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28話:マスターキー
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「まずはDPを増やして頂かないとですねぇ」
「やっぱりそこからか。ルーシェ、スキルレベルを上げたいから、ベースレベルを1になるまで吸って貰っていいかい?」
「ん、オッケーよ」
「またそれですかぁ。卑猥ですぅ」
「ひ、卑猥じゃない! やましいことなんて何もしていないんだからなっ」
変なことを言うから、いつも以上に恥ずかしいじゃないか。
ルーシェも耳まで真っ赤にしちゃったし。
「ん……全部貰ったわよ」
「う、うん。じゃあトーカ、スライムよろしく」
「ぷぅーっ。二人して顔真っ赤ですぅ。やっぱり卑猥なのですぅ」
いいから、スライム出してくれよ。
「これでスキルレベル50だな」
「普通に考えて異常よね」
「異常です」
「タクミが異常にゃねぇ」
異常異常って、まるで俺が異常者のように連呼しないで欲しいなぁ。
スキルレベルが50になり、DPは前に小舟オブジェと交換した分を除いても23,500ポイントになった。
「これでポイント、足りるか?」
「それはどんなダンジョンにするかで変わりますぅ。とりあえずDPの参考をお出ししますね」
トーカがホログラムウィンドウを操作して、ダンジョン改造DP一覧を出してくれる。
階層面積を1ランク拡張するのに2,000DPで、縦横25メートルずつ広くなるそうだ。
小さな川なら1,000DP。湖は5,000で、池なら2,000DPになる。
木はいろいろ種類があるが、一律一本10DPだった。ちなみに雑草なんかはオマケでついてくると。
「水場は川でいいよね。一番の問題はここをどのくらい拡張するか……ってことか」
「ここを全部マッシュマンのための森にしちゃうの?」
「んー……いや、いつか俺の家も建てたいし」
「「え?」」
ルーシェとトーカが、同時に俺を見てすっとんきょうな声を上げた。
「やっぱり住む気なのね」
「ダンジョンに家を建てる……そんなこと考えた人は、これまで聞いたことがないですぅ」
「だ、だって自分の好きなようにカスタマイズできるんだぞ? 住みやすくだって出来るじゃないか」
宿に住めばお金がかかるし、家を買えばそれ以上のお金が必要だ。
自分が生成したダンジョンならどうだ?
お金は掛からない!
ただし自分で建てられればという前提付きだけど。
まぁその辺はおいおい。
「今すぐにとは言わないさ。でも少しずつ、ログハウスなんて建てられればなぁと思っているんだ」
「ログハウスってなんにゃ?」
「あー……丸太を組んで建てた家のことだよ。美しい景色を眺められる、そんな家ってよくないか?」
「まぁ、景色を楽しめる家ってのはステキだと思うけれど」
ダンジョンはダンジョンでも、洞窟ではなくフィールドタイプだからこそ出来ることだ。
自分好みにカスタマイズして、一つの景色に飽きればまた作り替えればいい。
海も山も自由に出来るんだ。
「そういうのも考えてるからさ、なるべく広い方がいいな」
「最低でも初期サイズの倍以上は欲しいですぅ。となるとぉ、拡張ランクは20は必要ですねぇ」
「ランクっていくつまであるんだ?」
「ランクは100が最高ですぅ。ランクを20上げるだけでDPは40,000必要ですから、レベルが足りないですねぇ」
じゃあ追加でレベルを50上げ、きりよく100まで上げた。
DPは合計で48,500。ここから40,000を消費して、ダンジョンの大きさを1km四方に。
「あとは川を配置して……だけどどう作ろうかなぁ」
「タクミ、いっそマッシュマンの意見を聞いて森を作ってみたら?」
「おいらも賛成にゃ」
「マッシュマンを連れてくるのでしたら、このマスターキーをお使いくださいぃ」
そう言ってトーカが真っ黒な鍵を差し出す。
「スキルレベルが100になりましたので、マスターキーの具現化が可能になりましたぁ」
「マスターキーの具現化? この鍵はいったい」
「はい。マスターが生成したダンジョンに繋がる扉を、別のダンジョンに造ることができるキーなのです」
別のダンジョンと、このダンジョンを繋げられるってことなのか?
このダンジョンの入口は、町の北側にある断崖絶壁に造った。
まっすぐ北に行けば隣国へと通じる渓谷があり、少し左にそれれば鉱山ダンジョンがある。この二つのルートは人の往来もあるので、そこで生成スキルを使うわけにはいかない。
西側には山と森しかなく、中へ入る人の姿も見えなかった。だから入口は西側に造ったのだが……。
「じゃあ出入口を別に作れるってことか」
「そんな感じですぅ。ただしこのキーは、ダンジョンの壁にしかさせません。それと、壁にキーを差してからでないと扉は出来ませんので、最初に扉を作りたい場所まではご自身で行っていただかないといけませんですぅ」
「つまり……ダンジョン十四階の壁にこのキーを差せば、それだけでこっちと繋がるってことか?」
「はい。あと扉はキーを近づけないと出現しませんので、他の方が見つけて侵入なんてことも出来ませんから安心ですよぉ」
トーカ曰く、ダンジョンマスターが自由にあちこち移動して気晴らしをする為のアイテムなんだとか。
別のダンジョンにしか出入りできないのは、ダンジョン産なので仕方がないから諦めてくれとのこと。
嬉しいことにマスターキーは何度でも壁に挿せるそうだ。ただし、上書き機能になっているので、別の所に挿すと前の分の扉は消滅してしまう。
一つの鍵に着き扉は一つ。
そう。一つの鍵につき──つまり、DPと交換で最大十個のマスターキーを作れるということだ。
交換DPは5000と多いので、今はとりあえずこの一つでいい。
これがあれば本格的にダンジョン生活を視野に入れられるぞ!
たとえ遠くのダンジョンに行こうとも、鍵さえあればここに戻ってくれるし逆もまた然り。
「あ、そうなると……ダンジョン内で野宿する必要もなくなるのでは?」
「ですですぅ。毎晩トーカの所に戻ってきてくださいね☆ミ」
「さ、タクミ。マッシュマンが待っているでしょうし、さっさと行きましょう。夜はちゃーんと、宿に泊まるわよ!」
「ここにはにゃーんもないにゃしねぇ。ご飯も、柔らかいベッドもにゃいにゃー」
「ぷっぷのぷぅーっ!」
よぉし、マッシュマンを迎えに行くか!
「やっぱりそこからか。ルーシェ、スキルレベルを上げたいから、ベースレベルを1になるまで吸って貰っていいかい?」
「ん、オッケーよ」
「またそれですかぁ。卑猥ですぅ」
「ひ、卑猥じゃない! やましいことなんて何もしていないんだからなっ」
変なことを言うから、いつも以上に恥ずかしいじゃないか。
ルーシェも耳まで真っ赤にしちゃったし。
「ん……全部貰ったわよ」
「う、うん。じゃあトーカ、スライムよろしく」
「ぷぅーっ。二人して顔真っ赤ですぅ。やっぱり卑猥なのですぅ」
いいから、スライム出してくれよ。
「これでスキルレベル50だな」
「普通に考えて異常よね」
「異常です」
「タクミが異常にゃねぇ」
異常異常って、まるで俺が異常者のように連呼しないで欲しいなぁ。
スキルレベルが50になり、DPは前に小舟オブジェと交換した分を除いても23,500ポイントになった。
「これでポイント、足りるか?」
「それはどんなダンジョンにするかで変わりますぅ。とりあえずDPの参考をお出ししますね」
トーカがホログラムウィンドウを操作して、ダンジョン改造DP一覧を出してくれる。
階層面積を1ランク拡張するのに2,000DPで、縦横25メートルずつ広くなるそうだ。
小さな川なら1,000DP。湖は5,000で、池なら2,000DPになる。
木はいろいろ種類があるが、一律一本10DPだった。ちなみに雑草なんかはオマケでついてくると。
「水場は川でいいよね。一番の問題はここをどのくらい拡張するか……ってことか」
「ここを全部マッシュマンのための森にしちゃうの?」
「んー……いや、いつか俺の家も建てたいし」
「「え?」」
ルーシェとトーカが、同時に俺を見てすっとんきょうな声を上げた。
「やっぱり住む気なのね」
「ダンジョンに家を建てる……そんなこと考えた人は、これまで聞いたことがないですぅ」
「だ、だって自分の好きなようにカスタマイズできるんだぞ? 住みやすくだって出来るじゃないか」
宿に住めばお金がかかるし、家を買えばそれ以上のお金が必要だ。
自分が生成したダンジョンならどうだ?
お金は掛からない!
ただし自分で建てられればという前提付きだけど。
まぁその辺はおいおい。
「今すぐにとは言わないさ。でも少しずつ、ログハウスなんて建てられればなぁと思っているんだ」
「ログハウスってなんにゃ?」
「あー……丸太を組んで建てた家のことだよ。美しい景色を眺められる、そんな家ってよくないか?」
「まぁ、景色を楽しめる家ってのはステキだと思うけれど」
ダンジョンはダンジョンでも、洞窟ではなくフィールドタイプだからこそ出来ることだ。
自分好みにカスタマイズして、一つの景色に飽きればまた作り替えればいい。
海も山も自由に出来るんだ。
「そういうのも考えてるからさ、なるべく広い方がいいな」
「最低でも初期サイズの倍以上は欲しいですぅ。となるとぉ、拡張ランクは20は必要ですねぇ」
「ランクっていくつまであるんだ?」
「ランクは100が最高ですぅ。ランクを20上げるだけでDPは40,000必要ですから、レベルが足りないですねぇ」
じゃあ追加でレベルを50上げ、きりよく100まで上げた。
DPは合計で48,500。ここから40,000を消費して、ダンジョンの大きさを1km四方に。
「あとは川を配置して……だけどどう作ろうかなぁ」
「タクミ、いっそマッシュマンの意見を聞いて森を作ってみたら?」
「おいらも賛成にゃ」
「マッシュマンを連れてくるのでしたら、このマスターキーをお使いくださいぃ」
そう言ってトーカが真っ黒な鍵を差し出す。
「スキルレベルが100になりましたので、マスターキーの具現化が可能になりましたぁ」
「マスターキーの具現化? この鍵はいったい」
「はい。マスターが生成したダンジョンに繋がる扉を、別のダンジョンに造ることができるキーなのです」
別のダンジョンと、このダンジョンを繋げられるってことなのか?
このダンジョンの入口は、町の北側にある断崖絶壁に造った。
まっすぐ北に行けば隣国へと通じる渓谷があり、少し左にそれれば鉱山ダンジョンがある。この二つのルートは人の往来もあるので、そこで生成スキルを使うわけにはいかない。
西側には山と森しかなく、中へ入る人の姿も見えなかった。だから入口は西側に造ったのだが……。
「じゃあ出入口を別に作れるってことか」
「そんな感じですぅ。ただしこのキーは、ダンジョンの壁にしかさせません。それと、壁にキーを差してからでないと扉は出来ませんので、最初に扉を作りたい場所まではご自身で行っていただかないといけませんですぅ」
「つまり……ダンジョン十四階の壁にこのキーを差せば、それだけでこっちと繋がるってことか?」
「はい。あと扉はキーを近づけないと出現しませんので、他の方が見つけて侵入なんてことも出来ませんから安心ですよぉ」
トーカ曰く、ダンジョンマスターが自由にあちこち移動して気晴らしをする為のアイテムなんだとか。
別のダンジョンにしか出入りできないのは、ダンジョン産なので仕方がないから諦めてくれとのこと。
嬉しいことにマスターキーは何度でも壁に挿せるそうだ。ただし、上書き機能になっているので、別の所に挿すと前の分の扉は消滅してしまう。
一つの鍵に着き扉は一つ。
そう。一つの鍵につき──つまり、DPと交換で最大十個のマスターキーを作れるということだ。
交換DPは5000と多いので、今はとりあえずこの一つでいい。
これがあれば本格的にダンジョン生活を視野に入れられるぞ!
たとえ遠くのダンジョンに行こうとも、鍵さえあればここに戻ってくれるし逆もまた然り。
「あ、そうなると……ダンジョン内で野宿する必要もなくなるのでは?」
「ですですぅ。毎晩トーカの所に戻ってきてくださいね☆ミ」
「さ、タクミ。マッシュマンが待っているでしょうし、さっさと行きましょう。夜はちゃーんと、宿に泊まるわよ!」
「ここにはにゃーんもないにゃしねぇ。ご飯も、柔らかいベッドもにゃいにゃー」
「ぷっぷのぷぅーっ!」
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