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G.F. - 夢追娘編 -
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【岡本詩織】
私はすぐに思い出しました。
信吾から、前から聞いてたんです。
金魚の姿を公貴くんに見られたくない…金魚のときは彼に会いたくない…って。
とても不安気な表情で…俯いて、少し体を震わせながら…。
何があったのか私は解らないですけど…。
それで、もしかしたら…公貴くん、金魚が待ってくれてる控え室に行ったかも!?…って。
そんなことを思い出して、少し不安を感じたとき…私は無意識に、慌てて…あちらの壁際の隅に置いてある、私のバッグの前に座り込んでいました。
『陽凪さん。公貴くん、遅いですね…』
『そうね』
『公貴くん、ちょっと眠そうだったから…どうせ練習サボって、何処かで寝ちゃってるんじゃないですか!?』
『…。』
私はそう言いながら振り向いて、ちらっと陽凪さんを見ました。
陽凪さんはなんだか…ちょっと読み取れない複雑な表情でした…。
『んもぅ!サボって何処行ってんの!?ちょっ、ちょっと 公貴くんにLINEしてみよっ…』
私は陽凪さんに聞こえるようにそう呟いて、バッグから私のiPhoneを取り出しました。
『詩織ちゃん…公貴くんとLINEできるの?』
…!
ぁ…。
『公貴くんと LINE交換してたの?』
『そりゃ…まあ。そうですよ…だってこれからも、何か連絡のやり取りがある…かもしれないですし?…って』
『そうなんだ』
私はそう言いましたが、本当は公貴くんの LINEなんか知りません。
LINE交換なんかしてません。
『代わりに私がしようか?公貴くんに LINE』
『だっ、大丈夫です大丈夫です!…私がしてみます』
そう言って LINE…したのは、公貴くんにじゃなくて、金魚に…。
【{金魚気をつけて)】
【{公貴くんが出ていちゃった!)】
【{ちょっと休憩とるって!)】
【{そっち行ったかも!)】
ちょっと気持ちが焦っちゃって、 LINEする指が小さく震えてました。
『それにしても…』
私は立ち上がってiPhoneを左手に持ったまま、また陽凪さんの近くへ戻って座りました。
『最近私、思ってたんです!昨日もその前も、その前も…公貴くん、ちょっと眠そうだなぁ…って!』
『うん。そうね…』
『公貴くん、演技の練習に集中できてないみたい、っていうか…ダメですよね!そんなの!』
私は少し怒ったように、ちょっと言葉に力を込めてそう言いました。
もちろん、これは私の演技です。
公貴くんの眠そうな理由もわからず、感情に任せてただ怒るのはあまり良くないですから。
『けど…あんまり公貴くんを責めてあげないで。お願い…』
『何でですかぁ!?陽凪さん…?』
『だって公貴くん…毎週ずっと欠かさず通ってたジムも無断で休んで、しお…!』
公貴くん!
ずっと欠かさず通ってたジムも無断でお休みしてるの!?
なんで!?
毎日、夜何してるの!?公貴くん!!
…そう思いながら、私はiPhoneのLINEをちらっと確認してみました…。
金魚から LINEの返事が来てない…!
本当に公貴くん、金魚のいる控え室に行っちゃった…!?
『陽凪さん、何か知ってるんですよね?』
『えっ…な…』
『公貴くんが毎日夜に、何をしてるのか…』
『あ、えっと…まぁ…』
私は陽凪さんとの会話を一旦止めて、もう一度金魚に LINEしました。
【{どうしたの金魚?返事来ないよ?)】
『知ってるんだったら、陽凪さん。私にも教えてください』
金魚… LINEの返事して…。
私…こんなに心配してるのよ!
ねぇ、どうなの?大丈夫なの?
お願い…私のLINE見て。
見て返事して…!
『あ…の…確か、YOSHIKAちゃんの毎晩の居酒屋巡りに、付き合わされてる…んだったかな。確か…』
…違うと思う。
私には解る。
本当にそう思ってます?
違いますよね?陽凪さん。
でも陽凪さんは絶対に、本当のことを知ってる。
公貴くんが毎日、夜に何をしてるのか。
だけど私には教えられない…?
何で?陽凪さん…。
私に何を隠してるの??
【{行ったほうがいい?私そっち?)】
私は一つ…確信しました。
公貴くんは、金魚が待ってる控え室に絶対居る!
だから金魚、 私のLINEに安易に返事できないんだ!…って。
だって、おかしいもん。
いつもなら信吾…じゃなくて金魚…。
この際、もうどっちでもいいんですけど。
すぐに LINEの返事が来なくても、こんなに待たされることはありませんでした。
少し遅れてでも、必ず返事は来てました。
それなのに返事がが来ないなんて…それが証拠!
今も一言も、金魚からの返事が来てないんですが…行こう!
私は控え室に行くことに決めました!
あとは、このトレーニングルームを出掛けるタイミング…。
…何を話していたか、あまり覚えていません。
陽凪さんと、何かについて話してたように思います。
私はもう金魚のことが心配で心配で…。
何かの話題で話が盛り上がってるなか…どうやってここを出ようか…。
どうやって控え室へ行こうか…。
私はずっとそればっかり考えてました。
それしか考えられませんでした…。
もう陽凪さんに本当のことを言って、控え室へ行っちゃう?
待って!私…本当にそれでいいって思うの?
陽凪さんのことだから、聞いたら公貴くんと金魚との間柄を上手に取り持とうってするんじゃない?
それでこの事態を、更に悪化させることになったら…どうするの?
だから私が黙って控え室へ行って《信吾と金魚は別人よ》って、演じて上手に誤魔化せば…。
金魚に『信吾に LINEしたんだけど返事来ないの。ねぇ金魚知ってる?信吾どこに居るとか』って、公貴くんの前で一言言えれば…。
無事になんとか切り抜けられない?…だよね!
やってみる価値はあると思…!
『こんにちは。陽凪さんも詩織ちゃんもお疲れ様です』
『演技トレーニング、お疲れ様です』
…鈴ちゃん!
それに…夕紀ちゃんも。
『あれれ?今日はどうしたの?』
陽凪さんが鈴ちゃんに、そう声を掛けました。
『もうすぐ冴嶋社長とね。一緒にお出掛けなの』
そうなんだ…。
確か冴嶋社長さん、《私と鈴とは母娘みたいな関係》って言ってたよね。
だから今日は、一緒にお買い物にでも出掛けるのかな…?
それとも何処かで美味しいランチかな…?
『ちょっと、ここでお喋りしていってもいい?まだその時間には早くて』
『うん。どうぞどうぞー』
鈴ちゃんも夕紀ちゃんも私たちの隣に来て、床にぺたんと一緒に座りました。
『そういえば鈴ちゃん、公貴くん見なかった?』
陽凪さんが鈴ちゃんにそう訊くと、鈴ちゃんと夕紀ちゃんは…。
『うん、見たよ。2階の控え室で…ね』
『はい。見ました』
…えっ!!
『金魚ちゃんとお喋りしてたみたい。何か難しそうなお話を…』
!!!
金魚…ヤバい!?
やっぱり私!早く行かなきゃ!!!
控え室に…!
私はすぐに思い出しました。
信吾から、前から聞いてたんです。
金魚の姿を公貴くんに見られたくない…金魚のときは彼に会いたくない…って。
とても不安気な表情で…俯いて、少し体を震わせながら…。
何があったのか私は解らないですけど…。
それで、もしかしたら…公貴くん、金魚が待ってくれてる控え室に行ったかも!?…って。
そんなことを思い出して、少し不安を感じたとき…私は無意識に、慌てて…あちらの壁際の隅に置いてある、私のバッグの前に座り込んでいました。
『陽凪さん。公貴くん、遅いですね…』
『そうね』
『公貴くん、ちょっと眠そうだったから…どうせ練習サボって、何処かで寝ちゃってるんじゃないですか!?』
『…。』
私はそう言いながら振り向いて、ちらっと陽凪さんを見ました。
陽凪さんはなんだか…ちょっと読み取れない複雑な表情でした…。
『んもぅ!サボって何処行ってんの!?ちょっ、ちょっと 公貴くんにLINEしてみよっ…』
私は陽凪さんに聞こえるようにそう呟いて、バッグから私のiPhoneを取り出しました。
『詩織ちゃん…公貴くんとLINEできるの?』
…!
ぁ…。
『公貴くんと LINE交換してたの?』
『そりゃ…まあ。そうですよ…だってこれからも、何か連絡のやり取りがある…かもしれないですし?…って』
『そうなんだ』
私はそう言いましたが、本当は公貴くんの LINEなんか知りません。
LINE交換なんかしてません。
『代わりに私がしようか?公貴くんに LINE』
『だっ、大丈夫です大丈夫です!…私がしてみます』
そう言って LINE…したのは、公貴くんにじゃなくて、金魚に…。
【{金魚気をつけて)】
【{公貴くんが出ていちゃった!)】
【{ちょっと休憩とるって!)】
【{そっち行ったかも!)】
ちょっと気持ちが焦っちゃって、 LINEする指が小さく震えてました。
『それにしても…』
私は立ち上がってiPhoneを左手に持ったまま、また陽凪さんの近くへ戻って座りました。
『最近私、思ってたんです!昨日もその前も、その前も…公貴くん、ちょっと眠そうだなぁ…って!』
『うん。そうね…』
『公貴くん、演技の練習に集中できてないみたい、っていうか…ダメですよね!そんなの!』
私は少し怒ったように、ちょっと言葉に力を込めてそう言いました。
もちろん、これは私の演技です。
公貴くんの眠そうな理由もわからず、感情に任せてただ怒るのはあまり良くないですから。
『けど…あんまり公貴くんを責めてあげないで。お願い…』
『何でですかぁ!?陽凪さん…?』
『だって公貴くん…毎週ずっと欠かさず通ってたジムも無断で休んで、しお…!』
公貴くん!
ずっと欠かさず通ってたジムも無断でお休みしてるの!?
なんで!?
毎日、夜何してるの!?公貴くん!!
…そう思いながら、私はiPhoneのLINEをちらっと確認してみました…。
金魚から LINEの返事が来てない…!
本当に公貴くん、金魚のいる控え室に行っちゃった…!?
『陽凪さん、何か知ってるんですよね?』
『えっ…な…』
『公貴くんが毎日夜に、何をしてるのか…』
『あ、えっと…まぁ…』
私は陽凪さんとの会話を一旦止めて、もう一度金魚に LINEしました。
【{どうしたの金魚?返事来ないよ?)】
『知ってるんだったら、陽凪さん。私にも教えてください』
金魚… LINEの返事して…。
私…こんなに心配してるのよ!
ねぇ、どうなの?大丈夫なの?
お願い…私のLINE見て。
見て返事して…!
『あ…の…確か、YOSHIKAちゃんの毎晩の居酒屋巡りに、付き合わされてる…んだったかな。確か…』
…違うと思う。
私には解る。
本当にそう思ってます?
違いますよね?陽凪さん。
でも陽凪さんは絶対に、本当のことを知ってる。
公貴くんが毎日、夜に何をしてるのか。
だけど私には教えられない…?
何で?陽凪さん…。
私に何を隠してるの??
【{行ったほうがいい?私そっち?)】
私は一つ…確信しました。
公貴くんは、金魚が待ってる控え室に絶対居る!
だから金魚、 私のLINEに安易に返事できないんだ!…って。
だって、おかしいもん。
いつもなら信吾…じゃなくて金魚…。
この際、もうどっちでもいいんですけど。
すぐに LINEの返事が来なくても、こんなに待たされることはありませんでした。
少し遅れてでも、必ず返事は来てました。
それなのに返事がが来ないなんて…それが証拠!
今も一言も、金魚からの返事が来てないんですが…行こう!
私は控え室に行くことに決めました!
あとは、このトレーニングルームを出掛けるタイミング…。
…何を話していたか、あまり覚えていません。
陽凪さんと、何かについて話してたように思います。
私はもう金魚のことが心配で心配で…。
何かの話題で話が盛り上がってるなか…どうやってここを出ようか…。
どうやって控え室へ行こうか…。
私はずっとそればっかり考えてました。
それしか考えられませんでした…。
もう陽凪さんに本当のことを言って、控え室へ行っちゃう?
待って!私…本当にそれでいいって思うの?
陽凪さんのことだから、聞いたら公貴くんと金魚との間柄を上手に取り持とうってするんじゃない?
それでこの事態を、更に悪化させることになったら…どうするの?
だから私が黙って控え室へ行って《信吾と金魚は別人よ》って、演じて上手に誤魔化せば…。
金魚に『信吾に LINEしたんだけど返事来ないの。ねぇ金魚知ってる?信吾どこに居るとか』って、公貴くんの前で一言言えれば…。
無事になんとか切り抜けられない?…だよね!
やってみる価値はあると思…!
『こんにちは。陽凪さんも詩織ちゃんもお疲れ様です』
『演技トレーニング、お疲れ様です』
…鈴ちゃん!
それに…夕紀ちゃんも。
『あれれ?今日はどうしたの?』
陽凪さんが鈴ちゃんに、そう声を掛けました。
『もうすぐ冴嶋社長とね。一緒にお出掛けなの』
そうなんだ…。
確か冴嶋社長さん、《私と鈴とは母娘みたいな関係》って言ってたよね。
だから今日は、一緒にお買い物にでも出掛けるのかな…?
それとも何処かで美味しいランチかな…?
『ちょっと、ここでお喋りしていってもいい?まだその時間には早くて』
『うん。どうぞどうぞー』
鈴ちゃんも夕紀ちゃんも私たちの隣に来て、床にぺたんと一緒に座りました。
『そういえば鈴ちゃん、公貴くん見なかった?』
陽凪さんが鈴ちゃんにそう訊くと、鈴ちゃんと夕紀ちゃんは…。
『うん、見たよ。2階の控え室で…ね』
『はい。見ました』
…えっ!!
『金魚ちゃんとお喋りしてたみたい。何か難しそうなお話を…』
!!!
金魚…ヤバい!?
やっぱり私!早く行かなきゃ!!!
控え室に…!
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