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20:ステーキ
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「押し付けちまって悪い」
「け、けどあんたも、やれるならやれるって言ってくれればよぉ」
「ほんと、凄い魔法だったわ」
申し訳なさそうに、そして興奮した様子で冒険者が戻って来た。
けど彼らはすぐに町へ向かうという。
「たぶんこいつが原因なんだ。それをギルドに報告しなきゃならない」
「他にもいる可能性もある。討伐隊を集めないゃならないだろう」
「あんたらも──まぁあんな大魔法撃てるんだから、心配はないだろうけど」
慌てている冒険者たちに、歩きながらでも食べられるホットサンドをお裾分け。
彼らの水筒に水を満たし、送り出した。
ジャイアントバジリスクは鱗と爪、そして目玉が高額で買い取って貰えるらしいが、それは、
「倒したのはあんただ。あんたが全部持って行けばいい」
ってことで、一頭そのまま貰うことに。
冒険者の姿が見えなくなると、銀次郎が大きくなって奴の鱗を剥いでくれた。
嬉々として手伝ってくれたのは、バジリスクの肉が──
「これがまた美味いのだ! 我は元々、この大陸の北西部にいたから、バジリスクは一度しか食したことがないんだがな。あぁ、忘れられぬあの味!」
「でもそれって、生で食ったんだろ?」
「焼いた。ブレスで」
「あっそう」
剥いだ鱗はアイラが検品して、状態のいい物だけをゴミ袋に入れていく。
くっふっふ。これでいくらになるかなぁ。
「主よ! ステーキのタレをぶっかけてくれ。絶対あう! あうはずだ!」
「ぶっかけてって……タレの容器って小さいんだけどなぁ」
銀次郎が差しだしてきた肉はステーキを意識して切り取ったんだろうけど、直径が一メートルぐらいある。
これ一本で足りる?
あ、足りた。
バジリスクステーキを一口で頬張ると、銀次郎が……二枚目を出してきた。
はい、タレ足りませんね。
いったんカートに置いて──補充されて──ぶっかける──風が舞う。
「しまった! 主、我を守れっ」
「ぶわっ。なんだ急に!」
銀次郎が羽ばたき、一瞬にして辺りは砂煙が上がる。そして砂煙から小さくなった銀次郎が飛び出してきて、俺のパーカーに潜り込んで来た。
「ぺっぺっ。ノゾムさま、急にどうしたの?」
「なんか守れっていって──」
ズシンっと地鳴りがした。
音の方へ視線を向けると、いくつもそびえ立つ巨岩の間からバジリスクが──銀次郎が喰ったアレよりデカい奴が出て来た。
「キシャアアァァァァァッ」
「嘘……こんなに大きなバジリスクがいるなんて……」
「こいつからお前を守れっていうのか!? ま、魔法でっ」
右手を掲げた。
呪文──
「違うわっ。なんで我があんな雑魚から守って貰わねばならんのだっ。守って欲しいのは──」
「見ぃーつけたぁ」
ゾクリ、と背筋に悪寒が走る。
頭上でバサリと音がして、次の瞬間にはジャイアントバジリスクの断末魔が聞こえていた。
さっきのジャイアントバジリスクよりも一回りデカいジャイアントバジリスク。
そいつを片足で踏みつけているのは、黒々とした鱗を持った……
「うぉぉい、あれ、ドラゴンだろ絶対」
「ノ、ノゾムさまより大きい」
二十、いや三十メートルはあるだろあいつ。
じたばたともがくバジリスク。なんとか逃げようとするが、ゴキメキッっと凄い音がして動かなくなった。
ふ、踏みつけて骨を砕きやがった。
か、鑑定──
【古竜種:エンシェント・ブラックドラゴン】
伝説の古流種の一頭。比較的若い個体。
闇属性、漆黒のドラゴン。
気性が荒く、我がままな性格。
思い込みが激しく、狙った獲物は逃がさない乙女。
食用には向かない。
……乙女?
え、雌?
あ、確かにさっき聞こえたのは、女の声……。
「あれこそが、我を喰らおうと寝起きを襲った奴だ!」
「え、あいつが!?」
バサっと翼を折りたたみ、黒光りするドラゴンが俺たちを見下ろす。
「んふふ。見つけましたわ。どこへ逃げようと、わたくしからは逃れられないのに。悪あがきはおよしなさい」
艶のある声は色気すら感じるが、同時に恐怖心を煽る。
「アイラ、テントへ逃げ込め。あの中なら安全だ」
「わ、分かったわ。でもタックは?」
「俺は奴の気を逸らす」
「危険よ」
「大丈夫。俺を信じろ。なんたってあれな人たちの加護があるんだからな」
こういう時のための加護だよな、勇敢なる神様。
「お前の相手は、この俺だ!」
ブラックドラゴンが首をもたげ、俺へと寄せてくる。
その隙にアイラが走った。
「アイラ!」
振り向きざまに銀次郎を投げる。
彼女は銀次郎をキャッチして、そのままテントへと飛び込んだ。
「邪魔をするの? 下等な人間である、お前が邪魔をするのか」
「あ、あぁ……邪魔をさせてもらうよ。銀次郎をお前に喰われる訳にはいかないからな」
とはいえ、さすがにこのデカさで真っ黒なドラゴンに睨まれると、ちょっとビビる。
「わたくしの邪魔をする……ま、まさか貴様! 下等なくせに、あの方を……あの方を!」
「うわっ!」
「許すものか!!」
ガァァーッと開いた口からは、鋭い牙がギラリと光る。
その牙が俺を捉えて──ガキィィーンっと音が響いた。
「あがっ。んが、んがが……か、かったぁーい!」
がはぁーっ。頑丈でよかった。
「な、なんなの、この人間っ。なんですの! あの方はわたくしの物っ。何人であろうと、奪わせはしませんわ!!」
「ん? あの方はわたくしのも──ちょ、待て! おい、口の奥光ってんぞっ」
あれはもしかして……ブレスですか!?
「蒸発してしまいなさい!!」
漆黒色のドラゴンの口から、眩いばかりの閃光が迸った。
「け、けどあんたも、やれるならやれるって言ってくれればよぉ」
「ほんと、凄い魔法だったわ」
申し訳なさそうに、そして興奮した様子で冒険者が戻って来た。
けど彼らはすぐに町へ向かうという。
「たぶんこいつが原因なんだ。それをギルドに報告しなきゃならない」
「他にもいる可能性もある。討伐隊を集めないゃならないだろう」
「あんたらも──まぁあんな大魔法撃てるんだから、心配はないだろうけど」
慌てている冒険者たちに、歩きながらでも食べられるホットサンドをお裾分け。
彼らの水筒に水を満たし、送り出した。
ジャイアントバジリスクは鱗と爪、そして目玉が高額で買い取って貰えるらしいが、それは、
「倒したのはあんただ。あんたが全部持って行けばいい」
ってことで、一頭そのまま貰うことに。
冒険者の姿が見えなくなると、銀次郎が大きくなって奴の鱗を剥いでくれた。
嬉々として手伝ってくれたのは、バジリスクの肉が──
「これがまた美味いのだ! 我は元々、この大陸の北西部にいたから、バジリスクは一度しか食したことがないんだがな。あぁ、忘れられぬあの味!」
「でもそれって、生で食ったんだろ?」
「焼いた。ブレスで」
「あっそう」
剥いだ鱗はアイラが検品して、状態のいい物だけをゴミ袋に入れていく。
くっふっふ。これでいくらになるかなぁ。
「主よ! ステーキのタレをぶっかけてくれ。絶対あう! あうはずだ!」
「ぶっかけてって……タレの容器って小さいんだけどなぁ」
銀次郎が差しだしてきた肉はステーキを意識して切り取ったんだろうけど、直径が一メートルぐらいある。
これ一本で足りる?
あ、足りた。
バジリスクステーキを一口で頬張ると、銀次郎が……二枚目を出してきた。
はい、タレ足りませんね。
いったんカートに置いて──補充されて──ぶっかける──風が舞う。
「しまった! 主、我を守れっ」
「ぶわっ。なんだ急に!」
銀次郎が羽ばたき、一瞬にして辺りは砂煙が上がる。そして砂煙から小さくなった銀次郎が飛び出してきて、俺のパーカーに潜り込んで来た。
「ぺっぺっ。ノゾムさま、急にどうしたの?」
「なんか守れっていって──」
ズシンっと地鳴りがした。
音の方へ視線を向けると、いくつもそびえ立つ巨岩の間からバジリスクが──銀次郎が喰ったアレよりデカい奴が出て来た。
「キシャアアァァァァァッ」
「嘘……こんなに大きなバジリスクがいるなんて……」
「こいつからお前を守れっていうのか!? ま、魔法でっ」
右手を掲げた。
呪文──
「違うわっ。なんで我があんな雑魚から守って貰わねばならんのだっ。守って欲しいのは──」
「見ぃーつけたぁ」
ゾクリ、と背筋に悪寒が走る。
頭上でバサリと音がして、次の瞬間にはジャイアントバジリスクの断末魔が聞こえていた。
さっきのジャイアントバジリスクよりも一回りデカいジャイアントバジリスク。
そいつを片足で踏みつけているのは、黒々とした鱗を持った……
「うぉぉい、あれ、ドラゴンだろ絶対」
「ノ、ノゾムさまより大きい」
二十、いや三十メートルはあるだろあいつ。
じたばたともがくバジリスク。なんとか逃げようとするが、ゴキメキッっと凄い音がして動かなくなった。
ふ、踏みつけて骨を砕きやがった。
か、鑑定──
【古竜種:エンシェント・ブラックドラゴン】
伝説の古流種の一頭。比較的若い個体。
闇属性、漆黒のドラゴン。
気性が荒く、我がままな性格。
思い込みが激しく、狙った獲物は逃がさない乙女。
食用には向かない。
……乙女?
え、雌?
あ、確かにさっき聞こえたのは、女の声……。
「あれこそが、我を喰らおうと寝起きを襲った奴だ!」
「え、あいつが!?」
バサっと翼を折りたたみ、黒光りするドラゴンが俺たちを見下ろす。
「んふふ。見つけましたわ。どこへ逃げようと、わたくしからは逃れられないのに。悪あがきはおよしなさい」
艶のある声は色気すら感じるが、同時に恐怖心を煽る。
「アイラ、テントへ逃げ込め。あの中なら安全だ」
「わ、分かったわ。でもタックは?」
「俺は奴の気を逸らす」
「危険よ」
「大丈夫。俺を信じろ。なんたってあれな人たちの加護があるんだからな」
こういう時のための加護だよな、勇敢なる神様。
「お前の相手は、この俺だ!」
ブラックドラゴンが首をもたげ、俺へと寄せてくる。
その隙にアイラが走った。
「アイラ!」
振り向きざまに銀次郎を投げる。
彼女は銀次郎をキャッチして、そのままテントへと飛び込んだ。
「邪魔をするの? 下等な人間である、お前が邪魔をするのか」
「あ、あぁ……邪魔をさせてもらうよ。銀次郎をお前に喰われる訳にはいかないからな」
とはいえ、さすがにこのデカさで真っ黒なドラゴンに睨まれると、ちょっとビビる。
「わたくしの邪魔をする……ま、まさか貴様! 下等なくせに、あの方を……あの方を!」
「うわっ!」
「許すものか!!」
ガァァーッと開いた口からは、鋭い牙がギラリと光る。
その牙が俺を捉えて──ガキィィーンっと音が響いた。
「あがっ。んが、んがが……か、かったぁーい!」
がはぁーっ。頑丈でよかった。
「な、なんなの、この人間っ。なんですの! あの方はわたくしの物っ。何人であろうと、奪わせはしませんわ!!」
「ん? あの方はわたくしのも──ちょ、待て! おい、口の奥光ってんぞっ」
あれはもしかして……ブレスですか!?
「蒸発してしまいなさい!!」
漆黒色のドラゴンの口から、眩いばかりの閃光が迸った。
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