115 / 744
フレンチトースト!
しおりを挟む
「んー・・・」
「おはよう千春。」
「おはよールプ。」
千春は寝ぼけ眼でルプに声を掛ける。
「まだ6時じゃん。」
「二度寝するか?」
「いやー、がっつり寝たから起きるよー。」
ベッドを見ると頼子たちは寝ている。
「おはよう御座いますチハル。」
「おはようサフィー。」
「もう起きられますか?」
「うん。」
千春はサフィーに促され着替える。
「え、今日こんな格好なの?」
サフィーナが見せる服はヒラヒラの付いたドレスだ。
「えぇ、今日はギルドマスターと会うのでしょう?」
「まだ早くなーい?」
「後で着替えますか?」
「うん、とりあえずラフな格好で。」
そう言うと少しラフなワンピースをサフィーナが準備する、そして着替えて応接間に移動する。
「今日は9時から生産ギルドのダーサン様との商談、その後は正午まで王都で探索、それが終わりましたら王妃殿下の元でドレスの試着とヨリ達の採寸、夕刻まで休憩の後フィンレー様セレモニーへの御出席になります。」
サフィーナはつらつらと今日の予定を千春に言う。
「結構詰まってんね。」
「昨日よりはゆっくりしてますよ?」
「昨日色々やったもんねー。」
ゆっくりしていると麗奈が起きてくる。
「おはよー。」
「レナおはよー、2人起きた?」
「うん、モゴモゴしてたから多分起きてくるよ。」
「レナさん着替えましょう!」
モリアンが麗奈を連れてまた寝室の方へ移動する、しばらくすると麗奈達3人が応接間に来る。
「おはよーヨリ、ミオ。」
「おはよう千春早いねぇ。」
「目が覚めたからね、今日も忙しくなるよー。」
「おー、どんとこーい。」
「生産ギルドの人と会うんだったよね。」
「そ、まだ時間有るし朝ごはん食べるっしょ。」
「うん、何処で食べるの?」
頼子はまだ眠そうに千春に言う。
「食堂行く?言ったら持ってきてくれるけど。」
「目覚ましたいからちょい歩くかぁ。」
美桜も眠そうに言い、4人はサフィーナ達を連れて食堂に向かう。
「おはようございますルノアーさん。」
「おはようチハルさん、早いね、何か作るのかい?」
「んー、ヨリ何か食べたい物ある?」
「有る物で良いよ。」
「チハルーフレンチトーストとか出来る?」
「でき・・・るか?な?」
美桜のリクエストを聞いて、千春は厨房に入りパンを見る。
「ルノアーさん、このパン貰うね。」
「あぁ、好きなだけ使ってくれ、他に何かいる物はあるかい?」
「バターと牛乳と卵良い?」
「了解だ、すぐ持ってくる。」
千春はアイテムボックスからバニラエッセンスを出して準備する。
「チハル何です?それ。」
「バニラエッセンスって言う豆から取った香り付けする調味料だよ。」
「そんなの持ち歩いてたんですか。」
「うん、お菓子作る事増えたからアイテムボックスに入れてた。」
千春はボールを取り出し砂糖を並べる。
「チハルさん、こんだけあれば足りるかい?」
「いや、多すぎでしょ!」
籠いっぱいの卵に2リットルは入りそうな瓶に牛乳がたっぷり入っている、それが5本並ぶ。
「まぁ良いや、とりあえず私たちの分作ろう。」
千春は卵をパカパカとボールに割り入れて行く。
「チハルさん!片手でどうやったら卵割れるんですか!」
「んっと縦に持って人差し指と中指が前、薬指と小指で後ろを押さえる感じで、親指と手のひらの腹を反対側抑える感じ。」
そう言いながら卵の真ん中をボールの角に軽く当てる。
「ココにヒビ入れてちょっと捻りながら開くと。」
パカっと割れ中身が出る。
「あとは気合いだ!」
「えー!」
「失敗すると殻入るから練習するなら別の所でやってね。」
モリアンにそう言って卵をかき混ぜる。
「ココに牛乳と砂糖、バニラエッセンスを加えて混ぜまーす。」
泡立て器でカシャカシャとかき回す。
「砂糖そんなに入れるんですか?」
「うん、入れるねぇ。」
「チハルさん、分量は?」
「あールノアーさんなら見てわかるかなーって思ったけど、ぶっちゃけ適当www」
混ぜ終わった卵液にパンを浸していく。
「そんでフライパンにバターを溶かしまーす。」
「バターも結構入れるんだな。」
「入れるねぇ、カロリーの塊だよコレ。」
バターを溶かしたフライパンに液の染み込んだパンを並べる。
「すぐ焦げちゃうから弱火でじっくり焼くの。」
「フムフム。」
「いい具合に焼けたらひっくり返します、柔らかいから崩れない様にね。」
ひっくり返すといい具合に焼けている。
「後は同じくらい焼いたら終わり。」
もう一度ひっくり返すと同じくらいに焼けたフレンチトーストを皿に移す。
「はい、フレンチトーストの出来上がり!」
「早いな。」
「簡単でしょ?」
「このバニラエッセンスって言うのは?」
「こっちにバニラの香がする豆って無い?
「見た事ないな、少し分けてもらって良いかな、仕入れ業者に聞いてみたい。」
「うん、予備あるしこの開けてるやつあげるよ、どうせ今から作るでしょ?」
ルノアーの後ろには興味津々の料理人達が覗き込んでいる。
「ありがとう、お前ら準備しろ。」
「はい!」
ルノアーの掛け声と共に動き出す料理人達。
「んじゃ私はみんなの分作ろう、サフィーとモリーも食べるでしょ?」
「はい、頂きます。」
「はーい!絶対食べます!すっごい良い匂い!」
「それじゃ焼けたの持っていってね。」
「はーい!」
モリアンが焼けたフレンチトーストを皆の前に並べていく。
「はい、コレで終わり!さぁ食べようか。」
「いただきまーす!」
「んー!美味しい!」
「フレンチトーストにはやっぱり牛乳だよねぇ。」
フレンチトーストをリクエストした美桜は美味しそうに食べている。
「コレはリピ確定だね。」
麗奈も満足そうに食べている。
「ルノアーさんが作り方覚えたから多分いつでも食べれるよ。」
「ルノアーさん凄いな。」
「料理出来る男の人って良いよねー、彼女居るのかな。」
麗奈がルノアーを見ながら呟く。
「ルノアーはん奥はんいまふお?」
口をモゴモゴしながらモリアンが麗奈に言う。
「ダメじゃん!」
「レナ焦るな焦るな、どっかに良い人いるから。」
「ミオだってまだ付き合ってるわけじゃ無いじゃん。」
「そーーーだけどぉぉーーー。」
「大丈夫ですよお二人とも、どちらも侯爵家令嬢ですから引き手数多です、それに何かしら企む貴族は王妃殿下が排除しますから安心して下さい。」
サフィーナがフォローするが2人は腕を組み、ムーと唸る。
「焦らなくても良いでしょ、社交シーズンらしいから出会いもあるよ。」
「そうそう、今からだって。」
千春と頼子は慰める・・・が。
「見てミオあの2人の余裕。」
「くっ!コレがリア充の余裕か!」
美桜と麗奈は目の前に手を当て眩しそうにする。
「ほら、食べたなら部屋戻るよ。」
千春は呆れた様に2人を促す。
「はーい。」
「うぃー。」
皆席を立ち千春の部屋に向かっているとエンハルトが手を振りながらやって来る。
「おはよう。」
「おはようハルト、何してんの?」
「今騎士団の所から戻る所だ、ミオの魔法の件でアリンとも話しをしててな、都合の良い時間は有るか?」
「朝2鐘迄なら暇だよ?」
「そうか、モリーちょっと魔導士団まで行ってアリンを呼んで来てくれるか?騎士団訓練所まで連れてきてくれ。」
「了解です!」
エンハルトはモリアンに指示すると素早くモリアンは駆けていく。
「それじゃ着いてきてくれるか?」
「はいよー、ミオ達も良い?」
「うん、大丈夫。」
「いいよーん。」
エンハルトに連れられ、皆は騎士団訓練所に移動することになった。
「おはよう千春。」
「おはよールプ。」
千春は寝ぼけ眼でルプに声を掛ける。
「まだ6時じゃん。」
「二度寝するか?」
「いやー、がっつり寝たから起きるよー。」
ベッドを見ると頼子たちは寝ている。
「おはよう御座いますチハル。」
「おはようサフィー。」
「もう起きられますか?」
「うん。」
千春はサフィーに促され着替える。
「え、今日こんな格好なの?」
サフィーナが見せる服はヒラヒラの付いたドレスだ。
「えぇ、今日はギルドマスターと会うのでしょう?」
「まだ早くなーい?」
「後で着替えますか?」
「うん、とりあえずラフな格好で。」
そう言うと少しラフなワンピースをサフィーナが準備する、そして着替えて応接間に移動する。
「今日は9時から生産ギルドのダーサン様との商談、その後は正午まで王都で探索、それが終わりましたら王妃殿下の元でドレスの試着とヨリ達の採寸、夕刻まで休憩の後フィンレー様セレモニーへの御出席になります。」
サフィーナはつらつらと今日の予定を千春に言う。
「結構詰まってんね。」
「昨日よりはゆっくりしてますよ?」
「昨日色々やったもんねー。」
ゆっくりしていると麗奈が起きてくる。
「おはよー。」
「レナおはよー、2人起きた?」
「うん、モゴモゴしてたから多分起きてくるよ。」
「レナさん着替えましょう!」
モリアンが麗奈を連れてまた寝室の方へ移動する、しばらくすると麗奈達3人が応接間に来る。
「おはよーヨリ、ミオ。」
「おはよう千春早いねぇ。」
「目が覚めたからね、今日も忙しくなるよー。」
「おー、どんとこーい。」
「生産ギルドの人と会うんだったよね。」
「そ、まだ時間有るし朝ごはん食べるっしょ。」
「うん、何処で食べるの?」
頼子はまだ眠そうに千春に言う。
「食堂行く?言ったら持ってきてくれるけど。」
「目覚ましたいからちょい歩くかぁ。」
美桜も眠そうに言い、4人はサフィーナ達を連れて食堂に向かう。
「おはようございますルノアーさん。」
「おはようチハルさん、早いね、何か作るのかい?」
「んー、ヨリ何か食べたい物ある?」
「有る物で良いよ。」
「チハルーフレンチトーストとか出来る?」
「でき・・・るか?な?」
美桜のリクエストを聞いて、千春は厨房に入りパンを見る。
「ルノアーさん、このパン貰うね。」
「あぁ、好きなだけ使ってくれ、他に何かいる物はあるかい?」
「バターと牛乳と卵良い?」
「了解だ、すぐ持ってくる。」
千春はアイテムボックスからバニラエッセンスを出して準備する。
「チハル何です?それ。」
「バニラエッセンスって言う豆から取った香り付けする調味料だよ。」
「そんなの持ち歩いてたんですか。」
「うん、お菓子作る事増えたからアイテムボックスに入れてた。」
千春はボールを取り出し砂糖を並べる。
「チハルさん、こんだけあれば足りるかい?」
「いや、多すぎでしょ!」
籠いっぱいの卵に2リットルは入りそうな瓶に牛乳がたっぷり入っている、それが5本並ぶ。
「まぁ良いや、とりあえず私たちの分作ろう。」
千春は卵をパカパカとボールに割り入れて行く。
「チハルさん!片手でどうやったら卵割れるんですか!」
「んっと縦に持って人差し指と中指が前、薬指と小指で後ろを押さえる感じで、親指と手のひらの腹を反対側抑える感じ。」
そう言いながら卵の真ん中をボールの角に軽く当てる。
「ココにヒビ入れてちょっと捻りながら開くと。」
パカっと割れ中身が出る。
「あとは気合いだ!」
「えー!」
「失敗すると殻入るから練習するなら別の所でやってね。」
モリアンにそう言って卵をかき混ぜる。
「ココに牛乳と砂糖、バニラエッセンスを加えて混ぜまーす。」
泡立て器でカシャカシャとかき回す。
「砂糖そんなに入れるんですか?」
「うん、入れるねぇ。」
「チハルさん、分量は?」
「あールノアーさんなら見てわかるかなーって思ったけど、ぶっちゃけ適当www」
混ぜ終わった卵液にパンを浸していく。
「そんでフライパンにバターを溶かしまーす。」
「バターも結構入れるんだな。」
「入れるねぇ、カロリーの塊だよコレ。」
バターを溶かしたフライパンに液の染み込んだパンを並べる。
「すぐ焦げちゃうから弱火でじっくり焼くの。」
「フムフム。」
「いい具合に焼けたらひっくり返します、柔らかいから崩れない様にね。」
ひっくり返すといい具合に焼けている。
「後は同じくらい焼いたら終わり。」
もう一度ひっくり返すと同じくらいに焼けたフレンチトーストを皿に移す。
「はい、フレンチトーストの出来上がり!」
「早いな。」
「簡単でしょ?」
「このバニラエッセンスって言うのは?」
「こっちにバニラの香がする豆って無い?
「見た事ないな、少し分けてもらって良いかな、仕入れ業者に聞いてみたい。」
「うん、予備あるしこの開けてるやつあげるよ、どうせ今から作るでしょ?」
ルノアーの後ろには興味津々の料理人達が覗き込んでいる。
「ありがとう、お前ら準備しろ。」
「はい!」
ルノアーの掛け声と共に動き出す料理人達。
「んじゃ私はみんなの分作ろう、サフィーとモリーも食べるでしょ?」
「はい、頂きます。」
「はーい!絶対食べます!すっごい良い匂い!」
「それじゃ焼けたの持っていってね。」
「はーい!」
モリアンが焼けたフレンチトーストを皆の前に並べていく。
「はい、コレで終わり!さぁ食べようか。」
「いただきまーす!」
「んー!美味しい!」
「フレンチトーストにはやっぱり牛乳だよねぇ。」
フレンチトーストをリクエストした美桜は美味しそうに食べている。
「コレはリピ確定だね。」
麗奈も満足そうに食べている。
「ルノアーさんが作り方覚えたから多分いつでも食べれるよ。」
「ルノアーさん凄いな。」
「料理出来る男の人って良いよねー、彼女居るのかな。」
麗奈がルノアーを見ながら呟く。
「ルノアーはん奥はんいまふお?」
口をモゴモゴしながらモリアンが麗奈に言う。
「ダメじゃん!」
「レナ焦るな焦るな、どっかに良い人いるから。」
「ミオだってまだ付き合ってるわけじゃ無いじゃん。」
「そーーーだけどぉぉーーー。」
「大丈夫ですよお二人とも、どちらも侯爵家令嬢ですから引き手数多です、それに何かしら企む貴族は王妃殿下が排除しますから安心して下さい。」
サフィーナがフォローするが2人は腕を組み、ムーと唸る。
「焦らなくても良いでしょ、社交シーズンらしいから出会いもあるよ。」
「そうそう、今からだって。」
千春と頼子は慰める・・・が。
「見てミオあの2人の余裕。」
「くっ!コレがリア充の余裕か!」
美桜と麗奈は目の前に手を当て眩しそうにする。
「ほら、食べたなら部屋戻るよ。」
千春は呆れた様に2人を促す。
「はーい。」
「うぃー。」
皆席を立ち千春の部屋に向かっているとエンハルトが手を振りながらやって来る。
「おはよう。」
「おはようハルト、何してんの?」
「今騎士団の所から戻る所だ、ミオの魔法の件でアリンとも話しをしててな、都合の良い時間は有るか?」
「朝2鐘迄なら暇だよ?」
「そうか、モリーちょっと魔導士団まで行ってアリンを呼んで来てくれるか?騎士団訓練所まで連れてきてくれ。」
「了解です!」
エンハルトはモリアンに指示すると素早くモリアンは駆けていく。
「それじゃ着いてきてくれるか?」
「はいよー、ミオ達も良い?」
「うん、大丈夫。」
「いいよーん。」
エンハルトに連れられ、皆は騎士団訓練所に移動することになった。
429
お気に入りに追加
2,592
あなたにおすすめの小説
幸子ばあさんの異世界ご飯
雨夜りょう
ファンタジー
「幸子さん、異世界に行ってはくれませんか」
伏見幸子、享年88歳。家族に見守られ天寿を全うしたはずだったのに、目の前の男は突然異世界に行けというではないか。
食文化を発展させてほしいと懇願され、幸子は異世界に行くことを決意する。
転生王女は現代知識で無双する
紫苑
ファンタジー
普通に働き、生活していた28歳。
突然異世界に転生してしまった。
定番になった異世界転生のお話。
仲良し家族に愛されながら転生を隠しもせず前世で培ったアニメチート魔法や知識で色んな事に首を突っ込んでいく王女レイチェル。
見た目は子供、頭脳は大人。
現代日本ってあらゆる事が自由で、教育水準は高いし平和だったんだと実感しながら頑張って生きていくそんなお話です。
魔法、亜人、奴隷、農業、畜産業など色んな話が出てきます。
伏線回収は後の方になるので最初はわからない事が多いと思いますが、ぜひ最後まで読んでくださると嬉しいです。
読んでくれる皆さまに心から感謝です。
【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。
転生少女の異世界のんびり生活 ~飯屋の娘は、おいしいごはんを食べてほしい~
明里 和樹
ファンタジー
日本人として生きた記憶を持つ、とあるご飯屋さんの娘デリシャ。この中世ヨーロッパ風ファンタジーな異世界で、なんとかおいしいごはんを作ろうとがんばる、そんな彼女のほのぼのとした日常のお話。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
大聖女の姉と大聖者の兄の元に生まれた良くも悪くも普通の姫君、二人の絞りカスだと影で嘲笑されていたが実は一番神に祝福された存在だと発覚する。
下菊みこと
ファンタジー
絞りカスと言われて傷付き続けた姫君、それでも姉と兄が好きらしい。
ティモールとマルタは父王に詰め寄られる。結界と祝福が弱まっていると。しかしそれは当然だった。本当に神から愛されているのは、大聖女のマルタでも大聖者のティモールでもなく、平凡な妹リリィなのだから。
小説家になろう様でも投稿しています。
聖女としてきたはずが要らないと言われてしまったため、異世界でふわふわパンを焼こうと思います!
伊桜らな
ファンタジー
家業パン屋さんで働くメルは、パンが大好き。
いきなり聖女召喚の儀やらで異世界に呼ばれちゃったのに「いらない」と言われて追い出されてしまう。どうすればいいか分からなかったとき、公爵家当主に拾われ公爵家にお世話になる。
衣食住は確保できたって思ったのに、パンが美味しくないしめちゃくちゃ硬い!!
パン好きなメルは、厨房を使いふわふわパン作りを始める。
*表紙画は月兎なつめ様に描いて頂きました。*
ー(*)のマークはRシーンがあります。ー
少しだけ展開を変えました。申し訳ありません。
ホットランキング 1位(2021.10.17)
ファンタジーランキング1位(2021.10.17)
小説ランキング 1位(2021.10.17)
ありがとうございます。読んでくださる皆様に感謝です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる