプトじゃ5000年前から栽培、ミイラの防腐剤・・・この情報は要らない。」
麗奈が千春に聞くと要らない情報までブツブツと呟く。
「コレでしたら有りますわよ?」
リリが千春のスマホをのぞき込みながら言う。
「マジ!?どこ!?」
「エルフの家庭ならどこでも有るんじゃないかしら?」
「リリ!ちょっと連れてって!」
「はーいそれじゃフェアリーリングまで行きましょ♪」
「みんなちょっと取ってくるからよろしく!」
「おっけー!」
「了解ー!」
美桜と頼子が返事をし、千春と麗奈、リリ、サフィーナの4人で妖精の村に向かった。
------------------
「こんにちわー!!!」
「チハル様、どうされましたか?」
「クミンって調味料ください!」
「はぁ、少々お待ちください。」
長老は厨房に居る奥様に言うと奥様が小さな壺を持ってくる。
「チハル様此方です。」
「おおお!貰っていいですか?」
「もちろんです、すぐに手に入りますから、まだ必要でしたら準備しますけれど。」
「いえ!とりあえずこれだけ頂きます、もし足りなかったらまた言いますね!」
千春は受け取ると王宮にとんぼ返りする。
「ただいまー!あったよー!」
「おっけーあとはそれパウダーにしたら終わりだよ。」
「チハル分量が良くわかんない!」
「了解、それじゃヨリこれパウダーにお願い。」
「りょ!」
そしてレシピを見ながら千春は調味料を計っていく。
「これ何人分なの?」
「わかんない、この大鍋一杯分で計算中。」
そしてスパイスを準備すると次は野菜だ。
「はい!ルノアーさん出番です!」
「おう!任せろ!」
ルノアーの後ろには屈強な料理人が5人今か今かと待ち構えていた。
「なんでボディービルダーみたいなポーズしてんの?」
「すごいな筋肉。」
千春は呆れた声で言うと美桜が筋肉に反応していた。
「それじゃ野菜を細かく刻んで炒めます!それに生クリームとコンソメスープを混ぜつつこのスパイスを混ぜてペースト状になるまで炒めてください!」
「よし!お前らやるぞー!」
「おう!!!」
そして千春達はあとは任せたとすべての材料を渡すと厨房でお茶をしながら見学をする。
「・・・・匂い凄いな。」
「そりゃ香辛料あんだけ使えばねー。」
「結構目に来るねぇ。」
「でも良い匂いー♪」
頼子が言えば千春がさもありなんと答え、目を抑える麗奈にカレーと言い出しっぺの美桜がうれしそうに言う、そしてこの香りが原因で王宮の中は何事かと騒ぎになっていた。
「これがコリアンダーと言う植物のようですね。」
「へぇ、これをパウダーに出来るかな?」
「出来ますよ、この道具を使えばサラサラになるまで潰せます。」
アリンハンドが出したのはポーション作りに使う粉砕機だ。
「ここに魔力を通すとこの部分が回って細かく砕いてこの箱に入ります。」
「・・・これカカオでも使えるじゃん。」
「チョコレートの材料と言っていた物ですね。」
「うん、あれもエルフさん達は薬だって言ってたよ。」
「お菓子にしても薬としての効能はあるのでしょうか。」
アリンハンドは呟くと考え込む。
「とりあえずコレとコレは確定って事であとはこの道具も借りて良いの?」
「はい、私もポーションの材料で作った料理がどういった効能になるか楽しみなので付いて行っていいですか?」
「いんじゃないかな?」
頼子はそう言うと影収納に材料と道具を入れ王宮の厨房に戻る事にした。
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「チハル様お待たせしました。」
「いえ!大丈夫です!・・・ありました?」
「はい、ターメリックと月桂樹の葉、あとは唐辛子ですね。」
「有難うございます!」
「あとこのナツメグという物ですが呪物の素材なのですが大丈夫ですか?」
「え゛・・・?」
「毒素が強く微量でしたら薬になりますが、あまり使われる事が無いので。」
「ちょっと待ってくださいね。」
千春はスマホでナツメグを調べる。
「致死量・・・小さじ二杯!?」
「チハル大丈夫なんですか?」
「・・・まぁナツメグだけ食べたらの話だし薬にもなるからナツメグはちゃんと計って使うよ。」
「それではこちらの袋に入れておりますのでお持ち下さい。」
「幾らになりますか?」
「小金貨1枚にもなりません、チハル様の口座から引き落としておきますので。」
「はい、それでお願いしまーす。」
そして千春はアイテムボックスに入れると商業ギルドを出る、そして王宮に戻った。
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「ただいまー!あれ?アリン来てたの?」
「はい、薬やポーションに使う材料で作った料理はどんな効能が有るのか気になりまして。」
「そういえばこっちじゃ殆どが薬っぽい物ばっかりだったね。」
商業ギルドでも薬の材料として出された物ばかりのスパイスを思い出しながら返事をする。
「それで、今は何してるの?」
「千春見てみて!!!この道具!」
頼子が魔力を通すと小さな石臼の様な道具でキメ細かなスパイスを作っていた。
「・・・・なにそれー。」
「ん?なんで不満そうなのよ。」
「また魔法かー!ずるいぞー!」
「楽でいいじゃん♪」
頼子が笑いながら道具を回し、千春は納得いかないような顔でそれを見る。
「で、千春の方はどうだった?」
「うん、結構見つかった、そっちはー?」
「これとこれだねー。」
「ミオ達はあった?・・・・何してんの?」
「ナン作ってた。」
「ナンかぁ!生地つくってたの?」
「うん、しばらく寝させてたら良いから後は広げて焼くだけだよ。」
「了解、それじゃ持ってきたスパイスもパウダーにしてもらおうかな。」
千春達は持ってきたスパイスを細かく刻み、頼子が魔道具でさらにパウダー状まで細かくしていく。
「材料はー・・・揃ったかなー・・・・。」
千春はレシピを見ながら確認していく。
「・・・クミンが無いな。」
「クミンって?」
「セリ科の植物で・・エジプトじゃ5000年前から栽培、ミイラの防腐剤・・・この情報は要らない。」
麗奈が千春に聞くと要らない情報までブツブツと呟く。
「コレでしたら有りますわよ?」
リリが千春のスマホをのぞき込みながら言う。
「マジ!?どこ!?」
「エルフの家庭ならどこでも有るんじゃないかしら?」
「リリ!ちょっと連れてって!」
「はーいそれじゃフェアリーリングまで行きましょ♪」
「みんなちょっと取ってくるからよろしく!」
「おっけー!」
「了解ー!」
美桜と頼子が返事をし、千春と麗奈、リリ、サフィーナの4人で妖精の村に向かった。
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「こんにちわー!!!」
「チハル様、どうされましたか?」
「クミンって調味料ください!」
「はぁ、少々お待ちください。」
長老は厨房に居る奥様に言うと奥様が小さな壺を持ってくる。
「チハル様此方です。」
「おおお!貰っていいですか?」
「もちろんです、すぐに手に入りますから、まだ必要でしたら準備しますけれど。」
「いえ!とりあえずこれだけ頂きます、もし足りなかったらまた言いますね!」
千春は受け取ると王宮にとんぼ返りする。
「ただいまー!あったよー!」
「おっけーあとはそれパウダーにしたら終わりだよ。」
「チハル分量が良くわかんない!」
「了解、それじゃヨリこれパウダーにお願い。」
「りょ!」
そしてレシピを見ながら千春は調味料を計っていく。
「これ何人分なの?」
「わかんない、この大鍋一杯分で計算中。」
そしてスパイスを準備すると次は野菜だ。
「はい!ルノアーさん出番です!」
「おう!任せろ!」
ルノアーの後ろには屈強な料理人が5人今か今かと待ち構えていた。
「なんでボディービルダーみたいなポーズしてんの?」
「すごいな筋肉。」
千春は呆れた声で言うと美桜が筋肉に反応していた。
「それじゃ野菜を細かく刻んで炒めます!それに生クリームとコンソメスープを混ぜつつこのスパイスを混ぜてペースト状になるまで炒めてください!」
「よし!お前らやるぞー!」
「おう!!!」
そして千春達はあとは任せたとすべての材料を渡すと厨房でお茶をしながら見学をする。
「・・・・匂い凄いな。」
「そりゃ香辛料あんだけ使えばねー。」
「結構目に来るねぇ。」
「でも良い匂いー♪」
頼子が言えば千春がさもありなんと答え、目を抑える麗奈にカレーと言い出しっぺの美桜がうれしそうに言う、そしてこの香りが原因で王宮の中は何事かと騒ぎになっていた。
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