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麗奈の実験!
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「あーーーーー!!!」
「どうした!ミオ!」
「チョコ!」
「あーーーーーー!!!」
4人は昨日集まる時の目的を思い出した。
「今から買い出し行くかー。」
「チョコならコンビニで良くね?」
「いや!業スーならお徳用がある!」
「千春主婦かよ。」
千春と美桜、そして頼子は何が必要か話し出す。
「麗奈?」
「んー、私はあげる人居ないからなー、手伝って食べる係。」
「買い出し行かない?」
「うん、ちょっと試したい事あるから行ってきていいよ。」
「オッケー、お土産買ってくんね。」
「んじゃポテチ!ピザ味ね!」
「えー、コンソメじゃん?」
「のり塩だろ。」
「うすしおだね。」
麗奈はピザ、美桜はコンソメ、頼子はのり塩、千春はうすしおと完全に好みが分かれた。
「全部買えば良いんだよ、それじゃお留守番よろー。」
「ほーいいってらー。」
千春は皆を引き連れて業務用のスーパーに向かう。
「千春何作るの?」
「え?普通にチョコ溶かして固めるんだよね、チハル。」
「一応考えてるのはガトーショコラ、あとはトリュフと生チョコなんだけど、まだ向こう暑いからなー。」
「そだねー、だいぶ涼しくなってきた感あるけど。」
「こっちは暖かくなってきたねー。」
「それじゃチョコクッキーとかは?」
「いいね、それじゃガトーショコラとチョコクッキーにしよう。」
作るものが決まりスーパーに行くとスマホでレシピを見ながら必要な材料をカゴに入れて行く。
「千春ーお菓子入れてきたよーん。」
「サンキューヨリ、あーとーはー。」
「レナの代わりにリリの果物買って行こうよ。」
「ミオナイス!んじゃ果物買って帰るにゃー。」
「「行くにゃー。」」
精算が終わりいつもの様にビェリーが影に収納する。
「ビェリーとコンは何か欲しいの無い?」
「酒!」
「お酒!」
「あんたら・・・。」
ビェリーとコンが言うと頼子がジト目で見る。
「まぁまぁ、良いじゃん、注文入れるわ。」
千春はスマホで酒屋に注文を入れながら家路に着く。
「たーっだいまぁ!」
「あれ?レナ居ないじゃん。」
「おかえりなさいチハル。」
「サフィー、レナは?」
「応接間でロイロとリリと話ししてますよ。」
千春達は応接間に行くと麗奈がロイロと話しをしている。
「何してんのー?お土産買ってきたよん。」
「チハルおかー、ちょっと魔石であそんでたの。」
「魔石で遊ぶ?」
「そ、モリーちゃん箒貸してくれる?」
「はい!どうぞ!」
モリアンは掃除道具の入った所から箒を渡す。
「レナ何するん?」
美桜が箒を持った麗奈に問いかける。
「まぁ見てて。」
そう言うと箒に魔石を括り付ける、そしてもう一つのネックレスにした魔石を首からかける。
「あ!まさか!」
「ふっふっふー、いくよーん!」
そう言って麗奈は箒に跨り軽く足で床を蹴るとふわふわと浮いた。
「うぁー!魔女がおるで!」
「うん、やっぱ魔石2個で分けて正解だね、操作しやすい。」
「でっしょー!浮くのと移動は感覚違いますもの!」
3人が驚いているとリリがドヤ顔で麗奈とフヨフヨ飛んでいる。
「レナ、それ魔法?」
「そだよー、ロイロさんとリリが飛ぶ時に使ってる重力遮断の魔法。」
着地してソファーに戻る麗奈。
「それウチも使える?」
「もち!皆んなが使える様に魔道具にしたんだもん。」
麗奈は首に下げていた魔石を見せると美桜が受け取る。
「どうやんの?」
「ネックレスの方は自分の体重を0にするだけ、軽くなったら箒の魔石握って行きたい方向に意識向けると飛べるよ。」
「オッケー!」
美桜が説明を受け箒に跨ると麗奈の様に地面を軽く蹴る。
「おおおお!そんで前!」
フヨフヨとゆっくり前に飛ぶ美桜。
「それ一個の魔石で出来なかったの?」
頼子が麗奈に問いかける。
「多分出来るよ、でもちょっと面倒なのよ、進むだけなら簡単、軽くするのも簡単、でも軽くして進むとねぇ。」
「そう言う事ですわ~、だから私が分けたら?って教えましたの~。」
麗奈の説明にリリも追加で教える。
「凄いねレナ!」
「大丈夫そうだね、量産するかな、チハルまだ魔石ある?」
「あるよぉ腐るほど。」
先日のロイロ達が乱獲した魔獣の魔石をバラバラと出す。
「とりあえず私達の分と、サフィーちゃんとモリーちゃんかな。」
「予備も作る?」
「モチ、多めにあって損はしないでしょ。」
「損どころか儲かりそうじゃん、サフィーコレ売れる?」
千春がサフィーナに聞く。
「売れるどころか取り合いになりますね、相場なんて分かりませんから売るならまずはオークションですね。」
「オークション!あんの!?」
「有りますよ、公共のオークションが有りますので言っていただければ手続き致しますが。」
「どうする?レナ。」
「んー取りあえず遊び用だしテスト飛行してからだね。」
「おっけー。」
「それじゃ皆で空の散歩に行こう!」
元気良く美桜が箒を持ち上げる。
「ミオさんや。」
「なにかねチハルどん。」
「チョコはどうすんじゃい。」
「・・・・作ります。」
「はーい!レナは魔石量産がんばって!美味しいチョコのデザート準備すっから!」
「あいよ!」
「それじゃ皆厨房へレッツゴー!」
「「おー!」」
「どうした!ミオ!」
「チョコ!」
「あーーーーーー!!!」
4人は昨日集まる時の目的を思い出した。
「今から買い出し行くかー。」
「チョコならコンビニで良くね?」
「いや!業スーならお徳用がある!」
「千春主婦かよ。」
千春と美桜、そして頼子は何が必要か話し出す。
「麗奈?」
「んー、私はあげる人居ないからなー、手伝って食べる係。」
「買い出し行かない?」
「うん、ちょっと試したい事あるから行ってきていいよ。」
「オッケー、お土産買ってくんね。」
「んじゃポテチ!ピザ味ね!」
「えー、コンソメじゃん?」
「のり塩だろ。」
「うすしおだね。」
麗奈はピザ、美桜はコンソメ、頼子はのり塩、千春はうすしおと完全に好みが分かれた。
「全部買えば良いんだよ、それじゃお留守番よろー。」
「ほーいいってらー。」
千春は皆を引き連れて業務用のスーパーに向かう。
「千春何作るの?」
「え?普通にチョコ溶かして固めるんだよね、チハル。」
「一応考えてるのはガトーショコラ、あとはトリュフと生チョコなんだけど、まだ向こう暑いからなー。」
「そだねー、だいぶ涼しくなってきた感あるけど。」
「こっちは暖かくなってきたねー。」
「それじゃチョコクッキーとかは?」
「いいね、それじゃガトーショコラとチョコクッキーにしよう。」
作るものが決まりスーパーに行くとスマホでレシピを見ながら必要な材料をカゴに入れて行く。
「千春ーお菓子入れてきたよーん。」
「サンキューヨリ、あーとーはー。」
「レナの代わりにリリの果物買って行こうよ。」
「ミオナイス!んじゃ果物買って帰るにゃー。」
「「行くにゃー。」」
精算が終わりいつもの様にビェリーが影に収納する。
「ビェリーとコンは何か欲しいの無い?」
「酒!」
「お酒!」
「あんたら・・・。」
ビェリーとコンが言うと頼子がジト目で見る。
「まぁまぁ、良いじゃん、注文入れるわ。」
千春はスマホで酒屋に注文を入れながら家路に着く。
「たーっだいまぁ!」
「あれ?レナ居ないじゃん。」
「おかえりなさいチハル。」
「サフィー、レナは?」
「応接間でロイロとリリと話ししてますよ。」
千春達は応接間に行くと麗奈がロイロと話しをしている。
「何してんのー?お土産買ってきたよん。」
「チハルおかー、ちょっと魔石であそんでたの。」
「魔石で遊ぶ?」
「そ、モリーちゃん箒貸してくれる?」
「はい!どうぞ!」
モリアンは掃除道具の入った所から箒を渡す。
「レナ何するん?」
美桜が箒を持った麗奈に問いかける。
「まぁ見てて。」
そう言うと箒に魔石を括り付ける、そしてもう一つのネックレスにした魔石を首からかける。
「あ!まさか!」
「ふっふっふー、いくよーん!」
そう言って麗奈は箒に跨り軽く足で床を蹴るとふわふわと浮いた。
「うぁー!魔女がおるで!」
「うん、やっぱ魔石2個で分けて正解だね、操作しやすい。」
「でっしょー!浮くのと移動は感覚違いますもの!」
3人が驚いているとリリがドヤ顔で麗奈とフヨフヨ飛んでいる。
「レナ、それ魔法?」
「そだよー、ロイロさんとリリが飛ぶ時に使ってる重力遮断の魔法。」
着地してソファーに戻る麗奈。
「それウチも使える?」
「もち!皆んなが使える様に魔道具にしたんだもん。」
麗奈は首に下げていた魔石を見せると美桜が受け取る。
「どうやんの?」
「ネックレスの方は自分の体重を0にするだけ、軽くなったら箒の魔石握って行きたい方向に意識向けると飛べるよ。」
「オッケー!」
美桜が説明を受け箒に跨ると麗奈の様に地面を軽く蹴る。
「おおおお!そんで前!」
フヨフヨとゆっくり前に飛ぶ美桜。
「それ一個の魔石で出来なかったの?」
頼子が麗奈に問いかける。
「多分出来るよ、でもちょっと面倒なのよ、進むだけなら簡単、軽くするのも簡単、でも軽くして進むとねぇ。」
「そう言う事ですわ~、だから私が分けたら?って教えましたの~。」
麗奈の説明にリリも追加で教える。
「凄いねレナ!」
「大丈夫そうだね、量産するかな、チハルまだ魔石ある?」
「あるよぉ腐るほど。」
先日のロイロ達が乱獲した魔獣の魔石をバラバラと出す。
「とりあえず私達の分と、サフィーちゃんとモリーちゃんかな。」
「予備も作る?」
「モチ、多めにあって損はしないでしょ。」
「損どころか儲かりそうじゃん、サフィーコレ売れる?」
千春がサフィーナに聞く。
「売れるどころか取り合いになりますね、相場なんて分かりませんから売るならまずはオークションですね。」
「オークション!あんの!?」
「有りますよ、公共のオークションが有りますので言っていただければ手続き致しますが。」
「どうする?レナ。」
「んー取りあえず遊び用だしテスト飛行してからだね。」
「おっけー。」
「それじゃ皆で空の散歩に行こう!」
元気良く美桜が箒を持ち上げる。
「ミオさんや。」
「なにかねチハルどん。」
「チョコはどうすんじゃい。」
「・・・・作ります。」
「はーい!レナは魔石量産がんばって!美味しいチョコのデザート準備すっから!」
「あいよ!」
「それじゃ皆厨房へレッツゴー!」
「「おー!」」
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