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タコパ開始だ!
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「たこ焼き器準備できたよーん。」
美桜は準備をしている千春達に声を掛ける。
「あいよー、こっちもオッケー?」
「ココにある具材は持って行って良いよ。」
「私もっていきますねー。」
頼子が切ったタコや海鮮をモリアンが持って行く。
「よーし!焼くぞー!」
「おー!」
まずは千春と美桜がスタンバイする。
「まずは液を流し込みまーす。」
「ほいよー。」
「次に野菜とタコ入れまーす。」
「海鮮は?」
「まずはタコで行こう。」
「おっけー。」
2人は同じ作業をしたこ焼き器に生地を入れ具を入れて行く。
「はーいみんなお皿とソースねー。」
麗奈が皆の前にお皿とソース、マヨネーズ、青のりや鰹節を置いて行く。
「4~5分くらい?」
「そだね、まぁだいたいで。」
千春と美桜はピックで生地をつつきながら待つ。
「お、ちょっとめくれる。」
「そろそろかな。」
2人は表面が見えないくらい流し込まれた生地をまとめながら丸く形成していく。
「いい感じだね。」
「こっちもいい感じ~♪」
クルクルと転がしながら丸くしていく2人。
「へぇぇ、コレがチハルさん達の所で食べられる料理ですかー、丸くて可愛いですねぇ。」
「モリアンの大好きなマヨネーズがよく合うんだよコレが。」
「うわぁ早く食べたいです!」
転がしながら焦げ目が少し付きだし、良い具合に焼けて来た。
「はい!第一弾焼けました!皿だしてねー。」
「はーい!」
千春と美桜はピックで次々に刺し皿に入れて行く。
「よし!第二弾焼くよぉ!」
「おー!こっちも行くぜー!」
また同じように生地を入れ具を入れて行く。
「こっちはホタテとエビ入れよーっと。」
「えーミオ早くない?」
「そっちまたタコでしょ、こっちは別物焼いて行くよ。」
美桜はそう言って海鮮を次々入れて行く。
「あっふうう!!!」
「あ、モリアン熱いよ。」
「おそいですうう!!!!ひぃぃぃ。」
「あふはふはふ!・・うまぁ。」
麗奈もモリアンと一緒にハフハフ言いながら食べている。
「サフィーも食べてね。」
「はい、もう少し冷えてから食べます。」
「熱いのを食べるのが良いんじゃん、冷えたら美味しさ半減だよ。」
「そうなんですね、それじゃぁ。」
サフィーナも器用に箸を使い半分に切り分け上品に食べる。
「サフィー箸の使い方上手になったねぇ。」
「チハルの料理を食べるなら覚えないといけませんからね。」
「そうです!チハルさんの料理は箸で食べてこそだと思います!」
サフィーナとモリアンはウンウンと頷きながらたこ焼きを食べる。
「ミオ、次私も転がす~。」
「レナできんの~?」
「うん、やった事あるもん、ミオも食べなー。」
「ありがと、んじゃよろ~♪」
麗奈が美桜と変わり美桜もたこ焼きを食べる。
「ふぃー美味しいわ、千春こっち私がやるわ。」
「ヨリやった事無いんじゃない?」
「無いけど見てたから何となくわかるよ、やってみる。」
頼子が千春と変わり千春もたこ焼きを食べる。
「うん、こりゃうみゃぁ!」
「美味しいよねぇ、久しぶりにたこ焼き食べたわ。」
「今日は食べ放題だね。」
頼子が焼きながら千春と話す、そして皆が食べ終わる頃次のたこ焼きが出来上がる。
「はーい、第二弾焼けましたー。」
「レナさんこっち私やります!」
「モリーちゃん出来る?」
「出来なかったら助けて下さい!」
「おっけー♪」
「チハル、こっちは私がやってみますね。」
「うん、お願いするね、ヨリ、サフィーと変わってー。」
「おっけーよ~ろ~♪」
第二弾たこ焼きをノンビリ食べつつサフィーナとモリアンが焼くたこ焼きを手伝う。
「モリー上手だなぁ。」
「ほんと、器用だね。」
「いやいや、サフィーちゃんも凄いよ。」
「ほんとだ転がし方が職人なんだが。」
サフィーナとモリアンがクルクルとたこ焼きを転がし焼いて行く。
「はい!第三弾焼けました!」
「ういっ!そろそろソコで飲んでるペットにあげよう。」
「お、こっちに回って来たか、酒のツマミじゃな。」
「俺の分もあるのか。」
「わっちも早く食べたいが酒が有れば後でもいいっちゃ。」
酔っ払い3人は酒を飲みつつ千春達に言う。
「よーし、第四弾いくか。」
「チハル、私もうお腹いっぱい。」
「ウチはまだいける!」
「私もまだ食べれるな。」
麗奈がお腹をさすりながら千春に言うが他はまだ食べれそうだ。
「焼き過ぎたかな。」
「まぁそこまで食べれる物じゃないからねぇ。」
「誰か呼ぶ?」
「誰かって誰?」
「アイトネなら呼べばすぐ来るし、男性陣呼んでも良いけど?」
『呼んだ~?』
「いや、まだ呼んでないよ。」
『あーん、私もお菓子以外で呼んで良いのよ?美味しそうじゃない。』
「やっぱり見てたのか。」
『途中からね、おいしそうだなーって見てたわ。』
「んじゃ食べる?」
『もちろん!』
アイトネが笑顔で答えサフィーナから皿を受け取るとソファーに座り食べだす。
「ちょ!アイトネ!焼きたてだから火傷するよ!」
焼きたてのたこ焼きを一個丸々パクリと口に入れたアイトネを見て千春が注意する。
『・・・・もぐもぐもぐ』
「あれ?」
『おいしー!大丈夫よ、私熱ダメージ無効だから火傷しないもの。』
「でたよチート女神。」
「熱くは無いの?」
『熱いわよ?』
「あ、熱いのは熱いんだ。」
へぇ~と4人はパクパク食べるアイトネを見る。
「よし、この調子だともっと食べそうだから第四弾焼こう!」
「チハルさん、男性陣呼びます?」
「この時間だと呼ばなくてもハルトは来そうだよね。」
「そうですね、それじゃアリンでも呼びます?」
「うん、そうしよう。」
「それじゃ私が呼んできまーす!」
サフィーナがアリンハンドの名前を言うとモリアンが直ぐに呼びに行く。
「よっしゃ!それじゃこっちはウチがまた焼く!」
「こっちは私が焼こ~っと。」
美桜と麗奈が第四弾を焼きだす。
「たこ焼きってチハルの世界じゃ普通に食べる食事なんですか?独特のプレートで焼いてますけど。」
「そうだね、冷凍食品でも有るし、出店が有ればほぼ確実に売ってるしいつでも食べれるね、食事と言うよりオヤツっぽいけど。」
「食事ならお好み焼きの方がそれっぽいよね、味は似てるのに。」
「あー、お好み焼きも良いなぁ。」
サフィーナの質問に頼子と千春は答える、そしてこの3人は見ていなかった、美桜と麗奈がたこ焼きにタコと海鮮が入った器を持たず違う物を入れ出した事を。
美桜は準備をしている千春達に声を掛ける。
「あいよー、こっちもオッケー?」
「ココにある具材は持って行って良いよ。」
「私もっていきますねー。」
頼子が切ったタコや海鮮をモリアンが持って行く。
「よーし!焼くぞー!」
「おー!」
まずは千春と美桜がスタンバイする。
「まずは液を流し込みまーす。」
「ほいよー。」
「次に野菜とタコ入れまーす。」
「海鮮は?」
「まずはタコで行こう。」
「おっけー。」
2人は同じ作業をしたこ焼き器に生地を入れ具を入れて行く。
「はーいみんなお皿とソースねー。」
麗奈が皆の前にお皿とソース、マヨネーズ、青のりや鰹節を置いて行く。
「4~5分くらい?」
「そだね、まぁだいたいで。」
千春と美桜はピックで生地をつつきながら待つ。
「お、ちょっとめくれる。」
「そろそろかな。」
2人は表面が見えないくらい流し込まれた生地をまとめながら丸く形成していく。
「いい感じだね。」
「こっちもいい感じ~♪」
クルクルと転がしながら丸くしていく2人。
「へぇぇ、コレがチハルさん達の所で食べられる料理ですかー、丸くて可愛いですねぇ。」
「モリアンの大好きなマヨネーズがよく合うんだよコレが。」
「うわぁ早く食べたいです!」
転がしながら焦げ目が少し付きだし、良い具合に焼けて来た。
「はい!第一弾焼けました!皿だしてねー。」
「はーい!」
千春と美桜はピックで次々に刺し皿に入れて行く。
「よし!第二弾焼くよぉ!」
「おー!こっちも行くぜー!」
また同じように生地を入れ具を入れて行く。
「こっちはホタテとエビ入れよーっと。」
「えーミオ早くない?」
「そっちまたタコでしょ、こっちは別物焼いて行くよ。」
美桜はそう言って海鮮を次々入れて行く。
「あっふうう!!!」
「あ、モリアン熱いよ。」
「おそいですうう!!!!ひぃぃぃ。」
「あふはふはふ!・・うまぁ。」
麗奈もモリアンと一緒にハフハフ言いながら食べている。
「サフィーも食べてね。」
「はい、もう少し冷えてから食べます。」
「熱いのを食べるのが良いんじゃん、冷えたら美味しさ半減だよ。」
「そうなんですね、それじゃぁ。」
サフィーナも器用に箸を使い半分に切り分け上品に食べる。
「サフィー箸の使い方上手になったねぇ。」
「チハルの料理を食べるなら覚えないといけませんからね。」
「そうです!チハルさんの料理は箸で食べてこそだと思います!」
サフィーナとモリアンはウンウンと頷きながらたこ焼きを食べる。
「ミオ、次私も転がす~。」
「レナできんの~?」
「うん、やった事あるもん、ミオも食べなー。」
「ありがと、んじゃよろ~♪」
麗奈が美桜と変わり美桜もたこ焼きを食べる。
「ふぃー美味しいわ、千春こっち私がやるわ。」
「ヨリやった事無いんじゃない?」
「無いけど見てたから何となくわかるよ、やってみる。」
頼子が千春と変わり千春もたこ焼きを食べる。
「うん、こりゃうみゃぁ!」
「美味しいよねぇ、久しぶりにたこ焼き食べたわ。」
「今日は食べ放題だね。」
頼子が焼きながら千春と話す、そして皆が食べ終わる頃次のたこ焼きが出来上がる。
「はーい、第二弾焼けましたー。」
「レナさんこっち私やります!」
「モリーちゃん出来る?」
「出来なかったら助けて下さい!」
「おっけー♪」
「チハル、こっちは私がやってみますね。」
「うん、お願いするね、ヨリ、サフィーと変わってー。」
「おっけーよ~ろ~♪」
第二弾たこ焼きをノンビリ食べつつサフィーナとモリアンが焼くたこ焼きを手伝う。
「モリー上手だなぁ。」
「ほんと、器用だね。」
「いやいや、サフィーちゃんも凄いよ。」
「ほんとだ転がし方が職人なんだが。」
サフィーナとモリアンがクルクルとたこ焼きを転がし焼いて行く。
「はい!第三弾焼けました!」
「ういっ!そろそろソコで飲んでるペットにあげよう。」
「お、こっちに回って来たか、酒のツマミじゃな。」
「俺の分もあるのか。」
「わっちも早く食べたいが酒が有れば後でもいいっちゃ。」
酔っ払い3人は酒を飲みつつ千春達に言う。
「よーし、第四弾いくか。」
「チハル、私もうお腹いっぱい。」
「ウチはまだいける!」
「私もまだ食べれるな。」
麗奈がお腹をさすりながら千春に言うが他はまだ食べれそうだ。
「焼き過ぎたかな。」
「まぁそこまで食べれる物じゃないからねぇ。」
「誰か呼ぶ?」
「誰かって誰?」
「アイトネなら呼べばすぐ来るし、男性陣呼んでも良いけど?」
『呼んだ~?』
「いや、まだ呼んでないよ。」
『あーん、私もお菓子以外で呼んで良いのよ?美味しそうじゃない。』
「やっぱり見てたのか。」
『途中からね、おいしそうだなーって見てたわ。』
「んじゃ食べる?」
『もちろん!』
アイトネが笑顔で答えサフィーナから皿を受け取るとソファーに座り食べだす。
「ちょ!アイトネ!焼きたてだから火傷するよ!」
焼きたてのたこ焼きを一個丸々パクリと口に入れたアイトネを見て千春が注意する。
『・・・・もぐもぐもぐ』
「あれ?」
『おいしー!大丈夫よ、私熱ダメージ無効だから火傷しないもの。』
「でたよチート女神。」
「熱くは無いの?」
『熱いわよ?』
「あ、熱いのは熱いんだ。」
へぇ~と4人はパクパク食べるアイトネを見る。
「よし、この調子だともっと食べそうだから第四弾焼こう!」
「チハルさん、男性陣呼びます?」
「この時間だと呼ばなくてもハルトは来そうだよね。」
「そうですね、それじゃアリンでも呼びます?」
「うん、そうしよう。」
「それじゃ私が呼んできまーす!」
サフィーナがアリンハンドの名前を言うとモリアンが直ぐに呼びに行く。
「よっしゃ!それじゃこっちはウチがまた焼く!」
「こっちは私が焼こ~っと。」
美桜と麗奈が第四弾を焼きだす。
「たこ焼きってチハルの世界じゃ普通に食べる食事なんですか?独特のプレートで焼いてますけど。」
「そうだね、冷凍食品でも有るし、出店が有ればほぼ確実に売ってるしいつでも食べれるね、食事と言うよりオヤツっぽいけど。」
「食事ならお好み焼きの方がそれっぽいよね、味は似てるのに。」
「あー、お好み焼きも良いなぁ。」
サフィーナの質問に頼子と千春は答える、そしてこの3人は見ていなかった、美桜と麗奈がたこ焼きにタコと海鮮が入った器を持たず違う物を入れ出した事を。
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