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異世界カレー作り!②
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「それで、ヨリさんとモリアン2人でどうされたんですか?」
頼子とモリアンを部屋へ促し話をするアリンハンド。
「えーっとカレーを作ろうという話になってね、調味料を探してるの。」
「調味料?魔導士団にですか?」
「はい、モリーがポーションの材料で聞いた事あるって言う話だったので。」
「そうなんです!それで行ったらアリンさんの許可がいるって話だったんです!」
「まぁそう言う事でしたら大丈夫ですよ、使った量を仕入れなおせば良い事ですから。」
「有難うございます。」
笑顔で了承するアリンハンドに頼子はお礼を言う。
「しかしポーションの材料を使った料理ですか・・・興味ありますね、あちらの料理ですよね?」
「うん、カレーって言う庶民料理なんだけど日本じゃ普通に食べられてるよ。」
「わかりました、私も付いていきましょう。」
「仕事大丈夫なの?」
「えぇ、急ぎの仕事は有りませんし大丈夫ですよ。」
そう言うとアリンハンドは頼子達を連れポーションを作る部署に移動し材料を揃える事にした。
-------------------------
その頃千春はサフィーナと商業ギルドの前に居た。
「あるかなー。」
「さぁとりあえず聞いてみましょう。」
千春とサフィーナは商業ギルドに入り受付に声を掛ける。
「こんにちわー。」
「いらっしゃいませ、どういったご用件でしょうか?」
「ギルマスさんいらっしゃいますか?」
「えー・・・アポイントは取られておりますでしょうか。」
「いえ、そっか、そりゃそうだよねぇ・・・。」
受付との会話にサフィーナが一言受付に話す。
「チハル王女殿下がギルドマスターに用事が有ります、話を通してもらってよろしくて?」
「はい!少々お待ちください!」
受付嬢がすぐに席を立ちギルドマスターの所へ走っていった。
「王女は言わなくていいのにー・・・。」
「良いんですよ、肩書なんて物はこういう時に使うものです。」
すまし顔で千春に言うサフィーナ、そして受付嬢が戻るとすぐに部屋へ案内された。
「こちらです。」
ドアを開け千春とサフィーナを部屋へ案内する。
「これはチハル王女殿下、どうされましたか?」
「こんにちは、ちょっとお聞きしたいことがありまして。」
千春はカレーの材料となるスパイスを言って行く。
「・・・ほぅ・・・いくつか聞いた事がありますね。」
「ほんと!?やった!」
「ターメリックですか、これは調味料ではなく染料として使われていますので別の倉庫ですね、あとは・・・調味料とポーションの材料ですね、聞いた事の無い物もありますが。」
「わかる分だけでも買えますか?」
「もちろんです、すぐにそろえてお持ちしますのでこちらでお待ち頂けますか?」
「はいお願いします!」
ギルマスはメモをいくつか取ると部屋を出て行った。
「結構揃いそう?」
「今の話ですとある程度は揃いそうですね。」
「やったね!」
ニコニコしながら千春とサフィーナはソファーに座りお茶を飲んで待つことにした。
----------------------
「ミオあったー?」
「胡椒と唐辛子くらいじゃん?」
調味料の入った瓶をプルプル振りながら麗奈に答える美桜。
「まぁルノアーさんが知らないなら無いよねー。」
そう言いながら調味料を厨房に持っていく美桜。
「どうだい?見つかったかい?」
「んー、チハルとヨリにお任せですねー。」
麗奈は作業をしながら聞いてくるルノアーに答える。
「ルノアーさんそれは?」
「あぁ昼の仕込みだよ。」
「・・・・あ!!!!!」
「どうしたんレナ。」
「あれ作ろうミオ!」
「あれじゃ分からぬよレナどん。」
「あれよあれ!」
「あれって何なん。」
「ナン!ナン!」
「だから何なんよ?」
「ナンだよ!」
「だから何なん・・・・・あ、ナンか!」
ルノアーがコネコネしているパン生地を見ながら麗奈がナンを連呼する。
「作り方知ってんの?」
「知らないけど確か簡単だって聞いた事ある、ググればいいじゃん?」
麗奈はスマホを触りナンの作り方を検索する。
「えーっと・・・中力粉・・・って何?」
「知らない~小麦粉じゃないの?」
「小麦粉って薄力粉って言うじゃん。」
「・・・・・・はい!詰んだ!!!」
「まて!ぐぐる!」
さらに調べる麗奈。
「グルテンが・・はぁ?パンの素材・・・?」
「パン作る小麦粉ならそれでいんじゃね?」
2人はルノアーの手元を見る。
「ん?小麦粉がいるのか?」
「はい、あと酵母と蜂蜜、オリーブオイル・・・です!」
「はっはっは、そこに全部あるぞ、好きに使ってくれ。」
「あざまーす!ミオ!ナン作ろう!」
「おっけー!チハル達驚かそう!」
そして2人は調味料集めを諦めナンの生地を作り始めた。
頼子とモリアンを部屋へ促し話をするアリンハンド。
「えーっとカレーを作ろうという話になってね、調味料を探してるの。」
「調味料?魔導士団にですか?」
「はい、モリーがポーションの材料で聞いた事あるって言う話だったので。」
「そうなんです!それで行ったらアリンさんの許可がいるって話だったんです!」
「まぁそう言う事でしたら大丈夫ですよ、使った量を仕入れなおせば良い事ですから。」
「有難うございます。」
笑顔で了承するアリンハンドに頼子はお礼を言う。
「しかしポーションの材料を使った料理ですか・・・興味ありますね、あちらの料理ですよね?」
「うん、カレーって言う庶民料理なんだけど日本じゃ普通に食べられてるよ。」
「わかりました、私も付いていきましょう。」
「仕事大丈夫なの?」
「えぇ、急ぎの仕事は有りませんし大丈夫ですよ。」
そう言うとアリンハンドは頼子達を連れポーションを作る部署に移動し材料を揃える事にした。
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その頃千春はサフィーナと商業ギルドの前に居た。
「あるかなー。」
「さぁとりあえず聞いてみましょう。」
千春とサフィーナは商業ギルドに入り受付に声を掛ける。
「こんにちわー。」
「いらっしゃいませ、どういったご用件でしょうか?」
「ギルマスさんいらっしゃいますか?」
「えー・・・アポイントは取られておりますでしょうか。」
「いえ、そっか、そりゃそうだよねぇ・・・。」
受付との会話にサフィーナが一言受付に話す。
「チハル王女殿下がギルドマスターに用事が有ります、話を通してもらってよろしくて?」
「はい!少々お待ちください!」
受付嬢がすぐに席を立ちギルドマスターの所へ走っていった。
「王女は言わなくていいのにー・・・。」
「良いんですよ、肩書なんて物はこういう時に使うものです。」
すまし顔で千春に言うサフィーナ、そして受付嬢が戻るとすぐに部屋へ案内された。
「こちらです。」
ドアを開け千春とサフィーナを部屋へ案内する。
「これはチハル王女殿下、どうされましたか?」
「こんにちは、ちょっとお聞きしたいことがありまして。」
千春はカレーの材料となるスパイスを言って行く。
「・・・ほぅ・・・いくつか聞いた事がありますね。」
「ほんと!?やった!」
「ターメリックですか、これは調味料ではなく染料として使われていますので別の倉庫ですね、あとは・・・調味料とポーションの材料ですね、聞いた事の無い物もありますが。」
「わかる分だけでも買えますか?」
「もちろんです、すぐにそろえてお持ちしますのでこちらでお待ち頂けますか?」
「はいお願いします!」
ギルマスはメモをいくつか取ると部屋を出て行った。
「結構揃いそう?」
「今の話ですとある程度は揃いそうですね。」
「やったね!」
ニコニコしながら千春とサフィーナはソファーに座りお茶を飲んで待つことにした。
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「ミオあったー?」
「胡椒と唐辛子くらいじゃん?」
調味料の入った瓶をプルプル振りながら麗奈に答える美桜。
「まぁルノアーさんが知らないなら無いよねー。」
そう言いながら調味料を厨房に持っていく美桜。
「どうだい?見つかったかい?」
「んー、チハルとヨリにお任せですねー。」
麗奈は作業をしながら聞いてくるルノアーに答える。
「ルノアーさんそれは?」
「あぁ昼の仕込みだよ。」
「・・・・あ!!!!!」
「どうしたんレナ。」
「あれ作ろうミオ!」
「あれじゃ分からぬよレナどん。」
「あれよあれ!」
「あれって何なん。」
「ナン!ナン!」
「だから何なんよ?」
「ナンだよ!」
「だから何なん・・・・・あ、ナンか!」
ルノアーがコネコネしているパン生地を見ながら麗奈がナンを連呼する。
「作り方知ってんの?」
「知らないけど確か簡単だって聞いた事ある、ググればいいじゃん?」
麗奈はスマホを触りナンの作り方を検索する。
「えーっと・・・中力粉・・・って何?」
「知らない~小麦粉じゃないの?」
「小麦粉って薄力粉って言うじゃん。」
「・・・・・・はい!詰んだ!!!」
「まて!ぐぐる!」
さらに調べる麗奈。
「グルテンが・・はぁ?パンの素材・・・?」
「パン作る小麦粉ならそれでいんじゃね?」
2人はルノアーの手元を見る。
「ん?小麦粉がいるのか?」
「はい、あと酵母と蜂蜜、オリーブオイル・・・です!」
「はっはっは、そこに全部あるぞ、好きに使ってくれ。」
「あざまーす!ミオ!ナン作ろう!」
「おっけー!チハル達驚かそう!」
そして2人は調味料集めを諦めナンの生地を作り始めた。
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