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世界樹の実ジャムの意外な効能!
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「どうされましたか・・・えぇぇぇ・・・。」
長老のガザーラは表に出て来ると、魔物の山を見て言葉を失う。
「あ、長老さん!これ今うちの子達が狩って来たんですけど村で消費出来ないですか?」
「で、出来ないです、こんなに消費するのは無理です。」
「そっかぁ、取りあえず解体なんかは出来ます?」
「それは大丈夫ですが、今日明日で終わりませんが。」
「全部じゃなくて良いです、消費出来る分だけ持って行ってください、あとは私達も持って帰りますから。」
千春は長老や村に渡す分をよけてもらい、残りは千春とサフィーナ、それ以外入らない物はまたビェリーが収納する。
「それでは今日の夕食はこちらの肉を使って準備しますので、ゆっくりお寛ぎ下さい。」
「有難う御座います、私達もお菓子作ってるのでおすそ分けさせて頂きますね。」
「おぉ、それは有難う御座います。」
長老は若いエルフを連れて魔物を運び出し解体場へ持って行った。
「さーて、お昼も早かったから良い具合にお腹もすいたね。」
「パフェ食べよう!一杯作ったし!」
麗奈は手を上げ言う。
「そだね、アイトネ呼ぶかな。」
『呼んだ?』
「まだ呼んでないよ、見てたの?」
『えぇ、ロイロに用事が有ったから丁度今見てた所よ。」
「なんじゃ、アレの処理は終わったのか?」
『えぇ、アレの処理はいつもと変わらないもの、直ぐに終わるわ。」
「アレって?」
「たいした物じゃない、儂らには要らぬ物を見つけたんでな、アイトネに丸投げしただけじゃ。」
「へー、そんなの見つけたんだ。」
『そ、だからお礼も兼ねてロイロに報告しに来たのよ。』
「そっか、ま、聞いても分かんないだろうしアイトネお菓子食べるっしょ?」
『もちろん♪』
アイトネも連れ離れの家に皆戻る、そして作り立てのフルーツパフェを並べる。
『あら、これ世界樹の実?』
「ピンポーン!アイトネは食べた事有るんでしょ。」
『えぇ、でもこんなに美味しかったかしら。』
「可も無く不可も無くって感じの実だったけど生クリームと一緒に食べると美味しいっしょ。」
『えぇ、とっても美味しいわ♪』
アイトネは満足そうにフルーツパフェを食べる。
「チハル、ドライアドから連絡が有ったんじゃが来てもいいか?」
「いいよー、ドライアドさんの分もあるし。」
そう言うとロイロは連絡を取ったようで、すぐにドライアドが現れる。
「こんにちわ。」
「よう、ドライアド、お前の用事は終わらせておいたぞ。」
「ありがとうロイロ、リリから報告を貰ったわ、あなたが居て良かったわ、女神アイトネ様この度は有難う御座います。」
『いいのよー、あれは私の仕事ですもの、もう処理したしこの先早くても数百年は出ないと思うわ。』
アイトネ、ロイロ、ドライアドが話をするのを千春は聞いていたがスルーする。
「チハルさん!ジャムも冷えてきましたよ!」
「ほーい、ヨリのマフィンは?」
「こちらも出来てますね、出しますか?」
「うん、食べよう。」
モリアンがジャムを小瓶に入れスプーンを付ける、サリナとサフィーナはマフィンを皿に乗せテーブルに置いて行く。
『これは新しいお菓子?』
「そ、お菓子と言うか軽食かなぁこのジャム付けて食べてみて。」
アイトネに食べ方を教え自分も手に取ってジャムを付ける。
「千春どう?」
頼子は自分もマフィンを手に取り千春に聞く。
「うんまい!」
『美味しいわ!』
「ふむ、パンとは違うんじゃな、美味いのう。」
アイトネとロイロは数種類のジャムを付けながら食べている。
「このジャム世界樹の実だよね。」
「うん、味は薄い感じだけど風味は良いからね試しに作ってみた。」
「おいしー、これ何か効能有るのかな。」
「アイトネこの世界樹の実で作ったジャムって何か効能無いの?」
『チハル鑑定出来るんじゃ無いの?』
「効能とか出ないんだよなー、食べれるかどうかくらいしか分かんない。」
『そうなのね。』
アイトネはそう言ってジャムを見る。
『・・・・チハルこれって世界樹の実と砂糖を使っただけ?』
「そだよー・・・何かヤバい効能付いてた?」
『私的には問題ないけどー・・・結果的に寿命が延びるわね。』
「えぇぇ・・なんで?世界樹の実って万能薬的な物だったよね。」
『そうなのよ、なんで効能が増えてるのかしら。』
「チハルさん作る時魔力流しませんでしたかー!?」
千春とアイトネの話を聞いたモリアンが千春に聞く。
「意識して流しては無いけどなぁ、因みにどれくらい伸びるの?」
『そうね、チハルが毎日このジャムを食べると食べた分だけ伸びるわ。』
「それって毎日食べたら・・・。」
『限界はあると思うわ、精々500年くらいでしょうね。』
「500年!?」
『えぇ、万能薬の効果も発揮してるから病気もせず老いも緩やかになって長生き出来るわよ。』
ジャムを付けたマフィンを食べながら千春に答えるアイトネ。
「最強のアンチエイジング食品じゃん。」
「これは摂取せねば。」
「そして美味しいと・・太るんじゃね?」
頼子、麗奈、そして美桜がマフィンに付いたジャムを見ながら呟く。
「砂糖たっぷり入ってるからねー、食べ過ぎたら太るよ。」
千春は3人にそう言うとマフィンにがぶりと齧り付く。
「美味けりゃなんでもいいや。」
長老のガザーラは表に出て来ると、魔物の山を見て言葉を失う。
「あ、長老さん!これ今うちの子達が狩って来たんですけど村で消費出来ないですか?」
「で、出来ないです、こんなに消費するのは無理です。」
「そっかぁ、取りあえず解体なんかは出来ます?」
「それは大丈夫ですが、今日明日で終わりませんが。」
「全部じゃなくて良いです、消費出来る分だけ持って行ってください、あとは私達も持って帰りますから。」
千春は長老や村に渡す分をよけてもらい、残りは千春とサフィーナ、それ以外入らない物はまたビェリーが収納する。
「それでは今日の夕食はこちらの肉を使って準備しますので、ゆっくりお寛ぎ下さい。」
「有難う御座います、私達もお菓子作ってるのでおすそ分けさせて頂きますね。」
「おぉ、それは有難う御座います。」
長老は若いエルフを連れて魔物を運び出し解体場へ持って行った。
「さーて、お昼も早かったから良い具合にお腹もすいたね。」
「パフェ食べよう!一杯作ったし!」
麗奈は手を上げ言う。
「そだね、アイトネ呼ぶかな。」
『呼んだ?』
「まだ呼んでないよ、見てたの?」
『えぇ、ロイロに用事が有ったから丁度今見てた所よ。」
「なんじゃ、アレの処理は終わったのか?」
『えぇ、アレの処理はいつもと変わらないもの、直ぐに終わるわ。」
「アレって?」
「たいした物じゃない、儂らには要らぬ物を見つけたんでな、アイトネに丸投げしただけじゃ。」
「へー、そんなの見つけたんだ。」
『そ、だからお礼も兼ねてロイロに報告しに来たのよ。』
「そっか、ま、聞いても分かんないだろうしアイトネお菓子食べるっしょ?」
『もちろん♪』
アイトネも連れ離れの家に皆戻る、そして作り立てのフルーツパフェを並べる。
『あら、これ世界樹の実?』
「ピンポーン!アイトネは食べた事有るんでしょ。」
『えぇ、でもこんなに美味しかったかしら。』
「可も無く不可も無くって感じの実だったけど生クリームと一緒に食べると美味しいっしょ。」
『えぇ、とっても美味しいわ♪』
アイトネは満足そうにフルーツパフェを食べる。
「チハル、ドライアドから連絡が有ったんじゃが来てもいいか?」
「いいよー、ドライアドさんの分もあるし。」
そう言うとロイロは連絡を取ったようで、すぐにドライアドが現れる。
「こんにちわ。」
「よう、ドライアド、お前の用事は終わらせておいたぞ。」
「ありがとうロイロ、リリから報告を貰ったわ、あなたが居て良かったわ、女神アイトネ様この度は有難う御座います。」
『いいのよー、あれは私の仕事ですもの、もう処理したしこの先早くても数百年は出ないと思うわ。』
アイトネ、ロイロ、ドライアドが話をするのを千春は聞いていたがスルーする。
「チハルさん!ジャムも冷えてきましたよ!」
「ほーい、ヨリのマフィンは?」
「こちらも出来てますね、出しますか?」
「うん、食べよう。」
モリアンがジャムを小瓶に入れスプーンを付ける、サリナとサフィーナはマフィンを皿に乗せテーブルに置いて行く。
『これは新しいお菓子?』
「そ、お菓子と言うか軽食かなぁこのジャム付けて食べてみて。」
アイトネに食べ方を教え自分も手に取ってジャムを付ける。
「千春どう?」
頼子は自分もマフィンを手に取り千春に聞く。
「うんまい!」
『美味しいわ!』
「ふむ、パンとは違うんじゃな、美味いのう。」
アイトネとロイロは数種類のジャムを付けながら食べている。
「このジャム世界樹の実だよね。」
「うん、味は薄い感じだけど風味は良いからね試しに作ってみた。」
「おいしー、これ何か効能有るのかな。」
「アイトネこの世界樹の実で作ったジャムって何か効能無いの?」
『チハル鑑定出来るんじゃ無いの?』
「効能とか出ないんだよなー、食べれるかどうかくらいしか分かんない。」
『そうなのね。』
アイトネはそう言ってジャムを見る。
『・・・・チハルこれって世界樹の実と砂糖を使っただけ?』
「そだよー・・・何かヤバい効能付いてた?」
『私的には問題ないけどー・・・結果的に寿命が延びるわね。』
「えぇぇ・・なんで?世界樹の実って万能薬的な物だったよね。」
『そうなのよ、なんで効能が増えてるのかしら。』
「チハルさん作る時魔力流しませんでしたかー!?」
千春とアイトネの話を聞いたモリアンが千春に聞く。
「意識して流しては無いけどなぁ、因みにどれくらい伸びるの?」
『そうね、チハルが毎日このジャムを食べると食べた分だけ伸びるわ。』
「それって毎日食べたら・・・。」
『限界はあると思うわ、精々500年くらいでしょうね。』
「500年!?」
『えぇ、万能薬の効果も発揮してるから病気もせず老いも緩やかになって長生き出来るわよ。』
ジャムを付けたマフィンを食べながら千春に答えるアイトネ。
「最強のアンチエイジング食品じゃん。」
「これは摂取せねば。」
「そして美味しいと・・太るんじゃね?」
頼子、麗奈、そして美桜がマフィンに付いたジャムを見ながら呟く。
「砂糖たっぷり入ってるからねー、食べ過ぎたら太るよ。」
千春は3人にそう言うとマフィンにがぶりと齧り付く。
「美味けりゃなんでもいいや。」
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